長野県(障がい者差別解消相談窓口)相談対応状況(平成28〜30年度) 1 障がい者差別解消推進員に寄せられた相談件数(延べ件数):390件    うち、障がい者差別・合理的配慮の不提供・解消法等に関する相談件数: 173件 ※173件以外の相談内容は、障がい者差別以外の相談(一般的意見、不平・不満 等)    平成30年度:57件  平成29年度:79件  平成28年度:37件 2 相談者区分 平成30年度 本人26件 45.6%、 家族6件 10.5%、支援者等の関係者 7件 12.3%、民間事業者 4件 7.0%、行政 7件 12.3%、その他 7件 12.3%、 平成29年度 本人42件 53.2%、 家族8件 10.1%、支援者等の関係者 11件 13.9%、民間事業者 1件 1.3%、行政 14件 17.7%、その他 3件 3.8%、 平成28年度 本人14件 37.8%、 家族4件 10.8%、支援者等の関係者 8件 21.6%、民間事業者 0件 0.0%、行政 10件 27.0%、その他 1件 2.7%、 3 障がいの区分 平成30年度 身体障がい 25件、43.9%、精神障がい、17件、29.8%、知的障がい、5件、8.8%、その他、10件、17.5% 平成29年度 身体障がい 44件、55.7%、精神障がい、14件、17.7%、知的障がい、4件、5.1%、その他、17件、21.5% 平成28年度 身体障がい 25件、67.6%、精神障がい、6件、16.2%、知的障がい、2件、5.4%、その他、4件、10.8% 4 分類別相談事例 平成30年度 福祉3件、5.3%、医療7件、12.3%、行政8件、14.0%、教育7件、12.3%、労働・雇用8件、14.0%、情報・コミュニケーション4件、7.0%、公共交通9件、15.8%、商品販売・サービス提供2件、3.5%、建物1件、1.8%、不動産取引2件、3.5%、地域活動2件、3.5%、家族・親族0件、その他4件、7.0% 平成29年度 福祉7件、8.9%、医療0件、行政9件、11.4%、教育9件、11.4%、労働・雇用7件、8.9%、情報・コミュニケーション6件、7.6%、公共交通15件、19.0%、商品販売・サービス提供9件、11.4%、建物3件、3.8%、不動産取引3件、3.8%、地域活動3件、3.8%、家族・親族1件、1.3%、その他7件、8.9% 平成28年度 福祉0件、医療2件、5.4%、行政2件、5.4%、教育8件、21.6%、労働・雇用5件、13.5%、情報・コミュニケーション3件、8.1%、公共交通7件、18.9%、商品販売・サービス提供6件、16.2%、建物1件、2.7%、不動産取引1件、2.7%、地域活動1件、2.7%、家族・親族1件、2.7%、その他0件 【カテゴリ別の主な相談事例】 不当な差別的取扱い 1、区分サービス提供、相談者、身体障がい者(視覚障がい、盲導犬ユーザー)本人、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、ホテルの予約を行った際、ホテル側から「いままで盲導犬ユーザーの宿泊は経験ないので、お客様にご迷惑をかけてはいけないと思うので予約は遠慮させてもらいたい」と言う回答が返ってきた。他の3軒のホテルでも宿泊の予約を受け付けてもらえなかった。(H28) 2、区分不動産取引、相談者、知的障がい者、市町村担当課職員、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、アパートの契約で理由不明で断られたとの相談があった。理由は会社規程で伝えられないとのこと。(H28) ※業者側の主張:大家の意向により貸す・貸さないの判断はあるが、見た目で判断することは、当社ではない。大家が障がいを理由に入居拒否したか不明。 3、区分医療、相談者、知的障がい者(ダウン症)家族、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、ダウン症の弟が脊椎損傷になり、医療機関でリハビリをお願いしたところ、審査会でリハ課の医師から「ダウン症だからやっても無駄」と一方的に伝えられた。(H30) ※病院側の主張:様々な病状の説明をし、リハビリをしないと説明したが、相談者は途中退出したため合意形成が図られていない。 4、区分労働雇用、相談者、精神障がい者家族、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、試用期間中に所長の面接で「あとひと月で一人前にならなければ辞めてもらう」という発言を受けた。(H29) 合理的配慮の不提供 1、区分公共交通、相談者、身体障がい者(車いす利用者)本人、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、ワンステップやノンステップバスが走っているにもかかわらず、事前予約しないと乗車できない。(H30) 2、区分医療、相談者、支援者(手話通訳者)、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、聴覚障がい者が手話通訳者を伴って病院受診した際、医師から手話通訳者は診察室から出ていくように言われた。(H30) 3、区分行政、相談者、身体障がい者(視覚障がい)本人、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、自治体の新図書館建設ワークショップで、資料をテキスト化してほしい旨の申し込みをしたが受け入れてもらえず、参加を断念した。(H29) 4、区分公共交通、相談者、行政職員、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、車いすユーザーの鉄道利用において、嘱託の駅員が一人で対応している駅での乗降車の合理的配慮をどのように提供したらよいか。(H28) 5、区分行政、相談者、精神障がい者本人、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、聴覚過敏で町の防災無線の音が大きく、残響で夜も眠れない。福祉事務所や町の福祉課に連絡しても、いろいろと言い訳を言われ、対応してもらえない。(H30) 障がい者への理解不足 1、区分医療、相談者、身体障がい者(視覚障がい)本人、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、行く先々で、自分を無視して同行援護者に話しかけられる。もっと差別解消法を周知してもらいたい。(H30) 2、区分教育、相談者、精神障がい児家族、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、中学校において担任が発達障がいについて理解がなく、子供にさまざまな重圧がかかり、強迫神経症が再発しそうである。(H30) 3、区分建物、相談者、支援者、相談者からの申出内容 ( )内は相談年度、公共施設の玄関にあるマットが、点字ブロックの上に覆い被っていて、視覚障がい者が歩行するのに苦慮している。(H29) カテゴリ別の主な相談事例 カテゴリ≪不当な差別的取扱い≫ 1区分 サービス提供 相談者 身体障がい者 (視覚障がい、盲導犬ユーザー)本人 相談者からの申出内容 ( )内は相談年度 ホテルの予約を行った際、ホテル側から「いままで盲導犬ユーザーの宿泊は経験ないので、お客様にご迷惑をかけてはいけないと思うので予約は遠慮させてもらいたい」と言う回答が返ってきた。他の3軒のホテルでも宿泊の予約を受け付けてもらえなかった。(H28) 2区分 不動産取引 相談者 知的障がい者 市町村担当課職員 相談者からの申出内容 アパートの契約で理由不明で断られたとの相談があった。理由は会社規程で伝えられないとのこと。(H28) ※業者側の主張:大家の意向により貸す・貸さないの判断はあるが、見た目で判 断することは、当社ではない。大家が障がいを理由に入居拒否したか不明。 3区分 医療 相談者 知的障がい者(ダウン症)家族 相談者からの申出内容 ダウン症の弟が脊椎損傷になり、医療機関でリハビリをお願いしたところ、審査会でリハ課の医師から「ダウン症だからやっても無駄」と一方的に伝えられた。(H30) ※病院側の主張:様々な病状の説明をし、リハビリをしないと説明したが、相談者は途中退出したため合意形成が図られていない。 4区分 労働雇用 相談者 精神障がい者 家族 相談者からの申出内容 試用期間中に所長の面接で「あとひと月で一人前にならなければ辞めてもらう」という発言を受けた。(H29) カテゴリ≪合理的配慮の不提供≫ 1区分 公共交通 相談者 身体障がい者 (車いす利用者)本人 相談者からの申出内容 ワンステップやノンステップバスが走っているにもかかわらず、事前予約しないと乗車できない。(H30) 2区分 医療 相談者 支援者(手話通訳者) 相談者からの申出内容 聴覚障がい者が手話通訳者を伴って病院受診した際、医師から手話通訳者は診察室から出ていくように言われた。(H30) 3区分 行政 相談者 身体障がい者 (視覚障がい)本人 相談者からの申出内容 自治体の新図書館建設ワークショップで、資料をテキスト化してほしい旨の申し込みをしたが受け入れてもらえず、参加を断念した。(H29) 4区分 公共交通 相談者 行政職員 相談者からの申出内容 車いすユーザーの鉄道利用において、嘱託の駅員が一人で対応している駅での乗降車の合理的配慮をどのように提供したらよいか。(H28) 5区分 行政 相談者 精神障がい者 本人 相談者からの申出内容 聴覚過敏で町の防災無線の音が大きく、残響で夜も眠れない。福祉事務所や町の福祉課に連絡しても、いろいろと言い訳を言われ、対応してもらえない。(H30) カテゴリ≪障がい者への理解不足≫ 1区分 医療 相談者 身体障がい者 (視覚障がい)本人 相談者からの申出内容 行く先々で、自分を無視して同行援護者に話しかけられる。もっと差別解消法を周知してもらいたい。(H30) 2区分 教育 相談者 精神障がい児 家族 相談者からの申出内容 中学校において担任が発達障がいについて理解がなく、子供にさまざまな重圧がかかり、強迫神経症が再発しそうである。(H30) 3区分 建物 相談者 支援者 相談者からの申出内容 公共施設の玄関にあるマットが、点字ブロックの上に覆い被っていて、視覚障がい者が歩行するのに苦慮している。(H29)