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更新日:2020年3月6日
お知らせ
長野県の県鳥ライチョウについては、平成26年度の県版レッドリスト(動物編)※の改訂を通じて、その絶滅のおそれが高まっている実態が明らかとなりました。
このため、県では、ライチョウの保護活動に長年取り組んでいる市立大町山岳博物館と連携して、県民ぐるみでライチョウの保護を支える『ライチョウサポーターズ』の養成事業を平成27年度から始めました。
※県内で絶滅のおそれのある野生生物をまとめたリスト。ライチョウは、絶滅のおそれが3番目に高いカテゴリー(絶滅危惧2類)から2番目に高いカテゴリー(絶滅危惧1B類)に変更となりました。
ライチョウサポーターズは、県民の参加と連携による県鳥ライチョウの保護回復事業※の推進を図るため、ボランティアでライチョウの生息域内又は生息域外などの保全場所を巡回し、情報提供していただいたり、ライチョウ保護に関する普及啓発の支援などの活動をしていただきます。
※ライチョウ保護回復事業計画(平成20年度策定)
本計画は長野県希少野生動植物保護条例に基づき、指定希少野生動植物について、その個体(卵及び種子を含む。以下同じ。)の維持又は保護増殖を促進するための事業、その個体の生息地又は生育地及びこれらと一体となった生態系の保全・回復及び再生をするための事業、その他保護を図るための事業について定めるものです。
ライチョウは、平成17年3月22日付けで同条例に基づく指定希少野生動植物に指定された脊椎動物(鳥類)です。また、文化財保護法に基づく国の特別天然記念物(昭和30年2月15日指定)、長野県の県鳥(昭和41年8月8日指定)、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づく国内希少野生動植物種(平成5年4月1日指定)に指定されており、広く県民の保護活動が期待される種です。
ライチョウサポーターズは、ボランティアとしてライチョウの生息域内又は生息域外での保全場所において下記の活動を行います。
【令和元年度活動実績】
以下の申込資格を全てみたす方であれば、申込みできます。
長野県では、ライチョウ保護対策の検討資料とするため、登山者のみなさんからライチョウの生息情報を収集しています。以下の情報をメール又はFAXでお寄せください。
(1)日時:令和 年 月 日 AM・PM 時 分頃
(2)目撃場所: (例)白馬岳頂上南西の標高2900m付近(できるだけ詳細な記載をお願いします。)
※スマートフォン等で測位した緯度・経度の情報や、地図のスクリーンショット等を送付いただけると位置が特定しやすいです。
(3)目撃数:成鳥 羽(オス 羽、メス 羽)、雛 羽
(4)天気:
(5)その他 お気付きの点等
(6)お名前 (ライチョウサポーターズ登録No. )
こちらの様式(PDF:382KB)又は、上記の情報を記入したメール又はFAXで下記までお願いします。
長野県環境部自然保護課
FAX:026-235-7498
メールアドレス:shizenhogo(アットマーク)pref.nagano.lg.jp
※(アットマーク)は、@(半角アットマーク)に変換してください。
お寄せいただいた情報は、環境省が運営する「いきものログ」サイト内の長野県のページで公開させていただきます。
(長野県内の情報に限り、このページから直接登録していただくことも可能です)
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