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更新日:2014年11月1日
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国道19号長野市信更町の大安寺橋詰で、スキー場に向かう大学生ら46人が乗車したスキーバスがダム湖に転落する事故が発生しました。
長野中央署、長野南署、機動隊が中心となって厳寒のダム湖で懸命の救助・捜索活動にあたりましたが、25人が死亡するという悲惨な事故となりました。
ドロボウが目的で民家に侵入して物色中に、居合わせたその家の幼女に見つかり殺害した強盗殺人事件で、現場付近の聞き込み捜査から、被害者宅付近の家をうろついていた被疑者の目撃情報を得て捜査を進めていたところ、群馬県警に窃盗事件で検挙された被疑者が強盗殺人を自供したことで、事件発生から2日目の解決となりました。
長野市上松の地附山で大規模な地滑りが発生し、縦350メートル、横450メートル、深さ30~40メートル、流出土砂約500万立方メートルという大量の土砂が湯谷団地と老人ホームを襲い、死者26人、負傷者4人、全壊家屋55戸、半壊家屋5戸など大きな被害を出しました。
記録的な梅雨の長雨の影響で災害が予想され、地滑りを警戒していたこの日、午後4時30分に湯谷団地に避難勧告が出された直後の午後4時58分ころ、ゴーッ、メリメリという音とともに砂煙をあげて山全体が動き出したのです。当初から危険と言われた東斜面の湯谷団地の住民は、劇的な避難勧告により危機一髪で難を逃れましたが、南斜面の老人ホームが大量の土砂に押しつぶされました。
この事故は、当初は長野県内に墜落したという情報を元に捜索隊を派遣しましたが、発生後間もなく夜の闇に閉ざされて墜落現場が特定できませんでした。夜を徹して続けられた捜索は、奥深い山と闇夜に阻まれて進まず、翌朝になって墜落現場は群馬県の御巣鷹山であることが判明しました。
悲惨な事故現場にも係わらず2人の生存者の救出に成功し、生存者を県警機動隊員と県警ヘリ「やまびこ」が救出する場面がセンセーショナルに報道されました。
深夜の警ら中の警察官に職務質問を受けた少年が、バイク盗の発覚を恐れて刃物で警察官を突き刺し、殺害した事件でした。
無灯火の原付バイクを運転する少年を発見した警察官は、バイクを停止させて職務質問をしようとしたところ少年が逃走したため、追跡してこれを停止させて職務質問をしようとしたところ、少年は、いきなり持っていた刃物で警察官に襲いかかりました。警察官は、ふいの攻撃にもかかわらず一撃はかわしたものの次の攻撃をかわすことができなく、少年の執拗な攻撃に合って壮絶な殉職を遂げました。
事件を認知した警察は、ただちに付近の聞き込み捜査などに加えて足跡など現場鑑識活動から捜査を進め、駅で張り込み中の捜査員が、聞き込みで得た人相に酷似し、履いていた靴が現場の足跡に酷似する少年を発見し、事件発生から2日目で被疑者を検挙しました。
写真は、壮絶な殉職を遂げた警察官の長野県警察葬。
全国的に極左暴力集団によるテロ・ゲリラ事件が多発傾向にある中で、指名手配の活動家を検挙するためアパートローラー作戦を強力に展開し、松本市内に潜伏中の殺人事件で京都府警から指名手配されている中核派革命軍幹部活動家を発見・検挙しました。
暴力団住吉会系暴力団前川一家と山口組系暴力団近松組による上山田町における縄張りをめぐる対立抗争は、お互いの組員や幹部をけん銃で射殺するという殺人事件にまで発展しました。
いずれの事件も素早い立ち上がりの捜査で、被疑者を検挙しています。
お問い合わせ
長野県警察本部警務部広報相談課
電話:026-233-0110(代表)