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更新日:2017年4月14日
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「あいさつ」から始めてみましょう。特に街場の方々、「ご近所の力」の大きさを忘れていませんか?
一カ所に立ってしっかり見ていなければいけないというものではありません。犬の散歩、庭の手入れ、玄関先の掃除等普段やっていることをその時間帯にシフトしていただくだけでも大きな効果です。
面倒かもしれませんが、区や町内会で行う行事やパトロール、当番には積極的に参加してその区(町内会等)の力をアップさせましょう。
例えば、「○年生は○時ころ下校しますので・・・」等具体的な通知文を出すと、地域の活動に結びつきやすいと思います。
学校内に侵入しての犯罪も発生しています。他県では校内にボランティアを配置している学校もあります。また、課外や休日等のスポーツ指導などに保護者や地域の方が参加している学校もあります。
学校周辺や地域において「看板を立てる」「花壇を作る」「落書き消し等清掃活動をする」「樹木の枝払いをする」等それほどお金をかけなくても、「犯罪が発生しにくい環境」を作り出すことができます。
保護者や地域の大人ばかりが防犯活動をするのでなく、子供と一緒にやることで、子供の防犯意識を醸成し、健全な精神を養っていく効果も期待できます。
活動を継続していくことは大変なことです。無理をせず、楽しみながらできる活動が長続きさせるコツです。「できる人ができる範囲で」を基本に、ちょっと工夫してみてください。
子供を守ることって・・・?
「子供を守る」ってどういうことか考えてください。
ただ、周りで監視しているとか、保護してあげるということではありません。
大事なのは、子供達が自分で自分を守れる人間になるように育てることです。また、将来にわたって健全で、人を傷つけない人間に育てることです。
時には子供に厳しく教えることも、子供と一緒になって考え、活動することも必要なのです。剣道や柔道、野球やサッカー、その他のスポーツを通じて、心身を鍛え、自分を守る力や、人(仲間や地域の方々)の尊さを身につけさせることも大切なことです。
大切な子供達が、安全にたくましく育つようみんなで力を合わせましょう。
参考図書:学習研究者発行「犯罪の危険から子どもを守る!」横矢真理著
お問い合わせ
長野県警察本部生活安全部人身安全・少年課
電話:026-233-0110(代表)