ここから本文です。
6月1日(木曜日)から6月7日(水曜日)はHIV検査普及週間「エイズ予防ウィーク in NAGANO」です。
長野県では、エイズに対する感染予防意識を高めるとともに、エイズ患者やHIV感染者に対する偏見や差別のない社会づくりを推進することを目的として、正しい知識の普及啓発を行っています。
エイズとは、HIVというウイルスに感染することで起こる病気です。
HIVの主な感染経路は次の3つです。
・性行為による感染
・注射器の回し打ちなどによる血液感染
・妊娠中の母体や出産後の母乳からの感染
なかでも、性行為による感染が最も多く、感染予防のためにコンドームを正しく使用することが大切です。
また、MSM(男性と性行為をする男性)の方の感染が多いことが分かっています。
同性間では避妊の必要がないために、コンドームを使用せずに感染を広げてしまうことが原因の一つとして挙げられています。
現在では治療法も進歩し、早期からの治療によって、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることができます。
全国、県内ともに梅毒感染者は近年で増加しています。特に男性では30代~50代、女性では20代で感染者が多い状況です。
梅毒とHIV感染はどちらも性行為で感染するため、重複感染の可能性があります。
HIVは、もともと感染力の弱いウイルスですが、梅毒で粘膜に傷や潰瘍があるとHIVに感染する確率が高くなります。
期間中の6月1日(木曜日)は、より多くの方に検査を受けていただけるよう検査時間を拡大します。
HIV検査以外の性感染症(梅毒、性器クラミジア)の検査も実施しております。
検査は、無料・匿名で受けることができます。
6月1日(木曜日)14時~15時、17時~18時
検査実施日の前日までに、0261-23-6527(平日8時30分~17時00分)までお電話ください。
通常の検査についてはこちらをご参照ください。
お問い合わせ