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更新日:2021年10月6日
ほ場整備事業は、農地と用排水路、農道等を農作業がしやすいように一体的に整備するとともに、換地を効果的に取り入れ、零細で分散していた農地を集団化し、担い手へ農地の集積を進めることで、効率的な営農を可能とすることを目的としています。また、ほ場整備に併せて非農用地の創設や再配置を行うことによって、地域の計画的な土地利用が可能となるなど、農村地域の総合的な社会資本整備の役割も果たしています。
本県においては昭和41年からほ場整備が進められており、現在、水田の整備率は86%、畑は35%となっております。 (令和2年現在) |
![]() ▲ほ場整備により区画整理された農地 |
日本の食料自給率は低下傾向にあるとともに、日本農業については、大規模の担い手農家と自給米栽培農家などの小規模農家、あるいは野菜など集約農業を経営する農家など様々な経営形態に分化する傾向にあります。
このことから、ほ場整備を契機として農地の貸し借りや、農作業の受委託による担い手への農地の集積を進めるとともに、麦、大豆、野菜、花きなどの畑作物への対応など、地域にあった適切な整備を実施していくことが必要とされています。
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