ここから本文です。
更新日:2021年12月17日
南信教育事務所飯田事務所
令和3年度赤門スクールシリーズ「飯田下伊那の学び」の第4回講座を開催しました。
本年度の最終となる第4回赤門スクールを12月10日(金)に飯田合同庁舎講堂で行いました。今回は、「女性たちは善光寺をめざす―近世女旅の祈りと工夫―」と題して、飯田市美術博物館専門研究員の青木隆幸先生にご講演いただきました。
現在と異なり旅をすることが厳しく制限されていた江戸時代に、善光寺を目指す女性たちはどのようにして関所や番所を越えていったのでしょうか。そして、なぜ女性たちは善光寺を目指して歩みを進めたのでしょうか。そういった歴史の不思議を、青木先生が分かりやすく解説してくださいました。
また、女性たちの善光寺参りにとって、飯田下伊那が大きな役割を果たしていたことも伺うことができ、飯田下伊那の学びを深める有意義な時間となりました。
お忙しい中、貴重な研究をご講演いただいた講師の先生方、学びへの高い意欲を持って参加してくださった多くの皆さんに支えていただき、令和3年度赤門スクール「飯田下伊那の学び」も無事に終了することができました。ありがとうございました。
(飯田事務所指導主事 伊藤公敏)
演 題 | 「女性たちは善光寺をめざすー近世女旅の祈りと工夫ー」 |
講 師 | 青木 隆幸 先生 (飯田市美術博物館専門研究員) |
日 時 | 令和3年12月10日(金) 14:00~15:45 |
会 場 | 飯田合同庁舎3階 講堂(301号会議室) |
参加者 | 27名 |
・「善光寺は女人を受け入れた」ということを初めて伺い、感動しました。唐辛子よりもありがたい心の旅を、また感じてみたいです。講師の方の活力とユーモアで、1時間半があっという間でした。
・女人禁制の中で参拝できる善光寺。その旅の途中にある癒やしの場所が飯田であったことを学び、地域を誇りに思います。飯田の素晴らしさを改めて感じました。
・江戸時代の女性の旅の目指し方、飯田や大平の意味も分かり、もっと地域に誇りを持っていきたいと思いました。
・女性の地位が低く厳しい環境にあってもなお、当時の女性がより良く生きようとする情熱に感動しました。いつの時代にも真剣に心を支えるものが必要だと思いました。
・赤門スクールにて、心に向かう学問との出合い、新しい知識を得られました。
フォトギャラリー |
||||||
|
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください