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更新日:2018年11月15日

長野地域振興局

NPO法人 夢空間松代のまちと心を育てる会

~信州松代まるごと博物館~

法人データ

名称

NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会

設立

平成14年6月24日

所在地

長野市松代町松代557 松代まち歩きセンター内

HP

http://yume-matusiro.blogdekoken.jp/(外部サイト)

お話しをお聞きした方

「NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会」 事務局長 三田 今朝光(みた けさみつ)様

松代の歴史的文化遺産を活用して中心市街地を活性化し、暮らしやすく訪れた人に楽しんでもらえる松代にしようと活動を続ける「NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会」(以下「夢空間」)。

活動拠点の松代まち歩きセンター(平成22年開設、24年拡張)を訪ね、事務局長の三田今朝光さんにお話しを伺いました。

松代まち歩きセンター

(松代まち歩きセンター)

法人設立まで

真田十万石の城下町、松代には古代から近代までの文化遺産が数多く点在しています。しかし、あまりに多くの遺産が町中に点在しているため、十分に保存・活用ができていませんでした。

散策ガイドブック

(散策ガイドブック)

平成12年、長野市が、松代中心市街地活性化基本計画「信州松代まるごと博物館構想」を立案。

平成13年、住民有志は、行政任せにせず自分達で歴史的文化遺産を活用して町を活性化していこうと、有志100人を募り、任意団体「夢空間松代のまちと心を育てる会」を設立し、翌14年にはNPO法人化。

地域の「お宝さがしワークショップ」や「探索会」の開催から始めたところ、次々に新しい発見があり、長年住んでいた住民自身も地域資源の豊かさに驚いたといいます。

現在までつながる活動

各種まち歩きツアーの開催

「夢空間」では、地域資源を生かして各種の「まち歩きコース」を開拓し、散策ガイドブックを発刊。現在では、年間を通し多くのまち歩きツアーが開催されています。

平成25年度に開催されたツアーは、「城下町松代の町並み散策とひなめぐり」「武家屋敷のお庭拝見」など16回に及び、500名近くの方が参加しました。

武家屋敷のお庭拝見

(武家屋敷のお庭拝見)

江戸時代、松代藩の武家屋敷の庭には「泉水」と呼ばれる池が作られ、江戸中期から水道が整備される昭和40年ごろまでの間、生活用水や防火用水として利用されていました。

池と池は「泉水路」と呼ばれる水路でつながり、上流から下流まで水を汚さないよう気を配りながら使っていたといいます。

「武家屋敷のお庭拝見」では、全国でもまれな「泉水路」でつながっている、お庭を巡ります。

 

ロケ地ツアー

平成26年5月に、初の「ロケ地ツアー」を開催しました。

武家屋敷などが多く残っている松代は、「清須会議」「蝉しぐれ」などの映画や、テレビアニメ「世紀末オカルト学院」など、映画やテレビアニメのロケ地として多く選ばれています。

「若い人たちに、もっと来てもらって、松代の新たな魅力を発見してほしい。」と三田さん。

町屋等保存再生

平成19年、歴史のある町並みを残そうと地域の人々が中心となって、明治期の商家の金箱邸保存運動を展開。同年、長野市が取得。24年に長野市の有形文化財として指定されました。

25年から改修工事を行い、27年4月に「寺町商家(旧金箱家住宅)は一般公開となります。

ワンディシェフ・ワークショップ

(ワンディシェフ・ワークショップ)

長野市文化財課では「寺町商家」を活用して、「ワンディシェフ」としてシェフ希望者が日替わりで料理を作って提供する計画があり、平成25年よりシェフ希望者によるワークショップを開催し、27年4月のオープンに向けて準備を進めています。

「夢空間」は、取り組みが円滑に行われるようにと、平成19年より応援を続けており、26年には「寺町商家」の指定管理者に応募しました。

「松代まち歩きセンター」の開設

平成22年、八田金物店の空き土蔵(国の登録有形文化財)を活用した活動拠点、「松代まち歩きセンター」の開設準備を始めます。

同年9月、「お掃除ワークショップ」を開催。皆で集まって土蔵のお掃除をしました。

「埃だらけで息もできないほどで、被っていた手ぬぐいが真っ黒になった。」と、三田さんは当時を振り返ります。

お掃除ワークショップ

(お掃除ワークショップ)

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなふうに利用していくか案を出し合って改修を進めていき、平成22年10月「松代まち歩きセンター」がオープン。観光客と地元の人々との交流拠点ができました。

平成24年には隣接の空き店舗を利用して拡張し、センター機能を移しました。

平成22年にオープンした部分は「松代まち歩きセンター伝承館」として、講演会や各種会議・教室の他、毎月1回のワンコインレストラン(500円)を開催しています。

松代まち歩きセンター伝承館

ワンコインレストランメニュー

(ワンコインレストランメニュー)

地元の旬の野菜をたっぷり使い、伝統料理も取り入れ工夫を凝らしたワンコインレストランは、とても評判が良く、2・3か月先まで予約で埋まっているほどです。

生まれる新企画

「夢空間」では、毎月の企画運営会議から生まれるアイディアと、長年培ってきた人脈から、次々と新しい企画が生まれています。自由な発想力と行動力が「夢空間」の強みです。

子どもが主役「松代市場」

平成25年度から「夢空間」では、「松代の明日を担う子ども達が、地域のつながりの中で育ってほしい。」という思いを込め、中学生までの子ども達が、取れたての野菜や手作り小物などの販売体験をする「松代市場」を開催しています。

第2回松代市場

(平成25年第2回松代市場の様子)

「松代市場」は、松代町松代の旧商家「八田家住宅」の庭などで開かれ、隣接する「松代まち歩きセンター」には飲食ができるブースを設けました。

子ども達は、地元の商店主や農家の方々と一緒に野菜を収穫したり、料理をしたりと楽しみながら、「商い」を体験することができました。

平成26年11月には「第3回松代市場」の開催を予定しています。

「世代を超えたつながりや、地区内のお店に足を運んでもらうきっかけにしたい。」「子ども達が自ら、工夫を重ね意欲的に取り組んでいく様子を見るのが楽しみ。」と、三田さん。

松代の製糸業に着目

平成26年6月に富岡製糸場が世界遺産に登録されたのを契機に、「松代の製糸業について今、掘り起こそう。」と、地域を発展させた製糸業に光を当てる活動に力を入れています。

1874年(明治7年)、富岡製糸場を範として松代町に民間製糸会社「六工社」が操業されてから140年の節目にもあたります。

ギャラリートークや講座をはじめ、松代の製糸業の関連施設の場所の確認、看板設置、散策マップの作成、ガイドツアー(平成26年11月予定)など、県の元気づくり支援金を受けて行います。

真田幸村と真田十勇士を学ぶ講座

平成28年のNHKの大河ドラマが「真田丸」に決まり、注目を集める真田家。松代のまちづくりとの関わりなどの歴史を学ぶ講座も始まりました。

「活動の幅を広げ、挑戦し続けることで、多くの人を巻き込んでいきたい。」と、三田さん。

観光客100万人を目指して

「夢空間」の活動を通して、住民自身も気づかなかった松代の魅力を再発見することができ、伝統に裏付けられた松代の良さを再認識し、地元に誇りを持つ人が増えてきました。

現在「夢空間」には、協働による先進的なまちづくりの事例を見学したいと、日本中から多くの方が視察に訪れています。

10年前20万人だった観光客は、現在52万人。「まち歩きガイド」の養成にもさらに力を入れ、観光客100万人を目指します。

松代に住んでいて良かったと誇りに思える町にするために、次代を担う子ども達により良い環境を伝えていくために、「夢空間」は松代の魅力をあらゆる方向から発信し続けます。

松代流し雛(ひなまつり実行委員会による「松代でひなまつり」オープニングイベント「流しびな」)

 

 

 

 

 

 

(取材 平成26年7月4日 地域政策課県民生活係 麻田真里子)

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お問い合わせ

所属課室:長野県長野地域振興局総務管理課

長野県長野市大字南長野南県町686-1

電話番号:026-234-9500

ファックス番号:026-234-9504

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