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更新日:2023年2月21日
長野地域振興局
~保科の魅力を、世界へ~
法人データ
名称 |
NPO法人保科の郷 |
---|---|
設立 |
平成30年3月29日 |
所在地 |
長野市若穂保科1745-1 |
ホームページ |
NPO法人保科の郷(ほしなのさと)
理事長:加藤英夫(かとうひでお)様
若穂保科(わかほほしな)は、若穂地域の南東部、長野市の最東端に位置しています。
地区内はほとんどが山間地で、人口減少も進み、長野電鉄屋代線の全面廃止などこのままでは、地域が先細りになっていくことが目に見えていました。
この状況を何とかしなければと、住民有志を中心にNPO法人を立ち上げました。
地区内には、信濃三十三観音第十六番札所の清水寺(保科観音)や保科温泉などの観光スポットや果物の栽培に適した土地柄のためおいしい果物が豊富にあり、地域の特産を生かしたスイーツのお店や本格釜焼きピザの有名店もあります。
これらの地区内外に自慢のできる資産が豊富な保科地域にある個々の団体をつなぎ合わせて、保科の魅力を広めていこうと活動しています。
《見事な紅葉の清水寺》
《スイートなリンゴが採れるりんご畑》
今年3月に法人を設立後、現在は、保科にまずは足を運んでもらうことを目的に夏と秋、年2回のお祭りを企画、開催することが主な事業です。
秋に2日間にわたり開催したお祭りでは、延べ約9500人が来場し一定の成果が得られ、すでに次回のお祭りへの協賛の申し出も徐々にいただくことができているそうです。
《秋祭りの開催予告》
お祭りでは、りんごの皮むき選手権やミス保科コンテスト農業ガール、90店余りが出店したフリーマーケットなど大変な賑わいが見られました。
《お祭りの様子》
また、埼玉県内で開催されるイベントなどに農産物の出店依頼があり、保科地域の自慢の品を県外の方々にもPRする良い機会を得ることができたそうです。
今後、更に保科の魅力を広めるため「保科ブランド」共通のデザインパッケージを作成しているところです。
「保科ブランド」のパッケージデザインの使用は、各事業所が自信を持って販売できる商品にのみ限定されているそうです。
おいしい=「保科ブランド」と言う構図が出来上がる日も近いのではないでしょうか。
将来的には、地区内にある旧家をリノベーションし、法人の拠点を構え外国人旅行客にもゆっくりと滞在してもらえる施設を設置したい、若穂全体としてジビエにも力を入れているので、ジビエを活用した地域の活性化も視野に入れて考えたい、イノシシ牧場を作るのも楽しいと思うと夢は広がります。
法人として地域に還元できるように、保育園の完全無償化など地域の子どもたちのため、そして子どもたちに保科を大好きになって将来は保科にUターンをしてもらえるように活動を拡げていきたいと話す加藤理事長、可能性は無限大である。
イベントの出店時に次回は野菜の出店もしてほしいと主催者から要望があったが、保科地区では野菜の栽培は盛んではないため、近隣の菅平高原などと協力してお互いの強みを生かした協働の形を作れたらと考えているそうです。
《法人のメンバー》
実現させるためには資金も人手も必要だし課題も山積しているが、法人のメンバーは幸いにも若者が多いとのこと、若い力でこれからますます保科を盛り上げるため「NPO法人保科の郷」は活動を加速させていくことでしょう。
(取材:平成30年10月31日総務管理課県民生活係,町田千恵子)
「NPO法人保科の郷」秋祭りの様子を、長野地域魅力発信ブログ「ほっとスタッフブログながの」に詳しく掲載していますので併せてご覧ください。
https://blog.nagano-ken.jp/nagachi/other/18456.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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