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更新日:2018年11月15日

長野地域振興局

NPO法人 フードバンク信州

~”食品ロス”の削減と生活困窮者の自立をめざして~

法人データ

名称 NPO法人 フードバンク信州
設立 平成28年2月23日
所在地 長野市栗田950-6メゾン栗田102号室
ホームページ http://foodbank-shinshu.org(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

お話しをお伺いした方

美谷島さん

「NPO法人 フードバンク信州」副理事長兼事務局長 美谷島 越子(みやじま えつこ)様

平成27年10月に任意団体として13の団体会員と個人会員10人からなる「フードバンク信州」を設立。企業や一般市民の方々から社会的な信用を得ることにより、継続的、安定的に活動を展開し、食料を必要としている方達への支援を確実なものとするため、平成28年2月、NPOとして法人化されました。(28年11月現在の正会員数は、16団体、個人15人)

フードバンクとは

フードバンクとは、品質に問題がないものの市場での流通が困難な食品や、賞味期限前に廃棄されてしまう食品などの寄付を受けて生活困窮者や施設・団体に提供し、支援に役立てていただく活動です。企業における廃棄するための費用を抑え、“食品ロス”を削減するとともに困窮者支援の地域における”支え合い”が拡がることを目指しています。

フードバンクチラシ

アメリカでは40年以上の歴史がありますが、日本ではまだまだ新しく、ここ数年で、各地で「“もったいない”を“ありがとう”へ」を合言葉にフードバンクの活動が浸透し始めました。

ひとくちにフードバンク活動といっても簡単なものではありません。食料を集めるための受け入れ窓口を作り、それを多くの方に知って頂く。保管する場所を確保し、寄付された食料を安全に管理、必要としている方へ適切に届ける。そこには機関や団体、個人を含め、たくさんの方の協力と善意が必要となります。

活動のはじまり

‟必要な人がいることはわかっていても、個人ではどうしていいかわからない…” ‟支援する方法がわからない…” ‟目の前の食べられるのに廃棄されてしまう食品を生かすことはできないのか…”

フードドライブ

そんな声が、食品を受け入れる窓口をつくることで、家庭で食べきれず処分していた食料、行き場のなかった食料が集まるきっかけとなりました。

月に数回のフードドライブ(※)など定期的な開催や、大きなイベント会場、行政機関などで回を重ねていくことによって、ここでもたくさんの声を聞くようになります。‟こんな機会を待っていた” ‟是非、私の住んでいる場所でも行って欲しい” ‟次回はいつ?”多くの方が望んでいた活動であったことに気づきます。

※フードドライブ…家庭で利用されずに眠っている食品を持ち寄っていただく活動。各種イベントや職場、学校、ご近所などどこでも実施することができます。

フードドライブ2

フードドライブを通じて一般の方にも“食品ロス”の削減と生活困窮者支援のフードバンク活動を理解してもらいます。

 

ひとかんの缶詰プロジェクト

東日本大震災後、フードバンクという民間の活動があることを知った方も多いと言います。全国でもフードバンク活動をする団体がこの頃を境に2倍に増え、現在、全国で40を超える団体が活動しています。

フードバンク活動のひとつであるフードドライブが、困窮者支援へとつながる小さな一歩であるため、イベントなどの際に自宅で眠っている缶詰を持ち寄ってもらおうという‟ひとかんの缶詰プロジェクト”も必要に応じて実施しています。

一個の缶詰

 

缶詰

フードバンクを知らない方も、たった一個の缶詰の寄付から活動に参加することができます。一個の缶詰は、食料を届けるということだけでなく、寄付する方の暖かな気持も一緒に届けることができるのです。

 

フードバンクボランティア養成講座

フードバンクに関心があり、活動に参加を希望している方、地域でフードドライブの開催を考えている方に向けてボランティア養成講座を開いています。

講座の内容は次のとおりです。

  • フードバンクとは…
  • 地域でのフードドライブ開催について
  • 活動参加に向けて

講座

受講生

「自分の住んでいる地域でフードドライブを行いたい。」

「子どもの貧困を何かの形で手助けしたい。」

年齢を問わず、自分に出来る事を求めて学びたい方が訪れます。

「子どもの居場所づくり」と食糧支援

長野県では平成28年、家庭機能を補完するための「子どもの居場所づくりモデル事業」を実施し、松本市と飯田市で「信州こどもカフェ」の開設支援を始めました。

「信州こどもカフェ」は、放課後などを子どもだけで過ごすことが多く、食事を家族と一緒に食べることが少ない子どもに対し、地域の大人と子どもたちとの「あたたかなつながり」ができる居場所、「学習支援」「食事提供」「悩み相談」等の複数の機能・役割を持つ居場所、子どもだけでなく地域の人が気軽に訪れることができる居心地のよい居場所、子ども自身が自立する力をつけてもらうための‟一場所多役”となる子どもの居場所です。

ここでも、フードバンク活動が重要となります。企業等からの寄贈やフードドライブを定期的に行い、集まったお米、パスタ、野菜などを「こどもカフェ」に提供することにより、地域の人と子どもたちをつなぐ居場所づくりの土台を担っています。

今後、フードバンクへのニーズはますます高まっていくことと思います。

今後の課題

フードバンク活動を多くの方に理解してもらう事。フードドライブを行う場所、提供者への周知、輸送手段の確保、ボランティアとして一緒に活動してくれる方を増やすこと。課題は多く残されています。

フードバンクという仕組みを作り、軌道に乗せるまでの道のりは厳しいものかもしれませんが、支援を必要とする方がいる限り、まだ食べられるのに処分されてしまう“食品ロス”を減らし、‟食でつながる支え合いの地域づくり”をめざして「NPO法人 フードバンク信州」の活動はこれからも続きます。

 

(取材 平成28年11月22日 地域政策課県民生活係 石田 久仁子)

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お問い合わせ

所属課室:長野県長野地域振興局総務管理課

長野県長野市大字南長野南県町686-1

電話番号:026-234-9500

ファックス番号:026-234-9504

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