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更新日:2022年9月20日
松本地域振興局
松本農業農村支援センターでは、酪農家を中心とする自給飼料生産農家の皆様に飼料用とうもろこし栽培に必要な知識と技術の習得、他地域における利用状況に関する情報提供を目的として飼料用とうもろこし現地検討会を毎年開催しています。今年は、8月24日水曜日の午前中に松本市波田の現地試験圃場、午後は塩尻市の県畜産試験場試験圃場でという2部構成の形で開催しました。
今回も各種苗メーカーから、現地試験圃場で栽培した品種の特徴について説明を受けた他、当地域での生育状態の評価をしてもらいました。主任専門技術員からは、今年度の松本地域の気象および飼料用とうもろこしの生育状況、収穫適期の判断方法について説明がありました。
当センターからは、圃場の雑草対策、特に雑草が除草剤抵抗性を獲得しないための対策や問題となる草を蔓延させないためにも、時には抜き取り作業を行う事の重要性について説明しました。
午後の畜産試験場では、とうもろこしだけではなく、育種を進めているスーダン型ソルガムやスーダングラスについても説明していただきました。
近年、輸入飼料の価格が高騰しており、自給飼料の重要性はますます高まっています。このような検討会を通じて、管内畜産農家の飼料自給率向上を支援していきたいと思います。
とうもろこし品種の特徴の説明
収穫適期の見極めが重要です!
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