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更新日:2019年2月19日

松本食肉衛生検査所

用語解説

と畜場でよく使われる用語

用語 意味
一部廃棄

病変部が一部分に限局していて、全身に影響がないものはその部分だけ捨てます。

例えば、外傷や打撲で筋肉や皮下に出血がある場合、この出血は全身に影響するものではないため、その部分だけを切り取って、他は合格にします。

全部廃棄

病気や変化が全身に及んでいて、食用に適さないと判断されたものは、1頭丸ごと捨てます。

保留

と畜場での検査で判断が難しいものは、試験室での検査をします。

検査結果が確定するまで、当該畜の頭部・内臓・枝肉は流通できません。

検印 検査に合格した証拠のハンコのことです。
枝肉 内臓を取り出し、頭部、四肢の肢端、尾部を除いた骨付き肉で、背骨の中心線に沿って左右の半身にしたものです。
モニタリング検査

動物用医薬品・農薬の「抜き打ち検査」です。

餌に含まれていたり、治療に使われた動物用医薬品が残っていないか検査します。

病畜 病気、事故で治療しても回復の見込みがない等、健康畜として搬入できない家畜。
SPF豚

Specific Pathogen Freeの頭文字。「特定の病原体がいない」という意味です。無菌では有りません。

SPF豚の価格が高いのは、認定を受けた施設で厳しい管理の下、手間と時間とお金をかけて飼育されているからです。

と畜場でよく見られる疾病

疾病名 状態
敗血症

 血液に細菌が入って全身に回り、からだの抵抗力が負けて重い症状に陥った疾病の総称で、全部廃棄対象です。

膿毒症

 敗血症の内、ブドウ球菌などの化膿菌が病巣から血液中に入って広がり、他の部位に化膿巣を多発する病名。全部廃棄対象です。
尿毒症  腎機能等不全のために、尿中に排泄されるべき代謝老廃物などが、血液の中に蓄積され起る症候群。病態によっては全部廃棄対象になります。
胸膜炎

胸腔を内張りしている膜(胸膜)の炎症。

肺とくっついていて剥がれないものもあります。

MPS

マイコプラズマ性肺炎。豚の肺炎の中で一番多いのがこれです。

肝結節

白色の斑点が肝臓表面に散在しています。寄生虫の侵入が原因の一つです。

パラケラトーシス

 (パラケラ)

4つある牛の胃の中で一番大きい第一胃に見られる粘膜の角化不全です。
心外膜炎

心臓の外側の炎症で、繊維素の析出により心臓を包んでいる心嚢が癒着します。細菌感染や異物による傷が原因で発症します。

胃炎 胃の炎症です。軽度の場合は病変部分を廃棄し、広範囲の場合は当該臓器を廃棄します。
大腸炎 大腸の炎症です。軽度の場合は病変部分を廃棄し、広範囲の場合は当該臓器を廃棄します。
小腸炎 小腸の炎症です。軽度の場合は病変部分を廃棄し、広範囲の場合は当該臓器を廃棄します。
肝炎 肝臓の炎症です。軽度の場合は病変部分を廃棄し、広範囲の場合は当該臓器を廃棄します。

お問い合わせ

所属課室:長野県松本食肉衛生検査所 

長野県松本市大字島内9839

電話番号:0263-47-0470

ファックス番号:0263-40-1523

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