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更新日:2020年3月29日

メールマガジン教育ながの/vol.585

 

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      ★☆ 教育ながの  Vol.585 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成23年(2011年) 9月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2011/8/19発行◆◇◆

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■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□■
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 ●ひろば
  ○子どもは大事に鍛える
         長野県教育委員会事務局高校教育課長 田中 正吉
 
 ●特集
  ○障害のある児童生徒の進路支援・就労支援について

 ●今、学校では
  ○北牧小学校の健康教育
    
 [特色ある教育活動シリーズ]
  ○臼田高校とソーシャルスキル教育                    
 ~『人間力の形成』を目的とした本校の実践~    臼田高等学校
 
 ●現場レポート←NEW!!!
○第1回「信州サイエンステクノロジーコンテスト」開催

 ●お知らせ
  ○研修講座のご案内
  ○平成24年度長野県立高等学校入学者選抜について
  ○秋季企画展 観光地の描き方
  ○長野県立歴史館講座 「信州の三万年をたどる」
 
                              ほか

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【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。
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★ ★┃ 注  目 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 今月号から隔月で「現場レポート」と題し、メールマガジン編集員の
体験記を掲載します。あんな場所に行ってほしい、こんなことを体験し
てもらいたい、あのイベントがどういうものか知りたい!といったリク
エストがありましたら、下記アドレスまでご連絡ください!
 下記お問合せフォームからお寄せください。

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆★ 子どもは大事に鍛える  ★☆★
         長野県教育委員会事務局高校教育課長 田中 正吉
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 これからの世界は変化の激しい時代になっていくだろう。IT技術の進
歩で情報化が加速し、世界のグローバル化は一層進む。どこかの国で起
こった事件を世界中の人々が短時間のうちに知り、一つの情報によって
多数の人が一斉に行動する。したがって、世界は変化が激しくなり、あ
らゆる人がその変化に巻き込まれていく。
 そんな世界で生きていくにはどうしたらいいだろうと考えていたら、
サッカーのワールドカップでなでしこジャパンが優勝した。体の小さい
ハンディをカバーするためのすばやいパスワーク、個性的な技、そして、
最後まであきらめない精神力が素晴らしかった。
 これからの時代はやはりたくましさが必要だろう。大きくなって急に
がんばれといっても無理なので、小さいときから、調子のいいときに少
し背伸びしてがんばらせる。その時が快適ならよいという考え方だけで
なく、将来社会に出て一人立ちできることを目指して、苦労でも挑戦さ
せる。人が成長するのは、できなかったことができるようになり、自信
になったときだからである。
しかし、強く見える人でも弱い面を持っている。調子の悪い時に無理
をさせてはいけないし、ゆっくり休むことも必要である。
「子どもは大事に鍛える」。生徒たちには、それぞれの得意技とそれを
社会の中で生かすコミュニケーション力を身につけ、様々な世界に羽ば
たいてほしいと願っている。

  
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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 障害のある児童生徒の進路支援・就労支援について ●○
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 特別支援学校を巣立った生徒たちが、将来社会に出て自分らしく持て
る力を発揮して生きていくことは、進路支援・就労支援における大きな
目標です。
 特別支援学校の高等部では,現場実習を行っています。現場実習とは、
地域の企業や福祉施設などにご理解をいただきながら、そこで実際に働
く経験を積み、将来の進路先を決めていく大事な学習です。一般的には、
高等部の1年生から行います。高等部1年生では、働く経験をすることを
主な目標とし、一学期に学校内での実習、二学期に企業や福祉施設で実
習を行います。2年生の実習からは、実習前や実習後などに、本人・保
護者・関係機関の方を交えて、話し合いをしていく中で就労先を具体化
していきます。3年生の実習では就労先の決定を目指します。就労先が
早めに確定すれば、卒業後を見据え、より明確な課題を設定したり、休
み時間の過ごし方にも目を向けたりしながら実習を行います。高等部3
年間の進路支援・就労支援は、およそ以上のようなプロセスです。
 平成22年度特別支援学校卒業者の進路状況については、企業に就労す
るのはおよそ卒業生全体の20%弱であり、80%弱の卒業生は、福祉施設
への就労です。福祉施設には、就職等を目指す人に訓練を行う施設、就
職等が困難な人に働く場等を提供する施設等があります。どの特別支援
学校でも、一人一人に合わせて進路を決めていくことを大切にしていま
す。
 各特別支援学校の進路支援・就労支援で大切にしていることは、「自
己決定」です。その「自己決定」に基づき、実習を通じて、その生徒の
特性と作業内容等のマッチングを図っていきます。
 このように、特別支援学校では、進路支援・就労支援をていねいに行っ
ております。今後も、圏域の障害者支援センター・障害者職業センター
・ハローワーク等関係諸機関と連携を取りながら、進路先の充実に向け
努力してまいります。

○ 長野県特別支援学校HP一覧
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/tokusyu/tokushi/jyouhou/tokushi.htm
○ 障害者自立支援のしおり(平成23年度版)
http://www.pref.nagano.jp/syakai/fukusi/shiori/shiori%20bk.htm
○ 独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構HP http://www.jeed.or.jp/
こちらには、平成23年10月15日(土)に長野市のサンアップルで行われ
る障害者技能競技大会の紹介もされています。また、平成24年10月20日
(土)~22日(月)には,全国障害者技能競技大会(アビリンピック全
国大会)が長野市を会場に行われます。


 ■お問い合わせ先
  特別支援教育課 指導係
  TEL 026-235-7423 FAX 026-235-7487



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■ 特別支援学校の寄宿舎指導員の採用選考情報を掲載しました
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/tokusyu/kashokai.htm
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■ 平成24年度長野県立高等学校入学者選抜要綱を掲載しました
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/nyuusi.htm
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■ 平成23年度学校基本調査(速報)を掲載しています
http://www3.pref.nagano.lg.jp/
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■ 平成24年度長野県公立学校教員採用選考一次選考合格者を掲載しま
した
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/saiyou.htm
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■ 高濃度放射性物質を含む可能性のある腐葉土を購入した学校につい

http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/hokenkou/huyo.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ 北牧小学校の健康教育  ☆★    
南佐久郡小海町立北牧小学校 
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 北牧小学校では、歯科保健活動を基盤に、朝の生活習慣の確立への取
組を8年間続けています。「早寝 早起き 朝ごはん 歯みがき ハン
カチ 朝うんち」のスローガンを基に、各学級でテーマ(健康目標)を
決め、年間を通して、体重測定の後の体の学習、参観日等での自作劇の
発表、学校保健委員会、PTA講演会、健康学習会といった一連の流れで
活動しています。子どもたちの健康意識に変化が見られ、保護者も健康
教育に対する理解が広がり深まりました。学校以外にも、地域の方々や
医療・町等関係機関からバックアップをいただき、子ども・家庭・地域
・関係機関が一体となった健康教育を進めてくることができました。
 昨年度は、これらの取組に対して、「長野県よい歯の学校最優秀校」
「全日本学校歯科保健優良校奨励賞」をいただき、更に、日本学校保健
会による「二十一世紀・新しい時代の健康教育推進学校最優秀校」を受
賞しました。
 表彰内容を見ますと「北牧小学校は、家庭・地域社会との連携のもと
に、学校保健活動を展開するとともに、優れた健康教育を推進し、多大
な成果を上げておられます。特に『早寝・早起き・朝ご飯』を軸にした
健康教育の実践は年を追うごとにその観点を発展させ個々の児童の健康
課題に基盤を置いた学級の健康課題、さらには家庭及び地域における健
康課題の検討とその解決へと大きな広がりを見せ、この着実な成果に基
づいて保護者のみならず、地域関係者を含めた活動的な学校保健委員会
をつくりあげておられることは他校の模範となるものであります。」と、
このような点を評価いただきました。
  毎年2月行う一年間の学習のまとめの健康学習会では、慶応大学の西
脇祐司先生と道川武紘先生にお越しいただき、各クラスでたてた健康目
標「睡眠」「朝うんち」「歯の健康」についてその大切について、映像
や資料、クイズを交えて教えていただきました。「毎日続けることが大
切・・・だが、なかなか難しい」「やっていることはとても大事のこと
なので、大人になっても続けてほしい」とお話されました。
 子どものときから、健康について正しい知識を身につけ、健康な体づ
くりの生活習慣を身につけるために実践し続けていくことが大切です。
健康まつりの開催など健康な生活に対して力を入れている小海町の手厚
い支援を受けながら、これからも、明るく元気で健康な子どもの育成を
目指していきたいです。

 ■お問い合わせ
  南佐久郡小海町立北牧小学校
  〒384-1103 南佐久郡小海町豊里285-1
  TEL 0267-92-2111
  FAX 0267-92-4874
  


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★☆ 臼田高校とソーシャルスキル教育                     
      ~『人間力の形成』を目的とした本校の実践~  ☆★
                          臼田高等学校
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 現在、臼田高校では380余名の生徒が学んでいます。臼田高校に限っ
たことではありませんが、生徒たちは日々の生活の中で、人間関係を上
手に築くことができず、悩んだり迷ったりしています。その葛藤のなか
で、トラブルなどに発展してしまうこともあります。
 こうした状況の中で、生徒に“人間関係を構築・維持する技能”を習
得させたいという強い想いが本校職員の中にあり、文部科学省 道徳教
育実践研究事業として、法政大学文学部教授 法政大学大学院ライフス
キル教育研究所所長でもある渡辺弥生教授のご指導のもと、平成21年度
よりソーシャルスキル教育(SSE)を導入することとなりました。
 ソーシャルスキルとは「人間関係に関する技能」つまり「対人関係を
上手に開始し円滑に維持していく方法」です。本来は、親・兄弟・友達
・地域などから成長の過程で獲得するものですが、近年は家庭の教育力
・地域の力・遊びや友人関係等の変化により学ぶことが少なくなってい
ます。
 そのソーシャルスキルに関する練習をプログラム化したものがソーシャ
ルスキルトレーニング(SST)です。したがってSSTは特別なプログラム
ではなく、生活の中で実際に機能している方法をプログラム化したもの
といえます。
 SSEの考え方では、対人関係がうまくいかない原因をその人自身の性
格のせいにはしません。そうではなく、その原因は、方法を知らないか
ら、技術がないから、やり方がわからないからだと捉えます。そして、
適切な方法を教え、繰り返し練習することによって、技術(スキル)と
して習得しようというのが、このSSTプログラムの目的となります。
 まだ導入3年目で、課題は残るものの、今後のSSTの取り組みを通して、
生徒達の規範意識が向上し、社会性が育つことを期待しています。
 
 以下生徒の感想の一部をご覧ください。
・学年集会のとき先生が話す場面で、きちんと身体を向けて目をみて聴
くようにした。
・前は人の目をみて話すことが苦手だったけど、SSTの授業を受けたあ
とからだんだんできるようになってきた!!今ではだいたい相手の目を
みて話ができる。
・感情をコントロールできるようになった。自己主張がうまくできるよ
うになった。
・謝らなければいけないときにすぐに謝ることができた。
 
 SSE教育の効果を語るのは、まだ十分な科学的な根拠を持てずにいま
す。しかし、本校でご指導をいただいてきている法政大学大学院の星雄
一郎さんが、次のように分析をしていますので、その一部をご紹介いた
します。
「現場としての率直な感想としては、生徒の感想からもわかるようにSS
Eについて生徒が積極的に取り組み、前向きに変化していったと感じて
いる。例えば『聴くスキル』の授業の中では『あいづちをする』『視線
を相手に向ける』『身体を相手に向ける』『最後まで聴く』といったス
キルを習得するが、 ~中略~ 日常のホームルーム運営の中でも厳しい
言葉を生徒に投げかけるだけでなく、『今は“聴くスキル”を使う時だ
よ』と共通の言語で指導することができる。生徒の側もスキルの中身を
意識し、『今は何をすべきか』を具体的に考えることができるようにな
る。」
 今年度に入って学校全体や学年の集会が何回か実施することがありま
したが、生徒全体が整然としてTPOに適した雰囲気を作れてきています。
職員は明らかに異なる“落ち着き”を感じてきているのも事実です。こ
れが本当にSSE教育の効果であるかどうかは、さらなる検証が必要と思
われます。

 詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.nagano-c.ed.jp/usuda-hs/

 ■お問い合わせ
  臼田高等学校
  〒384-0301 佐久市臼田751
  TEL 0267-82-2035


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★ ★┃ 現場レポート ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━━━┛
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★☆★ 第1回「信州サイエンステクノロジーコンテスト」開催 ★☆★ 
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 夏休みのまっただ中の8月7日(日)、第1回「信州サイエンステクノ
ロジーコンテスト」開催され、諏訪東京理科大学を会場に、理数系高校
生たちが熱く静かなバトルを展開しました。
 このコンテストは、高校1、2年生が6人一組のチームを組み、力を合
わせて、筆記課題と実験課題に挑戦する新しいタイプのコンテストで、
優勝校は来年3月に開催される「科学の甲子園」第1回全国大会の長野県
代表となります。
 今回参加した高校生は次の9チーム54人(男子49、女子5)で、理数科
やSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)クラスに属する生徒が
多数を占めました。
《参加チーム》飯山北高校、屋代高校、野沢北高校、諏訪清陵高校、伊
那北高校、木曽青峰高校、松本深志高校、大町高校、東海大学付属第三
高校
前半の筆記課題は、理科(物理・化学・生物・地学)と数学、情報の
6科目からそれぞれ3問、計18問が出題されます。解答はチームの6人が
分担したり、お互いに相談してもかまいません。
出題された問題は、論理的な思考力を問うもので、問題を用意した教
学指導課によれば、「授業で習っていなくてもしっかり考えていけば答
えが出るはず。ただし、高校1、2年にとってはかなりハイレベルな内容」
とのことです。
筆記課題に取組んだ高校生たちの感想は、「難しくて歯が立たなかっ
た。」、「どの問題も難しかったのでみんなの力を借りて相談しながら
解いた。」、「難易度の高い問題もあったけれど楽しめた。」など様々
でした。チームで解く課題に挑戦してみて、普段は相談ができないテス
トの時とは違った刺激を受けたようです。
 後半の実験課題は、「重力加速度の測定」です。振り子の実験装置を
作って振れの周期を測定し、そこから重力加速度を求める実験と、実験
結果をポスターにまとめるという課題です。
実験の方は、比較的順調に進んだチームが多かった様子でしたが、残
り時間が少なくなり、ポスターにまとめる段階では、どのチームも四苦
八苦していて、制限時間内にまとめ終えることができたチームはわずか
でした。
 記念すべき第1回コンテストの優勝は諏訪清陵高校チームが獲得しま
した。以下、第2位伊那北高校チーム、第3位飯山北高校チームが成績優
秀チームとして表彰されました。
 優勝した諏訪清陵高校チームのリーダーは、「まだ、優勝が信じられ
ないがとても嬉しいです。(筆記課題では)チームプレーもあるが、一
人ひとりの能力もとても高かったので、問題を分担したのが勝因だと思
います。」とコメントしてくれました。(文責:教育総務課 久保友二)

当日の様子など、詳しい内容は県教育委員会ホームページでご覧いた
だけます。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/photo/science.pdf


■お問い合わせ先
 教育総務課 企画係
 TEL 026-235-7423
 FAX 026-235-7487
 

 
   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
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△▼△▼ 研修講座のご案内 △▼△▼
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9月から10月までに開催する研修講座のご案内をいたします。詳細に
ついては、当センターのHPをご覧ください。皆様の参加をお待ちしてお
ります。

◆フォーラム・セミナー
 「きらめきながら生きるために
~バリアフリーからバリアオーバー社会へ~」
 9月13日(火)
 講義:「心の壁を越えて~レッツ!バリアオーバー~」
 演習:ガイドヘルプの体験
 講師 堀越 喜晴 明治大学非常勤講師 立教大学兼任講師
 ※会場:千曲市あんずホール

◆家庭・幼児教育講座
 「保護者になるための『子育て相互支援』」
 9月27日(火)
 講義:「ニュージーランドのプレーセンター活動と
カナダのノーバディーズパーフェクト・プロジェクトに学ぶ」
 事例発表
 情報交換
 講師 久保田 力 相模女子大学学芸学部教授

◆家庭・幼児教育講座
 「子どもがよろこぶ、楽しい『運動遊び』」
 10月20日(木)
 講義:「スポーツにつながる、楽しい運動遊び」
 演習:「子どもがよろこぶ、楽しい運動遊び」
 講師 渡辺 敏明 信州大学教育学部教授


受講は無料です

■ お問い合わせ先
 長野県生涯学習推進センター
 〒399-711
塩尻市片丘南唐沢6342-4
TEL 0263-53-8822 FAX 0263-53-8825


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 ●○ 平成24年度長野県立高等学校入学者選抜について ●○
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 県立高等学校の平成24年度入学者選抜について重要な事項を定めた
「入学者選抜要綱」を8月1日に告示いたしました。主な期日は以下のと
おりです。

前期選抜
 志願受付期間     平成24年2月 1日(水)から2月 3日(金)
                            正午まで
 選抜実施日      平成24年2月 8日(水)
 合格者の発表     平成24年2月15日(水)
 入学確約書の提出期限 平成24年2月21日(火)

後期選抜
 志願受付期間     平成24年2月22日(水)から2月24日(金)
                            正午まで
 志望変更受付期間   平成24年2月27日(月)から3月 1日(木)
                            正午まで
 選抜実施日      平成24年3月 7日(水)
 入学予定者の発表   平成24年3月19日(月)

 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/nyuusi.htm

■ お問い合わせ先
  高校教育課 管理係
TEL 026-235-7430 FAX 026-235-7488


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●○ 秋季企画展 観光地の描き方 
         -浮世絵版画から観光パンフレットまで- ●○
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 江戸後期、さまざまな名所を描いた色鮮やかな「錦絵」が数多く出版
されました。明治時代に入ると、上高地や志賀高原に代表される信州の
山岳風景が絵画に描かれ、新たに「観光地」として認識されるようにな
りました。
 さらに大正時代末からは全国的な観光・温泉ブームを背景に、信州は
観光地としての地位を確立してゆきます。とりわけ各地で競うように発
行された「観光パンフレット」からは、人びとの価値観の多様化をうか
がうことができます。
 本展覧会では、幕末から昭和戦前までを視野に、代表的な信州の観光
地が描かれ、印刷されることによって広く普及していった流れを紹介し
ます。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 9月23日(金・祝)~11月13日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日、祝日の翌日(9月24日は開館)

◆ 観覧料  
   区   分    常設・企画共通券    企画展券
   大   人    500円(400円)    300円(200円)
   高・大学生    250円(200円)    150円(100円)
   小・中学生    120円(100円)    70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 講演会
  開催日時 10月16日(日) 午後1時30分~
  演  題 近代の観光と信州の温泉地
  講  師 群馬大学教育学部 教授 関戸明子 氏
  *上記講演会には受講料200円が必要です(企画展観覧料を含む)。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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●○ 夏季企画展 激動を生きぬく~信濃武士市河氏の400年~ ●○
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 市河氏は長野県下高井郡から新潟県境に至る千曲川右岸の地を本拠と
していた武士です。鎌倉時代には婚姻関係を通じて中野氏の所領の志久
見郷(現在の栄村)等を取り込んで所領を拡大し、南北朝~戦国時代に
は数多くの合戦で戦功をあげ、平安時代末~戦国時代にわたる約400年
間の動乱をかいくぐり生き残ったのです。
 この市河氏に伝来した古文書群「市河文書」は信濃の歴史を語る上で
欠かせないだけでなく、全国的にも貴重な文書として知られています。
市河文書16巻147通の複製完成にあわせ、市河氏がいかに激動の時代を
生き残ったか紹介します。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~9月4日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日(8月15日は開館)

◆ 観覧料  
   区   分    常設・企画共通券    企画展券
   大   人    500円(400円)    300円(200円)
   高・大学生    250円(200円)    150円(100円)
   小・中学生    120円(100円)    70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 講演会
  開催日時 8月20日(土) 午後1時30分~
  演  題 市河文書と山本勘助
  講  師 松本蟻ケ崎高等学校 教諭 村石 正行 氏
  *上記講演会には受講料200円が必要です(企画展観覧料を含む)。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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 ●○ 大人の遠足 「信州の近代化と蚕糸業」 ●○
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 事前学習と現地見学により、信州の各地の歴史を学ぶシリーズの1回
目です。事前学習では、日本の近代化をリードした蚕糸王国信州と蚕糸
業発展の歩みを物語る糸都岡谷の歴史に触れ、現地見学では、今も岡谷
に残る近代化産業遺産群を巡ります。

◆ 事前学習
  第1回 「蚕糸王国長野 そして糸都岡谷」
  第2回 「蚕糸王国を築いた人々」

◆ 上田会場 上田市民会館大会議室
  9月29日(木)・10月6日(木)午後2時から4時まで
◆ 長野会場 八十二別館4階AV教室
  9月30日(金)・10月5日(水)午後2時から4時まで
 (同一内容の講座を2会場で開催します。)
  講 師  長野県立歴史館 専門主事 塚田博之
  参加費  一般1,000円

◆ 現地見学「製糸業の繁栄を岡谷に訪ねる」
  開催日  10月12日(水)
  集 合  長野市、千曲市、上田市(予定)
  見学場所 岡谷蚕糸博物館・旧林家住宅・旧山一林組製糸事務所・
       宮坂製糸所ほか
  講 師  長野県立歴史館職員・現地学芸員ほか
  受講料  一般5,000円(施設入館料・昼食・バス代等含む)

◆ 申 込  事前学習・現地見学ともに事前の申込みが必要です。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 
〒387-0007 千曲市屋代260-6
  TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/

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 ●○ 長野県立歴史館講座 「信州の三万年をたどる」 ●○
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 平成23年度の考古学講座は、「信州の三万年をたどる」と題し、全6
講座(うち1回は遺跡探訪会)を開講します。
 県立歴史館の職員が、わかりやすく解説しますので、考古学に興味を
持ち始め、学習の機会を求めている方等には、とても良いきっかけの場
になると思います。
 ぜひ、県立歴史館の考古学講座にご参加ください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂又は第1研修室

◆ 日程・内容
  第4回  9月17日(土) 新たなる米作り-弥生時代-
  第5回 10月22日(土) (遺跡探訪) -群馬県北部-
  第6回 11月12日(土) クニから国へ -古墳時代-

◆ 時 間  午後1時30分から午後3時まで(第5回は終日)

◆ 申 込  所定の申込書の提出が必要です。
(通年予約制。当日受付も可。)

◆ 参加費  資料代として、1回200円をいただきます。
※なお、第5回遺跡探訪会は、他に別途参加費がかかります。

■お問い合わせ
  県立歴史館 考古資料課 
〒387-0007 千曲市屋代260-6
  TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン9月号をお届けします。
 お盆も過ぎ、そろそろ夏休みも終わりの時期となりました。
 東日本大震災から5ヶ月。諏訪湖の花火大会でも鎮魂の花火が打ち上
げられるなど、今年のお盆は例年以上に考えさせられるものとなりまし
た。私も会場におり、大きくてきれいな花火と地面を伝う振動、そして
花火が開く爆音に終始大興奮でしたが、開催に先立って打ち上げられた
3発の大きな鎮魂の花火が一番印象に残っています。
 空に打ちあがる大きな花火を見ていると、「今年も夏が終わるなぁ」
と感じるのは私だけでしょうか。夜の寝苦しさや昼の蒸し暑さから解放
されるのは喜ばしいのですが、暑かった夏がいざ終わるとなると、なん
だか少し淋しい気分になってしまいます。
 とはいえ、今年の残暑も厳しい様子。体調管理にご留意ください。(ひ)


☆注目☆
 今月号から「現場レポート」と題し、メールマガジン編集員が直接教
育現場に出向き、実際に見たこと・聞いたこと・体験したことを記事に
する、という企画を開始しました。隔月で実施の予定ですが、あんな場
所に行ってほしい、こんなことを体験してもらいたい、あのイベントが
どういうものか知りたい!といったリクエストがありましたら、下記ア
ドレスまでご連絡ください!
 下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
 
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■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL 026-235-7423 Fax 026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.585  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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