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更新日:2014年5月14日

第961回長野県教育委員会定例会会議録

 

第961回長野県教育委員会定例会会議録

 

1 日 時

  平成25年(2013年)6月13日(木)

  午後1時30分から午後3時05分

 

2 場 所

  県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 平成25年6月県議会に提出される予定の議案に対する意見について

  議第2号 長野県社会教育委員の委嘱(任命)について

  報第1号 懲戒免職処分取消請求控訴事件の判決への対応について

 

 ○ 教育長報告事項

 (1)「教員の資質向上・教育制度改善フォローアップ委員会」の設置について

 (2)平成26年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要について

 (3)平成24年度障害のある児童・生徒の就学相談について

 (4)平成24年度特別支援学校等卒業者の進路状況について

 (5)平成25年度公立高等学校入学者選抜学力検査結果について

 

 ○ その他

  「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議提言」に基づく行動計画(たたき台)について

 

4 出席者

 ○ 委 員

     委   員   長   櫻 井 久 江

     委員長職務代理者   耳 塚 寛 明

     委      員   野 村   稔

     委      員   高 木 蘭 子

     委      員   生 田 千鶴子

     教   育   長   伊 藤 学 司

  

 ○ その他

   青木教育次長、笠原教育次長、田中教育参事兼教育総務課長、

   柳澤義務教育課長、菅沼高校教育課長、成沢特別支援教育課長、

   武田教学指導課長、永原心の支援室長、小野文化財・生涯学習課長、

   丸山保健厚生課長、茅野スポーツ課長

 


櫻井委員長

 それでは、ただ今から第961回教育委員会定例会を開会します。

 本日の審議事項中、議第1号「平成25年6月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」は、成案となる前の内容について審議検討するものであります。つきましては、議第1号を非公開で審議することが適当と思いますが、非公開とすることに御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議無いようですので、議第1号を非公開で審議を行うことに決定いたします。議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うことにします。

 それでは、議事に入ります。始めに議第2号「長野県社会教育委員の委嘱(任命)について」、小野文化財・生涯学習課長から説明してください。

 

小野文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

ございませんでしょうか。それでは、議第2号を原案のとおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議無いようですので、議第2号を原案のとおり決定いたします。

 次に報第1号「懲戒免職処分取消請求控訴事件の判決への対応について」、柳澤義務教育課長から説明してください。

 

柳澤義務教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明のとおり、私たち委員とも十分協議を重ねた上で教育長において専決処分をしたものであります。本日改めて御意見がございましたら、発言願います。

 よろしいでしょうか。それでは、報第1号を承認したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議無いようですので、報第1号を承認いたします。以上で議事を終わります。

 続いて教育長報告事項に入ります。最初に教育長報告事項1「『教員の資質向上・教育制度改善フォローアップ委員会』の設置について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。生田委員どうぞ。

 

生田委員

 お願いいたします。設置期間が平成25年6月17日から平成27年3月31日までということですけども、行動計画で、大体26年度末には一応提言どおり行われるという観点から27年3月31日ということだと思うのですが、それ以降、継続してしっかり行われているかというモニタリング的な役割を果たすことも必要ではないかなと思うのです。これはフォローアップ委員会のメンバーとは別に27年4月1日から違った形でそれをやっていく予定であるのか、それとももうこれでお仕舞いなのか、お聞かせいただければと思います。

 

櫻井委員長

 田中教育総務課長。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 最初の区切りとしまして26年度末をとりあえず任期とさせていただきました。これはフォローアップ委員の皆様方ともそこは御議論していかなくてはいけないと思いますけれども、1回目の委嘱としてここで3年、4年、5年というような形ではなく、当面26年度末までという委嘱にさせていただきました。裏面にあります設置要綱もそういう形にさせていただいているのですけども、今後、委員の皆さん方、基本的にはこのフォローアップ委員会を延長するという形になろうかと思いますけども、委員が何年もというようなこともございますので、そこはフォローアップ委員会の委員の方々と議論をしながら考えていきたいと思っております。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。他に何かございますでしょうか。特に無いようでしたら、以上で教育長報告事項1を終了します。

 次に教育長報告事項2「平成26年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要について」、菅沼高校教育課長から説明をお願いします。

 

菅沼高校教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。

 よろしいでしょうか。特に無いようですので、以上で教育長報告事項2を終了いたします。

 次に教育長報告事項3「平成24年度障害のある児童・生徒の就学相談について」、成沢特別支援教育課長から説明をお願いします。

 

成沢特別支援教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。はい、生田委員。

 

生田委員

 何点かありますけども、お願いいたします。基本的なことで申し訳無いのですが、単独設置は市町村単独でということだと思うのですが、共同設置というのはどういう形なのか、御説明をお願いします。

 

櫻井委員長

 成沢課長どうぞ。

 

成沢特別支援教育課長

 規模が小さいということで、市町村が一つの就学相談委員会を作るのではなくて、一緒に、共同で就学相談委員会を作るということになっています。1つ例としまして、下伊那の南部地域、下條村、売木村、阿南町、天龍村、泰阜村は5つの町村で相談委員会を作っています。

 

櫻井委員長

 どうぞ。

 

生田委員

 ありがとうございます。また、お伺いしたいのですけども、こちらの相談委員会ですが、相談委員会ではどのように判断されているのか。例えば、お子さんと面談してされるのか、それとも資料などを基にされているのか、お伺いいたします。

 

成沢特別支援教育課長

 市町村に相談委員の方がいらっしゃいますが、相談委員会を始める前に、その相談委員の方が学校に訪問して生徒の状況等お聞きして、相談委員さんがまず情報を集めると。当然その時には生徒さん、保護者の方と面談をして希望等をお聞きしながらやると。それを持ち帰って市町村の相談委員会で検討するということになっています。

 

生田委員

 ありがとうございます。保護者の方、御自分で相当勉強されている方は別かもしれませんけれど、大体そういった相談委員会でこう決まりましたとなったときに、そのまま従ってしまう保護者が多いのかなというところが心配です。と言うのは、もし十分に御自身で勉強して知識がある方だとすればまた違った判断、そこに親の気持ちも含め、違う判断が行われる可能性も出てくるのではないかと思うのですけれども。伝え方は、相談委員会での判定がこうなりましたという形でしょうか。

 

成沢特別支援教育課長

 相談委員会の判定が市町村から保護者に伝えられた後に、保護者の意見をまたフィードバックし、何度も相談委員会を行うという格好になっています。最終的な部分でお話をさせていただいて、保護者がどうしても就学相談委員会と意見が違うという場合は、ここにあります170件のように、最終的には保護者の御意見を採用いたしまして就学が行われるという形です。

 

櫻井委員長

 生田委員。

 

生田委員

 現在行われていれば良いのですけれど、お伝えするときに、例えば通常学級に行った場合のメリットはこうです、そうじゃない場合のメリットはこう、また課題はこうであると。色々なメリット、デメリット、課題等を全て保護者にお見せし、保護者がそれを全て考慮した上で最終的に、じゃあ私の子供はこうしたいと決断ができるように、色々なメリット、デメリット、課題等々をしっかり保護者の方に伝えていただきたいと思います。そうじゃないとさっきも言いましたように、そう言われるのであればそれがいいのかなという、他人任せになってしまうと、色々な問題につながる可能性が無い訳では無いと思いますので、しっかりといい面、悪い面、色々な事を提示した上で保護者が責任を持って決められるという状況を作っていただきたいと思います。

 最後に昨年度ですか、インクルーシブ教育が何校かでスタートされていると思います。そのインクルーシブ教育に向けての教職員の研修も同時に行われているかと思うのですが、その研修の状況、内容について御説明いただければと思います。

 

成沢特別支援教育課長

 研修につきましてはインクルーシブ教育ということよりも、発達障害の児童生徒に対応する研修会ということで野外研修、それから小中学校における専門的な研修、それから高校における教師の研修というものを中心に行っています。今お話がありましたインクルーシブ教育ということでございますと、各学校に特別支援教育のコーディネーターがいらっしゃいます。従来からその方を中心に研修をやっております。また地域をまとめるコーディネーターのリーダー的な役目をされる方を養成する研修を2年かけてやることになっております。その研修につきましては、今年の予定では56名の方を対象として2年間ということでやります。その方にはお話にございましたインクルーシブ教育を地域で進めていくための中心的な存在になっていただけるようにということで考えております。

 

櫻井委員長

 生田委員、よろしいですか。他にございませんでしょうか。無いようでありますので、以上で教育長報告事項3を終了します。

 次に教育長報告事項4「平成24年度特別支援学校等卒業者の進路状況について」、成沢特別支援教育課長から説明をお願いします。

 

成沢特別支援教育課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。

 

伊藤教育長

 よろしいですか。

 

櫻井委員長

 はい、教育長。

 

伊藤教育長

 今、説明いただいた中で中学校特別支援学級の卒業生で特別支援学校に通っている生徒は165人いるのですが、高等学校も380人いる。この数が年々物すごく増えてきているという状況。これは、一つは高校教育の収容人数の問題、制約等もあろうかと思います。同時に中学校では特別支援学級だけども高等学校では通常の高等学校に通うということで、まず一つは子供達に対して高等学校の中でしっかりとケアできるような体制を作っていかなくてはいけないということが1点。もう1点は報告3にも関わってくるのですが、じゃあこの子達が中学校特別支援学級に行くということが、本当に適切な就学の判定ができていたのかということも含めて、トータルでこれからも色々と検討をしていかなければならない事項ではないかなと、私も含めて、そう思っております。

 

櫻井委員長

 今、教育長から発言がありましたが、他に御意見はございませんでしょうか。無いようでしたら、以上で教育長報告事項4を終了いたします。

 次に、教育長報告事項5「平成25年度公立高等学校入学者選抜学力検査結果について」、武田教学指導課長から説明をお願いします。

 

武田教学指導課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして御意見、御質問がございましたらお願いいたします。はい耳塚委員。

 

耳塚委員長職務代理者

 基本的に、御報告のとおりに進めていただければと思うのですけれど、基礎基本と活用のバランスに関わって今後分析を進めて中学校にメッセージを出していかれるということは是非お進めいただければと思います。一時期、教育課程において重視していることと公立高等学校の入試で重視していることとのダブル・スタンダードの問題が指摘されていた訳で、本県においては基礎基本と活用のバランスを保った上で、入試でもそういう側面について切り込んでいくという方針を立てて進めていただいていることは大変結構だと思います。全体の平均点をお示しするだけじゃなくて、問題別に分析してメッセージを出していただければと思っています。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。武田課長どうぞ。

 

武田教学指導課長

 御指摘いただいたようにして参りたいと思います。特に基礎基本と活用のバランスにおいて、先ほど申しましたように文章等で記述をしたり説明をしたりというところに課題がございますので、その辺を作問のところでさらに工夫をして参りたいと思います。それから、後段でおっしゃいました、それぞれ、各問について細かく分析をしてというお話がございました。そういう資料を各学校に配布して参りたいと思います。

 

櫻井委員長

 他にございませんでしょうか。よろしいですか。

 私からちょっとお聞かせいただきたいのですが、この0点というのは、これは全く理解できていないという。

 

武田教学指導課長

 得点が取れなかったということです。

 

櫻井委員長

 分かりました。それでは以上で教育長報告事項5を終了したいと思います。

 それでは、その他に移ります。最初に「『教員の資質向上・教育制度あり方検討会議提言』に基づく行動計画(たたき台)について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。はい、生田委員。

 

生田委員

 お伺いいたします。何点かあるのですが、A3資料の1ページなのですけれども、1-10のコンプライアンス体制の構築ですけども、これを平成25年の下半期に1つ黒ポツが有りますけれども、これは上半期に持ってくることは難しいのでしょうか。平成26年度に分かれているのを、これの左に一つずつ動かすということは。資料が変わっているのかもしれないですね、分かりました。その点は結構です。すみません。

 次に同じページで1-13ですか、コンプライアンス体制の構築というところで。

 現状と課題で、非違行為防止委員会が置かれているというのは事実かと思うのですけど、これ活動状況、しっかりこれが機能しているかどうか、お伺いしたいと思います。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 今日お示ししたものは前回委員さんに情報提供したものと大分変わっています。大変申し訳ありません。ここには記述が無いのですが非違行為防止委員会につきましては昨年5月の緊急全体集会におきまして、各学校に非違行為防止委員会を設置するようにということで、特に7月の強化月間のスタートにお願いしてきたところでございます。その後、本年度におきましても不祥事が起きておりますので、機能しているのかと言われますと、起きた学校では機能していなかったと言わざるを得ないのですけども、それによって救われている学校も有るのではないかと考えております。今回の提言ではそれぞれの教育委員会においてのコンプライアンス体制の構築ということで、特に外部も含めたというところがございまして、非違行為防止委員会はそれぞれ学校内に用意させていただいております。

 

生田委員

 この一番下ですか。

 

菅沼高校教育課長

 1ページの一番下の(2)開かれた学校運営体制の整備ということで、1-11、1-12、学校のコンプライアンス体制の構築とまとめさせていただいております。現状等につきましては田中課長から話がありましたように、昨年の7月の段階で各校において、名前は非違行為防止委員会とかコンプライアンス委員会とか色々ありますけれど、そういうものを先ず設置して校内で点検等を行いました。今後、御指摘がありましたように、如何にそういうものを使って学校の風通しを良くするかが課題になってくると思います。具体的な進め方についてはこれから検討がありますけれども、外部の方を加えたコンプライアンス体制を研究していくということをやっていかないといけないと思います。ただ、高校とか特別支援学校のような県立学校と、市町村教委、すぐ直接にはできるか、できないかという問題はありますけれども、今申し上げたような方向でやっていこうということでございます。

 

櫻井委員長

 よろしいですか。

 

生田委員

 ありがとうございます。次の2ページ目なのですけども、1-20で、ホームページ等の部分で学校により取り組みに差があるという。このように掲げる以上、大事な項目として掲げていると思うのですが、学校間に温度差がある。そこが意識の弱さというか。そういった事が色々な不祥事に繋がっているのではないかと思うのです。やっぱり大切な押さえるべき点はしっかりと、温度差ということではなくて、しっかりと全部の学校が取り組みをするという体制作りに、働きかけを県としてやっていかなければと思ったところです。これは要望です。

 それと、その2つ下の1-26、相談体制の整備等というところですけども、現在も外部のNPO等のワークショップが積極的に学校現場に入って成果を上げている。そしてリピートをいただいているお話をよく聞くのですけども、そういった外部のワークショップ等をどんどん活用していく。リピートに繋がるということが、現在成果が上がってということの証明ではないかと思いますので、そちらも検討していただければと思います。これも要望です。

 その下の校内施設の件です。あり方検討会議の専門部会で、これは複数の専門部会の中で、職員室の構造について指摘をされていた委員さんが何人かいらっしゃいました。研究室という小さな部屋に入ってしまうことによって風通しが悪くなるのではないかと。これも私はしっかり検討するべきところではないかなと思います。今後、校舎の建て替えの時に、専門部会の委員さんの意見がしっかり反映されるような形で御検討いただければと思います。こちらも要望です。

 4ページ、真ん中の2-11、採用・人事システムの検討の所、県教育委員会と市町村教育委員会で教職員の採用・人事に係るワーキンググループ(仮称)を設置し、という所ですが。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 すみません、知事と市町村長と話し合った中で、そういうワーキンググループを作っていこうということになりました。県教委、市町村教委ということではなくて、市長会、町村会も加わった中で、首長さんの意向も反映できるような採用人事のシステムといいますか、そういう発想もあった方がいいという、そのようなワーキンググループになっております。

 

生田委員

 ありがとうございました。ちょっとその点が気になりますので。教育委員会内部だけで、重要な校長公募ということも議論のテーマになってくると思いますので、外部の方にも入っていただいて、しっかり議論をしていただきたいと思います。

 それと同じページの一番下、評価制度の改善で有識者会議を設置して検討ということですけども、7月ですよね、大体何名の有識者を迎えて、どれぐらいの規模を考えてらっしゃるのか、ということが一点。あとは昨年7月からことしの3月に亘って、長期に亘って真剣に多くの委員さん方に議論していただいた提言かと思います。ですので、この提言が実現されるためにこのフォローアップ委員会があるわけで、私からの要望とすれば有識者になっていただく方は方向性が、提言を実現するという同じ方向を向いた方でないとちょっと難しいのかなと思います。最初の有識者会議であれば、色々な方向を向いた方がいても結構かと、色々な情報を入れたり考え方があっていいと思うのです。提言として1つの方向を向いた以上は、全く提言と真逆の方向を向いている委員さんが入ってくると混乱を招き、委員の皆さんに真剣に議論していただいた提言が形に成らないということは避けなければいけないことと思いますので、そういった点はしっかり考慮していただいた人選をお願いしたいと思います。これは要望です。以上です。

 

櫻井委員長

 要望ですね。どうぞ。

 

菅沼高校教育課長

 今御指摘いただきました評価制度の関係ですけれども、昨年お願いした専門部会の委員の方も含めて10名程度を考えているところでございます。この進め方については今、生田委員さんのおっしゃったとおり、同じ方向で考えています。

 

櫻井委員長

 要望ということで、他に御意見はございませんか。耳塚委員どうぞ。

 

耳塚委員長職務代理者

 6月いっぱいまでに意見を寄せるようにということで。

 

櫻井委員長

 はい。

 

田中教育総務課長

 17日にはフォローアップ委員会にたたき台を説明して、御意見をいただきます。委員の皆さんからは6月いっぱい位までに御意見をいただきましたら、それらを踏まえまして次回の定例会に案として提出させていただく形を取らせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

櫻井委員長

 野村委員。

 

野村委員

 全体を通じた要望事項で1つお願いしておきたいと思います。あり方検討会議の提言に基づいた計画をたたき台としてフォローアップ委員会で検討していただくということで、その進捗状況の管理と実施支援をやっていくということですが、その次の段階でしっかりとした結果の確認といいますか、現状を把握していくということが大変大事なことと思います。そしてその状況の中で改善策であるとか、あるいはそのための対策を取っていくというというサイクルが回らないと、実施したけれどもしっ放しということでは効果として出て来ない訳ですので、その辺の所をしっかり立てて、初めてこの表が完成するということだと思いますので、ぜひそちらまでフォローアップ委員会を行っていただく中で実施して対策、改善策を取っていただきたいと思います。

 

櫻井委員長

 他によろしいですか。生田委員。

 

生田委員

 すみません、1点確認させていただきたいのですけども、フォローアップ委員会第1回が6月17日ということですけども、6月いっぱいで要望を提出し、次回の定例会で案として出されるというお話でしたが、私たちが要望を出した後にフォローアップ委員会の会議と。そうなると私たちの要望にフォローアップ委員会の方が意見を言ったり、議論をしたりすることがないまま、どのような形で案が出されるのか、ちょっとイメージができないのですが。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 同じたたき台でフォローアップ委員会の皆さん方にも御意見をいただきますし、教育委員会の皆さん方にも今月中ということで期限を切らせていただきますけども、御意見をいただければと思っております。それぞれの御意見に関しましてはこのように変更しましたという形で案を改めてお作りして、できれば7月の、次回の定例会で行動計画をお認めいただきたいと思っております。教育委員会で決定させていただければと思います。

 

櫻井委員長

 はい、教育長。

 

伊藤教育長

 あくまで最終的に責任を持つべき所は教育委員会だと思っております。フォローアップ委員会の方々の御意見ももちろん伺いますけれども、フォローアップ委員会の役目としては決めた提言の方向性をしっかり実行しているかどうかをチェックするということが当然の眼目でございます。何をするか決めるというのは、まさにこの教育委員会の場で、また今日、また後でいただいた意見も踏まえて次回に教育委員会に案を提示して御議論をいただきながら責任を持って決定すると。もちろん、それに対してフォローアップ委員会の方からここは取り組み不足でないのかという、今後のフォローアップは続けていきますので、その段階の中でこの行動計画というのも進捗状況によって随時見直していくことはあり得ると思っています。あくまでも最終的な責任主体は教育委員会ですので、しっかり決めて取り組んでいくということで思っております。

 

櫻井委員長

 ということでありますので6月いっぱいということで、それぞれ御意見を纏めていただければと思います。

 次に6月、7月の主要行事予定について田中教育総務課長からお願いいたします。

 

田中教育参事兼教育総務課長

 (資料説明)

 

櫻井委員長

 ただ今の説明に有りましたとおり、次回の定例会は7月11日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井委員長

 御異議ございませんので、そのようにいたします。

 その他、何かございませんでしょうか。よろしいですか。それでは以上で公開による審議は終了いたしました。これから非公開の審議に入りたいと思います。傍聴人の方は退席をお願いいたします。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育政策課

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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