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更新日:2014年5月14日

第957回長野県教育委員会定例会会議録

 

1 日時

平成25年(2013年)4月2日(火曜)午後1時30分から午後3時10分

2 場所

県庁 教育委員会室

3 資料

議題

議第1号

教育長の任命について(PDF形式:29KB/1ページ)

議第2号

教育長職務代理者の指定について(PDF形式:38KB/1ページ)

議第3号

平成26年度教員採用選考について(PDF形式:431KB/6ページ)

報第1号

教職員の人事異動について(PDF形式:73KB/2ページ)

 

教育長報告事項

(1)

平成25年2月県議会定例会の結果について(PDF形式:55KB/2ページ)

(2)

教職員の人事異動の結果について(PDF形式:182KB/7ページ)

(3)

平成24年度退職者の永年勤続教職員表彰について(PDF形式:193KB/7ページ)

(4)

平成24年度児童生徒教育委員会表彰について(PDF形式:44KB/10ページ)

(5)

平成25年度中学校30人規模学級の実施状況について(PDF形式:179KB/2ページ)

(6)

小諸養護学校高等部分教室の設置について(PDF形式:133KB/1ページ)

(7)

須坂市立須坂支援学校の中学部設置について(PDF形式:6KB/1ページ)

その他

 

「体罰に係る実態把握調査」中間報告(第2回)(PDF形式:413KB/7ページ)

 

  

4 出席者

委員

委員長 櫻井 久江
委員 野村 稔
委員 高木 蘭子
委員 生田 千鶴子
教育長 伊藤 学司

その他

青木教育次長、笠原教育次長、田中教育参事兼教育総務課長、柳澤義務教育課長、菅沼高校教育課長、成沢特別支援教育課長、武田教学指導課長、永原心の支援室長、小野文化財・生涯学習課長、丸山保健厚生課長、茅野スポーツ課長

 

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会議録

櫻井委員長
 ただいまから、第957回教育委員会定例会を開会します。
 はじめに、本日、耳塚委員長職務代理者から所用のため欠席する旨の報告がありました。なお、過半数の委員の出席を得ていますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。はじめに、本日付けで、伊藤学司さんが教育委員に就任されましたので、一言あいさつをお願いしたいと思います。お願いいたします。

伊藤委員
 伊藤でございます。先ほど、知事の方から教育委員に任命するということで、拝命をいたしました。委員長をはじめ、委員の皆さまと自由闊達に議論をさせていただきながら、長野県の教育をより良い充実、発展に向け努力させていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

櫻井委員長
 ありがとうございました。
 続いて、新年度を迎え、事務局が新体制になりましたので、改めて青木教育次長から順次、自己紹介をお願いします。   

青木教育次長
 4月1日付で、教育次長を命ぜられました、青木弘と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

笠原教育次長
 4月1日付で、教育次長を拝命しました、笠原千俊と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

田中教育参事兼教育総務課長
 教育参事兼教育総務課長の田中功でございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

柳澤義務教育課長
 本年度、義務教育課長を命ぜられました、柳澤厚志と申します。どうかよろしくお願いいたします。

菅沼高校教育課長
 4月1日付で、高校教育課長を命ぜられました菅沼尚と申します。よろしくお願いいたします。

成沢特別支援教育課長
 特別支援教育課長の成沢弘治でございます。引き続き、よろしくお願いいたします。

武田教学指導課長
 教学指導課長の武田育夫でございます。引き続いて、よろしくお願いいたします。

永原心の支援室長
 4月1日付で、教学指導課心の支援室長を命ぜられました、永原経明と申します。よろしくお願いいたします。

小野文化財・生涯学習課長
 4月1日付で、文化財・生涯学習課長を命ぜられました、小野光尚でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

丸山保健厚生課長
 4月1日付で、保健厚生課長を命ぜられました、丸山隆義でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

茅野スポーツ課長
 4月1日付で、スポーツ課長を命ぜられました、茅野繁巳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長
 ありがとうございました。 それでは、議事に入ります。最初に、議第1号「教育長の任命について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今、説明がありましたけれども、私から一言申し上げます。伊藤委員は、阿部知事から教育長適任者として県議会の同意を得て、委員に任命されました。この意を受けまして、伊藤委員を教育長に任命することを提案いたします。御意見、御質問等がありましたら、発言願います。
 特にございませんでしょうか。それではみなさん賛成ということですので、議第1号について、教育長に伊藤委員を任命することに決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ござませんので、議第1号をそのように決定いたします。なお、会議の座席につきましては、教育委員会会議規則の規定により、委員長が定めるとなっておりますので、ただいま着席のとおりといたします。 それでは、伊藤教育長から、改めて一言ごあいさつをお願いいたします。

伊藤教育長
 ただ今、教育長に選任をいただきました、伊藤でございます。改めまして、委員長を始め教育委員の皆さまの御指導をいただきながら、教育委員会の事務局を統括し、長野県の教育がより良くなるように全力を尽くして頑張っていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長
 次に、議第2号「教育長職務代理者の指定について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。特によろしいでしょうか。それでは、議第2号を(原案どおり)決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

 

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櫻井委員長
 御異議ございませんので、議第2号を(原案どおり)決定します。
 次に、議第3号「平成26年度教員採用選考について」審議をおこないます。はじめに、教員採用選考の概要について、柳澤義務教育課長から説明してください。

柳澤義務教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 続いて、選考基準について、柳澤義務教育課長と菅沼高校教育課長からそれぞれ説明してください。

柳澤義務教育課長
 (資料説明)

菅沼高校教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。
 生田委員どうぞ。

生田委員
 御説明ありがとうございます。何点かお伺いしたいのですけれども。昨年から3月にかけて、教員の資質向上・教育制度あり方検討会議や倫理向上や採用・人事専門部会で、委員の皆さまに、タイトな日程だったのですけれど、真剣に議論をしていただきました。その提言が3月19日に出されたと思うのですけれども。そこでも知事の方から、早急にできることは進めてほしいとお話いただいていたかと思います。そういったことも考えたうえで、質問をさせていただきたいと思います。
 今回、採用・人事専門部会の中で出ていた意見で、二次の倍率というお話が有ったかと思うのです。それに関して、今回も同じような倍率で行われるのかどうか、ということをお聞きしたいと思います。

櫻井委員長
 お願いします。

柳澤義務教育課長
 それではお答えいたします。この、倍率につきましては、今後、検討をするということで、研究をしているところでございまして、本年度につきましては、昨年度と同じように考えております。高校も同じです。

櫻井委員長
 よろしいですか。

生田委員
 今後検討というお話でしたけれども。募集要項配布の時点では倍率に関して云々という記述はないかと思うのですね。ということは、最終的に、7月13日が一次選考ということで、それまでに議論が深まればそれを使っていくことも可能ではないかと、私は思うのですね。先ほど言いましたように、知事の意向としても、不祥事が連続して起こっている中で、早急に進めていただきたいというお話でした。ここにいらっしゃる委員の皆さんも同じ意見かと思うのです。今が4月ですので、3か月あるわけですよね。そして、専門部会の意向はしっかりと上がってきている中で、あと、詰めるとすれば事務局の皆さんを交えて教育委員が議論をしていく中で、その割合、二次にどれくらい残すかということを、私は十分な議論が可能ではないかと思うのです。こうやって連続して不祥事が起こる中で立ち上がったあり方検討会議であって。その、タイトなスケジュールの中でしっかりと議論をしていただいた委員さんの考えを反映していく、それが私たちの責務かなと思っていますので、倍率に関して、昨年と同じに進めていいのかと疑問が残ります。では、ここの場で倍率をどうするかという議論を深めていくには時間が十分ではないので、それに関しては別の機会をとらえて真剣に議論を、はっきりとした数字を応募される方にお示しできるのではないかなと思うのです。それについて、委員の皆さまの意見をお聞かせいただければと思います。

櫻井委員長
 はい、どうぞ。

田中教育参事兼教育総務課長
 すみません。あり方検討会議の提言を頂いておりますので、委員のおっしゃるとおり、できることは早急に行うということで、今現在、5月を目途に行動計画を策定しております。一次選考結果の発表が8月上旬ということですので、その時には二次に向けた合格者の数を、当然御審議をいただくわけでございますので、行動計画の中にその辺を含めまして書けるかと思っておりますけれども、けっして昨年と同じ倍率を目指して合格を出すという形ではなくて、結果として、倍率が幾つになるか決まる話だと思っておりますので。そこを多くするという行動計画を策定できれば、そういう方向に持っていくことになると思っておりますので。今ここで、多くしますという答えになるかはあれですが、また、行動計画の御審議の時に、御意見をいただければと思っております。採用につきましても御提言の方で25年度中にしっかり議論してというお言葉もいただいているところです。行動計画自体が議論の期間ですとか、いつごろまでに結論を出すとかというものになろうかと思っておりますので、ここにつきましても、十分踏まえたうえで、計画づくりの中で議論をしていきたいと思っております。いただいた御提言を最大限、実行に移していくという前提の中で、それは共通していると思っております。

櫻井委員長
 そういうことでありますので、計画作りの中で議論をしていくということでまとめさせていただきたいと思います。

生田委員
 すみません。その行動計画というものは、いつまでに作成する予定なのか。

田中教育参事兼教育総務課長
 目標では、5月中というイメージでおりますけれども、一次選考の出願の数や採用人数によって倍率は変わってきますのでその時に十分議論しますけれども、いただいた提言の、二次にできるだけ多く選考を持っていったらどうかという御意見の趣旨は尊重されて、そういう議論はしていくべきだと思っております。行動計画は5月にできればと思っております。

生田委員
 確認させていただきたいんですけれども。二次の倍率は、今現在では、まだ確定をされていないということでしょうか。それと専門部会の委員さんが、なぜ具体的に10パーセント増しという数字を提示されたのか、そういうところもしっかりと理解したうえで、二次の倍率等々考えていく必要があると、私は思うのです。人物重視というのはとても大切だと思うのですけれども、そうやってきた結果、不祥事が連続して起こっていることだと思いますので。二次では少しでもおかしいなという人を落とすような形でやっていただきたいという思いから、この10パーセント増しという言葉が出てきたかと思っておりますので、そういうことを十分勘案したうえで、5月に策定していただけたらと思っております。

櫻井委員長
 それではよろしいですね。それでは、議第3号を原案のとおり。

生田委員
 すみません。よろしいですか。

櫻井委員長
 はい、どうぞ。

生田委員
 すみません、2ページの(3)の①ですけれども。見込数が小中学校5名程度ということですが、小中各5名ということでしょうか、それとも合わせて5名ということでしょうか。

柳澤義務教育課長
 こちらについては、合わせて5名ということで考えております。

生田委員
 それと3ページの③の、受験者の条件です。先ほどの説明だと、どこの大学からの推薦でも大丈夫というお話だったかと思うのですけれども、長野県教育委員会が依頼した大学からの推薦と書かれています。これは、県教委が依頼した大学と、私は理解したのでけれども、御説明と意味合いが少し変わってくるのかなと思ったのですが。

櫻井委員長
 どうぞ。

柳澤義務教育課長
 はい、お願いいたします。私の説明が不十分で申し訳ございませんでした。私が御説明したのは3ページの下から3分の1くらいのところにある、(4)身体に障害のある人を対象とした選考のところのことで、そこの4つ目の四角の受験者の条件のところで、ここのところが、在学する大学の推薦を受けた者で、平成26年3月に卒業見込み又は大学院修了見込みの者と、こちらの方のお話をしました。上の方につきましては、今、委員御指摘のとおりでございます。

生田委員
 その点に関してですけれども、これも採用・人事専門部会で3名ほどの委員さんからも疑問の声が出ていたかと思います。特定の大学に推薦枠を設けるということは、公平性に欠けるのではないかという御意見が、半数以上の委員さんから出てきたと私は理解しておりますけれども。今回のことは専門部会の声が反映されていないのではないかと思うのですけれども、これに関してどの様にお考えなのでしょうか。

田中教育参事兼教育総務課長
 専門部会からの報告を受けた、あり方検討会議の提言の中には、そこまでの一文が入っている状態にはなっておりません。ただ、議論された中での御意見としてあったことは承知しているところです。こちらの提言書によりますと、現在勤務している講師を優先的に採用する仕組みをもう少し研究もしろと。その中では、公平性・平等性が担保できる仕組みで研究するべきだという御意見もございました。募集要項についての意見をいろいろと頂いているわけですが、最終的な報告書や提言書の中では、形作られてはございませんでしたので、課題、御意見としては記録も残っておりますので、そこは十分完備してはございます。昨年から依頼した大学の推薦を受けた者というのをやらせていただいておりますけれども、一年だけでですね、本当に公正、公平性に欠けているかという検証の部分は御意見としては伺っておりますので、引き続きそういう部分は検証していかなければならないと思っておりますけれども、報告・提言の中には改正しろという部分はいただいてないものですから、今回は引き続き2年目をさせていただくということで報告をさせていただきました。

櫻井委員長
 はい。

 

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生田委員
 その点については、今回のとおりやるとしても検討の余地はあるかと思いますので、そこのところをお願いしたいと思います。
 それと、2ページの3の(2)社会人を対象とした選考のところの採用の割合で、採用の予定の1割程度と。ちょっと過去の資料を見てみたのですけれど、少なくとも平成20年からずっと採用予定者の1割程度かと思うのです。その前もそうか、そこまでは見てないのですが。果たして、この割合が例年変わらずに来ていることがいいのか。専門部会でも、社会で経験を積まれた方が欲しいという声も多々あったかと思います。先生方は本当に多忙の中お仕事をしていただいて、でも民間企業の方のお話を聞くと、そんなの当り前だという意見もあったりと。そういった意味からも、できるだけ、先生方も社会に開かれる、色々な風が入ってくるということで、社会人経験者の採用というものは、とても必要となってくると思うのです。毎年、1割程度できていて、これで良いのかと疑問があったりします。5月に検討がされるということですので、その時に割合についてもしっかり議論していただければということが1点です。
 そして、4ページの求める教師像で先ほど御説明のとおり、今回、専門部会の皆さんの意見を踏まえて、(1)を新たに入れていただいたこと、本当にありがたいなと思っております。昨年、色々な市町村の教育委員との意見交換会の中でも、コミュニケーション能力の必要性というのはどこに行っても出てきていて、キーワードではないかなと、私自身、感じております。それと、不祥事を起こす先生方の顛末書等々読ませていただく中で、どうしても、自己中心的に考えられる先生が多いように感じるわけですけれども。まず、自分の主張をする前に、子供たちや保護者といった周りの話を聴くことから信頼関係は構築されていくかと思います。今回に入れることが可能であれば、コミュニケーション能力に優れていることと、人の話を聴く力のある方を。これは必須条件として入れてもいいのではないかと思います。この検討もお願いしたいと思います。

櫻井委員長
 はい。笠原教育次長。

笠原教育次長
 今、御発言いただきました前半の部分につきまして、お話ができればと思います。まず、採用選考におきましては、豊かな経験をお持ちの方。特に、社会人として取り組まれた方。ここでは、青年海外協力隊の経験につきましては、年数を抑えて、是非来ていただきたいと、そのようにしているわけですが。そうした枠を作らせていただいて、多くの方に受けていただきたいと、そう考えているわけであります。社会人を対象とした採用は、民間企業等の経験者と、教職の経験者、この二枠で形作られているわけです。民間企業等の経験の方につきましては1割程度とさせていただいていますけれども、多くの方に出願をしていただいて、この1割が、そのようになっていくようにしていきたいと考えているところでございます。実際に出願をしていただく人数が増えてくるとありがたいなと思っているところであります。

櫻井委員長
 はい。

田中教育参事兼教育総務課長
 4ページの求められる教師像につきましては、先ほどからありますように、検討会議の提言等も是非、今後、長野県の目指す教員像についてのミッションを策定する中で反映していくという提言をいただいているところでございます。先ほど御説明したとおり、(1)を加える中で、(2)から(6)はそのままにさせていただいております。教員の研修体系の作成会議につきましても、近日中に発足すべく、今、人選に入っているところでありますので、そうしたところの議論を踏まえて、来年度には活かしていきたいと考えております。そこの、コミュニケーション能力というところを、まさに特出しにする形がいいのか、視野という形で書いてあることに含まれているのではないかとも思いますが、そういう特出しも踏まえまして、ミッションの議論も加えた中で、変えて行きたいと思ってますので御理解をお願いしたいと思います。

生田委員
 ちょっとよろしいですか。

櫻井委員長
 はい。

生田委員
 2ページの(3)の①の発達障害児童生徒特別支援のための選考なんですけれども。まさにインクルーシブ教育をこれからどんどん広げていく中で、小中学校各5名程度でいいのかという疑問があるのですが、この枠はなぜこんなに少ないのですかね。それに見合う先生の応募が少ないにしても、枠は大きく持って、それだけ意欲を持っていただいて、できるだけそういったことに対して、知識、経験の豊富な先生が多く入っていただくことが、長野県教育にとって、発達障害の子供たちに必要ではないかなと思うのですけども。ここはなぜ5名なのかをお聞かせいただければと思うのですが。

柳澤義務教育課長
 はい、お願いいたします。昨年度、若干名という表現で募集させていただきました。実際に応募された方は、もう少し多い方が良かったかなという現状がありました。今年度は5名ということで、更に、一歩前進という形で進めさせていただいたのですけれども、そこのところは、御指摘のとおり、本当にこういう専門性は求められておりますので、検討させていただきたいと。今年の実態を見て5名とさせていただきましたので、その方向で、検討させていただきたいと思います。

生田委員
 ちなみに昨年は、何名の方が応募されたのですか。

柳澤義務教育課長
 4名ということでありました。

櫻井委員長
 それではいいですね。そういった意見も踏まえて、これから検討していくということでありますので。

菅沼高校教育課長
 すみません。

櫻井委員長
 はい。

菅沼高校教育課長
 6ページの県立高等学校教員採用候補者の選考基準についてですが、一次選考の筆記試験の実技のところで福祉が残ってしまいました。実は、今度のところでは、福祉を採用できない状況がありますので、福祉のところを削っていただければと思います。申し訳ございません。

櫻井委員長
 では、そのようにお願いいたします。それでは、議第3号を原案のとおり決定したいと思いますが御異議ございませんでしょうか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんので議第3号を原案のとおり決定します。
 次に報第1号「教職員の人事異動について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がございましたらお願いします。よろしいでしょうか。それでは、報第1号を原案のとおり承認したいと思いますが御異議ございませんでしょうか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認します。以上で議事を終わります。
 続いて、教育長報告事項に入ります。最初に教育長報告事項1「平成25年2月県議会定例会の結果について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。ございませんか。それでは以上で教育長報告事項1を終了します。
 続いて、教育長報告事項2「教職員の人事異動の結果について」、田中教育総務課長、柳澤義務教育課長、菅沼高校教育課長から、順次説明をお願いします。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

柳澤義務教育課長
 (資料説明)

菅沼高校教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。生田委員。

生田委員
 校長先生と教頭先生の在職年数が、義務教育も、高校教育もかなり短いと思うのですけれども。これについては、前々から、校長先生には腰を据えて学校経営をしてほしいという声が、いろんなところから聞こえてきているかと思うのですが。これはもう少し長く、しっかりと学校経営をしていただきたいという思いが、私自身もございます。毎年2.6年とか、2.4年とか、3年を超えることはないように思うのですけれども、このままでいいのかどうなのか。もし、もっと長くという御意見があれば、お聞かせいただければと思います。

櫻井委員長
 特に意見は無いですか。

田中教育参事兼教育総務課長
 すみません。

櫻井委員長
 田中課長、どうぞ。

田中教育参事兼教育総務課長
 委員さんの御意見を遮るつもりは無いのですけれども。提言の方にも、人事については校長教頭の登用年数の若返りを図って、一校での勤務年数の長期化が可能になるようにするのだという提言をいただいております。それに向けて努力をしていかなければならないと事務局では思っております。また、若返りを図るといっても、その能力の見方ですとか、経験値の問題。特に今、50代の比率がすごく高いものですから、どうしても50代に登用が多くなってしまっているという現実がございます。そうは言っても、なんとかして登用しなければ在職年数も長くならないものですから、そこら辺の研究はしっかりやっていかなければと考えているところでございます。すみません、先に申し訳ないです。

櫻井委員長
 特に意見が無いようですので。今までの積み重ねもある訳ですし、その中でも登用年数の若返りとか、様々なことを考えていくということで、まとめさせていただきたいと思います。以上で教育長報告事項2を終了します。
 続いて、教育長報告事項3「平成24年度退職者の永年勤続教職員表彰について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。ございませんか。以上で教育長報告事項3を終了します。
 続いて、教育長報告事項4「平成24年度児童生徒教育委員会表彰について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。ございませんか。
 これだけの数の表彰が行われているということは、それだけ多く児童生徒ががんばっていただいているということで、何よりうれしく思います。以上で教育長報告事項4を終了します。
 次に、教育長報告事項5「平成25年度中学校30人規模学級の実施状況について」、柳澤義務教育課長から説明をお願いします。

柳澤義務教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。特によろしいでしょうか。今年度で中3まで、30人規模学級ということであり、喜ばしいとことだと思います。以上で、教育長報告事項5を終了します。
 次に、教育長報告事項6「小諸養護学校高等部分教室の設置について」、成沢特別支援教育課長から説明をお願いします。

成沢特別支援教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。特にござませんでしょうか。すべての通学区において分教室ができるということで、喜ばしことであると思います。
 続いて、教育長報告事項7「須坂市立須坂支援学校の中学部設置について」、成沢特別支援教育課長から説明をお願いします。

成沢特別支援教育課長
 (資料説明)

 

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櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。よろしいでしょうか。以上で教育長報告事項7を終了します。
 それでは、その他に移ります。最初に「『体罰に係る実態把握調査』中間報告(第2回)」について、菅沼高校教育課長から説明をお願いします。

菅沼高校教育課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただ今の説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。生田委員。

生田委員
 お願いいたします。体罰と一言に言っても、中にはいろんな体罰があるかと思うのです。それにしてもこれだけ膨大な数の体罰が上がってくるということは、これをしっかりと受け止めなくてはいけなくて、どう受け止めればいいのか。これは人権感覚の低さを物語っているのではないかと思うのです。あり方検討会議の中でも、人権感覚を養う研修等も必要ではないかという声もあったかと思うのです。目の前にいる子供たちが、しっかりと人格を持った、人権を持った人であるという認識を、この数字から新たに強く持っていただきたいということが一つでございます。
 あと、県の体罰の定義の中で、言葉による体罰というのを設けているかと思うのですけど、今回の調査の中で言葉による体罰というのは計算されていないかと思うのですがどうしてでしょうか。

菅沼高校教育課長
 はい、言葉についてはまだ調査中の中に入れております。高校関係につきましても、言葉についていくつか出てきておりますけれども、それを体罰とするかというところは、委員さんもおっしゃったように難しいところがありまして、調査を引き続きしていく中で、判断していかなければいけないと思っているところであります。

生田委員
 今後ということなんですけれども、体罰について厳しくされるのを見ていく中で、体罰をしない、してはいけない、でも、感情的になった時に、それがどのように先生方に現れるか。それが言葉の暴力に繋がったりすることが多々あるというのですね。先生も人間ですので、感情をどうコントロールしていいのか戸惑いがあったりすることが、現場ではあるのではないかと想像できるわけですけれども。そういった感情をうまくコントロールできるような研修。これは研修専門部会でもそういった意見は出されているかと思いますけれども。体罰をやってはいけない、代わりに言葉が出てくる、その方が子供たちをより傷つけることが多いと私は思いますので、危険を感じております。そういった思いを違った形で表せる、子供たちに本来の思いがしっかりと伝わるように、そういった研修を是非、喫緊の課題として組み立てていただきたいと思います。

櫻井委員長
 はい。それではそういうことで。まだ調査中ということでもありますが、きちんと捉えていただいてと思います。それでは、次に移りたいと思います。「4月、5月の主要行事予定について」、田中教育総務課長から説明して区ださい。

田中教育参事兼教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 それでは、ただ今の説明がありましたとおり、次回の定例会を4月16日木曜日の午後に開催したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんので、そのようにします。その他、何かございますか。
 それでは以上をもちまして、第957回教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れ様でした。

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所属課室:長野県教育委員会 

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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