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更新日:2014年6月23日

第920回 長野県教育委員会定例会会議録

1 日 時

 平成23年(2011年)2月10日(木)

 午後1時30分から午後3時10分まで

 

2 場 所

 県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 平成23年度2月県議会に提出される予定の議案に対する意見に

ついて

  議第2号 不利益処分の不服申立てについて

  議第3号 職員の人事異動について

 

 ○ 教育長報告事項

  (1)伊那養護学校高等部分教室の設置について

  (2)平成22年度「学力向上のためのPDCAサイクルづくり支援事業」

C調査分析結果について

  (3)平成23年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について

  (4)平成22年度長野県不登校対策検討委員会における検討結果について

  (5)携帯電話等をめぐる生徒指導上の諸問題について

  (6)第66回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会の

成績について

 

 ○ その他

   現地機関等の事例発表

   ・自立活動充実に向けた取り組み

    ~松本養護学校における実践を中心として~

 

4 出席者

 ○ 委 員

     委  員  長   矢 﨑 和 広

     委     員   野 村   稔

     委     員   伊 藤 かおる

     委     員   高 木 蘭 子

     教  育  長   山 口 利 幸

 

 ○ その他

   長澤教育次長、荒深教育次長、白鳥教育総務課長、北田義務教育課長、

小林高校教育課長、海野特別支援教育課長、髙栁教学指導課長、

町田心の支援室長、花岡文化財・生涯学習課長、駒村保健厚生課長、

飛沢スポーツ課長

 

矢﨑委員長

 ただいまから、第920回教育委員会定例会を開会します。

 本日、耳塚委員長職務代理者から所用のため欠席する旨の報告がありました。

なお、過半数の委員の出席を得ていますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

 それでは、議事に入ります。

本日の審議事項中、議第1号「平成23年2月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」は、成案となる前の内容について、審議・検討をするものであります。

また、議第2号「不利益処分の不服申立てについて」及び議第3号「職員の人事異動について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

ついては、議第1号、議第2号及び議第3号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、議第1号、議第2号及び議第3号につきましては、非公開で審議することに決定しました。

なお、議第1号、議第2号及び議第3号の審議につきましては、本日の最後に行うことといたします。

 最初に、教育長報告事項(1)「伊那養護学校高等部分教室の設置について」、海野特別支援教育課長から説明してください。

 

海野特別支援教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成22年度『学力向上のためのPDCAサイクルづくり支援事業』C調査分析結果について」、髙栁教学指導課長から説明してください。

 

髙栁教学指導課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 お伺いしたいのですが、学力向上担当ミーティングには、どのようなお立場の先生方が御出席になるのか、教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 各学校の研究主任が集まっております。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。ちなみに、家庭学習の時間などは比較的きちんとPとCとの比較はできますよね。前の方のそれぞれの科目別の傾向は、基本的には違う問題にしているわけですよね。

 

髙栁教学指導課長

 5問と7問でありますので、若干違うものも新たに付加されたものもございます。

 

矢﨑委員長

 付加されていますよね。それで、この比較をこのような形で、上の部分が多少多くなったとか、右寄りになったとかということは、問題が違ってもそのような比較はできるということでいいのですか。

 

髙栁教学指導課長

 はい。程度と傾向が全く同じ問題ではないのですけれど、同じ分野の問題は出題しておりますので、傾向をみることはできます。そのような点で、先程、申し上げましたけれど、1ページのところの数学の(5)は円錐の問題で、このようなところで中学の授業改善を私どもも一生懸命やってきたつもりなのですけれども、更にもうちょっと具体的な手だてを加えないとなかなか成果が見えないというところもあったわけでございます。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「平成23年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について」、髙栁教学指導課長から説明してください。

 

髙栁教学指導課長

 (資料説明)

 

伊藤委員

 お願いします。

 

矢﨑委員長

はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 未内定者については、商工労働部の人材育成事業が本年度も行われていくという形で、そちらに引き継いでいくという認識でいいのかという確認がひとつと、もうひとつは、ここは就職の状況が出ているのですが、進学希望者、それから就職希望者、それ以外の方々はいらっしゃるのかどうか、ちょっと、その辺りの数字について、教えていただいてよろしいでしょうか。科別でなくて、全体で結構です。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 まず、1点目でございますけれど、これは商工労働部の方で御理解をいただきまして、来年度も継続していただけるということが決定しております。

 それから、2点目のことでありますけれど、今、ここに確かな数字がなくて、大変申し訳ございませんが、委員からの御指摘のとおり、進学、就職そのどちらでもないという子どもたちがいる現実がございます。しかし、その数が今パーセントでどの位であるかということは、数字がなくて申し上げられません。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 就職を希望されて未内定となると、学校の方では未内定の方だということで、そのまま商工労働部の方へ御本人の御了解の下できっとお知らせいただけるのではないかと思うのですが、問題なのはそのどちらでもないという形で、逆に、そういった支援があることすら知らずに卒業される方が昨年もいらしたのではないかということを感じております。その数が意外と多いと思っておりまして、そのどちらでもない、進学と就職というような狭間で、一番迷っている方々こそ支援が必要かと思うのですが、進路指導室からこぼれ落ちてしまうような方々に、就職かどうか迷っている状態でいいので、例えば、ジョブカフェなり、その未内定の方への支援事業があるというような情報の周知をぜひ学校でこの時期にお願いできますでしょうか。3月ではちょっと遅いと思うので、ぜひ進めていただきたいと思うのですけれども、就職希望者だけに、せめて卒業までにというと、その辺りの方々をこぼしてしまうのが大変心配しております。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 昨年度、委員から御指摘のとおり、アルバイトと、そのような子どもたちの名簿登録をいたしませんでした。従って、そのような子どもさんがせっかく商工労働部の人材育成事業のところになかなかヒットしないのです。そのような状況の今で、委員から御指摘のとおり埋もれてしまいまして、そのような存在すら分からないという状況がございました。かような反省に立ちまして、本年度の名簿登録は、進学をしないという子どもさんに限っては、アルバイトでもいいという子どもさんも名簿登録をするようにということで各学校に徹底をしております。従いまして、委員から御指摘をいただきましたとおり、進学しないで就職するか迷っているかもしれないという子どもさんも今年度は名簿に載りますので、そのような形の中で人材育成の形のところでも採用が可能になってくるという道が開けたと考えております。

 

矢﨑委員長

 はい、よろしいでしょうか。いつものような傾向で、南信が92.8%で、東信が81.8%ですが、野村委員さん、一般的にはどのように判断をすればいいですか。

 

野村委員

 地域性の問題があると思います。これは、ずっとこのような傾向ですよね。だから、どうしても南信地区の方の地域の方がいいという結果で記憶しているのですが、ミスマッチというのも結構ありまして、困ったことに東信や北信にいるけれども、南信で欲しいという時に、高校生の場合は自宅から通えるかというと、なかなか通えないということがあって、非常に難しい問題もあるのですが、欲しいところが取れないという事情もよく丁寧にやってみるとあるということもありますので、300人近い人がまだ未就職ということですが、2ヶ月ありますので、ぜひその間に学校側も最善の努力をしていただかなければと思いますし、我々、企業としても受け入れ態勢をもう一度考え、状況によってはばらつきがありますけれども、人手不足というところが経営者協会のアンケートでも出ている部門がありますので、その辺のところをきめ細かくやるといいと思いますし、お互いにやっていかなければいけないと思っております。

 

矢﨑委員長

 300人ぐらいがまだ決まっていないということなのでしょうか。

 

髙栁教学指導課長

 野村委員が御指摘されたように、地域の皆様方が特に企業の皆様方が地域の子どもさんを地域で育てるという立場で、できるだけ門戸を開けていただいたり、その子どもさんを採用していただける機会が増えております。学校も本当に頑張っているのですけれども、難しい面もありまして、そのような中で県民を挙げてこのような渦といいますか、高校生を何とかしようという気運を盛りあげていただくことは、大変有難いことだと思います。今後、頑張って参りたいと思います。

 

野村委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

野村委員

 私立高校の内定状況が分かっていましたら教えてくれませんか。

 

髙栁教学指導課長

 申し訳ございません。1月の段階は、ちょっと把握しておりません。

 

野村委員

 ああ、そうですか。いいです。

 

矢﨑委員長

 前の段階では、公立と私立の差は、どのくらいありましたでしょうか。私立の方が悪かったのでしょうか。野村委員、追加で御質問がありましたら、発言願います。

 

野村委員

 12月の状況よりも伸びていなければちょっと困るなと思ったものですから。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 12月の段階では、私立高校の就職内定率が74.8%でございました。これは、昨年同期に比べて1.6ポイント下がっているというところでございます。同月の公立高校の就職内定率が85.4%でありましたので、私立高校の方が若干出遅れているというのが12月末の状況でございました。私立高校の場合には、10月、12月、3月に調査をしているということでありまして、公立高校の方は1月の調査をやったわけでありますけれど、私立高校の次回の調査は3月になるということでございます。

 

矢﨑委員長

 12月以前では10%位違っていて、私立高校の方が悪かったということですね。

 

髙栁教学指導課長

 そうです。

 

矢﨑委員長

 それと、就職先の第1次、第2次、第3次産業という区分けは、データとしてあるのですか。第1次産業はほとんどないかもしれないけれど、要するに、どのようなところへ行っているのかということが分かりますでしょうか。

 

髙栁教学指導課長

弟1次、第2次、第3次産業と分けたものは、今、私の手元にはございません。

申し訳ございません。

 

矢﨑委員長

 第2次産業、第3次産業がどのように違うのかちょっと興味があるので、分かれば出してください。

 

髙栁教学指導課長

 分かりました。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特に、ないようでありますので、以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 次に、教育長報告事項(4)「平成22年度長野県不登校対策検討委員会における検討調査について」、町田心の支援室長から説明してください。

 

町田心の支援室長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 最後の分類の留意事項のことは、とても大切だと思って拝見させていただいたのですが、先程の就職のところでもどのような希望調査の結果かとお伺いしたのは、分類ですとか、本人の希望による区分けによって、その方に対する支援が異なってくるのではないかということで、例えば、先程の就職ですと、その分類に入っていない人は支援を受けられないとか、その他というところで、非行気味の傾向を持っているというような形になってくると、あの子はその他の分類だからと先生が少し関わりについて笑顔で登校してもらおうという働きかけから、その分類によって支援の変化が起きてしまうのかどうか、再度確認させていただいてもよろしいでしょうか。

 

町田心の支援室長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

町田心の支援室長

 ちょっと見ていただきたいのですが、7ページの(2)②のところで、学校から同様の危惧といいますか、理論的に、②は病気にカウントすれば不登校にはならないけれども、そうするとあの子は病気だからという認識になってしまう、あるいは、生徒の実態に応じてカウント欄を判断できるやり方というよりも、確かにそのような危惧があるということは学校の方でも理解しているところです。

 ただ、子どもたちを支援するための分類でありますので、今のその他の例、あるいはこの病気の例についても、どのようにやっていくのが一番いいかということは、本県の学校の皆さんがそれぞれ考えている中でこのような意見を出してきておりますので、分類によってその差異といいますか、見捨てられたという感じを持つような子どもが生まれないようにやっていくことが大変重要だと思っているところであります。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 ありがとうございます。しばらくは特別な支援が必要である子どもたちが、各市町村が少し保健室の方を配置していただいたりとか、そのような生徒の心の分類やいろいろな枠組みから少しずれた時に、その方々の存在が私たちが把握できなくなってしまうというところが非常に怖いなと感じるので、ぜひ、調査は調査、判断は判断、分類は分類ということで、掴んでいく上で非常に重要であると同時に、実際のお一人おひとりに即した部分というものをどのように継続的に見ていくのかというところが、学校の担当や先生方の異動もあるかとは思うのですが、発達障害などでもノートのような、カルテのようなものを市町村が継続的にお一人を見続ける視点として用意もし始めていると思うのですが、そのような意味でその方に対する視線を私たちは分類が変わろうと失わないような方策を御検討いただければと思っております。

 

町田心の支援室長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

町田心の支援室長

 本県の不登校対策検討委員会でこのような分類的な問題が出てくるということについては、長期欠席、30日以上の欠席者に対して問題意識を持って学校が見ている現状であると、私どもは捉えております。

 そのような中で、今、委員が御指摘された部分というのは、学校の皆さんも悩みながらどのように支援をしていったらいいのか、そして、今後はどのように発達していくのか、あるいは、進路実現をしていくのかという課題の現れでもあると我々は考えておりますので、御指摘の部分も含みながら、更に一人ひとりに直接結び付くような支援体制というものを考えていきたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 他にありますか。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

山口教育長

 それでは、2点お話申し上げたいと思います。1点目は、今、伊藤委員さんが御指摘された点でありますけれども、検討委員会で合意になったのは、分類のための分類にしては絶対にいけないということです。分類することが支援の手がかりだったり、あるいは、関係職員全体の合意といいますか、そういった共通認識でやっていくことができるものではなくてはいけないということを確認できたと思っております。

 それから、もうひとつの問題なのですけれども、実はこの前ちょっとお話がございましたけれども、この基準のある種の曖昧さ、難しさというものが、市町村、郡市別の比率を公表したということも絡んで、若干、教育委員会相互の中に不信感と申しますか、そういったものが出てきて、できればひとつの県のガイドラインを示せれば示したいと思ってやってきたのですけれど、これがまた至難の業であることが分かりました。

 例えば、6ページの右の判断の部分を隠して、自分なりに読み込んで判断してみたら、半分は違ったのですね。あるいは、どっちとも取れるだろうということで、これは、その前の5ページの基準を見てもらいますと、病気と判断をする、それから、不登校と判断するその判断の仕方が非常に難しいということで、病気といっても必ずしもドクターの診断結果が出なくても、判断ができる領域が示されていたり、あるいは、その他の項目がありまして、これは不登校とも病気とも言えないものはその他に入れてもいいということもありまして、このようなところで、例えば、ある意図を持ってというようなことを考えれば、そういった数値上の操作みたいなものが出てくる余地は必ずしも否定できないというものがございました。

 ただ、都道府県ごとのものを見ても、何故、こんなに不登校が多いのだろうという疑問はありますけれども、詮索しても仕方がないわけでありまして、要は、先程申し上げた原則と同時に学校と市町村教育委員会が同じ認識でもってやっていただくことが大前提であろうということで、もう少しガイドライン的なものが示せるとすればもう少し事例勉強をしましょうという形で、進めているところであります。したがって、また来年度も問題意識を持ちながらやっていきたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 学校と市町村教育委員会の考え方と判断基準は、基本的に同じというようなまとめ方をしていますよね。今の不登校生徒の報告というのは、市町村教育委員会を通して県教育委員会に来ていますか。

 

町田心の支援室長

 4ページを御覧いただきたいのですけれども、4ページの一番下のところの左側に学校基本調査がありまして、これは、文部科学省から都道府県知事、そして市町村長ということで書類が行きますが、この逆の流れで上がっていきます。私どもが細かい不登校の内容まで分析しているのは右側の方で、文部科学省の児童生徒課から来ているものについて細かい分析をして、左側の学校基本調査と合っているという内容になっておりますので、この右側の細かい部分を見ながら、様々な事例について検証といいますか皆さんに公開している部分だと御理解をいただければと思います。ですから、左側の学校基本調査で最初に不登校の場面が出ていく時に、各市町村によっては細かい内容は分かりませんけれども、市町村教育委員会は通らないようなケースも書類の流れからして考えられないことはないと思うのです。いずれにしても、市町村教育委員会と共通認識でということについては、5月末の学校基本調査から既にやっていかないといけないと思っております。

 

矢﨑委員長

 市町村教育委員会を通らなくて、県教育委員会に来て、国に行くのですか。

 

町田心の支援室長

 市町村教育委員会を通していきます。

 

矢﨑委員長

 通していく時に、市町村教育委員会では実務の責任者である教育長がチェックしているというか、ちょっと疑問があれば説明を求めたり、そのような作業が行われるシステムになっているかという点についてはどうですか。

 

町田心の支援室長

 当然、学校から上がった書類でございますので、各市町村教育委員会で疑問があれば学校に問い合わせをしていると思います。そこまで確認をしたことはございませんけれども、流れとしてはそうだと思います。

 

矢﨑委員長

 もう少し突っ込むと、この検討委員会の中でそれぞれの市町村教育委員会の中においても、同じような基準でもって判断をしていくということを打ち出していくとしたら、数字そのものが市町村教育委員会を経由して県に上がってくるというシステムまできちんとしておかないと実際は難しいのではないか、どのような形で整合性を市町村内で図るかということがシステムとして確立しているか、していないかという質問です。

 

町田心の支援室長

 システムとして確立というところまで私どもは調査といいますか踏み込んでいない部分がありますので、そのような危惧があれば早速その部分のルートをはっきりさせるといいますか、複数の目という部分を更に徹底するような形を以後取っていきたいと考えます。

 

矢﨑委員長

 この中には教育長が入っていらっしゃるということですか。委員長になっていますよね。そのような求め方になりそうですか。少なくとも、市町村教育委員会の中では同じ基準であるというようなことですか。

 

山口教育長

 はい。この確認事項は委員の中で全く異論がなく確認されましたので、その具体的な方法は何がいいかというところまでは、具体的に議論はしていないのです。ただ、私の方としますと、当然組織のあり方としてそのようなものは当然一致していなければこれはまずいだろうということでありますけれども、御指摘の点はまた話題にしてみたいと思います。

 

矢﨑委員長

 いろいろなところから御意見をいただいていて、そのようなことを引っ張りながらやっていくのもあまり面白くないだろうということですが、そこを本当にどうかということを誰かがチェックするような性格のものではありませんから、問題としては、より細かく生徒一人ひとりのケアができるかどうかという観点が大事なのですね。

 ただ、出てきたものに対して、やはり真摯に受け止めていくという姿勢が出ないと、これはまた意味がないことなので、御検討をいただきたいと思います。

他に、御意見、御質問はございますか。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(4)を終了します。

 次に、教育長報告事項(5)「携帯電話等をめぐる生活指導上の諸問題について」、町田心の声支援室長から説明してください。

 

町田心の支援室長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 質問がひとつと、お願いですが、ひとつは、学校の裏サイトの情報というものが今どのような状態になっているのかということと、それからもうひとつは、お願いといいますか、まず、学生、生徒さんたちに対してできれば受験直後、卒業前の受験直後に、親御さんやご本人の方にルールをきちんと決めようということです。それから、できれば業者さんの方に購入時にフィルタリングもそうですし、それから、きちんとルールに基づいて利用しようというような啓発のパンフレットは各業者さんでも持っていらっしゃると思うのですが、ぜひそういったものを渡していただくようにお店の方へもお願いができないかということです。それから、保護者の方々へもルールをきちんと決めて使おうということをぜひお願いしたいということと同時に、入学説明会は本当に一番保護者の方がお集まりになるので、タイミングとして重要だなと思うのですが、本当だと夏休み前の時期に、やはり入学の時にはちゃんとフィルターをしているのだけれど、部活に入った時に先輩のブログを見られないから外してとか、部活に入って1学期の傾向の中でだんだん使用の形態が変わってくるということがあって夏休み前の指導というか、変化があった時に、再度ルールややり方について意識啓発するような取り組みもお願いしたりしたいと思います。あとは、保護者の方を巻き込めるなら、やはり毎年毎年やってもどんどん卒業されていくので、保護者インストラクターといいますか、保護者の方々が自分たちで実態を勉強しながら教え合うというような、自分のお子さんへ教えていったり、PTAの中で教え合うような、例えば、そういったものを導入している県もあると思うのですけれども、市町村にもそのようなお話もしてはいるのですけれども、保護者の方々が人から教わるというよりは、自分たちで勉強し合って、自分たちの実態に対して子どもたちに伝えていくというようなネットワークを継続してつくっていけるような、お父さん方も非常にそういうことは詳しい方が多いと思うので、そのような支援を受けながら啓発していくということもできないかなと思っています。

 

町田心の支援室長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

町田心の支援室長

 何点かございましたけれども、まず最初に、裏サイトの件でございます。私どもが平成21年に通知を出した頃の裏サイトは、ある意味でピークでしたが、今は非常に下火でございます。私どもは、サイトパトロールというのを心の支援室をはじめ、教育事務所の生徒指導関係の職員と定期的にやっていますが、裏サイトそのものの数はある意味で下火となりまして、個人のブログとかそういう部分に流行が移っていっているかなと思います。これは1年ぐらいで流行が上がったり下がったりというところがございます。今はゲームサイトでブログをつくったりというような部分もありますので私どもも絶えず情報を進化させていますが、なかなか対応できないという部分があります。平成21年当時、長野県の代表的な中学校から高校までほとんどのところであったいわゆる学校裏サイトというものは、ほとんど今は書かれてはおりません。たまにありますけれども、影響力は非常に低くなってきています。例えば、それも1件の裏サイトのことなのですが、興味や関心が別のところに移っているか、あるいは違うサイトが、もっとラディカルなサイトが立ち上がったというわけではないのですけれども、いずれにしても私どももそのような様々な情報を見ながらやっておりますけれども、趣味といいますか、だんだん流行が変わって非常に大変な部分があるのですが、児童生徒のそのようなところから情報を得まして、また新たな形でお示しができればと思います。それから、受験直後、あるいはルール決め、そして購入時のフィルタリングというこれらのことについて委員から御指摘がありましたが、この3月に一斉に保護者の方への通知も含めて配布できるような形をとりたいということで、現在、準備を進めております。夏休み前の指導という点については、確かに忘れられるような時期であり生徒指導の諸会議がございますので、そういったところを通じて徹底を図っていきたいと思っております。また、保護者のインストラクターの御提案もございましたので、これについてはPTAの関係者の皆さんともまた協議を進めながら、よりよい方向について考えていきたいと思っております。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 ありがとうございます。今の問題が、フィルタリングの問題よりは、グレーゾーンに当たるゲームサイトですとか、そういった終始このようなはしりの部分で被害に遭うケースが非常に増えているので、その辺りのところの啓発は、室長がおっしゃってくださったように、変わってきているところを生徒さんにももっと認識していただくことが、保護者の方にもいいのかなと思っております。

 

矢﨑委員長

 この事案を見ていくと、ほとんど警察が関与していますよね。基本的に、プロバイダー等の依頼をしているとか、そのようなことを考えていくと、このような問題は学校側が察知した、もしくは何か訴えられたとか言われた時には、具体的には警察へ連絡する方が早いというように解釈していいですか。

 

町田心の支援室長

 これは非常に重要な案件ということで、たまたま警察関連が多くございますけれども、例えば、誹謗中傷という部分でありましたら、昔は、学校の方から、裏サイトのいわゆる設置者に削除要請という形が一般的だったのですけれども、今は、裏サイトが先程申し上げたようにそんなに活発ではないものですから、個人のブログに、例えば私のブログに誰かの悪口を書いたり、誹謗中傷を書いたということで、この個人に対してこれはという指導もできますので、全て警察というところではございません。警察がここに出てきているのは、非常に重大な案件を含んでいると理解していただければと思います。

 

矢﨑委員長

 すると、基本的には、友達同士で例えば個人のブログの中に何子さんがどうだとか、何君がどうだというような誹謗中傷になるようなことを誰かが見るとか、被害に遭った子どもたちが学校に言って学校がそれを発信しているところに削除を申し立てるということが行われていると考えていいわけですか。

 

町田心の支援室長

 はい。

 

矢﨑委員長

 心の支援室長の感覚としては、このような例はあるけれども、もうちょっときちんと何かしないとちょっと大きな問題になるとか、そのような危機感はお持ちですか。

 

町田心の支援室長

 これらの例を見て、えっ、こんなことを子どもたちがやっているのと、今回、多分感じていただけたと思うのです。というのは、保護者の方は子どもたちがこんなところまで、ある意味で悪さをしているとは、きっと考えていらっしゃらないのではないかと思います。携帯電話等が全くブラックボックスになっていて、親御さんでも手がつけられないというようなことになってはいけませんので、やはり初期の段階の家での約束事あるいはフィルタリングというこの重要な点を、ぜひ携帯デビューする前に話し合いをしていただいて、しっかりやっていただきたいという思いでございます。

 

矢﨑委員長

 今回の公表も、その一環だと思うのですよ。伊藤委員が言われたように、例えば、高校へ入学する父兄たちに学校側が多少実態を知らしめないと、危機意識といいますか、危険予知能力が保護者に生まれませんよね。市町村教育委員会には情報が少ないですから、県教育委員会としてこのような情報を流して保護者へ伝えるというようなアクションを起こすかどうか、そこのところはどのように考えますか。

 

町田心の支援室長

 ある程度まとまったものが今の形でございますが、県教育委員会としてこのような事例につながるという部分は、警笛を鳴らす意味でも非常に大きいと思いますので、委員長のおっしゃる部分でこれからも機会があればやっていく必要性はあるのではないかと考えます。

 

矢﨑委員長

 できれば、市町村教育委員会にこのような情報が伝わった方がいいという感じがいたしましたので、お願いいたします。

それでは、以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

 次に、教育長報告事項(6)「第66回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会の成績について」、飛沢スポーツ課長から説明してください。

 

飛沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(6)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

最初に、「2月、3月の主要行事予定について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 このことにつきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。高木委員は明日からスキー国体の激励に行くということですか。

 

高木委員

 そうです。

 

矢﨑委員長

 風邪などひかないように、気をつけて行ってきてください。それでは、次回の定例会は、3月18日金曜日の午前から午後にかけて開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、そのようにいたします。

 次に、「現地機関等の事例発表」として、「自立活動充実に向けた取り組み ~松本養護学校における実践を中心として~」を、松本養護学校から発表してください。

 

松本養護学校 関自立活動担当教員

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 大変興味のあるお話をいただいてありがとうございます。今、関先生から御説明をいただいた自立活動充実に向けた取り組みにつきまして、また、その応用範囲でも構いませんけれども、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 とても大事な取り組みの発表をありがとうございました。関先生のような自立活動担当をされている先生方は、各学校にどのくらいの方がいらっしゃるのかというのがひとつと、こういった間接支援のツールもそうですし、先程のソーシャルスキルもそうなのですが、御本人の御様子などにどのような部分でどう関わると御本人が楽にというか、御自分の意思が安定してやりとりができたり、意味が受け取れるかという時に保護者の方にどのようなものがあると御家庭で落ち着いて自己表現でできるのか、そのようなことも支援の中にあるのか、2点を教えていただいていいでしょうか。

 

松本養護学校 関自立活動担当教員

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

松本養護学校 関自立活動担当教員

 1点目の御質問ですけれども、特別支援学校には盲学校、ろう学校を除く養護学校に全て配置されていて、確かな数字はちょっと特別支援教育課の方に聞いた方がいいと思うのですけれども、総勢で50名から60名ぐらいではないかなと思います。

 

海野特別支援教育課長

 全体で52名配置されております。

 

松本養護学校 関自立活動担当教員

 各校では規模によって配置される人数は1~2名から5~6名のところじゃないかなと思います。それで、自立活動の担当教員の方が集まる会を組織していただいて、自立活動担当者会ということで昨年度から情報交換や研修等をしているところであります。それから、2点目の御質問ですけれども、まず親御さんにどのように説明して、どのように取り入れていただくのかということかと思うのですけれども、ひとつには先程ありました相談支援のような形で、我々が担任と保護者の方の間に入って、このようなものがありますよと、例えば、今、私が使ったのはタイムタイマーというものなのですけれども、これは時間が減って10分で私が設定して、時間が減っていくというものがありますよとすると、終わりの見通しが分かり、このようなものがありますよということで、間に入って説明をしていきます。それで、懇談会とか放課後の保護者がお迎えに来た時とかに、担任の先生と保護者の方に一緒に入らせていただいて説明をしたり、授業の中で担任の先生はなかなか評価が難しいので、要するに、客観的に我々が見てこのように変わっていきましたね、ということを保護者に伝えることもできますので、そのような客観的な評価を保護者の方あるいは担任の先生にこの子はこのようにやったらこのように変わりましたということを説明したりすることができると思います。

 

伊藤委員

 ありがとうございました。

 

矢﨑委員長

 それでは、現地機関等の事例発表を終了します。ありがとうございました。

 その他に何かございますか。

特にないようでありますので、以上で、公開による審議は終了しました。

これから非公開の審議に入りたいと思います。

傍聴人の方は退出をお願いします。

 

(傍聴人退席)

(以下、非公開につき省略)

(以上)

 

 

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会教育委員会

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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