ホーム > 平成22年度長野県教育委員会定例会・臨時会会議録一覧 > 第918回 長野県教育委員会定例会会議録

ここから本文です。

更新日:2014年6月23日

第918回 長野県教育委員会定例会会議録

 1 日 時

 平成23年(2011年)1月13日(木)

 午後1時30分から午後3時10分まで

 

2 場 所

 県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 職員の処分について

  議第2号 平成24年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について

  議第3号 長野県文化財保護審議会への諮問について

  報第1号 職員の人事異動について

 

 ○ 教育長報告事項

  (1)中南信における併設型中高一貫校の設置計画(案)に係るパブリック

コメント及び地域懇談会の結果について

  (2)屋代高等学校附属中学校(仮称)の適性検査(試行)の結果について

  (3)「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果における

長野県の状況について

  (4)平成22年度全国高等学校総合体育大会第60回全国高等学校スケート

競技・アイスホッケー競技選手権大会について

  (5)第32回北信越国民体育大会の開催について

 

 ○ その他

 

4 出席者

 ○ 委 員

   委   員   長   矢 﨑 和 広

   委員長職務代理者    耳 塚 寛 明

   委      員   伊 藤 かおる

   委      員   高 木 蘭 子

   教   育   長   山 口 利 幸

 

 ○ その他

   長澤教育次長、荒深教育次長、白鳥教育総務課長、北田義務教育課長、小林高

校教育課長、海野特別支援教育課長、髙栁教学指導課長、町田心の支援室長、

花岡文化財・生涯学習課長、駒村保健厚生課長、飛沢スポーツ課長

 

矢﨑委員長

 ただいまから、第918回教育委員会定例会を開会します。

 本日、野村委員から所用のため欠席する旨の報告がありました。

なお、過半数の委員の出席を得ていますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

 それでは、議事に入ります。

本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。ついては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、議第1号につきましては非公開で審議することに決定しました。

なお、議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うこととします。

 それでは、最初に議第2号「平成24年度長野県立高等学校入学者選抜の実施日程について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 前期選抜を行う学校については今年度の実施が継続されるのか、それとも、新年度に実施をするかどうかについて各学校が決定をしてくるのか教えていただけますか。

 

小林高校教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

小林高校教育課長

 前期選抜につきましては、前期選抜導入の時にある程度の期間を安定して行うということで、今年度まだ実施前の段階でございますので、平成23年度に実施してその判定を受けてといたしましても、平成24年度は同じ形で実施していただく形になるということでございますので、多少パーセント等の微調整は毎年のことで行いますけれどもやるかやらないかというような大きな変更はないということで考えております。

 

矢﨑委員長

 それは、決定としての発言でいいですか。

 

小林高校教育課長

 やるかやらないかについては、その形でやらせていただきたいと思います。

 

矢﨑委員長

 決定でいいですね。

 

小林高校教育課長

 決定ということで結構です。

 

矢﨑委員長

 よろしいですか。

 

伊藤委員

 はい。

 

矢﨑委員長

 他に御意見がございますか。特にないようでありますので、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定します。

 次に、議第3号「長野県文化財保護審議会への諮問について」、花岡文化財・生涯学習課長から説明してください。

 

花岡文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 それぞれ素晴らしいものだなと思いながら伺っていたのですが、最後の雁田のヒイラギの天然記念物の指定についてちょっと教えていただきたいのですが、所有者が個人の方のお宅の場合、何かお願いをしてそのような指定をさせてくださいということになるのでしょうか。個人所有のところを指定させていただくということは、ちょっと私自身が今までは公のものを指定していくところしか見たことがないような記憶があったものですから、ちょっとそのことについてお伺いしてもいいでしょうか。

 

花岡文化財・生涯学習課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

花岡文化財・生涯学習課長

 このヒイラギ自体は、既に小布施町の天然記念物にも指定されておりまして、その時点で所有者御本人の承諾は得ております。文化財そのもの自体は、所有者の方が原則的には管理していくということになっておりますので、個人の場合には個人の方が原則的には管理していくということになります。

 ただ、この場合は既に所有者の方が埼玉の方に引っ越しをされておられますので、実際には町と、それから近くに親せきの方がおられるということでその方で管理していくような予定になっております。文化財を県宝などに指定する際につきましては、今申し上げましたように個人の所有物につきましては、個人の承諾を得て指定するという形を取って、それで指定するということでやっております。

 

矢﨑委員長

 いいですか。

 

伊藤委員

 はい。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問はありますか。特にないようでありますので、議第3号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定します。

 次に、報第1号「職員の人事異動について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、報第1号を原案どおり承認したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認いたします。

以上で、議事を終わります。

 続いて、教育長報告事項に入ります。

教育長報告事項(1)「中南信における併設型中高一貫校の設置計画(案)に係るパブリックコメント及び地域懇談会の結果について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「屋代高等学校附属中学校(仮称)の適性検査(試行)の結果について」、髙栁教学指導課長から説明してください。

 

髙栁教学指導課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 それでは引き続いて、適性検査(試行)に関して実施したアンケートの集計結果について、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

耳塚委員

 4点ございます。全部関係しますので、まとめて申し上げたいと思います。

 まず第1点は、適性検査別の平均点で、1ページ目の一番上の平均点についてであります。この表から分かりますのはひとつだけでありまして、適性検査Ⅰの平均点の方が適性検査Ⅱの平均点よりも高いということだけだと思いますが、公表するという場合の公表の意図から考えて、一体、何をここから読者といいますか、公表されたデータを見た者は読み取ったらいいのでしょうか。あるいは、読み取ることを期待しているのかということについてお尋ねしたいというのが1点目です。

 第2点目ですが、公表するということの意義、あるいは意図に照らしてそれに沿った形で必要なデータ、あるいは県民、あるいは保護者等が知りたいと思っているデータを公表していくというそのことについて、公開していくということは行政として望ましい方向だと思いますが、この後は試行ではなくて実際の適性検査を実施して公表する段階になった場合に、一体、何を目的として、どのような形で公表していくのかということをお考えいただきたいということであります。

 なお、意見として申し上げますと、平均値というのは代表値の中で大変情報量の乏しい数値であると思います。つまり、平均値が表すものというのはそれほど多くの情報ではないわけで、公表の趣旨にもよりますけれども、例えば設問ごとの通過率といいますか。得点の分布とか、その方が少なくとも指導上は意味のあることと思いますし、いろいろな方法があるかと思いますので、お考えいただきたいというのが2点目でございます。

 それから3点目は、2番目の取り組み状況というところに書かれている事柄についてであります。いわば、これは適性検査の試行を通じて問題数の在り方とかその内容について、いわば自己評価をされた結果、つまり、検査を実施したものが自分でそれを評価したという内容になっていると思います。当然、他の選抜試験の問題等についても同様のことかと思いますが、自己評価をするということは基本でありますが、しかし他方で言えば偏った評価になる可能性がありますし、自画自賛に終わってしまうということにもなりかねません。例えば、今日の先ほどパブリックコメントの資料の中にそのコメントや、それから地域懇談会の資料の中でも、難しすぎたのではないかという評価もあるわけであります。つまり、作成者は違った評価というのがあり得ます。そこで、できれば小・中・高・大といろいろな学校段階の先生方で作成者以外の外部の人に、いわば外部評価をする機会を作って、検査問題、検査方法等の改善に生かしていくということを私はやるべきことだと思います。特に、まだこれは新しい試みでございますので、そのようなことを期待します。

 それから4つ目ですが、この適性検査の問題を公表して、結果は平均点しか公表されないということでございますけれど、小学校の先生方は一体これをどう受け止めたかということについてであります。検査問題というものは、どのような力を日常的な教育活動の中で重視していくのか、重視していくべきなのかということについて、ある意味では県教育委員会からの象徴的なメッセージだと思います。よもや、これを小学校の先生方は、他人事としてこのメッセージを受け止めなかったという可能性はないのかどうか、真剣に受け止めたのは、これもパブリックコメントの中に、通塾率が非常に上がっているということが書いてありましたけれども、塾の関係者だけだったりするというのは、もしそうだとすれば大変な問題であろうと思います。小学校の日常的な授業の中で、意識的にこのような検査問題を指し示している方向性というものを受け止めて、授業の中で取り組まなければ通塾に拍車がかかるだけではなかろうかと思います。

 県教育委員会の回答としては、このような力は通常の授業をきちんと受けて、きちんと普通に学習するだけで身に付くということを、受験の低年齢化が起こらないということの中で盛んに言ってきているわけであります。そうだとすれば、問題を単に公表して現場を信じるだけでは駄目で、それについて実際に小学校の現場で取り組んでいるということを保護者とか県民に見えるようにしなければ、これまで県教育委員会が言ってきたことは空手形だったということになりかねないと思います。4つ目は意見です。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 それでは、委員からの御指摘のように平均点につきましては何を読み取るかということでございますけれど、受験者の方に自らの得点と平均点を出しますという形で周知してありましたので出させていただいた経緯がございまして、公表の仕方について本番を含めてどのような形がいいのかという御意見を頂戴したわけでございますが、その点につきましては更に検討して参りたいと考えているところでございます。

 それから、自己評価と外部評価の関係についてでございますが、外部評価につきましては、ここで具体的な手段を申し上げるわけにはいかないわけでありますけれど、更に検討をさせていただきまして、具体的にできるようにして参りたいと考えております。

 最後に、現場の学校の先生方が今回のことを他人事として受け止めていないかという御指摘は大変大事な御意見を頂戴したと受け止めております。御承知のとおり、ホームページで各学校への周知はさせていただいたわけでありますけれど、来年から本格実施されます新しい指導要領の内容について、いわゆる知識・技能の習得と、思考・判断・表現力等々のバランスというものを思考して設問したつもりでございますので、来年から始まる小学校の授業を一生懸命受けていれば解けるというものに作問してありますので、この点につきましてもどのような形で現場の方に下ろしていったらいいか、更に突き詰めていったらいいかということも考えさせていただきたいと思います。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

はい、どうぞ。

 

山口教育長

 今、課長の方で申し上げたことに尽きるわけでありますけれど、特に第三者評価につきましては御指摘のとおりという思いで私もお聞きしておりました。塾関係者のコメントが一部の新聞で報道されたということもありますし、委員の御指摘のような偏りとか、あるいは自己満足的なものに終わるということになりますと、適切な適性検査というものが当然出てきますので、第三者的な問題評価について検討させていただきたいと思っております。

 それから、4点目の件でございますけれど、これは全国的な課題でもあるのですけれども、当然本県の課題でもございますので、その問題の量とかレベルの妥当性というのは3番と絡みますので差し控えますけれども、このような方向での考えさせる授業への取り組みについては、関係者へのメッセージを更にはっきりとやっていかなければならないとお聞きしておりまして、これも具体的な形で実施して参りたいと思っております。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

耳塚委員

 確かに、昨今の長野県だけではなくて、全国の教育現場の課題であるということはそのとおりなのですけれども、特にこのような附属中学校を開設して入学者の選抜を行う際に検査問題も同じような方向を向いているということを考えると課題としては相当大きいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 これは100点満点での平均点ですか。

 

髙栁教学指導課長

 100点満点でございます。

 

伊藤委員

 ありがとうございます。耳塚先生のように専門的には何も言えないのですが、単純に親として100点満点で20点だったというこの問題が妥当な問題なのかと言われると、何かすごく勉強をした子じゃないとここは無理だと言われてしまうような感じがしたり、学校の先生たちはそのようなところまではできませんよ、ちょっとそういうところは自分たちのやるべきところじゃないよとお話しになるのだったら、本当に選ばれた人たちのための検査なのかというような誤解を生んでしまう可能性もあるかもしれないので、ちょっとそこが気になります。

 耳塚先生もおっしゃったと思うのですが、学校現場でこれからこういった力を養っていくということが非常に重要であるという提案性を含んだり、だからそういう問題に対してきちんと現場でやっていけば、全ての子どもたちがこういった問題に対してきちんとした結果を出せるような教育をこれから長野県は考えているのですよというメッセージであるとするならば、本当にいろいろな子どもたちが特別にこういったものに習熟し、特に塾へ通う、またはそういった力を特定の子たちが持つ人たちの検査ということではなく、いろいろな子どもたちにきちんとしたチャンスがあってどの子どもたちも通常の小学校の教育を受ければこういうところで今回はたまたま設問数も妥当であったけれども5年生が学んでいない部分が含まれているからこの点数なのだと考えればいいのか、ちょっと100点満点のところ20点でそれが妥当なのかというと、余程、頭が良くないと選べないのかと思ってしまわなければいいなと思っております。

 

矢﨑委員長

 コメントはありますか。

 

髙栁教学指導課長

 御指摘のとおり、私どもも6年生の2学期ということで、多くの5年生が受けるということは分かっていたのですけれど、試行なのでどのような問題ということを提示させていただきましたが、今の委員の御指摘はもっともだと思いますので、反映して参りたいと考えているところでございます。

 

矢﨑委員長

 手元になければいいですが、50点以上できたお子さんというのは、2割とか3割とかといるわけですか。

 

髙栁教学指導課長

 具体的なパーセントまでは、ちょっとまだ出していなくて申し訳ありません。

 

矢﨑委員長

 いいです。ただ、今、伊藤委員も言われたようなことが正直な感想だと思うのですね。本人や保護者が見た時に100点満点で20点なのか、それが平均なのかということになると、普通に勉強したらだめなんじゃないのというような捉え方になって、耳塚委員も言ったような感じになるので、ちょっとここは、いろいろな外部の人も含めて、小学校の先生方が今までどのような教え方をしていたかということも含めて、新しい学習指導要領の中で新しい教え方みたいなものも含めて、もしかすると、これは小学校教育におけるひとつの方向性を示していくような形になる可能性があると思うので、今日、委員からいろいろ意見が出たのを参考にしていただいて、最初ですから正しく適性検査が導入されたというような形で受け取れられるようなことが大事かと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

髙栁教学指導課長

 来年度に向けて検討して参りたいと思います。ありがとうございました。

 

矢﨑委員長

 ある意味では、試行をやってみて良かったなという感じがしますけれどね。

 

高木委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

高木委員

 この適性検査Ⅱの方でも、粘り強く結論を導こうとした解答が多かったというような御指摘がここにあるのですけれども、計算して答えを出すという今までのプロセスとは違って、読み解きながらだんだんに考えて先へ進んでいくという、ちょっと高度な問題だったとは思うのですよね。私はそんなにきちんと解いてみたわけではないけれども、私のような世代だとこの問題に取り組むこと自体が非常に大変だなということを思いました。

 それはいいのですけれども、例えばこれからこのような形で学校の勉強が進んでいくとしても、そのプロセスをみていくような適性検査の中で、そのような評価や採点ができるかどうかはともかくとして、そのようなものをどのように評価していくのか、採点の中に反映できるものかという点についてお聞きしたいと思います。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 例えば、高校入試のような数学の証明問題の場合には、中間点を付けるというようなことも無きにしもあらずでございます。今そういった形でどこまでのところで中間点を出していくかというようなことは、今回の場合には具体的には考えていかなかったのでありますけれど、今後の課題として検討して参りたいと考えております。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

耳塚委員

 高木委員からの質問について、今回はペーパーテストで適性を図るということの中で、思考のプロセスまで見ていこうとするような問題も含んでいるかと思いますが、そもそも考えてみると、別にペーパーテストだけが方法ではありません。ただ、量的な処理の問題が出てきてしまうわけで、何かを実際にやらせてみるといった方法もあり得るし、それからペーパーテストに限定した場合でも、正解に辿り着いたかどうかだけを問題としないような出題の仕方というのは現実にも存在していて、恐らくその辺は作問される時には研究されてこのような問題になったのだと思います。いろいろな可能性があるので、これからまだ試していくことが可能かと思います。

 

矢﨑委員長

 他に御意見がありましたら、発言願います。特にないようでありますので、以上で教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「『平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査』の結果における長野県の状況について」、飛沢スポーツ課長から説明してください。

 

飛沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

はい、どうぞ。

 

耳塚委員長職務代理者

 質問ですけれども、体力調査結果の対象となった各学校については家庭に連絡し、連絡できるような形のデータが届いていると考えてもよろしいですか。

 

飛沢スポーツ課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

飛沢スポーツ課長

 そこまでのデータが現在はフィードバックされていません。そのようなもので、御家庭なども自分のお子さんの体力の状況がはっきりと分からないというところもありますので、御家庭の意識を高めるためには、そのようなデータをフィードバックしていくことが必要と考えております。

 

耳塚委員

 全体として、分析に基づいて具体的な施策まで十分書かれていて、全体としてはそのようにお進めいただくのがいいと感じました。

 先程の質問にも関わるのですけれども、18ページのデータを見ますと、子どもの体力について家庭とどのように連携しているかという質問に対して、全国のデータを見ると、体力調査結果の連絡と書いてあるのですね。そうすると、先程の課長の説明だと、このような結果になったということについては結果が来ているわけですよね。それも他県で平均してみると、小学校で6割が家庭にそのデータを情報として出しているということですね。そのように考えてよろしいですか。平均ですから、例えば7割ぐらい出している県もあるということですね。それで、長野県は35%なのですね。これはどういうことですか。つまり、家庭と連携しなくてもいいと考えて、学校だけでやろうとしているかと思って他のデータを見ると、学校で例えば体育の授業以外で取り組んでいる状況も他県に比べて低いですよね。長野県は家庭で子どもたちが相当な開きがあるのですけれどもなぜ知らせないのですか。

 

飛沢スポーツ課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

飛沢スポーツ課長

 小学校の体育テストの実施率が低いというようなこともあるのかと思っております。それから、体育に対する意識の問題というのも、昨年も調査の中で全国的に比べても本県は低かったということも関係しているのかと考えているところでございます。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見や御質問がありましたら、発言願います。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

山口教育長

 反省点でもあるのですけれど、今、いろいろな状況から考えまして学校を徹底的に開いてこの部分は家庭にお願いしよう、この部分は学校が責任を持って行おう、この部分は地域にお願いをしようとか、そういった学校側の拠って立つ家庭や地域の協力支援をどうやって教育活動の中に取り組んでいくか、そしてまた学校での実態を提供して協力を得ていくか、あるいは、学校の力を地域に還元するかという発想で、これは学習もそうなのですけれど、そのような形で学校を開いていくという発想でやらないと、体力の問題も学力の問題も行き詰ってしまうのではないかと思っております。

 したがって、できるだけ客観的なデータに基づいた施策を呼びかけ、そして一緒に参画して一緒に動いていただくということを含めて、とにかく御指摘のあったことは具体的な施策の中で動かしていかなければいけないのであって、まだまだ学校が十分家庭や地域に開かれていないことのひとつの現れと思っておりまして、危機意識を持ってやっていかなければいけない部分だと思っております。

 

矢﨑委員長

 他にありますか。例えば18ページの表の下に小学校はクラブ活動が最も多く、中学校では部活動が最も多いとかありますが、要するに、クラブ活動や部活動を運動系でやっている子たちはやっているけれども、やっていない子たちが圧倒的にやっていない、特に中学校の女の子たちが圧倒的に少ない、それは、運動系の部活動に入ることをみんなに促進するのは難しく、要するに学校全体として、体を動かす、体育をする習慣を付けるという意識が他のところを見ていても非常に低いですよね。これはどういうところにあるのでしょうか。要するに、田舎の子は体力があるという過信というようなものがあったのかなと個人的には思うのですけれども、その辺はどのように課長は理解しますか。

 

飛沢スポーツ課長

 やはり、体育に対する意識の問題だなという感じがしております。それは、学校だけではなくて、家庭ですとか社会も含めて、体育の必要性というところの認識が若干低いのかなという感じがしております。中学校へ行って運動をしなくなるのは、やはり子どもの頃から体の発育に応じた体の動かし方というのを身に付けて、ある程度やはりスポーツの楽しさ、体を動かす楽しさというのを身に付けていけば、自ずと一定の運動はできると思うのですけれども、どの辺が若干足りないのかなということで、今回の対応ではそれぞれ小学校低学年、高学年、中学生と発達段階に応じたスポーツをやって、体を動かす取り組みというのをやっていただきたいと今考えているところでございます。

 

矢﨑委員長

 運動習慣を付けるというようなことをまた県教育委員会が言ってきた、不登校問題について言ってきて、学力問題について言ってきて、今度は体育習慣を付けると言ってきたということで、現場が大変なのですよね。でも、現実問題として、日本中で長野県は低いのだからそれは看過するわけにはいかないけれども、学校の現場の先生方に、あれもしろ、これもしろと、いう形であまり押しつけるような形で、今度は体育、運動習慣を持っていくというのは、ちょっとしんどいところがありますね。今の不登校問題、学力問題といった中で、それをどのようにシステマティックというか、あまり現場の先生方に負担を掛けずにそのような習慣を付けていくようなことが県教育委員会の仕事だと思うのですね。それさえもそれぞれの校長に考えろ、市町村教育委員会で考えろというのは、ちょっといかがなものかなと思います。変な話ですが、私たちの子どもたちがお母さんになってあちこち見るじゃないですか。これは、体力がなかったら母親は務まらないですよね。見ていて、この子に子どもが育てられるのかと思う体力の女の子は結構いるわけですよ。そのような意味では、単に体力測定で長野県が低いとかという問題よりも、もっと大きな問題であり、特に、女性がこれだけ体力がないというのは問題だなと思っております。こうしなさい、ああしなさいと、またいろいろ押しつけると言ったら変ですが、はっきり言って、ちょっと現場でもう受け入れにくいと思います。不登校と学力でいっぱいですよ。そこは、根本的にもっとシステマティックにもっと地域を巻き込んで、習慣的にどのようにしていくか、それぞれの先生の力量に頼らないような形を考えていくことが必要であり、ひとつは、やはり危機意識を持たせることだと思うのです。家の中だけにいる子どもたちを小さな頃からどうやって外へ出すかというようなことも含めて、地域と家庭が考えていかないと、これも学校の先生がやれと言われたらちょっと可哀想かなという気がするので考えてみませんか。

 

飛沢スポーツ課長

 おっしゃるとおりだと思っているのです。今まで体力テストの結果につきましても、先程、ちょっとお話させていただいたように、あまりいろいろなところに出していないというようなところがありますので、やはりデータではなくて、もう少し見やすいもので、例えば年代チャートみたいなものにしたり、それぞれのお子さんの弱いところとか強いところを提示して、弱いところはどんなことをやって伸ばしましょうというようなことまでお示しして、データをそれぞれのお子さんに御家庭に持って帰っていただいて保護者たちに見てもらい意識を高めるとかその辺から始めたいと思います。

 それから、県の統計がどっと書いてあるだけでして、市町村の細かい分析とかが書いていないというのが実態なものですから、それぞれの市町村の特性みたいなものを分析した結果について、やはり県の方でいろいろ分析した結果をお送りして、意識を高めていただくようなことをやっていきたいと考えております。結果として、今、耳塚委員がおっしゃったように、体力向上は地域とか御家庭を巻き込んで進めていかなければいけない問題ではないかと考えているところであります。

 

矢﨑委員長

 運動習慣をどうやってあなたの学校は付けますかとか、調査してとか、報告をしてとか、そのようなやり方でこの問題をまた攻めていくというのは、ちょっと現状では難しいので、やはり、不登校問題、学力問題という中で、ひとつずつ解決していこうという方向の中で、これは簡単にバンとぶつけられると、ちょっと現場は大変だなと思うので、一工夫してください。保育園の段階から運動習慣を付けていただくようにしないと、中学生になった子どもたちにその場で運動習慣を付けてと当てつけるような形では無理なので、また県教育委員会が押し付けてきたというような形での導入はしないというお願いをしておきたいと思います。他に、御意見はよろしいですか。

それでは、以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 次に、教育長報告事項(4)「平成22年度全国高等学校総合体育大会第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会について」、飛沢スポーツ課長から説明してください。

 

飛沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(4)を終了します。

 次に、教育長報告事項(5)「第32回北信越国民体育大会の開催について」、飛沢スポーツ課長から説明してください。

 

飛沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

最初に、「1月、2月の主要行事予定について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は1月27日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、そのようにいたします。

その他に何かございますか。

以上で、公開による審議は終了しました。

これから非公開の審議に入りたいと思います。

傍聴人の方の退出をお願いします。

 

(傍聴人退席)

(以下、非公開につき省略)

(以上)

 

 

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会教育委員会

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?