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更新日:2014年6月23日

第916回 長野県教育委員会定例会会議録

1 日 時

 平成22年(2010年)11月18日(木)

 午後1時30分から午後4時5分まで

 

2 場 所

 県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 平成22年11月県議会に提出される予定の議案に対する意見について

  議第2号 職員の処分について

  議第3号 長野県市町村立学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する

規則案について

  議第4号 長野県立学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する規則案

について

 

 ○ 教育長報告事項

  (1) 市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会について

  (2) 平成22年度高等学校における発達障害に関する実態調査の結果について

  (3) 「中南信における併設型中高一貫校の設置計画(案)」に係る意見公募の実施及び地域懇談会の開催について

  (4) 平成23年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について

 

 ○ その他

    現地機関の事例発表

    ・南信教育事務所における学力向上に向けた取組み

     -教師・指導主事の資質向上をめざして-

 

4 出席者

 ○ 委 員

   委   員   長   矢 﨑 和 広

   委員長職務代理者    耳 塚 寛 明

   委      員   野 村   稔

   委      員   伊 藤 かおる

   委      員   高 木 蘭 子

   教   育   長   山 口 利 幸

 

 ○ その他

   長澤教育次長、荒深教育次長、白鳥教育総務課長、北田義務教育課長、小林高

校教育課長、海野特別支援教育課長、髙栁教学指導課長、町田心の支援室長、

花岡文化財・生涯学習課長、駒村保健厚生課長、飛沢スポーツ課長

 

矢﨑委員長

 ただいまから、第916回教育委員会定例会を開会します。

 それでは、議事に入ります。

本日の審議事項中、議第1号「平成22年11月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」は、成案となる前の内容について、審議・検討をするものであります。

 また、議第2号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

ついては、議第1号及び議第2号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、議第1号及び議第2号につきましては非公開で審議することに決定しました。

なお、議第1号及び議第2号の審議につきましては、本日の最後に行うこととします。

 それでは、最初に、議第3号「長野県市町村立学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する規則案について」、北田義務教育課長から説明してください。

 

北田義務教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 こちらの4ページのところが一覧表になっていて分かりやすいので質問をさせていただきますが、評定者が校長で、その調整者が教育長ということで、最終的に評定される方が校長お一人で客観性のある評価がなされるのでしょうか。そして、更にその調整役が教育長であるということは、現場の状況に視点を置いて物事を判断するというよりは、上の方の評価者に向かって自分達の状況を考えてしまうというか、そういった方向性も考えられなくはないと思うのですけれども、評定者について最終的に校長お一人で評定していくという形のまま進めていって、今までの評価が特に給与ですとか、昇給等に反映されていたわけではないので、それぞれの自分自身の業績の評価や職務遂行能力の評価ということではよかったかと思うのですが、今回はこれがそれぞれの勤勉手当や昇給に関わるということなので、改めて確認をしておきたいのですけれども評定者が校長お一人でいいのかどうか、その点についてお伺いしたいです。

 

北田義務教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

北田義務教育課長

 まず、調整者の件についてお話させていただきますけれども、勤務成績の評定に当たってはこれまでのことを生かして、市町村立学校教職員については市町村の教育長が必要な調整を行うとしております。例えば自己申告による評価の方でございますけれども、今までも職員が自己課題を持って校長と面談等をしながら自己の教育の向上等を通して、学校の教育力の向上に資してきたと思っております。そこで、評価者と非評価者の間に不具合等があったとは考えておりません。今回もそれをそのまま生かしていくということですので、校長お一人でということでそのようなことはないと思っておりますし、評価者研修をしっかりと行っておりますし、これからも評価者研修をしっかりと行っていくことを考えております。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

山口教育長

 課長から評価者の話が出ましたけれども、伊藤委員さんの御懸念と申しますか、正確に評価できるかという御質問ですが、面接等に同席したり職員と日常的に接する時間の長さは教頭の方が長いかもしれないですね。

 ただ、面談に関して、業績評価に相当する部分の自己申告の部分を例にしますと、学校目標が議論の中で立てられて、その目標に対して、例えば、教科活動においてはこういったものという位置付けをして目標を立てるという形で申告してもらって一緒に面談したり、校長に授業を積極的に見てもらったり、あるいは、校務分掌で例えば生徒指導等の目標を掲げた方については、そういったことの会議や報告でありますとか、いろいろな形での接触面は多々ありますので、その辺は大丈夫ではないかと思います。

 ただ、学校の1つの形として、よく鍋蓋というようなことが指摘されています。したがって、そのようなところでの限界性はあるのですね。例えば、本県ではまだ導入しておりませんけれども、新しい処遇というような形で主幹教員とか指導教諭というものが新しく設定されたりして、そういったものを導入しているところもありますので、そのような面では確かに委員が御指摘の点があろうかと思いますが、今までの私の経験をちょっとお話しますと、もし面談を一定期間に全部こなさなければいけなくて、それから、中間的なところでどうなっているかということも、これは面談をやってもいいわけですけれども、そうしますと、あまり話したことがない人とも必ず話すことになります。話したことは、やはり気になりますから、「どうなのかな」という声掛けもするようになりますし、あるいは時間さえあれば見て回るということができるようにもなりますし、あるいは相談にも乗れるというようなことで、全体として評価者は管理者という部分がありますが、その職員との関係が密になったりして、「ああ、この先生はこのようなことを考えて、このようにやってくれているのだな」ということで、非常に効果があったと思います。職員に聞いてみたら校長とこんなに話したのは初めてだとか、非常に学校全体としての教育力を高めることにつながり、もちろん個人もそうですけれども、そういった面ではきっちりやれば適正な評価に必ずつながるという感じを受けました。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 本当に山口教育長がそのような前提でやっていらっしゃって、今、現場の先生方がとても一生懸命やっていらっしゃると思うのですが、ただ、客観的に、例えば複数の評価者がいるとかでなく、こちらの方で苦情を申し立てるところが市町村教育委員会になっていて、しかし調停者も市町村であってというように、あれっと思った時に申し立てる先が自分の調整を行った方々という形で、ある意味において、第三者とか客観性を持った立場で自分が思った部分についてやりとりのできる機関というものがこの仕組みの中にはないわけではないですけれど、あくまでもクローズな段階というか、学校なら学校の中の特定の関係、そして更にそこが含まれる市町村教育委員会の中で物事を捉えていくというと、校長会とか市町村教育委員会との関係の強いところでお一人おひとりの先生方がどうしてこのようなことになっているのだろうかという疑問を感じた時に客観的な全く別の違った見方でそのお話を受け止めて、ある意味で再評価していただいたり、要するに調整をしていただくということが可能なのか、少し不安は仕掛けだと思ったのでお伺いさせていただきました。

 

山口教育長

 分かりました。ちょっとこれは難しいですね。

 

矢﨑委員長

 伊藤委員の言われるのは、例えばどのような形の評価システムが可能かということですか。

 

伊藤委員

 他県とか他で入れる場合にその辺りの評価者システムはどのように担保しようとされているのか、少し勉強させていただければと思うのですけれども。

 

山口教育長

 この制度そのものということにならないのですけれども、学校の教育活動に対する評価は今までも行っておりまして、自分達の目標に対して自己評価、それから保護者や生徒の評価というところまでは進んでいるのですね。ただ、第三者評価を含めてそのような議論がありまして、第三者は文字通り第三者で当事者ではないから非常に客観的に見ることができるという制度なのですけれども、日常活動をどれだけ把握した上で評価しているのかというのは極めて難しく、特定の時に特定の資料を見て、学校の教育活動が目標に対してどれくらいということは極めて難しいことで、なかなか進んでいないと認識していますが、本質的には人事管理でありますのでちょっと違いますけれども、耳塚委員さんはどのように思われますか。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

耳塚委員

 教員もそうですけれども、ある種の専門的な職業で、しかも日常的な業務が対象となる場合には、基本的には同僚といいますか、シビアな評価しか仕組みとしてはあり得ないと思います。

第三者と言った時に、第三者を設定しにくいというか、分からないということが基本的にあるので、確かに閉じているかもしれないけれども、内部というものを中心とした仕組みで構わないと思うのですけれども、複数の評価がないという点は、やはりちょっと問題があるかなという気がいたします。つまり、問題があるような評価がなされた時に、それを仕組みとして訂正が利くようなものがあった方がいいかなと思います。もっとも、本当に鍋蓋ですので、そんなにいないということだと思います。

 

矢﨑委員長

 あまりにアンバランスがある時には、市町村教育長が調節ということに一応はなっているわけですね。

 

北田義務教育課長

 先程、申し上げましたように、必要な調整は市町村の教育長が行うということになっておりますし、苦情の申し立てというのは、その4ページの一番下の第7条にもありますけれども、勤務評定の実施者である市町村教育委員会内に相談窓口と審査委員会を設置するように、この規則改正後に市町村教育委員会に対して通知することを考えております。県立学校の場合には県の教育委員会に相談窓口と審査委員会を設置いたします。

 

矢﨑委員長

 普通の会社ですと、例えば、課長が評価して、部長が評価してという複数の評価をするのです。その中で、調整という機能が初めて出てくるので、学校で管理職というと、教頭と校長しかいませんが、教頭と校長が二重に評価するということは検討されてこなかったのですか。

 

北田義務教育課長

 検討してきません。

 

矢﨑委員長

 検討されていないというのはどうしてですか。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

はい、どうぞ。

 

山口教育長

 最終的な評価者も校長なのです。ただ、教頭は先ほど申し上げたような日常的な観察の度合いとか、あるいは面接に同席して、例えば必要な情報をその時に持ってくるとか、そういった形のものはやっていますので、校長だけとは考えていないです。ただ、評価者というのはあくまでも校長ということになります。

 

矢﨑委員長

 ただ、評価システムとか評価研修の中で、校長は教頭の意見を聞くようにするという指導は別にしていませんよね。教頭の意見を聞くか聞かないかは、校長の判断ですよね。

 

北田義務教育課長

 評価をするに当たっては、様々な場面とかいろいろな情報を取り入れないとできないと考えておりますので、特に教頭からそのような意見を求めなさいというようなことはしておりませんけれども、様々な情報を見て判断していくということを評価者研修の中ではしております。

 

山口教育長

 課長からの説明のとおりなのですけれども、もう少し具体的に申し上げますと、教頭は校外にある様々な委員会、特に枢要な委員会に必ず入るケースが多いのです。これは、学校運営上、そのような必要性があってメンバーに入るのですけれども、そうしますと、学校では例えば生徒指導で今どの辺が問題だとか、何か係で壁にぶち当たっているところや育てるところがあるのかとか、あの先生はどうなのかとか、元気でやっているのかとか、日常的に教頭のところに一番集まる情報というものが確実にあるのです。だから、制度的に聞かねばならないとか、参考にすることができるという形ではありますけれども、校長とすれば、教頭の意見を聞かないで自分だけでということは、ちょっと考えにくいと思っております。

 

矢﨑委員長

 このことで、他に御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

野村委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

野村委員

 先程、委員長が言われたように、普通は複数のチェック段階があって、最終的にはトップが決裁するということになっていると思いますが、教頭について評価者研修というものは行っているのでしょうか。

 

北田義務教育課長

 行っておりません。

 

野村委員

 行っていなくても、一番校長の身近で第一線の行動を見られているというところがあると思いますので、制度や仕組みでなくても、あるいは校長でなくても迷う内容はかなりあると思いますので、その辺のところをうまく運用できるような仕組みづくりというものは必要だと思います。

 

矢﨑委員長

 知事部局は部長がいて課長がいてというように二重査定をしているでしょう。教育委員会では教頭はそのような対象にいつもならないのですが、管理職としてのきちんとした位置付けはもらっていないということなのでしょうか。普通で考えると、知事部局だって、課長がやって部長がやって二重にチェックしていて、民間だって、同じように二重にチェックをしています。1人の人間が評価するということの危険性みたいなものが議論の中では出てこなかったということがちょっと不思議なのですよね。出ないものは仕方がないということですが、大学はどうなっていますか。

 

耳塚委員

 教員の評価は全く別なのですね。

 

矢﨑委員長

 教員の評価はどうなりますか。

 

耳塚委員

 研究、教育、大学運営、社会貢献と分けまして、それぞれ業績を得点化する仕組みがありまして、これは基本的には大学の見方にということになっておりますけれども、得点化してくれて、職階ごとに偏差値を出しています。カテゴリーに分けるわけです。

 

矢﨑委員長

 それで、評価者は1人ですか。

 

耳塚委員

 これは、評価者も何も数字で出ますので。事務職員の場合には複数ですね。要するに、課長級の人達が職員を見て、それをその上に、私達と三段階ぐらいになりますね。

 

矢﨑委員長

 同じことになってしまいますが、普通で考えていきますと、知事部局も複数でチェックしていて、民間もどこも評価というものは1人の人間が評価をするということの誤謬、過ちというか、間違いやすさみたいなものについて、どうやってそのリスクをなくしていくかという意味では、二重チェックということは、評価の場合には常識なのですよ。それが、どうしてこの中でそのようなシステムが取られなかったということをちょっと宿題にしておいてもらった方がいいかもしれません。

 それでは、今後の宿題ということにしていただいて、今回の議第3号につきましては、このとおり決定させていただいてよろしいでしょうか。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 この状態で決定するということは、運用していくということですよね。このまま決めていいのかというのは、今までいろいろな問題があがって来た時に、校長も知らなかったとか教頭も知らなかったとか、現場で問題が起きた時に、実際に見えていない状況というものがあるにも関わらず、このままそのような制度で進めていいのかというと、実際の現場としてちょっとこれはもう少し考えた方がいいのではないかと私は思います。

 

矢﨑委員長

 今の伊藤委員の意見は、基本的には複数のチェックが必要だと捉えていいですか。それとも、内部評価が必要だと捉えなければいけないですか。

 

伊藤委員

 複数の評価、校内における複数の評価ですか。

 

矢﨑委員長

 具体的には、普通は学校でいうと校長、教頭の複数評価ということになりますが。

 

伊藤委員

 どのような形が一番いいのかというのは、検討していただければと思うのですけれども、校内が必要なのか、または校外を含めてなのか、いずれにせよ、複数のチェックということを考えていった方がいいのではないかと思っています。

 

矢﨑委員長

 何か、課長の方からありますか。

 

北田義務教育課長

 今回、提出したこの議案につきましては、組合や職員団体とも合意をしておりまして、先程、御懸念があったようなことを避けるために、相談を含めてですけれども、情報の収集をしっかりやった上で評価していくということで、例えば、情報を仕入れるニーズというのは自分を見つめ直すこと、職員の自立的な成長にとって欠かすことができないものですので、児童生徒、保護者、それから同僚というような第三者からの情報をしっかり集めた上で、本人と面談の上で決定していくということですので、そこに大きな間違いは今までの試行の段階から見てないと思っております。

 

矢﨑委員長

 課長、分かります。分かりますが、知事部局も複数で評価をしています。普通の組織の場合に複数で評価していることの意味は、1人が評価することに危険性があるからリスクが分散されているわけなので、今までうまくいったとかいかないとかということとちょっと問題は別だと思うのですよ。何故、学校だけが1人で評価するのでしょうか。知事部局は複数で評価していて、普通の企業も複数で評価しています。今までがどうだとか、間違いがこれから起きないだろうということではなくて、システムとしての問題だと思います。

 

北田義務教育課長

 では、もう1点だけお願いいたします。先程、教育長からもありましたけれども、評価補助者という形で教頭が役割を今までも果たしております。そこには評価に関わって評価補助者を教頭が果たす役割ということで、自己申告等に関する相談、面談への同席、それから評価者への助言というような形で、そこに教頭も加わった形での評価となります。ただ、評価者は校長1人になってしまいます。

 

矢﨑委員長

 でも、評価研修には教頭は関わらないという先程のお答えがあったから、その時にはっきり位置付けるなら、評価研修会にも教頭が入らないと正しい評価ができないという意味でいかがなものかという御意見もありましたけれども、他の方々の意見も聞いてみたいと思います。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

山口教育長

 実は行政の方は既にスタートしておりまして、それとの連動性というようなものもありまして規則の改正も日程に挙がっております。したがって、課題として受け止めさせていただいて、今後、運用に入るわけですけれども、今まで試行した段階では問題が生じませんでした。先程、私が発言した中では、学校に対する評価というもの、いわゆる第三者評価まで行っていないけれど、生徒、保護者を含めたところまで行っていて、そういったもの校務分掌で、例えばこの人は生徒指導を行っていて、その生徒指導に対してどうだとか、あるいは何とかという授業の担任をやっていて、それに対する生徒の授業評価というものも入ってきて、そのようなものを噛み合わせたり、先程、申し上げた教頭の日常的なものなどを総合して、最終的には校長が判定するという形で試行してきまして、これで行けるかなという形で積み上がってきたものであります。改善の余地がありはしないかという御指摘をいただきましたので、私とすればなんとか今日の段階で1つの結論を出していただければと思っております。

 といいますのは、職員団体との話でカウントダウンが出ました。それから、人事委員会でこういった成績評価というものの提案がありまして、この間、数年かけてこのような積み重ねの準備、試行をしたりして、既にスケジュールを定めた中でやってきておりますので、複数は根本だと言われると別ですけれども、特に根本的なところでの御意見で御異議がなければ、ぜひその辺での御判断をいただいて宿題として考えさせていただけければありがたいと思っております。

 

北田義務教育課長

 1点よろしいですか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

北田義務教育課長

 やはり教頭も研修をすべきだという御意見をいただきましたので、教頭も評価者研修という形を位置付けていきたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 そろそろ、今日の結論を出したいと思います。最終的に一人ずつお聞きしています。

伊藤委員の御意見に対して、高木委員はいかがですか。

 

高木委員

 第三者を入れるということは、ほぼ不可能だということは分かりましたし、お話を聞いていて教頭がずっと評価に関わって意見をきちんと伝えている、評価に実質関わっているということもありますので、今、課長がおっしゃったように教頭の評価者としての位置付けというものをきちんとすれば、ある意味でダブルチェックになるのではないかと思います。

でも、それ以外にやりようがなく、校長の上に評定者がいるとしても、現場を知っている人が評価者として新たにつくれるわけはないと思いますので、このような形でやっていくのがいいのではないかと思います。

 

矢﨑委員長

 野村委員は、いかがでしょうか。

 

野村委員

 既に決まってしまったのでこれでという話は通らないという形で教職員組合との妥結ができているという話があるのですが、今、課長がおっしゃったように評価者研修をきっちりして、同じ立場ではないですけれども、それに加わって1人の判断だけではないということであれば結構だと思います。

 

矢﨑委員長

 耳塚委員、お願いします。

 

耳塚委員

 本当は、実質的に複数段階の評価を含むということを仕組みとして明示することがベストだと思ったのですが、これまでの状況に対して新しい仕組みというものはメリットを持つということであると思いますし、それを宿題として検討していただいて、またこの場所に出していただくということにしていただければ、今日はこの案で賛同いたします。

 

矢﨑委員長

 教育長の意見をお聞きしましたので、今、課長の方からはっきり明言されたという考えでいいと思いますが、評価者研修には、校長、教頭を条件とするということでいいですか。

基本的に評価者は校長であるけれども、教頭も全面的に同じ研修を受けておいてサポートをして、偏った1人の評価になる危険を少なくするということを前提にしていいですか。そのようなことを前提に、この案を決定したいと思いますが、伊藤委員が言われたように、基本的にはやはり最初から客観的な複数チェックができないかどうかという点について、これは宿題として教育委員からあったということで、また1年ぐらいやりながら様子を見ていくということですが、頭に置いておいていただくということでお願いします。

 次に、議第4号「長野県立学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する規則案について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

それでは、議第3号と同じ条件で、議第4号を決定するということでよろしいでしょうか。

伊藤委員は先程と同じ考えということでいいですね。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、議第4号を原案どおり決定します。

 以上で、議事を終わります。

続いて、教育長報告事項に入ります。

最初に、教育長報告事項(1)「市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成22年度高等学校における発達障害に関する実態調査の結果について」、海野特別支援教育課長から説明してください。

 

海野特別支援教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特別支援学級の生徒は把握していますか。

 

海野特別支援教育課長

 高校には特別学級はございません。

 

矢﨑委員長

 だから、みんな養護学校に行くか、通常学級でケアするかということですか。

 

海野特別支援教育課長

 そうです。

 

矢﨑委員長

 高校には通級というのもないということですか。

 

海野特別支援教育課長

 それはございません。

 

矢﨑委員長

 ないのですね。そうすると、本来、小中学校なら特別支援学級に行っているお子さん達はどちらかに分けざるを得ないということですね。

 

海野特別支援教育課長

 中学校の特別支援学級を卒業した方は、約6割が高等学校へ進まれて、そして4割弱が高等部へ進まれるということです。中学校の段階で就職というのは、21年度の実績ではございませんでしたので、いずれかに進んでいるということです。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 個人情報になると思いますので、情報を共有して小学校から中学校へ、幼稚園、保育園から小学校へというところは、市町村も手厚く支援するようになって、手帳をつくったり、つながった支援を受けやすいと思うのですが、義務教育の学校から高校へというところではもちろん受験もありますし、入った後で先生方が見て、初めて支援を必要とするか判断されるその段階で、例えば中学校ではどうでしたかというようなことを本人の許可に基づいて調査すると思うのですけれども、そこでの情報共有というのはどのような状態なのでしょうか。

 

海野特別支援教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

海野特別支援教育課長

 私どもとすれば、プレ支援シートというものですが、中学校なり小学校なりで支援した内容を整理したものがございますので、そういったものによって次の段階へつないでいくということを考えているのですが、これは個人情報ということで保護者の方の理解がないとなかなか進まないということであります。基本的な考え方は研修とかそのようなものを通じて、プレ支援シートで整理されたものが次の段階へ引き継がれていくという考え方でございます。それで、合格した時に中学校と高校で連携を図りながら、中学校の時の支援内容がまた高校へもつながれていくということで、基本的にはそういった形でつながれていくということでございます。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 では、合格した段階での連携ということならば、受験に対してそのようなことで不利益を被るとか、そういった問題はないと考えていいでしょうか。

 

海野特別支援教育課長

 受験に対して、発達障害であるから不合格とか、そのような扱いはないと聞いております。

 

小林高校教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

小林高校教育課長

 これにつきましては、発達障害をもって不合格にすることはいけないということを各学校へ、校長会長の名前で通知しているので、各学校はそのことを十分理解していると思います。

 

町田心の支援室長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

町田心の支援室長

 生徒指導の立場で申し上げますと、今、課長が申し上げたとおり合格した後に連携会議というものがありますので、時間は短い中ですけれども、共通理解を図る主な事項について、それぞれ中学校側が高校に説明したりするような形を取っております。

 ただし、御懸念があるような御家族の同意が得られないような例、あるいは診断はされていないけれどもそのような形かなと思われるような例については正確に伝わらないという弱い面もありますので、現在、高校の一部の地域ですが、校長会の方でどのようにつながっていくのが一番いいのかという研究体制を取りまして、中学校との連携のつなぎ方の連携について研究を進めているところであり、実態はそのような状況でございます。

 

矢﨑委員長

 他に御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「『中南信における併設型中高一貫校の設置計画(案)』に係る意見公募の実施及び地域懇談会の開催について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 次に、教育長報告事項(4)「平成23年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について」、髙柳教学指導課長から説明してください。

 

髙柳教学指導課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 野村委員さん、相変わらず厳しい状況が続いているわけでありますが、今、経済界における状態としては、去年と比べてどんな感じなのでしょうか。

 

野村委員

 教育委員会からの要請をいろいろ受けて、経営者団体としても積極的に高校卒業者を雇用するようにということで指示が出ております。しかし、昨今の円高状況が定着した感じの中で、恐らく日本を代表するような大手の企業の業績もかなり懸念をされてきている中で、これから中小企業にその影響がかなり出るのではないかという予想がつきます。そうなってきますと、予想よりもはるかに良かったなという感じはしているのですが、ますますこれからが難しいということで本当にきめ細かい企業訪問だとか、あるいはインターンシップであるとかということを、生徒はもちろんですが、先生方も、あるいは関係者が積極的にやることで、かなりの部分が解消されると思います。厳しい状況ですが、厳しいから余計そのようなことが必要になるわけでして、ぜひ諦めずに、次代を担う子ども達が就職できないで変な道に走ってしまうというようなことだけは極力避ける努力を、我々企業も、それから教育委員会も県も、一体となって進めていくことが必要かと感じますので、一層の努力をお願いしたいと思います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 はい、どうぞ。

 

伊藤委員

 教えていただきたいのですが、県外就職を考えたり、また県外への就職が内定したという率はどのくらいなのでしょうか。

 

矢﨑委員長

 それは出ますか。

 

髙柳教学指導課長

 具体的な数値のパーセントがなくて恐縮ですけれど、先程の表の1の就職内定者の欄を御覧いただきたいと思うわけですが、そこの一番上の普通科でいきますと、県内474人に対しまして県外28人という数値でございます。

 

伊藤委員

 特に、この工業のところで県外就職が多く決まっていますが、主にどんな地域へ出て行こうとするのでしょうか。

 

髙柳教学指導課長

 工業系では、愛知、岐阜のところへ行く生徒が多いです。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(4)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

最初に、「11月、12月の主要行事予定について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は12月16日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

御異議ございませんので、そのようにいたします。

 次に、「現地機関の事例発表」として、「南信教育事務所における学力向上に向けた取組み-教師・指導主事の資質向上をめざして-」について、南信教育事務所から発表してください。

 

松野南信教育事務所長

 (資料説明)

 

南信教育事務所花岡学校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 お疲れ様でした。ただいまの南信教育事務所の発表につきまして、何か、御意見、御質問がありましたら、発言願います。よろしいでしょうか。

それでは、以上で、「現地機関の事例発表」を終了します。ありがとうございました。

その他に何かございますか。

特にないようでありますので、以上で、公開による審議を終了しました。

これから非公開の審議に入りたいと思います。

傍聴人の方は退出をお願いします。

 

(傍聴人退席)

(以下、非公開につき省略)

(以上)

 

 

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会教育委員会

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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