ホーム > 平成22年度長野県教育委員会定例会・臨時会会議録一覧 > 第909回 長野県教育委員会定例会会議録

ここから本文です。

更新日:2014年6月23日

第909回 長野県教育委員会定例会会議録 

1 日 時

  平成22年(2010年)7月8日(木)

 午後1時から午後3時10分まで

 

2 場 所

 県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 職員の処分について

  議第2号 平成23年度県立高等学校の学科改編について

  議第3号 高等学校の地域キャンパス化について

  議第4号 平成23年度長野県立高等学校入学者選抜要綱(案)について

  議第5号 長野県生涯学習審議会委員の委嘱(任命)について

  報第1号 長野県高等学校授業料等の徴収に関する規則の一部を改正する

 規則について

 

 ○ 教育長報告事項

  (1)平成22年6月県議会定例会の結果について

  (2)平成23年度長野県公立高等学校教員採用選考申込状況について

  (3)平成22年度長野県特別支援教育連携協議会について

 

 ○ その他

 

4 出席者

 ○ 委 員

     委   員   長   矢 﨑 和 広

     委員長職務代理者    耳 塚 寛 明

     委       員   野 村   稔

     委       員   伊 藤 かおる

     委       員   長 岡 秀 貴

     教   育   長   山 口 利 幸

 

 ○ その他

   長澤教育次長、荒深教育次長、白鳥教育総務課長、北田義務教育課長、小林高

   校教育課長、海野特別支援教育課長、髙栁教学指導課長、町田心の支援室長、

   花岡文化財・生涯学習課長、駒村保健厚生課長、飛沢スポーツ課長

 

矢﨑委員長

 ただいまから、第909回教育委員会定例会を開催します。

 それでは、議事に入ります。

 本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

 ついては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第1号につきましては非公開で審議することに決定しました。

 なお、議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うこととします。

 それでは最初に、議第2号「平成23年度県立高等学校の学科改編について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定します。

 次に、議第3号「高等学校の地域キャンパス化について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 犀峡高校の問題につきましては4月、5月、それぞれこの教育委員会の中で協議をしてきたことでありますが、今回、事務局から案が出されました。これにつきまして、御意見、御質問があれば、発言願います。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

耳塚委員

 実施計画通りお進めいただく方向でいいと思います。ちょっと質問がございますけれども、標準法上、この法律はもう少し大きい単位で県全体として何人ぐらいの教員が必要とされるか等、僕は重要な問題かと思いますけれども、単純に適応した場合に、この2学級規模の定員に満たない高等学校にどのぐらいの教員がはりつくことになるのかということと、自治体にはどのぐらい教員を貼り付けることになるのかということについて、説明をお願いいたします。

 

小林高校教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

小林高校教育課長

 これにつきましては、校長等を除きまして教員の数でいいますと、1学級規模であれば8人と標準法上は考えております。ただ、それではやはり高等学校の専門性を生かすという高等学校の趣旨からしますと無理でございますので、これは大まかな計算でございますけれども、13人あるいはそれよりもう少し多いくらいの教員が必要になるのではないかと考えているところでございます。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

耳塚委員

 そうすると、仮に計算すると5人分が必要になるわけですけれども、全体の中から都合をするという考え方しか取りようがないと思います。その問題は、今回の地域キャンパス化というように地域の高校教育の機会に非常に配慮し、それを重視した施策だと思うのですけれども、その高校教育の機会を提供するという観点と同時に、高校教育機関としての質をどうやって全体として維持していくかという観点と、もうひとつは財源とか資源を全体として効果的に活用していくうえで、どのようなやり方が望ましいのかという観点をバランス良く配慮する必要があるというふうに思います。地域の高校教育の機会に配慮すると、その分やはりどこかにしわ寄せが来るわけで、全体として大変厳しい状況になった時には、これだけ配慮することができなくなるという可能性も今後あるのではないかというように思っております。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

山口教育長

 耳塚委員さんから御質問、それから御意見もいただいたわけでございますけれども、今までの経過をざっとお話申し上げますと、この少子化の中で長野県の学校規模がずっと小さくなってまいりました。そのような中で、平均するといわゆる再編計画が議論される段階では、平均する規模にまで減ったわけであります。ただ、長野県のひとつの地域的な特色といったことの中に、戦後の高校教育を提供するという大きな流れの中で、それまでずっと分校であるいは定時制という形で高校教育を保証してきたところを、組合立から更に県立に移管をするというような形で学校数を増やしたりしてきたという歴史がございます。そのようなものですから、確かに今御指摘のところがございまして、この少子化が進む中で、私としてはもう少し早くやらなければいけなかったのではないかなという思いはありますけれども、それでもこのような形で議論を積み重ねてきまして、少子化を後ろ向きだけに捉えるのではなくて、御指摘いただいたように質を担保しながら、より新しい質を付け加えていくような形で再編をやらなければいけないということがひとつです。

 それからもうひとつは、非常に厳しいのですけれども、中山間地の教育の機会をどうやって保証するのかということで、今申し上げたとおり、積み上げた全体のトータルの中で地域にある中間山間地の学校には手厚い配置を実際はやってきました。したがって、規模が小さい割には様々な特色ある取り組みをしていただけたらという思いを持っておりますし、この犀峡高校もその学校のひとつでございます。したがって、この標準法という法律に依拠しながらやってきている部分というのは、絶対に無視できないものでありまして、また、長野県が本当に経済的な体力があっていかようにもできるというものがあれば、またこれは違った発想ができるのでしょうけれども、全体が縮小していく中でどうやって質を担保するのか、あるいは教育の機会の提供を保証するのかといった中で、新たな基準として統合か、廃止かということだけではなくて、第三の道としてこのような地域キャンパスという方法を提示、基準を提示したということでございます。したがって、今委員から御指摘のあった県全体として標準法いうひとつの枠の中で、効果的な教員配置をどうやってやるのだという点については、非常に厳しい課題を持っているという部分もありますけれども、少なくとも教育の機会均等という面ではかなりカバーできるかなという思いはございます。効果的な配置にどれだけの工夫が必要かということは、いつも課題意識として持っているのですけれども、しっかりやらなければいけないと思っております。

 

矢﨑委員長

 今、中条は地域キャンパス化して何年目になりますか。

 

小林高校教育課長

 2年目になります。

 

矢﨑委員長

 教員数は今何人ですか。

 

小林高校教育課長

 現在、中条につきましては、先ほどの数で言いますと15.5人というのが数であります。2年目ということですので、一番上が2クラス、あとが1クラス、1クラスということです。

 

矢﨑委員長

 はい。他の委員さんから発言があればお願いします。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 質問をさせていただきたいのですけれども、先ほど不登校の方を犀峡では受け入れて下さっているというお話があったのですけれども、差し支えない範囲で結構なのですが、今どのくらいの人数を受け入れいただいていて、もうひとつはその方々はどこから通われていらっしゃる方が多くいらっしゃるのか、その辺りを教えていただきたいですけれども。

 

小林高校教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

小林高校教育課長

 本年度でいいますと約20人の方がいわゆるB推薦という形で、中学校時代に学習に馴染めなかったけれども、基礎的な学力があって意欲があるという推薦で受けられていると考えています。これにつきまして、ほとんどの生徒がいわゆる都市部から通われていると理解しています。

 

伊藤委員

 ちょっとお伺いしたいのですが、都市部から犀峡高校まで通われるということになると、どのような交通手段でどのくらいお時間がかかるものなのでしょうか。

 

小林高校教育課長

 長野駅前からの時間でございますが、長野駅前から犀峡でありますと50分です。

 

伊藤委員

 電車か何かですか。

 

小林高校教育課長

 バスです。

 

伊藤委員

 中学時代に登校をすることがなかなか難しいという中で学校を選ばれて、その方々がバスに乗って毎朝単位制というような、いわば緩やかに取っていけば卒業できるというような形ではなく、出席率を取られるような形の中で、毎朝50分かけてバスに乗って通学し続けるという環境というのは、正直相当厳しいのではないかと、今お伺いしても思いますけれども、逆にそれは高校再編全体の話の中で、長野地域に多部制単位制の学校をつくっていくというような、全体のそれぞれのいろいろな事情を抱えた生徒さんが、自分達の学びたい場所というと、高校というのは義務教育ではないので、それでもそれぞれの事情を抱えながら学べる場所が近くに何故まだその辺りが進んでいないのかというのは、もうひとつの問題として私はちょっとお伺いをしていて感じるのですけれども、犀峡高校で受け入れてくださって、そのような自然が豊かで少し都市部から離れた場所で、もう一度学びをゆっくり見つめていくという方も、先生方のサポートの中で育まれていくでしょうし、かといって中学時代に通学がなかなか難しい方々が、受け入れてはいただいたけれども、その後卒業まで本当に教育を保証してもらえるのかということは、そのような環境を提供できていない高校再編の進捗のスケジュールの問題が別の意味であるのではないかと感じます。そうしますと、いろいろな方々に公平な機会を用意していくということを犀峡高校にお願いするという今の状況だけでなく、長野地域に多部制単位制の学校をきちんと早急に考えることを進めながら、いわばバスに乗って毎朝50分、中学時代になかなか学校へ行きづらかった方々が、もっと身近で学ぶ機会というのも設ける必要があるのではないかなというように思います。

 それとは別に、一番最初のお話では、統合または募集停止というどちらかしかない中で、先ほど教育長がおっしゃられたような地域の学びの拠点というのは、長野県は谷も多く、地域での文化や学びの拠点としての生涯教育の拠点としても、大きな役割を果たしている高校というものをどのように大切に守っていくかという中で、今の少子化というような問題との中で、地域がこれだけ守っていらっしゃった犀峡高校というものを、どのような形で支えていくことが教育委員会としてあるのかという中では、地域キャンパス化というこの選択というのもひとつの重要な基準ではないかと案を提示されたときに感じました。したがって、今回地域キャンパス化というような格好でスケジュールを組んでいくならば、より小規模になった場合というような問題よりは、犀峡高校そのものを地域の生涯教育なり、また、篠ノ井高校との中で拠点校としてどれだけ教育委員会が支えていけるかということの、先ほど耳塚先生がおっしゃったような教育の質を充実させていくということをこのカリキュラムの中にもっともっと地域の方に内容についても御検討をいただくということも重要ではないかというように感じております。

 

矢﨑委員長

 他の委員さんから御意見がありましたらお願いします。大事な問題なので、お一人ずつ御意見をいただきたいと思います。

 

長岡委員。

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

長岡委員

 この問題に関しては、他の委員さん方よりも多分一番長く在籍している野村委員も含めてですけれども、前回の高校改革プランの中で中条高校と犀峡高校の統合に絡むケースも自分は責任を持ってやっていますので、その時期から基本的に犀峡高校と中条高校の本当に学校はちゃんと地域として残していくという意味では、あの時点で御提案を申し上げた案が本当は最高だったのではないかなと思っています。そして、それは凍結されて後に4年という歳月が経った後、中条がキャンパス化され、そして今度は犀峡のキャンパス化されるのですけれども、もう全体的に子ども達が減っていく中でもっと過疎地域は更に子ども達が減ってきていて、そしてその子ども達にもちゃんと高校教育を与えていかなければいけない、その機会を与えていく責務が長野県教育委員会には必ずあって、どうやったら残していけるのかということについて時間をかけてこの案というのはつくられてきたのではないかなと思っていますので、基本的には時間的な問題も含めてですけれども、しっかりと計画に則ってここまで来ていることなので、ここでやらなかったらいつやるのだろうかというのが率直な意見です。

 でも、学校がなくなっていくということは、地域住民の方やそれから今在校している生徒達、それから同窓会の方々の心情的には、それは「はい」とは言えないことは当然であって、感情論が間違いなく出てくるとは思うのですけれども、なくしていく方向ではなくて、やはり小規模なら小規模なりのやり方というような消極的な捉え方ではなくて、もうちょっと本当に地域が本気になって、そこの高校教育を良くしていこうという意識付けを持っていただくことと、それに対する長野県教育行政が加配をするということがこれから具体的な案として出てくると思うのですけれども、小さい学校だからとてもいい学校にしていくんだというような改革プランにしていかないとましてやこれからの実地計画にしていかないと、そこに携わる方々が希望を持ってこのキャンパス化を受け入れることはできないと思いますので、段階を追うごとに新しい犀峡高校がどうなっていくのかなということが皆さんに具体的に示せるような提案は、今後とても必要になってくるのであり、ぼんやりとではなくて、明確な提示が必要になってくると思いますので、その辺はぜひしっかりやっていただきたいと思います。そこには、やはり地域の方々にも責任を持って参加いただいて、どんな学校にしていきたいのか、そして、その学校にするためには地域としては本当に何ができるのかということもしっかりと御意見をいただきながら学校をつくっていくという形が必要なのではないかと思っています。

 1点ちょっと質問なのですけれども、陳情の中にも記されているとおり2年連続で生徒が増加しています。これは何故増加したのかということは、検証ができているのでしょうか。どういった活動をしたから増えてきたのかという背景がもしあれば、お聞かせいただきたいと思っています。

 それから、耳塚委員もおっしゃっていましたけれども、小規模化していくからそれなりのということではなくて、やはり教員の確保とか、それから子ども達自身が1学級でできることって非常に限られてくると思うのです。やはり高校再編の改革プランの中で、我々がずっと議論し続けた高校教育に見合う適正規模を一生懸命議論したがうえに出てきた定数だと思っているのですね。したがって、非常に難しい部分ではあると思うのですけれども、少人数で本当に他の大規模校の子ども達と同じような教育機会を与えるには人的な配置と、それから予算も必要だと思いますけれども、非常にそこは手厚くやっていく必要があるのですけれども、非常に矛盾を抱えながらこちら側も決断を下さなければいけないということを、やはり地域の方々にも、それから犀峡高校にかかわる方々にも御理解をいただかなければいけないのかなと思いますけれども、消極的にならずに具体的に素敵な学校をつくっていきますということを前面に押し出す具体的な提案をしていく必要があると思います。

 

矢﨑委員長

 はい。それでは、ひとつ質問がありましたが、生徒が増えてきた理由等について、高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 これにつきまして、ひとつは平成19年という年がございまして、これが後ほどの統合の前にあって、その時の入学者数が23名というような極めて少ない時期がございまして、その方々が今年は3年生で抜けていったということで、平均的に40人を超えて、40人から50何人ぐらいのところが3学年揃ったということが今年の場面については大きいと思いますが、基本的には先ほど申し上げましたいわゆるB推薦というようなものが、だんだんと定着してきたというような要素もあるというように考えています。

 

矢﨑委員長

 B推薦の中身についてちょっと説明してくれますか。

 

小林高校教育課長

 犀峡高校は2つの推薦を持っています。ひとつは、A推薦というものでございます。A推薦につきましては、基礎的な学力と学習に対する強い意欲があり、かつ基本的な生活習慣が身に付いている者で、次のいずれかに当てはまる者ということで、入学後大学など上級学校へ進学を目指し意欲的に勉学に励むというような形の、いわゆるどこの学校でも行われているような自己推薦入試ということであります。対して、B推薦はこういう文言になっています。中学校において集団での生活や学習活動に馴染めなかった者であっても、基礎的な学力と学習に対する強い意欲があり、本校で学びたい強い意思があり、校則を厳守できる者ということでございます。ですから、中学校での集団生活に馴染めなかったとしても、基礎的な学力と学習に対する意欲を評価して自己推薦をするという形でございまして、これが特に中学校時代に不登校であった子ども達にここの部分が理解されるということであると考えております。

 

矢﨑委員長

 野村委員、御意見ありますか。

 

野村委員

 これまで随分長いこと検討していただいたり、懇話会、あるいは地域懇談会、それから地域の皆さんや学校関係者の皆さんとの協議を重ねてこられた中で、このような形でまとまってきたということに大変ありがたいという感じがします。

 もうひとつは、先ほど耳塚先生の方からもお話がありましたけれども、地域の高校教育の確保という意味では、やはりこのキャンパス化という制度というのは、この地域懇談会の中の意見にもあるとおり非常にいい制度だというふうに思います。ですけれども、このやり方が問題であって、その辺はこれから既に前例がありますので、長野西高校中条校ということも、いい面をぜひ積極的にここに生かしてもらうというようなことが必要ではないかというふうに思いますので、前例のいい面をしっかりと検証していただいて、この犀峡高校の方へ生かしていただきたいというのがひとつです。

 それから、意見交換の中にもありましたが、キャンパス化することによって教員の数というのがどうなるかというのは、大変大きな問題であろうかと思います。その辺が今の時点で教員の数が減ってしまうのかということが非常に心配されているわけですが、そうではないということが言えるとしたら言っていただければ大変ありがたいということと、もうひとつはこのキャンパス化は廃校の前提ではないのかというようなことが御意見の中にありますが、私は決してそうではないというように思っています。先ほどの地域校の教育の機会を確保するという意味で、これからも大変重要な役割を果たすと思っていますが、それが2点目です。

 それから3点目には、今お話のB推薦というのがあるわけですが、このB推薦というのは大変大事なことであって、これからキャンパス化することによって受け入れができなくなってしまうということでは大変大きな問題であるので、そのことに対してどんなお考えがあるのかということを、これは意見の中にも出ておりましたので、現在の状況で御説明願えればと思います。

 

小林高校教育課長
 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

小林高校教育課長

 最初のことでございますけれども、これにつきましては中条についても、それから犀峡についてもそうですけれども、やはり1クラスが小さくても構図制を取って、例えば2つぐらいの構図制を取ってやっていきたいということを言っておりますし、そういった教育が保証できる教員の人数というようなものを申し上げると、13人ぐらいはどうやっても必要になってくるだろうと思いますので、やはり地域の教育の拠点を残すという以上は、そういったものをしっかり高校教育課としてやってまいりたいということが1つであります。

 それから、2つ目のことでございますけれども、やはりこれは地域の教育力を残すという趣旨で始めたことでございますので、このままその学校がじり貧になってしまうということにはならないように、これについても全力を挙げて様々な工夫をしてまいりたいと考えているところでございます。

 B推薦につきましてですけれども、これにつきましてひとつは私どもが考えておりますのは、B推薦の場合やはり不登校の子ども達でございますので、調査書の点数記述のない子ども達でございます。多くは募集欄外と言われている子ども達でございます。そういったものに対して、各学校でその子の力をどういう具合に評価するかということを、もう一度しっかりと評価してほしいということを、これははっきりと現場に対して申し上げていきたいと思っております。同時に、またそういった評定が付かないような子ども達に対しては、中学校側に文章表現でいいので、そういったものがしっかりその子の良さみたいなものが分かるように調査書の中へ記述をしてもらうようにその2点をまずしっかりと現場の方へお願いをしてまいりたいというのがひとつでございます。

 それともうひとつは、これは犀峡高校が仮に1クラスになったといたしますと、当然その生徒数が変わらない場合は、その1クラス分については他の学校を全部合わせまして数が変わっていくわけではありませんので、犀峡が1クラス減ればどこかの学校が1クラス増という形になります。ただし、全体として中学校の卒業者数に見合うだけの定数を用意しておきますので、不登校は長野県では非常に多いという状況もありますので、そのような点を踏まえて選抜等に当たることができるように、中学全体の問題としてやはり考えていくということをもう1回徹底してまいりたいと考えているところでございます。

 

野村委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

野村委員

 それでは、教員の数としては、もう間違っても減ることはなくて、教育充実のために増員も考えておられるということだろうと思いますので、ぜひそんな方向に向けてやっていただければと思います。

 それと、平成18年に議会で不同意ということになって私もその時にいましたので、長岡委員さんが言われるように、長いこと携わって経過もある程度分かっているのですが、その時と比べて遙かに違うことは、大変丁寧にここまで意見をお聞きしながら進めてこられたと思います。過去とは大変な違いで、本当に御苦労さまでした。それと、また新たな方向の中で一番大事なことは、子ども達にとって何がいいかということですし、地域にとって何がいいことかということだと思いますので、そのことが実現できる今回のこのキャンパス化であってほしいと思います。そして、できるだけ早く方向性を決めてあげることが子ども達にとっては大事なことだと思いますので、ぜひこの縮図に則って進めてきたことに対して、これからしっかりとその辺の今までいろいろ御指摘をされております問題点を加味しながら、進めていただくことをお願いしたいと思います。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

山口教育長

 いくつかの委員さんの御意見のお答えになるかどうか、ちょっと私の経験も交えてお話をしますと、不登校を経験された子どもさんの入試についてですけれども、長野県の入試方式というのは調査書と学力検査の相関方式というものが根底にあるのです。ただ、ほとんど学校に出てこられず募集欄以外になっているというふうな生徒さんも、門前払いをするということは一切ございません。ですから、私の経験でもほとんどが中学の時に登校できなかった生徒さんが入試を受けられて、非常にこれは十分ついていける、むしろ、一人でこれだけやれるというのは相当な力だというような判断で合格になったケースもありますし、また不登校の生徒さんで比較的多いのは、私は定時制のある学校に勤めていたことがありますので、年によって若干違いますけれども、大体半ばを終えるぐらいの不登校経験を経験して、それは中学で経験したり、小学校で経験したりといろいろありますけれども、そういった生徒さんが入っていますので、統計的にも中学で不登校になった生徒さんの大体高校へ進学することによって、かなりの数が高校へ登校できるひとつのいいチャンスに高校進学がなっているということがありますので、かなりの学校にそういった生徒さんが実態として入っていると思っております。

 それから、北信の多部制単位制が遅れているではないかという御指摘ですが、これはもうそのとおりでありまして、今まで3地区、松本筑摩、箕輪進修、それから来年開設の東御清翔という形で準備してきているわけですけれども、長野のこのできるだけ都市的な機能を、都市をキャンパスにするというような感じでの発想で、都市的な、都市の持っている機能を組み込んだ、あるいはキャンパスにするような発想での多部制単位制を早く基本的には絵を描いてお示ししなければいけないと思っているのですけれども、昨年示しました1期計画の中でも、ひとつの課題として位置付けておりますので、そういった作業も急いでいかなければいけないかなということでございます。

 

矢﨑委員長

 基本的には今日提案された内容で処理させていただくということでよいという理解をしてよろしいでしょうか。今までの議論をお聞きする中で、2つの問題をきちんと整理をしておかなければいけないと思いますが、ひとつめは、地域の子どもは地域で育てるという意味での地域高校を基本的には長野県は存続していくのであり、そのような方向の中でキャンパス化という新しいタイプの学校のあり方をつくって、中条ではそれを実施して、犀峡でもそのような方向に行こうとしたのですが、現状は犀峡は途中でお子さん方が増えているのですね。それは、課長が説明したB推薦という形の中で、不登校のお子さん達が20人ぐらいずつここのところ増えてきていて、それは、その子達の居場所が今までなかったかどうかということを、やはり一度きちんと吟味をしなければいけないと思います。

 それと、もうひとつですが、第2期高校再編の中で、宿題でありながら残ったものが3つあるという理解をしていますが、ひとつは北信の多部制単位制、南信の総合学科、中南信の中高一貫校、これが私の理解の中ではまだ宿題として残っていると考えていますので、北信における多部制単位制がこれは教育長が先ほど言いましたように、できたらみんなが集まりやすいところへ多部制単位制をつくることがふさわしいという方向でしたけれども、正直申し上げて、そのことについての進捗状況が私どもから見ると多少遅れていはしないか、ということの中で、今回こうした犀峡に来られたお子さん達の居場所というものをもっと早くつくれていたならば、このような問題は恐らくなかったのだろうということは、教育委員会としてはやはり謙虚に反省をすべきだろうと思います。そのような意味で、今回のこの事務局案を通す前提として、北信地区においての多部制単位制というものについての考え方、輪郭、スケジュール、そうしたものについて、もうちょっときちんと出していただかなければ、この問題の根本的な解決にはならないと私は考えていますので、その点についてもまたできるだけ早い機会に教育委員会に案の中で結構ですので、お示しをいただきたいと思います。このことを通すに当たって、そのような注文を付けられると思います。委員さんの中で、他に御意見がありましたら付けていただきたいというふうに思います。それでは、今のものは私個人の意見ということで構いませんが、今までお聞きした中で、伊藤委員さんもおそらくそういうことをおっしゃられたと思っていますし、長くやられてこられた野村委員さん、長岡委員さんも今までの歴史の中で、地域校を残すということでのキャンパス化という関係には同意して進めてこられたと思います。中条も現実にそのような形で今進んでいて、輪郭がはっきりしてきているのではないか、中条については、目標に向かって動いているのではないかという感触を持っているわけでありますので、今いろいろな御意見が出ましたけれども、犀峡の地域キャンパス化においては陳情や懇談会等でいただいている内容も含めてより充実したものをつくるという前提で、この議第3号については決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第3号を決定させていただきます。

 次に、議第4号「平成23年度長野県立高等学校入学者選抜要綱(案)について」小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第4号を原案どおり決定します。

 次に、議第5号「長野県生涯学習審議会委員の委嘱(任命)について」、花岡文化財・生涯学習課長から説明してください。

 

花岡文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。

 特にないようでありますので、議第5号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第5号を原案どおり決定します。

 次に、報第1号「長野県高等学校授業料等の徴収に関する規則の一部を改正する規則について」、小林高校教育課長から説明してください。

 

小林高校教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、報第1号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認します。

 以上で、議事を終わります。

 続いて、教育長報告事項に入ります。

 教育長報告事項(1)「平成22年6月県議会定例会の結果について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成23年度長野県公立学校教員採用選考申込状況について」、北田義務教育課長から説明してください。

 

北田義務教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 高校教育課長、補足はありますか。

 

小林高校教育課長

 今ので結構でございます。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 毎年お体に障害をお持ちの方を採用する件について、なかなかそれが進んでいかないというようなお話があったかと思うのですが、例えば今年度はお二方が特別支援学校へお申し込みをくださっていらっしゃるのですけれども、逆に中学校ですとか小学校のそういった学校で、そういった先生方の申込みというのはなかなか得られないというのは、例えば学校の構造の問題ですとか、長野県において障害をお持ちの先生方が教鞭をお取りになりにくいような条件があるのか、そういった件について再度確認させていただきたいのですが。

 

北田義務教育課長

 特にそういう条件が整っていないとかということはないと思います。自分で通勤ができることとか、介助なしでできるということがまず条件になりますので、そういうところで公募を考えてのことだというふうに思っております。

 

伊藤委員

 ぜひそういった方々が長野県で教鞭をお取りになるということについて、もっといわば長野県内にも特別支援の学校がたくさんあるわけですが、そういうところを卒業された長野県で教鞭をお取りになるという道もあると思うのですけれども、そのことも含めて、広く子ども達が将来自分達にそのような道もあるというところにつながるようなベースというような、長野県内のそういった障害をお持ちのお子さん達の教育の中にもあるのかどうか、事実関係も含めて、毎年毎年やはりそういった状況が続くということは、やはり何か考えなければいけないのかなと思いますが、いかがでしょうか。

 

北田義務教育課長

 障害を持っている方の雇用率ということも長野県の場合は積極的に進めなければいけないということもあります。私達は各大学に回って、ぜひそうした方に受けていただきたいというようなこともお願いをしておりますが、なかなか増えてこないという事情があります。今、伊藤委員さんが御指摘されたような啓蒙活動等も含めて、これから考えていきたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 ちょっと質問させてもらいますが、昨年度の採用実績からみると、採用予定数は義務もそれぞれ特別支援もみんな増えていますよね。これは、辞められた方が多いということなのか、それとも手当を厚くしてきているのか、全体の教師の人数としては、増えていくというように考えていいですか。

 

北田義務教育課長

 5月のこの採用の人数を決めていただく時にも御報告いたしましたけれども、この先長い10年間ぐらいの退職者数、それから子ども達、児童生徒数減による、いわゆる教職員の数が減になっていく数、それから再任用の数だとか、それから早期退職者等を見込んだ上で考えております。そのような中で、今年度230人という数を持ってきたということでございます。長期的に見れば、退職者の方の数が、短期的に見れば退職者の方が多くて採用が少ないというようなこともありますけれども、常に安定した凹凸がないような形でなるべく安定した数を採用していきたいという数から、できるだけ決めてきた数でございます。

 

矢﨑委員長

 例えば、5年から10年という多少長いサイクルで考えると、先生の数は増えていく方向ですか、同じくらいで行くのですか、減るのですか。子どもの数が減るにしたがって、基本的には減っていくという。特別支援教育が充実するとか、例えば替えを増やすとかということがあったとしても、減っていくという方向なのですか。

 

北田義務教育課長

 特別支援学級の将来的な推計も、また考えていかなければいけないというふうに思っています。我々が2、3年前に見込んだ数よりも特別支援学級の数が増えておりますので、ですから学級の自然減というようなところに特別支援学級の増も加えた数で考えていく必要はあると思います。

 

矢﨑委員長

 教育長、最終的には知事部局の財政が、そこら全体のシミュレーションをするわけですが、財政の方はこのことについてはどんな考え方でしょうか。

 

山口教育長

 生徒の自然減がありますので今の学級編成基準をベースにすれば教員は減っていくのです。ただ、内部的な要因として、障害のある子どもさんの数が増えておりますし、障害の概念が昔と比べると非常に広く捉えられていることが進んできておりますし、あるいはまた、障害者の制度改革に関する推進本部が設置されたり、その課題を整理して関係各庁がそれぞれ個別に具体的な計画を立てる段階まで来ていますので、そのようなことになりますと、例えば、特別支援学校における学級編成の生徒数の基準が上がりますし、あるいはこれを含めてですけれども、来年度の概算要求に学級の編成基準を含めた教員の定数見直しを政府が進めていますので、そういった政策的な面で増加の要因もございます。ですから、ちょっと自然減でこのままやっていくよというのと、生徒さんの実態としての要素、それから定数の改善の考え方等、いろいろな要素が入り交じって今動いていますので、確固したものは言えないのですけれど、行革推進法のひとつの枠がちょっと終わりかけて、ある程度、課長の方で申し上げたような長期的な見通しをもう一回立て直してもう少し採用しておかないと、この年齢構成は将来的にまずいのではないかというような観点で、それぞれ義務と高校の方で40人とか30人を更に採用するというような見通しが立ってプラスにしたということでございます。

 

矢﨑委員長

 国の方向は、定数を今までよりは緩和するというか、手当を厚くする方向で行きつつあるという考えでいいですね。

 

山口教育長

 はい。

 

矢﨑委員長

 ある時期、先生を全然採らなかった時期が長野県でもあったわけですね。そのしわ寄せがあちらこちらに出ているので、今、課長が言われたように長期的な中で人数構成をきちんと考えていかないと、子ども達に大変マイナスの影響ということがあります。私は、昔は財政畑にいましたけれども、教育委員会としてはその辺を踏まえて、子どもは減っていますが先生の数は減らさないよとアピールだけはしていくことが大事だろうと思います。それでは以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「平成22年度長野県特別支援教育連携協議会について」、海野特別支援教育課長から説明してください。

 

海野特別支援教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 まずお伺いしたいのですけれども、この中では子ども達が基本的な考え方ところに学び、育つというお話があるのですが、その後の未来の部分といいますか、全て働くというところに結びつくのは難しいと思うのですが、委員構成の中にも企業とか社会に関わる卒業した後に向けての教育ですとか、そことの連携ですとか、そういった内容のことというのは検討されるのかお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

海野特別支援教育課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

海野特別支援教育課長

 ライフステージに応じて支援をしているということで、保育園から小学校、中学校、高校、そして更に進路とそれぞれの段階に応じまして、あり方について検討して方向を出してきており、それについて、県としての施策をまたつくっていくということを考えております。

 

矢﨑委員長

 よろしいですか。

 

伊藤委員

 あくまで教育に係わるところではあると思うのですが、ライフステージということは、卒業した後どのような進路とか、どのような支援とか、その渡していくところも含めて検討されていくのですか。

 

海野特別支援教育課長

 進路でありますので、例えば在学中にいろいろな相談を受けて、そのような相談者と卒業した後もつながっていくといった形での支援をしていくといったところを検討していくということであります。

 

伊藤委員

 地域で生きていくというところに対して、どのような検討がされていくのかというところが、学ぶため、育つため、その先に地域で生きていくためというところが、その子それぞれの方が生きていくところというのを、それぞれの状態やライフステージに応じてどういうふうに社会的な場所とつながっていくかがちょっと見えない感じがするのですけれども、もう少しその辺りのところもまた御検討いただければと思っております。

 

海野特別支援教育課長

 今の検討のひとつとして、学校力と地域力ということで検討をしております。そこで、地域力につきまして、地域でいろいろな関係機関と連携しながら社会人になっても支えていくということをこの中で検討していきたいと考えております。

 

矢﨑委員長

 ちょっとあまり質問して申し訳ないのだけれど、この連携協議会のメンバーはまだ変更できるのですか。

 

海野特別支援教育課長

 追加は、委員のメンバーというよりは、作業部会の中でこれから何人か考えております。

 

矢﨑委員長

 何故かというと、例えば、サービスの受給と供給という方からいくと供給ばかりではないですか。何とか長とか教授とか教諭とか、このような人達だけでもって特別支援教育を充実できるかどうかでしょうか。何故かというと、全体的に見てこの人数の中でもし保護者が1人だけだったら、思っていたことを言えないでしょうね。ちょっと変な言い方ですが素人さんで、あとの人はみんな玄人さんみたいなものだから、この中でただ1人の保護者を入れるという感覚が私はあまり分かりません。少なくとも複数入れておかないと、これからサービスを受ける側、提供する側でもって何かをつくるというときに、受ける側と提供する側のバランスみたいなものがもうちょっと考えてもらわないと、本当に困った人の意見がこれでもって汲み取れるのでしょうか。サービス提供者側の意見が都合のいいものになりはしないかと言われたときに、保護者が1人というのはちょっと説明しにくいですよね。大体今ここまでこのようだったのですか。

 

海野特別支援教育課長

 この委員につきましては基本的には昨年9月に指定して、その後、異動等で退職などがありましたので、今回はその分の変更をいたしました。更に、今年は作業部会を設けていきますので、その人選につきましては、今、言われた発達障害の保護者の方でありますとか幼稚園や保育園に係わっている方を検討しております。

 

矢﨑委員長

 言いたいことは分かります。ヒアリングみたいに作業部会のような中でそのような人達の意見を聞いて、最後にまとめる時には1人しか残らないということがいいのでしょうか。最後にまとめるのはこの委員ですよね。今回のことはこれでいいですけれども、前に決めたことで、私もおそらく了解したのでしょうけれども、これから決める時には発想として、最後に決める時にいろいろな人の意見を聞きますが、最後に決める時にはこっち側に決めますよといった印象になりはしないかということが、ちょっと好みとしては気になります。今後検討していただくということで結構です。

 

海野特別支援教育課長

 今、委員長さんが言われたこのことにつきまして、大事に検討させていただきたいと思います。

 

矢﨑委員長

 その人達の意見は十分聞いてまとめましたとおっしゃりたいかもしれないけれど、まとめる時にその人達が対等なところにいたかどうかということを、このメンバーだとちょっと疑問を持たれる方も多いかもしれないということですので、御検討いただければ結構です。

 

海野特別支援教育課長

 検討させていただきたいと思います。

 

矢﨑委員長

 他に御意見ございましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

 最初に、「7月、8月の主要行事予定について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいま説明にありましたとおり、次回の定例会は7月22日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、そのようにいたします。

 その他に何かございますか。

 以上で、公開による審議は終了しました。

 それではここで、7月10日付けをもって任期満了となりお辞めになります長岡委員から、皆さんおいでのところで御挨拶をいただきたいと思います。

 

長岡委員

 もう早いものでこのような席に座らせていただいた期間は丸4年となり心から感謝申し上げたいと思います。今日もちょうど議題に上がっていましたけれども高校再編計画、一番議論が高騰しているというか、一番盛んな時に何も知らない私などが入り込みまして、非常に困惑したスタートだったわけですけれども、でも中身は外から感じていたものとは全く違って、真剣に長野県の教育行政について御尽力いただいている方々、ましてやしゃんしゃんと決めている委員会ではないということを本当に実感いたしました。その中で、私が個人として何が出来たかというと非常に反省ばかりが残りまして、この4年間は本当に好き勝手、定例会で発言させていただいただけに過ぎないのですけれども、この経験をまた生かして我々は我々の現場がありますので、そこでまた一から長野県、この地域のために、そしてこの地域に生きる子ども達のためにできることを模索していこうと思います。教育委員会の先生方に関しましては、これからまた更なるたくさんの壁が、たくさんの案件があるとは思いますけれども、全ては未来をつくっていく子ども達のためのお仕事だと思いますので、その辺を誇りに思っていただいて、希望をたくさん持っていただいて、この地域の子ども達のために御尽力いただきますことを心からお願い申し上げまして、最後の挨拶といたします。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

矢﨑委員長

 どうもお疲れ様でした。大変素敵な刺激と指摘を与え続けてくれた、若い素晴らしい委員さんだったと思います。私は2年間ぐらいのお付き合いでありますが、本当にこれからも恐らく印象にずっと残っている長岡委員さんだと思いますので、これからの御活躍を大いに期待をしたいと思います。

 それでは、これから非公開の審議に入りたいと思います。

 傍聴人の方々は恐れ入りますが退出をお願いいたします。

 

(傍聴人退席)

(以下、非公開につき省略)

(以上)

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会教育委員会

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?