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更新日:2014年6月23日

第906回 長野県教育委員会定例会会議 

 

1 日 時

  平成22年(2010年)4月22日(木)

 午後1時30分から午後2時50分まで

 

2 場 所

 県庁教育委員会室

 

3 議 題

 ○ 議 事

  議第1号 職員の処分について

 

 ○ 教育長報告事項

  (1)平成21年度公立高等学校卒業者の進路状況について

  (2)特別支援学校高等部卒業者の進路状況について

  (3)平成22年度全国学力・学習状況調査の実施状況について

  (4)学校等における受動喫煙防止対策及び喫煙防止教育の推進について

  (5)平成21年度児童生徒体力・運動能力調査(新体力テスト)の結果につい

     て

     

 ○ その他

 

4 出席者

 ○ 委 員

   委   員   長 矢 﨑 和 広

   委員長職務代理者 耳 塚 寛 明

   委      員 野 村   稔

   委      員 伊 藤 かおる

   教   育   長 山 口 利 幸

 

 ○ その他

   長澤教育次長、荒深教育次長、白鳥教育総務課長、北田義務教育課長、小林高

   校教育課長、海野特別支援教育課長、髙栁教学指導課長、町田心の支援室長、

   花岡文化財・生涯学習課長、駒村保健厚生課長、飛沢スポーツ課長

 

 

 

 

矢﨑委員長

 ただいまから、第906回教育委員会定例会を開会します。

 本日、長岡委員から所用のため欠席する旨の報告がありました。

 なお、過半数の委員の出席を得ていますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

 それでは、議事に入ります。

 本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

 ついては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、議第1号につきましては非公開で審議することに決定しました。

 なお、議第1号につきましては、本日の最後に審議を行うこととします。

 以上で、議事を終わります。

 続いて、教育長報告事項に入ります。

 教育長報告事項(1)「平成21年度公立高等学校卒業者の進路状況について」、髙栁教学指導課長から説明してください。

 

髙栁教学指導課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

耳塚委員

 冒頭の説明のところで、国公立の四年制大学への進学率が下がったことの説明としてセンター試験が難しくなったこともありというようなことをおっしゃられたような気がいたしましたが、間違いではないでしょうか。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

髙栁教学指導課長

 詳しく精査をしているというところの段階までにはまだ至っておりませんけれど、委員さんが御指摘のとおり今年度のセンター試験は特に数学等で難しいものがあったというように認識をしています。そのような点で、本県においてこの辺のところがいわゆる出来という点で難しいものがあったので、進学率が下がったという結果もあるのではないかと考える次第です。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

耳塚委員

 一般的に考えますと、どの県の出身者も同じテストを受けておりますので、本県だけに影響があったということを言うためには別のデータも併せて提示しないといけないかと思います。進学面での進路実績というのは、保護者の期待もあり、それから生徒本人の希望の実現を図るという観点から考えてみても、決しておろそかにできるものではないと思いますけれども、重要なのはきちんとした多面的な評価方法をもって進路の実績を観察して、それに応じて課題も解決していく必要があると思っております。こういう非常に大雑把なというか、進路状況はこれで結構なのですけれども、できればそのような面からも分析を加えたものも提示していただければ嬉しいと思います。

 

矢﨑委員長

 はい。要望としてお聞きください。野村委員、就職内定状況についてはほっとしているところですが、何か御意見はありますか。

 

野村委員

 そうですね。この厳しい状況の中でこの93.4%は本当によくここまできたなという感じですが、これには今説明があったように本当に各方面で大変な御努力だったと思いますし、あとは163人が未就職ということで残っているわけですが、先日発表されました未就職者の人材育成事業などを積極的に活用してということでやってはいるのですが、どうも内容を見ていますとミスマッチというか、欲しいのだけれども、例えば南信地区には割とそのような希望者がないというようなことなどが、実際にやってみてあるように思います。ですから、できれば北信であっても、東信であっても、中南信の方にもできないかというようなことをもっと幅広くやっていけたら163人がもう少し減るのかなという感じもしておりますし、情報交換をハローワークあたりとしっかり取ってやっていただけるとありがたいと思います。私どもも、何とか協力しなければということでやったのですが、残念ながら未就職者の中でも行きたいという者が出てこなかったです。ですから、もちろんこれは機会があるけれども行きたくないということも含めてのこともあると思いますので難しいと思いますが、できるだけこの未就職をなくすという方向で指導というものをしっかりとやっていくことが必要かなというように感じておりまして、あまり子ども達の状況だけ考えてやっていくと、これ以上減るのは難しいかなという気もする面が一面ありましたので、非常に難しいところですが、状況としてはこの厳しい状況の中で、ここまでよく御努力いただいたというところで、大変ありがたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「特別支援学校高等部卒業者の進路状況について」、海野特別支援教育課長から説明してください。

 

海野特別支援教育課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「平成22年度全国学力・学習状況調査の実施状況について」、髙栁教学指導課長から説明してください。

 

髙栁教学指導課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 耳塚委員から何かございますか。

 

耳塚委員

 ただいまの説明に即してということではないのですけれども、今回、国による全国学力・学習状況調査の調査方法が抽出プラス希望参加、希望利用方式に改められたことによりまして、県の教育委員会として課題が改めて出現したと思います。そこで、この後、時間をかけて少々検討していく必要があるのではないかと考えています。端的に言うと、県の全体値までは国が行う抽出調査の部分で把握することができますけれども、県内の地域差であるとか、あるいはもう少し細かな単位での集計は基本的にはできない設定となりましたので、毎年する必要があるとかそういうことでは全然ないのですけれども、行政として現在の長野県下の学力のばらつき具合はどうかとか、その地域間の格差がどの程度あるのかといったことについて、説明できるだけのデータをどこにも持てない状況になってしまったということで、これは行政としてはやはりローカルな施策を評価する手段を持つという意味でも、データはどこかで確保しておく必要があると私は考えています。

 それから、2つ目の理由としては、データに基づいて施策を展開するということを考えてみた時に、学力面での特徴や課題等の分析が可能なデータが必要であると思います。このような理由から、国による調査、国が国として必要なことに絞って抽出に変えたということによって、県にとってはこれまでただで手に入っていたデータが手に入らなくなってしまいますが、それにどう対応するのかという課題が出てきたと感じております。

 

矢﨑委員長

 御意見だけでよろしいでしょうか。特にお答えはいいですね。山口教育長はいかがですか。

 

山口教育長

 御指摘のことは私も感じておりまして、この抽出希望参加方式が来年度も同様の方式で行われるとすると、ただいま御指摘いただいた点を含めて、本県の学力の課題にとって県がどういった関わり方をしていかなければいけないのかというようなところを少し明確にしていく必要があろうかと思っております。文部科学省の方でもこの件について県教育委員会や市町村教育委員会に調査をかけるというようなことを聞いておりますので、市町村教育委員会から上がってくるものや意見交換等も踏まえながら御指摘の点を来年度に向けて考えてまいりたいと思っております。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問はありますか。

 ないようでありますので、以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 次に、教育長報告事項(4)「学校等における受動喫煙防止対策及び喫煙防止教育の推進について」、駒村保健厚生課長から説明してください。

 

駒村保健厚生課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 ちなみに、教育長から県立学校長あての通知の中で、子どもが利用することが想定される施設は敷地内禁煙が望ましいということで徹底するという解釈をしてよろしいのですか。

 

駒村保健厚生課長

 敷地内禁煙が望ましいというのは衛生部の見解でございまして、後の通知をちょっと見ていただくと分かるのですけれども、厚生労働省が求めているのは子どもに対する配慮ということでございまして、必ずしも敷地内禁煙にこだわるものではないというように解釈しております。

 

矢﨑委員長

 でも、教育長から県立学校長あての通知が、「具体的には『子どもが利用することが想定される施設は、敷地内の禁煙が望ましい』とされています。貴職におかれましては、各通知の趣旨等を踏まえ、格段のご配慮をお願いいたします」となっているということは、そうした方がいいと教育長が言ったと取れますが、それでいいですか。

 

駒村保健厚生課長

 ちょっと補足させていただきますと、平成16年から長野県の県立学校については敷地内禁煙ということを打ち出しました。ところが、そうしますとその周辺道路での喫煙が増えまして近隣に迷惑がかかるというようなことがありまして、その2年後に受動喫煙防止の徹底をするためには施設管理者の判断で敷地内の適切な場所に喫煙スペースを設けることができるということにした経過がございます。今回の通知は、改めてその敷地内禁煙を検討していただくことと同時に、困難であるとすれば子どもへの配慮ということで、いろいろな面でもう一度考え直していただくということになるかと思います。

 

矢﨑委員長

 学校長がこれをどのように判断するかということですがちょっと難しいことですね。というのは、前県政では敷地内禁煙ということでしたが、県庁の場合もそうでしたけれども、迷惑をかけるところで喫煙する職員がいて、学校の周りもそのようなことがあって、それではまずいから受動喫煙が絶対にないという状況を作って、その中で喫煙することは可能だということで今日まで来ていますよね。それを変えるものなのか、その流れの中で行くものなのかという点については、どのように解釈すればいいのでしょうか。

 

駒村保健厚生課長

 受動喫煙防止対策は従来からございましたけれども、今回の通知の要点は全面禁煙がまず望ましいということと、子どもへの配慮という、その2点だと思います。ですので、全面禁煙ということをとりあえず考えていただいて、これまでの経過もありますけれども、とりあえず学校ごとに考えていただいて、困難であるとすれば今設けている喫煙スペースについて、より子どもに対する配慮を考慮していただくということになるかと思います。具体的にどのような措置を取るか、取ってきたかということについては、今後調査させていただくということで御理解をいただければと思います。

 

矢﨑委員長

 そうすると、今の課長の発言の範囲でいくと、子どもに十分配慮されているという判断を学校長がすれば、敷地内で喫煙をすることは可能であると考えていいということですか。

 

駒村保健厚生課長

 そのようにお考えいただいて結構です。

 

矢﨑委員長

 私は喫煙をやめましたけれども、教育長、そういうことでいいのですね。

 

山口教育長

 そのように理解していただいて結構であります。ただ、今まで分煙をやってきましたけれども、受動するような状態が少しでもあればきっちりと直してもらわなくてはいけないし、本来はやめてもらえればいいのですが、これはやめろというような性格のものではない側面があるように思っております。したがって、それをどこで調節するかというと、結局、分煙を徹底するとともに、議論の中でうちの学校は全員これを受け入れるというものがあれば、その学校について全面禁煙というのはもう大歓迎というように受け止めております。

 

矢﨑委員長

 はい。そうすると、長澤次長、知事部局の屋上での禁煙は今までどおり変わらないということですか。

 

長澤教育次長

 変わりございません。

 

矢﨑委員長

 そういう方針でいいのですよね。

 

長澤教育次長

 はい。

 

矢﨑委員長

 ここがやっていて学校全部がいけないというと、また御批判もあるところでしょうが、当面、知事部局の方針は変わらないと考えていいですか。

 

長澤次長

 ええ、少なくとも県庁の屋上等では引き続き吸っております。

 

矢﨑委員長

 はい、分かりました。御意見、御質問がありましたらどうぞ。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 先ほどの課長のお話の中で、どのような措置を現在取っているのかということについては把握していないということで、これから調査をかけるということなのですけれども、それぞれの学校が今までどのような分煙対策を取ってきているのか分かる範囲で教えていただけますか。

 

駒村保健厚生課長

 平成18年に敷地内へ喫煙スペースを設けることができるとして以来、調査をしておりませんので具体的な例を承知しておりませんけれども、例えば、学校の敷地で子どもが来ないようなところに教職員が喫煙できるスペースを設けてそこでしか吸えませんというようなことをやっていると聞いております。ただ、今回の通知を受けてどのように対応したかについては、この通知が浸透したところで、またきめ細かく調査したいと思っております。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 以前、社会人の方も学ばれている中にお入りになっている学校もあったりして、その時、職員会議で喫煙の問題というのが話題になったケースがあったのですけれども、先生方も含めて生徒さんのこういった問題に関する場所としての対策と、それから生徒さんの教育の問題というものが、今回は両方あるようなのですが、教育の方はどのように進めるか、またはここまで進めていて新たに更に進めていくところがあるか、その辺については何か方針があるのでしょうか。

 

駒村保健厚生課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

駒村保健厚生課長

 喫煙防止教育につきましては学習指導要領にありまして、その中でガンを含めた生活習慣病予防のための望ましい生活習慣、あるいは喫煙の害といったことについて発達段階に応じた指導しているところでございます。指導内容につきましては、大きく変わるということはないかと思いますけれども、またより一層徹底するようなかたちで指導させていただこうと思っております。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 今のお話は従来の健康被害に対する喫煙そのものの害に対する教育だと思うのですが、受動喫煙というような公共の場における喫煙のマナーですとか、そのような場所に対する配慮がこれからこのような状態になっていくということについて教育していくという意味なのかなと先ほど思ったのですけれども、従来の学習指導要領内の教育と、更に、いろいろな場所で生徒達が生活する中でそのようなものに対する視点を養うということも、新たな教育として必要なのではないかと思っています。

 

駒村保健厚生課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

駒村保健厚生課長

 学習指導要領の中で、例えば小学生の保健体育ですが、受動喫煙も周囲に影響するというような項目がございますので、こうしたあたりで広めていけばいいかと思います。

 

矢﨑委員長

 ちょっと返事が違いますか。

 

伊藤委員

 違いました。

 

矢﨑委員長

 もう一度御質問いただければと思いますが。

 

伊藤委員

 小学校の学習指導要領の中でそのように入っているということで、小学生の受動喫煙に対する教育も重要であると同時に、今回また新たに喫煙の身体的なガンに対する教育と同時に、社会的な環境変化に対して自分達がどのようなマナーや配慮が必要になってくるかとか、そういったことはやはり高校生ですと重要な部分かと思うので、喫煙に限らず様々な社会環境というものは非常に変化してくるので、薬物の問題もそうでしょうし、いろいろな意味でそのようなことの社会的なルールやマナーというものをもう少し語り合えるような教育というものが、このようなものを機会に入っていっていただくといいのかなと思います。何でこのような建物を造って、このように明らかに分煙をするというような、目に見える施設の分煙が推進されるならば、小学校、中学校はもちろんだと思いますが、よりそれを機会に高等学校等においても、進めていただいた方がいいのではないかと思います。

 

駒村保健厚生課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

駒村保健厚生課長

 御趣旨については今後教職員の研修会等で伝えまして、その方向で活きていくように努めたいと思います。

 

矢﨑委員長

 他に、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 ないようでありますので、以上で、教育長報告事項(4)を終了します。

 次に、教育長報告事項(5)「平成21年度児童生徒体力・運動能力調査(新体力テスト)の結果について」、飛沢スポーツ課長から説明してください。

 

飛沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらどうぞ。

 

耳塚委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

耳塚委員

 ぜひ、これらのデータを用いた対応策を御検討いただきたいと思います。いくつか質問をさせていただきたいのですけれども、データを提示する時に、握力と50m走とボール投げと、それからその他のものと、いつもこうやって2つに分けて整理されますよね。これは、例えば、握力と走力と投げるということの3つが比較的基本的な要素となっているとか、何か関係があるからなのでしょうか。

 それから、1ページの下のこのグラフを見ますと、男子のボール投げが経年的に見て落ち込みが激しいということと、あと高校2年生の女子でこの3つについていずれも落ち込んでいる傾向が目立つように思いました。これは何か分析がおありかどうでしょうか。

 それから、例えば2ページの4の表ですがタイトルの意味が不明です。平成20年県平均との比較というのは何のことでしょうか。

 それから、その4の表の下に出てくる丸印のところですけど、体力水準が49.0%の項目についてとありますが、この項目というのは何を意味するものでしょうか。

 それから、ずっとまいりまして6ページですが、これは構成比率の変化を示そうとしているのだとすれば、帯グラフで比較しないといけないのではないかと思います。

 それからこれで最後ですが、非常に大きな表を最後の方に並べて、分析結果を11ページにまとめておられてこれはそのとおりだと思いますが、例えば、最初の2つの項目ですが、握力と50m走とボール投げは全国と比べて同じか上回る傾向にあるのに、それ以外のものは下回る傾向であるというのは、同じ運動能力ですけれども、このような結果が出るのはどのように考えたらいいのでしょうか。

 それから、学年が上がるにしたがって全国平均を下回る比率が多くなってくるのもどうしてなのだろうかと疑問に思いました。

 ひとつお願いは、そもそも字が小さくて眼鏡を外さないとうまく見えないということもあるのですけど、この1ページのグラフにしても、ここから何か読み取れと言っても、非常に優れた能力を有した人でないとうまく読めないのではないでしょうか。教育委員会に資料を出すということは教員など教育界の内部だけではなくて、県民に対してもデータを公表するということなので、誰が見ても分かりやすいということがとても重要だと思うのですね。そうでなければ、課題も共有できないわけです。ですので、もう少し提示の仕方をお考えいただきたいということで、最後は要望でございます。それから、質問をたくさん並べましたが、全部についてお答えいただくことは今この場で時間もかかりますので、後ほどで結構です。

 

飛沢スポーツ課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

飛沢スポーツ課長

 それでは、細かい中身につきましては、また改めて説明させていただきます。確かに委員さんがおっしゃるとおり、我々も様々な分析をしてきている中で今回の7ページ以降の表を付けさせていただいたのですが、いろいろ傾向が見えてきまして、前回の運動能力調査の件もありますので、やはりいろいろ全体で考えていかなければならない問題が多いのではないかと思います。

 それから、先ほど委員さんがどうしてこのようになるのだろうとおっしゃったところは、やはりもう少し分析を深めなければいけないと考えておりますので、1年かけていろいろ対応も含めて考えさせていただくということでよろしくお願いいたします。

 

矢﨑委員長

 他に、何か御意見はございますか。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 今の耳塚先生のお話にも少しかぶるのですけれども、子ども達の成長発達について今までずっとこのようにやってきている調査の意味というものは、確かに経年で比較ができますし、必要であると同時に、それらの能力をそれぞれの成長発達の中で測る、またはこの時期にはこのような能力を高めてあげるというか、こういう力を付けてあげる時期であるとか、逆に、このような時期にこのような部分をやると、スポーツでの傷害もそうなのですけれども、体に違う意味の負担をかけてしまうというようなことは成長発達の中でいろいろなところで課題として出ていると思うのですが、やはりそのような部分の視点というものを先生達が指導にどのように活かして改善するかというのは小学校の先生方が体育指導の中で十分に取り入れられているお話だとは思うのですけれども、このようなデータを見た時に、これが全部統計的なデータなので、自分達の子ども達にはこのような場合はどのように指導していけばいいかということが結び付けられなければと思うので、ちょっとその点が先生方の役に立つような形の出し方と、今の子ども達の成長発達や、例えば環境ホルモンなど生活環境の変化とか食生活の変化とか、いろいろそういったものの中で、このような改善や工夫というものが必要ではないかということも絡んでくるのではないかと思うので、そのようなことも含めて対策や課題を検討されていくというところを視点に入れていただければと思いました。同時に、その課題の検討会というものは、どのように立ち上げて、どのように対策を今年度は計画しているのかということについて、お伺いしてもよろしいでしょうか。

 

飛沢スポーツ課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

飛沢スポーツ課長

 前段の発達段階に応じてのところでも、現状でもやっているのですが、それをもう少し深めて、この結果も含めてもう少しそれを利用改善につなげていく部分があるのではないかというような観点で考えておりますので、その点は考えさせていただきたいと思います。

 それから、スケジュールにつきましては、いろいろ問題が見えてきたもので、各課にお願いをするときに各課でどのような問題を考えてもらわなければいけないかということをスポーツ課の中でやっておりまして、1年間でどのようにスケジュールを立てていくのかこれから検討していただきたいと考えておりますので、ちょっとここではお話ができないというところです。

 

山口教育長

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

山口教育長

 いろいろ御指摘をいただいたのはそれぞれそのとおりということで、例えば、この組織ですけれども、体育の授業改善に資するためにどうするかとか、あるいは、学校全体で体を動かせる環境づくりでありますとか、学校の指導体制ということになりますと、スポーツ課だけで対応するわけにはまいりませんので、教育委員会事務局を挙げてというような考え方も持っております。

 それから、指導の適時性と、求められる体力というところも必要な場面があろうかと思います。例えば、背筋力のところで、女性が赤ちゃんを育てていくときに子どもを抱きかかえますが、背筋力がこれ以上低下すると抱きかかえることが不可能ではないかとおっしゃる方がいます。ですから、例えば、母親になるのに必要な体力はこの程度のものが求められるとか、伸ばすべき適時性とか、目標とすべきものとか、どのようにして育てるかといったことはなかなか難しいと思っています。全国平均はこうなっていますという見方もあるのですけれども、今の生活様式になる以前の20年前、30年前のものと比べて今はこうなっていますという様々な物差し、比較を用いなければいけないと思っているのですけれども、具体的にこれで分析してこのようになりましたというようなところまで行かなくて申し訳ないのですが、非常に大きな課題としてこの体力のことを捉えておりまして、そのような面できちんと分析をしたり、その都度、節目ごとに報告もしながら、御意見をお伺いしたいと思っておりますので、また、是非いろいろな御指示や御示唆をいただけばと思っております。いずれにしても、大事な課題として捉えていきたいと思っています。

 

伊藤委員

 よろしいでしょうか。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

伊藤委員

 今、教育長のおっしゃったことで、例えば背筋力がどのくらい以上なければ子どもを抱きかかえることができず腰痛が増えていくとか、介護に必要な男性の背筋力指数が2.0だとすると、今の子ども達は自分の生んだ子を抱きかかえて育てると腰痛が発生し自分の親を介護しようとすると自分の身体に異常を持ってしまうような状態になってしまうとか、経年で見た時にピークが小学校6年をピークにして、後はそれほど伸びないとか、そうすると、投げたり、走ったり、握ったりという力について、どの段階までが人間の体としてピークなのかということを考えると、小学校、中学校のこの段階であるレベルまで自分達が力を付けておくことがそれ以降の人生を送る上で非常に重要であるというようなものをこの瞬間のデータ以外にも見て、だからこそ今の時期にこのような力をきちんと付けていってあげることが将来的に自分の体とより長く健康に付き合っていけるという値は今ここを見ただけだとちょっとなかなか出てこない気がするもので申し上げました。

 

飛沢スポーツ課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

飛沢スポーツ課長

 御指摘のとおりなのでその辺まで踏み込んでまいりたいと思います。一方、私どもはスポーツ振興計画というものを持っています。そのスポーツ振興計画のスポーツという部分、それから今、委員さんが御指摘の健康という部分、それから生活という分野、生きていくための出産とか介護といったものも含めてこうなってほしいというものがあります。例えば、学力に変えて言えば、基礎学力とは何ぞやというものが一方であり、基礎体力とか、人間の自立していく上での基礎的な体力分野はどのくらいだとか、そういったものも忘れないで分析ができればと思っております。問題意識は持っておりますので、具体的にこのようなスケジュールでこのような分野でと言って今お示しできなくて申し訳ないのですけれど、何とかしなければいけないという危機感を持って考えていきたいと思っていますので、しばらく時間の猶予をいただいて御返答をしたいということでございます。

 

矢﨑委員長

 他にございますか。どちらにしても体力の問題は、ずっと分析はされてきているけれども、それに対して具体的に何かこのようにしていくことはあまりなかったような気がするのです。学力については、例えばPDCAサイクルを採用して学力アップを図るという具体的な方法が出てきています。体力の問題も、県民から見ると、地方の子どもなのに何でそんなに体力がないのといった受け取り方があるわけです。それはそれなりの生活様式の変化によって、体力はむしろ都会の子どもの方があったりすることが多くなってきていて、その辺もまた、あまり看過して放っておくと問題が大きくなるような気がするので、来年あたりに向けて具体的な方向性のようなものを出せるように検討してもらえればありがたいと思うので、よろしくお願いします。

 以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

 それでは、その他に移ります。

 最初に、「4月、5月の主要行事予定について」、白鳥教育総務課長から説明してください。

 

白鳥教育総務課長

 (資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は5月27日木曜日に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

矢﨑委員長

 御異議ございませんので、そのようにいたします。

 その他に何かございますか。

 

髙栁教学指導課長

 お願いします。

 

矢﨑委員長

 どうぞ。

 

高栁教学指導課長

 義務教育関係会議等のあり方見直し検討委員会議提言第1次の追加についてお願いいたします。(以下、資料説明)

 

矢﨑委員長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言願います。

 特にないようでありますので、以上で、公開による審議は終了しました。

 それでは、これから非公開の審議に入りたいと思います。

 傍聴人の方は退出をお願いします。

 

(傍聴人退席)

(以下、非公開につき省略)

(以上)

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会教育委員会

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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