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更新日:2023年4月13日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子についてお知らせします。
令和5年3月10日金曜日に、ご来賓各位、ご家族の皆様のご臨席を賜り、令和4年度卒業証書授与式を挙行しました。
卒業したのは52回生18名。卒業証書と専門士の称号付与書を一人ひとり受け取り、緊張した面持ちではありましたが、達成感、充実感で表情が輝いていました。
ご来賓の皆様方からは、たくさんの温かい励ましの言葉をいただきました。
在校生送別のことば、卒業生代表あいさつと続く中で、数々の思い出が走馬灯のように思い出されたことでしょう。
クライマックスは、卒業生全員での「旅立ちの日に」の合唱。マスク着用ではありましたが、心が一つに揃ったきれいな歌声が響き渡り、会場全体が感動の渦に巻き込まれました。卒業する学生同士の強い絆を感じた感動的な式典となりました。
式の終了後には、後援会、自治会から卒業生に花束の贈呈がありました。
この花束には、上伊那地域で生産されている「アルストロメリア」や「ラナンキュラス」が入っており、この地での3年間の研鑽に敬意を表しているようでした。
みなさん健やかに、自分の理想の歯科衛生士像を目指して歩み続けて欲しいと思います。
自治会主催による52回生の送別会が行われました。
今年は広い体育館を貸し切り、全校が一堂に会しイントロクイズや気配切りなどのゲームを行い、笑いあいながら3年生を送りました。
後輩たちと楽しそうに笑顔で過ごす3年生の姿が印象的で、そんな先輩の様子に企画運営した1,2年生も嬉しそうでした。
様々な制約がある3年間でしたが、何事にも常に真面目に取り組み、後輩想いの3年生は後輩の憧れでした。そんな3年生と過ごす貴重な時間となりました。
2年生が親族の方を対象として実施する「継続模擬患者実習」が始まりました。
この実習は2年生の2月から3年生の5月まで毎月1回、計4回行います。
《第1回目》
今回の実習は模擬患者さんからの情報収集が目的になります。
具体的には医療面接、口腔内診査、口腔内写真撮影、パノラマエックス線写真撮影などを行いました。
これまでの学生同士の相互実習や1年生対象の後輩実習と異なり、外部の方を対象とした実習に学生は緊張した面持ちで臨んでいました。
しかし、実習が進むにつれて模擬患者さんも学生も表情が柔らかくなり、コミュニケーションが図れていました。そして、学生は情報収集の不足や誤りがないように指導歯科医師や指導歯科衛生士の指導を仰ぎながら、真剣に実習を行っていました。
これから学生は、今回得た情報を整理し、問題点や原因の分析を行い、歯科衛生計画の立案・目標・介入計画を立てて第2回目の実習に臨みます。
《第2回目》
今回の実習は歯科衛生計画に基づいての介入を行います。
第1回目終了後から模擬患者さんに合わせた介入計画をたて、説明用の視覚媒体や口腔清掃用具の準備をしてきました。
模擬患者さんの様子を伺いながら、準備した資料や顎模型で歯科保健指導を行っていました。初めて自分の口腔内写真を見る模擬患者さんもおり、興味深く説明に耳を傾けている様子も見られました。また、スケーリングを行う場面では様々な器具を使い分けながら、残歯石がないように慎重に取り組んでいました。
これまでの授業や実習で得たことを発揮している様子が見られました。
次回、第3回目の実習は介入および評価を行います。今回の実習で模擬患者さんにお伝えしたことがどの様な変化として表れているのか楽しみです。
※スケーリングとは、専用の器具を用いて歯面に付着したプラーク、歯石、沈着物の除去を行うこと。
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