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更新日:2021年9月3日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子、学生の皆さんの実習や課外活動などについて、お知らせします。
休校期間中、延期していた模擬患者実習を行いました。
4回継続して同じ患者さんの口腔内を観察し、課題解決のための歯科衛生介入を学ぶ模擬患者実習は、学生のご家族の皆さんを対象に2年生の後期から3年生の前期まで行います。
前回は、休校前の3月に実施したため、約3か月間実習がストップしていましたが、その間も皆さん学生の指導を受けつつ過ごしていただき、久しぶりの口腔内チェック、指導を受けていただきました。
新型ウイルスの感染拡大がないよう、換気や防護体制に注意しながらの実習でしたが、学生は久々の実習でもしっかりと課題を解決するための指導を行っていました。これから地域歯科診療所や病院での実習が開始されます。ご家族の皆さんにお手伝いいただき、良い事前演習ができた様子でした。
これから地域歯科診療所等で臨床実習を開始するにあたり、地域の歯科医師の先生をお招きして、臨床で遭遇する頻度の高い歯周治療や、臨床家としてのむし歯予防方法等について、特別講義を行っていただきました。
岡谷市でご開業されている「大滝歯科医院」の大滝先生からは、
インプラントの臨床について、ご自院での患者さんの症例や学会発表
されている症例をもとに講義していただきました。
下諏訪町でご開業されている「さつき歯科医院」の小口先生からは、臨床で頻繁に遭遇するむし歯を予防する方法について、患者さんの生活環境を見据えた歯科保健指導や、むし歯予防として歯科医院で行うフッ化物応用等について、基本から講義していただきました。
学生はこれから、臨床現場で本物の患者さんを対象に歯科保健指導等の実習をさせていただきます。皆、緊張しながらもこれから始まる実習について真剣に講義に聞き入っていました。
この春、当校を卒業し就職した皆さんが久々に学校を訪れ、在校生や教員と語る会を開催しました。
卒業生19名のうち16名が元気な顔を見せてくれ、3年生の前で、初めての就職活動や現在の仕事の様子等について報告してくれました。
3年生からの「実際に働いてみて何が大変ですか?」、「どんなことがやりがいですか?」、「スタッフの皆さんは優しいですか?」などなど切実な問いかけに対し、卒業生の皆さんは丁寧に優しく答えてくれました。
新型ウイルス感染症拡大防止のため、例年行っている座談会は行えませんでしたが、短時間でも旧交を温めながら、ホンネの情報交換も行われたようで、卒業生・3年生ともに充実した時間になったようです。
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