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更新日:2021年10月18日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子、学生の皆さんの実習や課外活動などについて、お知らせします。
「第28回模擬患者実習症例研究発表会」を開催し、学校公開として授業参観も行いました。
症例研究発表会とは、3年生が模擬患者実習を行った成果を発表するものです。
歯科診療所では、患者さんの口腔の健康を維持するために、治療中から治療終了後まで継続して歯科衛生士が口腔の管理を行っています。
当校では2年生の後期から3年生の前期にかけて「口腔保健管理法」という科目でこれらのことを学んでいます。この授業の一環として、今年の2月から6月までの4か月間に4回、学生の御親族の方に患者(模擬患者)さんとして来校してもらい、指導した内容や学んだことについて発表しました。
学生は、患者さんのお口の中を診査し、問診等で情報収集した内容から問題点を明らかにし、解決のための計画を立て歯科衛生介入(指導や歯石除去など)を行います。介入後は実習全体を振り返り、自分の計画や介入が適切であったか評価を行うことで、より歯科医療現場に近づいた形で歯科衛生士業務を学ぶことができます。
実習を振り返り、自分の行った指導が患者さんにとってどのように影響したのか、どうすれば良かったのかを深く考える機会となりました。
まとめることの難しさを感じながらも、自分たちで抄録集やプレゼンテーションを作成した達成感も感じていました。
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