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更新日:2026年5月26日

長野県林業総合センターにおける施設・運営上の問題点と改善提案について

ご意見(2026年3月2日受付:Eメール等)

長野県林業総合センター(以下「センター」)について申し上げます。
私自身、昨年ある講習会に出席しました。その会場がセンターです。
場所柄、市街地から遠く、車でしか行けない場所であり、コンビニも車で10分走らないとたどり着かない、河岸段丘の上方の山麓斜面に位置しています。また、複数の利用者からの指摘も踏まえ、改善提案を申し上げます。

1.県職員の不親切
・初めて行った場所には、知り合いが何人もいましたが、そこの職場は県庁から遠く、個別の業務をしていて、まるでサービス業の一環を感じられない。挨拶もしてくれない。
例:スマホの充電・昭和の公務員のようです。上から目線。
【関連法令】・地方公務員法第30条(服務の根本基準)
すべての職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければなりません。
・長野県人材育成基本方針:職員の接遇向上及び県民本位の行政サービスの確保を責務とする。

2.施設の不備
・今時、和式便所がメイン。いわゆるトイレというより、「便所」のまま。
・かろうじて、複数台の中に1つが洋式。県庁及び他の施設と同等レベルな施設ではない。
・自動販売機がない。近くにコンビニが無いから、熱中症対策、脱水症状防止も、講習会の中で伝える内容だが、その会場自体に、その施設がない。
・施設は、県産材を使った木目調ではなく、無垢材を使用している良い建物だが、とても寒い。
・カメムシも大きくなれない小さいカメムシが大量発生。隙間だらけ。
【複数の利用者からの指摘】
・2階の大研修室については蛍光灯がLED化されていたが、一方で汚れ朽ちたままの不潔なカーテン
・暗幕、カメムシなどのおびただしい死骸、健常品の方が少ないほど底の布が破れているイスがある中途半端さ。
・空調施設も交換されたようだが、オンオフや温度設定を管理室にその都度お願いが必要な不便さ。
・広く県民に供する「研修室」として、他の県有施設に大きく劣っていると言わざるを得ない。
【関連法令】・労働安全衛生法第3条・第65条
来訪者も含む施設利用者の安全・健康確保は管理者の義務。
・高齢社会対策基本法・バリアフリー法の趣旨:高齢者・障がい者が支障なく利用できる環境整備が求められる。
・熱中症対策強化アクションプラン(環境省・厚労省):屋内施設においても飲料水の確保等の熱中症対策が求められる。

3.喫煙所関係
・たばこが吸えるのが自分の車の中、もしくは本館前のあずまやの一か所とされているようだが、そのあずまやに吸い殻入れ(灰皿)が置かれていないのはいかなる理由か。
・駐車場で喫煙をしている一般県民を職員と思われる者が怒声で叱責している場面を目撃したが、それには異常さと恐怖を覚えた。
・世の中に一定数の喫煙者がいることを考えると、吸い殻入れの設置や管理は県の施設として当然と考える。
【灰皿撤去の経緯と問題点】
・別途職員に確認したところ、撤去の理由として「灰皿の中で火がついていた。そこから火災になる危険があったため」と言われた。
・しかし、灰皿の中に水を入れておくだけで、火がついているという状態は全く起きない。そんな簡単な作業を追加せずに、管理職員による一方的な撤去は許されない。
・意見聴取して決めるならいざ知らず、一方的に撤去するのは問題である。
・また、講習会に参加する人たちの喫煙率は高め、しかも1回受講すれば2度と来ない。
そういう利用者の実態を全く考慮していない。

【複数の利用者からの指摘】
4.清涼飲料水等の自動販売機が撤去された
・2階の研修室はセンター内の職員のみならず広く県民が会議や研修会で利用するはず。
・今般の熱中症予防対策の強化等を踏まえれば時代に完全に逆行している。
・県民の健康安全やサービス確保を第一に考えるべきで、利用者数減少等は撤去理由に当たらない。

【複数の利用者からの指摘】
5.案内看板
・東山山麓線の案内看板が立ち木に隠れ、看板の体をなしていない。
この件は、道路管理者が県道なら、松本建設事務所の管轄になると、知り合いにその講習会中に伐採を依頼したら、「市道になるから、こちらではできないけど、伐採依頼の電話はしておくが、それ以上の権限は残念ながら無い」という回答だった。
現在、まだ未対応と塩尻市の対応が後手に回っている可能性が高い。
・センターに勤務する職員だけ場所を知っていればよいという感じがする。
・隠れていることを知りながら、あえて放置しているようにも思える。看板が長年枝葉に隠れて、こけむしている。

【複数の利用者からの指摘】
6.除雪に伴う通行止めについて
・東山山麓線からの入口付近に張り紙があり、「積雪時は除雪のため本館までの進入路は通行止めとする」のような一方的な記載があったが、センターに勤務する職員ならそれでも良いだろう。
・しかし、早朝からの会議や研修会等のため県下各地から参加してくる不特定多数の県民の立場から言わしてもらえば、これはセンター側のご都合にほかならず、いかにももっともらしい言い訳にしか思えない。
・ならば、以前はどうしていたというのだ。
・会議や研修会など広く県民に供する施設であるならば、「使わしてやってる」という態度や姿勢を改めてほしい。
・一方的に決めて「これもダメ、あれもダメ、いやなら使うな」では議論にならない。
・使う側の県民の視点に立って、初心に帰った猛省と、当たり前のサービスを確保されたい。

7.外部施設の歪曲化
・林業大学は、定員20名と、短期大学同様2年制ですが、そういう人材育成がその程度。
・研究棟として、苗木研究、キノコ研究人材が、大学の研究室より少ない数名程度。
・日本の七割が森林で、その森林に囲まれている長野県としては、人材育成が乏しい。
・天皇陛下の国事行為である「植樹祭」に関係する林業及び環境整備をカバーできていない。
・荒廃山林が増えて、クマ被害の拡大、森林火災などと、環境整備の面から、全く寄与していない。
【提案事項】
・関東甲信越と、規模を広げて、他の都道府県の同様な施設の集約化して、もっと生産性のある結果が出せる施設にする。(例:大学、試験場)
・林業先進国の北欧やカナダと連携して、人材、林業機械の先進的な取組を共有する。(例:林業機械は輸入してもいいが、修理になると途端に対応能力が落ちるからそういう林業機械メーカーの育成は、先進的とされている半導体産業の企業同様、安全保障の観点及び地の利を生かした産業へ育てる)
・欧米は、危険な作業は機械にさせる。
伐木にかかわる事故率が、他の産業に比べて3倍以上に高いから、簡便かつ安全性のある機械を発明販売へ補助金を出す。

8.人材として、その施設は余っているイメージ
・決まった仕事を決まったようにして、残業もない。
・それなら、外部団体の中信支部として、それらの職員がそれぞれ2名で全県下管轄している役務を担当させて、軽減化すべき。

9.外部団体職員の給料体系改善
・現状、県職員から、そのような施設へ、定年後任務に就くことが多い。
・すると、同レベルの県職員退任時の給料でも、そこなら2倍の給料もらえるなど、格差が大きい。
・つまり、公的な外部機関は、公務員に準ずるという性格がありながら、部局の違いにより、給料体系に大きな隔たりがある。
・これを、看過していることは、地方公務員法に違反する恐れがある。
・同程度の給料体系にするには、定年後の年齢からすると、早期に対応しないと、家庭環境として介護によるまたは病気により退職を余儀なくされるリスクが高いからです。
・まだまだ、年代別の膨らみのある採用時の県職員が、年金支給年齢まで、15年以上あります。
・再任用制度が定着化するうえで、その外部機関の処遇の同等化を図らないと、県政の補完業務が破綻する。
【関連法令】
・地方公務員法第24条(給与の均衡の原則)
給与は生計費・国及び他の地方公共団体の職員の給与・民間事業従事者の賃金等を考慮して定めなければならない。
・地方公務員法第42条(厚生福祉及び利益の保護)
任命権者は職員の利益保護に努める義務を負う。

以上、現場で見聞きした事実と複数の利用者からの声をもとに、改善提案を申し上げました。
林業・森林行政は長野県の根幹に関わる重要施策であり、センターがその中核機能を十全に発揮できるよう、早急な改善を切にお願い申し上げます。

回答(2026年3月19日回答)

長野県林務部長の根橋幸夫と申します。

この度は、県民ホットラインにご意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。
いただきました「長野県林業総合センターに関するご意見」についてお答えいたします。
なお、外部団体の運営等に関するご意見につきましては、本県以外の組織運営に関するものとなりますので回答は控えさせていただきます。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

最初に、「職員の応対」に関するご指摘についてお答えします。
まず、センターをご利用いただいた際に、職員の対応等からご不快な思いをされたことにつきまして、謹んでお詫び申し上げます。
県では「長野県行政経営理念」に基づき、「最高品質の行政サービスの提供」を目指し、基本的な知識や接遇スキルを身に着けるための接遇研修の受講等に取り組んでおりますが、利用者の皆様への応対が十分ではなかったものと真摯に受け止めております。
今回のご指摘を受けて、センター全体で改めて利用者や来館者への対応を確認・徹底したところであり、引き続き、研修受講や職員間の相互確認等により接遇向上に努めてまいります。

次に、「林業総合センターの施設・設備等」に関するご意見についてお答えします。
1点目として、当センターの施設・備品に関しましては、昭和63年4月の施設の開設から40年近くが経過しており、設備更新など計画的に改修を進めているところです。ご指摘のありましたトイレにつきましても、実技訓練棟の施設を令和8年度に改修予定としております。
一方で、備品の経年劣化等により利用者の皆様にご不便をおかけしている部分もあるものと承知しており、引き続き、計画的な改修や適切な管理に努め、利用者の皆様に研修等に快適に臨んでいただける環境整備に取り組んでまいります。

2点目として、喫煙施設に関しましては、健康増進法第27条の規定により、行政機関の庁舎においては原則、敷地内禁煙となっております。当センターにおいては、研修などで長時間滞在する利用者もおられることから、受動喫煙等に配慮した上で、ご意見にありましたあずまやを特定屋外喫煙場所として設置しており、敷地内ではこの場所に限り喫煙が可能となっております。
一方で、受動喫煙防止や施設管理上の観点から喫煙所には灰皿を設置しておらず、吸い殻については喫煙者個人に管理をいただくよう協力をお願いしております。
利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。

3点目として、案内看板の管理に関しましては、これまでも塩尻市の協力のもと、敷地内の視認の支障となる樹木の管理をしてまいりましたが、周辺の樹木も成長し看板を隠しつつあることから、更なる対策が必要と認識しております。このため、道路管理者である塩尻市に対しては必要な対策の実施について相談を行っているところです。引き続き塩尻市と連携して対応してまいります。

4点目として、自動販売機設備の設置に関しましては、利用者の利便性及び熱中症予防の観点から、自動販売機の設置若しくは飲水施設の設置は必要だと認識しており、例年入札により自動販売機の設置者を決定しております。
しかしながら、今年度は設置事業者を募集したものの応札者がなく、施設内に自動販売機の設置ができていない状況となっております。このため、利用者の皆様には、研修案内等と合わせて飲料を各自でご準備いただくようご案内を差し上げているところですが、センターとしましても不測の事態に備え、非常用の飲料水を常備するなどの対策も併せて行っております。来年度に向けては、設置条件の見直しを行うなど自動販売機の設置等の準備を進め、施設の利便性向上に努めてまいります。

5点目として、冬期除雪に伴う通行止めに関しましては、センターでは、路面の凍結や積雪による事故防止のため、入口市道からセンター施設までの区間について、職員が融雪剤の散布や除雪作業を行っております。
これらの作業は、安全確保の観点から作業中に一時的な通行止めが必要となる場合があるため、研修受講等での利用者の皆様に対しては、積雪時の作業実施と通行止め等の可能性について、事前にご案内をしております。
研修等の予定に遅れが生じないよう早朝から除雪作業を行っているところですが、遠方からお越しになる利用者の状況等も踏まえ、今後も迅速かつ早期の作業完了に努めてまいります。ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。

最後に、「施設の在り方等に関するご提案」についてお答えします。
試験研究機関等との連携につきましては、現在、大学との共同研究に参画しているほか、林業分野に関係する研究機関等との情報交換を通じて、連携を進めているところです。
今後も、こうした関係機関との連携を一層深め、研究成果や情報の共有を図りながら、森林・林業分野が抱える課題の解決につながる取組を推進してまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、信州の木活用課長:小林健吾、担当:林業経営支援係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:林務部/信州の木活用課/林業経営支援係/電話026-235-7267/メールringyo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:農業・林業)(月別:2026年3月)2025000647

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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