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更新日:2023年2月28日

スキー場の安全対策について(2)

ご意見(2023年1月31日受付:Eメール)

観光部長様、山岳高原観光課長様からご丁寧な返事をいただき恐縮です。
しかし、予想していたとはいえ上辺だけの内容ですね。県職員の方々は、なぜ自らの誤りを認めず、言い訳を繰り返し、自己を正当化するのでしょうか。まるで、旧国有鉄道の会社を見ているようで残念で堪りません。
お忙しいところ申し訳ございませんが、再度お尋ねいたします。
1日の点検にこだわるのか理解できません。これまでに実施した反省として「警察や消防、建設事務所などの地元関係機関」の参加者から、再三「適正な時間配分」を求められているにもかかわらず、それを無視して前年と同様の点検を繰り返す理由をお聞かせください。職員の皆さんの聞く力の無さに驚くばかりです。
チェックシートを埋めるため事前に担当者が聞き取りをして、当日は関係機関の職員は事業者から概要説明を受けることなく「施設点検やコース滑走による点検など」を分担して、「効率的」な点検をするのですね。単に点検したという実績は残りますが、参加者が事業者からの聞き取りと実地の点検を行った上で、事業者との意見交換を行うといった「効果的」なパトロールは期待できないように思います。
スキー技能検定や公的なパトロール資格を有する職員の参加を要請すべきですし、コース滑走についても上級者だけでなく、初級者の目線で点検することも大切だと思います。こういった点検こそが、「多様な視点から」の点検ではないでしょうか。限られた「目安」の時間では問題が確認できるとは思えませんし、ずさんな計画で点検をしてさらに追試となると事業者にとって迷惑この上ありません。相手の立場に立ってお仕事をなされるよう希望いたします。
このスキー場安全対策パトロールを計画した担当課は、初級、中級者向けのコースがメインのスキー場だから、この程度の点検で十分だと舐めてかかっていると思わざるを得ません。スキー初心者が多く利用するスキー場だから、それにまつわるトラブルや事故が発生するのです。
スキー場の利用者の多くはスキー・スノボを楽しんでおられますが、スキー修学旅行や地元のスキー教室の小・中学生のけが、初心者が誤って中級以上のバーンに入って立ち往生したり、コース脇のネットに突っ込んでもがく姿、午後の硬いバーンで転倒を繰り返した結果、腰が引けて滑れなくなってギャン泣きする子ども、それらに困惑する保護者の姿などを目にします。
だからこそ、念入りな点検が必要だと思いませんか。どのように実施するのか、実施した結果をどのようにフォローしていかれるのかお聞かせください。

スキー離れが言われ、当地では年々コースを滑走する人数が減っている様子を見るたびに、先行きが不安でたまりません。スキーの楽しさをもっとPRしていただき、スキー場が活性化するような真摯な取り組みをお願いします。

回答(2023年2月7日回答)

長野県観光部長の渡辺高秀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた「スキー場の安全対策」に関するご意見についてお答えいたします。
スキー場の安全対策について重ねて貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。
改めてF地区観光客安全対策推進会議事務局を務めるB地域振興局商工観光課にも、実施状況等を確認した上で次のとおりご回答させていただきます。

まず、時間配分につきましては、実行性が高い点検を実施するという観点から時間配分を含めた実施方法など常に見直しをしていくことは必要と認識しております。これまで会議の構成員から特段の意見はありませんでしたが、前回頂戴したご意見を踏まえ、パトロール実施の際にも、事務局から時間配分等について参加者にお聞きしたところご意見はございませんでした。大切な観点ですので、引き続き、関係者の皆様のご意見をしっかりお聞きし取り組んでまいります。
次に、安全対策パトロール実施後のフォローにつきましては、当日点検後の意見交換で出された意見を、事務局がまとめ、関係機関やスキー場管理者と具体的な課題等を共有することにより、改善点など対策の強化や安全管理に対する意識の向上に努めているところです。
今後も、より効果的な安全対策パトロールとなるよう、今回ご提案いただきました初級者の目線や専門家の参加などの点も参考にさせていただきながら、引き続き関係機関と連携して、県内外から訪れる観光客の皆様が安全にスキー等を楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。
最後に、スキー離れに関しては、訪れていただくきっかけづくりとして割引施策を実施するとともに、首都圏や中京圏など全国にスキー等の楽しさや冬の魅力発信のプロモーションも展開しているところです。長野県にとってスキーなどスノーアクティビティは冬の重要な観光資源です。今後、スキー場への支援のあり方などについても検討してまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、山岳高原観光課長小林伸行、担当:山岳高原観光係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:観光部/山岳高原観光課/山岳高原観光係/電話026-235-7250/メールmt-tourism(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:商業・工業・観光)(月別:2023年1月)2022000973

 

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企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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