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更新日:2023年1月31日

長野県ひきこもり支援センターについて

ご意見(2022年12月5日受付:Eメール)

長年家族の引きこもりに悩んでいますが、ホームページ内の「長野県ひきこもり支援センター」には「メール、手紙、ファックスによる相談はお受けしていません。お電話をください」とあり、相談したい当事者を拒絶しているようにしか思えません
人に会うことも話すことも出来ずにひきこもりが自ら電話をかけて相談できるわけがありません。
そのような窓口しか設けていない時点で、支援センターという存在がひきこもりについて理解しているとも思えません。
それでも二十年前に一度電話相談したことがあります。
「まずそもそも県のセンターに本人が相談に出向くことは非常に難しい」と言うと、市の相談窓口へ電話するように丸投げされました。
市の方では地元のNPO法人がやっているジョブカフェを紹介されただけでした。
ひきこもってるのにそんなところに行けるわけがありません。
やっとの思いで電話したのに、何も対応してもらえず心が折れました。
20年経って状況が変わっていないか調べましたが、厚生労働省はVOICE STATIONという立派なひきこもりについてのホームページを作っているものの、そこから全国の相談窓口として出てくるのは二十年前と変わらぬ古くさい長野県ひきこもり支援センターにのページ。
相変わらず電話相談のみ。
「1人で悩まず相談してください」と言いながら、扉を閉めているとしか思えません。
また、支援といっても本人と面談して就労につなげようとするようなものではハードルが高すぎます。
「ひきこもっているのは間違いで、行政は当事者を矯正してやる」という態度で支援しようとしても、当事者は恥ずかしく惨めで辛く、支援の手を取ることはできないのです。
20年前とまるで変わらぬ体制に心から失望しています。

回答(2022年12月12日回答)

長野県健康福祉部長の福田雄一と申します。
県民ホットラインにお寄せいただいた「長野県ひきこもり支援センター」に関するご意見についてお答えします。悩みを抱えながらもお寄せいただいた貴重なご意見として受け止めております。

長野県では、平成22年から「長野県ひきこもり支援センター」を設置し、ご本人・ご家族からの相談への対応、家族教室の開催、支援関係者への教育研修、関係機関との連携、情報発信等を行っております。相談に際しては、ご本人・ご家族の想いに寄り添い、ともに解決への糸口を探っていくため、相談者の細やかな意図を見逃すことのないよう、対話を基本として取り組んでいるところです。
しかし、「本人が自ら電話をかけて相談することは難しい」というご指摘のとおり、特に、悩みを抱えるご本人が、最初の一歩を踏み出す際のハードルを下げる工夫が必要と考えます。ひきこもり相談は対話を基本としながらも、メールなどからでもセンターへの相談につなげられるよう、より良い方法を検討してまいります。
あわせて、支援関係者への教育研修や情報発信によるひきこもりに関する正しい理解の普及を一層すすめ、ひとり一人にあった支援が身近なところで受けられるよう、市町村や支援関係者との連携を深めてまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、地域福祉課長:手塚靖彦、担当:自立支援・援護係、保健・疾病対策課長:西垣明子、担当:心の健康支援係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:健康福祉部/地域福祉課/自立支援・援護係/電話026-235-7094/メールchiiki-fukushi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:健康福祉部/保健・疾病対策課/心の健康支援係/電話026-235-7109/メールhoken-shippei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2022年12月)2022000834

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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