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更新日:2020年7月31日
突然お手紙を差し上げるご無礼をお許しください。
常日頃、阿部知事の県政へのご尽力、県民として感謝の念に堪えません。
半年ほど前からの新型コロナウィルスに対してはお心を痛めていらっしゃることとお察しいたします。
この不気味なウィルスに世界中の人々が身体的にも経済的にも苦しめられている状況は、長野県でも同様だと感じております。
私はパチンコ店の交換所で仕事を委託され業務に就いておりますが、5月に自粛要請が出され、半月休店となりました。
社会保障のない個人事業者ですので、働かなければ収入はストップいたします。
窮地に陥り、思いあぐねていたところ、長野県で要請に応じた事業者に協力金を出していただけることを知り、必要書類を揃え早々に申請致しました。
ですが、3週間後に届いた不支給の通知に困惑し、すぐに電話で問い合わせたところ、パチンコ店には出すが交換所には出さないという回答でした。
パチンコ店と交換所は一心同体です。どちらか一方が営業するということはできないのです。
電話に出られた県職員の方には「納得のいく理由を文書で送って欲しい」とお伝えしましたが、3週間経った今もなんの連絡もいただいておりません。
いち県民は眼中にないということでしょうか。
他県に足並みを揃えはしたが、その実、資金が間に合わないという施策なら初めから講じない方が県民の信頼を失わずに済んだのではないでしょうか。
北アルプスにはじまる雄大な自然、その恩恵と勤勉で真面目な信州人気質から作られる農作物。
私はずっと信州人であることに誇りを持ってまいりました。
ですが、このような県のあり方・考え方を持つ長野県をもう自慢することなどできません。
阿部知事はどうお考えでしょうか?
お忙しい御身であることは承知しておりますが、お返事をいただけますことを切望しております。
末筆ではございますが、くれぐれも健康にご留意くださいませ。
長野県産業労働部長の林宏行と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた新型コロナウイルス感染拡大防止協力金等に関するご意見についてお答えいたします。
知事あてに電子メールをいただきましたが、回答は担当部局から行うこととしており、この協力金等につきましては、産業労働部が担当しておりますので、私からお答えいたします。
施設の使用停止(休業)や時間短縮の要請は、私権を制限する措置であるため、感染拡大防止の観点から、必要最小限の施設に限定して行いました。
不特定多数の方が施設内に滞留するパチンコ店の店舗内も、その観点から、今回、施設の使用停止(休業)を要請しましたが、前述のとおり、私権を制限する措置は、感染拡大を防ぐための必要最小限の範囲であることから、隣接して営業されている景品の交換所には、施設の使用停止(休業)の要請を行っておりません。
要請を行った施設に協力していただくことが、感染の拡大防止のために必要なことから、協力を促す目的で、協力金を支給しております。自粛による休業への補償や、経営の支援を目的とする制度ではございませんので、なにとぞ趣旨をご理解ください。
なお、他の助成金については、前年同月比で売上が50%以上減少している事業者を対象に、持続化給付金制度(経済産業省)があります。長野県では、この給付金制度などの支援についてご相談にのります「産業・雇用総合サポートセンター」を県内各地に設置しております。
以上ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、産業政策課長宮島克夫、担当者までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:産業労働部産業政策課/電話026-235-7191/メールsansei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:商業・工業・観光)(月別:2020年6月)2020000736
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