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更新日:2020年6月30日

焼岳の登山規制について

ご意見(2020年5月19日受付:Eメール)

5月19日現在の気象庁の火山登山者向けの情報提供は「噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)」となっております。
そうではありますが、御嶽山のように警戒されていなかった山でも大きな被害をこうむりました。先年、当時山頂に居合わせた登山ガイドから、体験談を聞いたことがあります。山頂付近にいた登山者は多くが様子見していたと言います。すぐ避難しなければならなかったのに貴重な時間を何事が起ったのか、スマホなどで撮影したり、様子見して命を落とされたわけです。
このような悲劇を繰り返さないためにも早目の登山禁止措置をとるように提言するものです。

(参考データ)御嶽山の大惨事までの巨大土木工事と火山活動の因果関係
・・・スキー場開発には巨木の原生林を皆伐し、根っこを掘り起こす際にダイナマイトで吹き飛ばします。クレーターのような穴が開きます。同時に火山灰、安山岩の地質にひび割れを起こすものと考えられ、25年の時間をかけてマグマに達し水蒸気爆発するものと想像します。これが23年から25年のサイクルで大きな地震や噴火になる。
同じことは焼岳に連なるアカンダナ山直下の安房トンネルの掘削工事にも言える。1997年の開通から23年が経過した。硬質だが破壊には脆弱な安山岩の地質はいったんひびがはいると水の浸透でマグマに到達する。私の妄想ですが、何より地震の頻発は地塊からの悲鳴と受け止められて適切な対応を考えてください。

回答(2020年5月26日回答)

長野県危機管理部長の竹内善彦と申します。
この度は、焼岳の登山規制についてのご提言をお寄せいただき、ありがとうございます。

焼岳を含め火山活動の観測については、気象庁を中心に、大学や国研究機関等と連携して行われているところです。御嶽山噴火以降は、国等で観測体制も強化しており、県としても、国等と観測結果の迅速な情報共有等に努めております。

気象庁では、現在、「焼岳山頂付近の地震活動は低調で、火山活動に特段の変化は見られない」とし、噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)を継続しています。引き続き注意深く監視し、火山活動に変化があれば迅速に情報の発表を行うこととしています。

県においては、焼岳の火山活動の変化について国等の様々な観測結果を日々注視しているところです。万が一、噴火につながるような情報が発表された場合には、市町村をはじめ関係機関と連携して、速やかに登山者や住民に情報を伝えてまいります。
なお、頂戴したご提言の内容につきましては、個人情報を伏せた上で、立入制限など警戒区域の設定を行う関係市に対して、お伝えさせていただきます。

以上、ご提言への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、危機管理防災課長:布山澄、担当者までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


【問合せ先:危機管理部危機管理防災課/電話026-235-7184/メールbosai(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:その他)(月別:2020年5月)2020000666

 

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企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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