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更新日:2023年4月20日

県立高校による契約効力発生前の学習の指示について

ご意見(2020年3月10日受付:Eメール)

県立高校の中には、前期選抜合格者に対してドリル等を配布し、高校の支配下における学習を求めている学校があります。
既に在学契約が締結されていても、効力の発生が4月1日以前ということはあり得ません。
どのような法解釈で高校の支配下における学習を求めているのでしょうか。

 

回答(2020年3月17日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の轟寛逸と申します。

県民ホットラインにお寄せいただいた、「県立高校による前期選抜合格者に対する学習指導」に関するご質問にお答えします。

前期選抜では、合格発表から高校入学まで1カ月以上の期間があります。そこで、法の決まりにもとづくものではありませんが、この期間を有効に活用して、入学予定者の基礎学力の一層の定着をはかるとともに、発展的な力を伸ばすために、各高校の判断により学習課題を出しています。入学予定者には、この趣旨を説明のうえ課題に取り組んでいただいているところです。なお、この取組については、中学校にも報告し、理解をいただいております。
また、同様の理由で、後期選抜の入学予定者に対してもほとんどの高校で学習課題を出しています。前期・後期ともに、課題が過度な負担にならないように配慮した上で行われているところです。
平成30年3月に、有識者、小中高の学校長、保護者等からなる入学者選抜制度等検討委員会が「長野県公立高等学校入学者選抜に関する報告書」をまとめました。その中では、特に前期選抜合格者について、学力の伸長という点に関して課題があると報告されています。前期選抜後の学習指導は、このような懸念を解決するためにも一定の必要性があると考えております。
このような趣旨で、学習指導が行われていることを、ご理解いただきますようお願いいたします。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、学びの改革支援課長:佐倉俊、担当:高校教育指導係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局学びの改革支援課/高校教育指導係/電話026-235-7435/メールkyogaku-koko(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2020年3月)2019000867

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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