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更新日:2020年3月31日
長野県道路公社のキャッシュレス化の予定をお知らせください。
予定していない場合、国の方針に逆らう理由をお知らせください。
長野県建設部長の長谷川朋弘と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた長野県道路公社のキャッシュレス化に関するご質問についてお答えいたします。
長野県道路公社では、現在、5路線6区間の有料道路を管理しており、通行料金は、料金所において、現金あるいは回数通行券によりお支払いいただいているところです。
ご質問のありました有料道路におけるキャッシュレス化としては、クレジットカード、電子マネー、スマートフォンの利用やETCの導入が考えられますが、そのためには、既存の料金収受機械の改造や入れ替え等に多額の費用が必要になるなど、課題がございます。
有料道路事業は、あらかじめ、建設費や維持管理費を通行料金でまかなう収支計画を立て、国の許可を得て実施しておりますが、キャッシュレス化にあたっては、その導入および運用に要する費用も含めた形で収支が成立する必要があります。
長野県道路公社が管理する有料道路各路線における現在の収支状況を考えると、キャッシュレス化を図った場合に、料金徴収期間中の料金収入でその費用を回収することは困難であること、また、令和8年12月までにはすべての路線で料金徴収を終了する予定であり、準備に要する時間を考えると実際に運用できる期間が短いことから、現在、キャッシュレス化の導入は予定しておりません。
道路公社では、有料道路制度の趣旨である利用者負担の考えに基づき、経費縮減を図りつつ、適切な維持管理やサービスの提供および向上に努めているところです。県といたしましても、道路公社が適切な経営を行い、安全で快適な道路サービスを提供できるよう取り組んでまいりますので、ご理解をお願いいたします。
以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、道路建設課長坂下伸弘、担当:計画調整係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:建設部建設建設課/計画調査係/電話026-235-7304/メールmichiken(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2020年2月)2019000774
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