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更新日:2018年9月30日
リニア中央新幹線の工事実施計画が、平成26年10月に国土交通大臣より認可されてから4年を迎えようとしています。
「新幹線鉄道騒音に係る環境基準の類型を当てはめる地域の指定に係る法定受託業務の処理基準について」では、県は工事実施計画認可後に速やかに類型の当てはめを行う必要があると示されています。
現在までの作業状況(関係自治体との調整など)と、パブリックコメント実施時期や類型の指定時期などの今後の予定をお聞きしたい。また、併せて類型指定当てはめの基本的な考え方もお聞きしたい。
長野県環境部長の高田真由美と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたリニア中央新幹線の騒音に係る環境基準の類型の当てはめについてのご質問についてお答えいたします。
新幹線鉄道騒音に係る環境基準の類型の当てはめは、お問い合わせのとおり環境省から示されている「新幹線鉄道騒音に係る環境基準の類型を当てはめる地域の指定に係る法定受託事務の処理基準について」に基づき、県において指定に向けた準備を進めております。
現在、予定沿線の住居や事務所等立地状況の調査や、開業前の沿線地域の騒音状況の調査によって、対象地域の土地利用状況や騒音現況を整理するとともに、実際の対象車両の走行に伴い発生する騒音が周辺生活環境へ及ぼす影響範囲について調査を行い、新幹線騒音の類型指定検討に要する基礎資料の整理を進めております。
調査結果などの基礎資料がまとまりましたら、県環境審議会に「新幹線鉄道騒音に係る環境基準の類型指定について」を諮問してご審議いただく予定としており、審議会からの答申をいただいたのち、これを踏まえて指定の告示ができるよう準備を進めてまいります。
また、新幹線騒音の類型指定に当たっては、当該地域の土地利用実態や今後の土地利用計画等の状況を勘案する必要があるため、土地利用規制や都市計画を担当する市村等の関係機関とも協議して進めていく予定としております。
以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、水大気環境課長渡辺ゆかり、担当:大気保全係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:環境部/水大気環境課大気保全係/電話026-235-7177/メールmizutaiki(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:くらし・生活環境)(月別:2018年8月)2018000547
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