ホーム > 健康・医療・福祉 > 健康 > 感染症対策 > 新型コロナウイルス感染症対策 総合サイト > 新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について > 教えて!!新型コロナウイルスワクチン > 乳幼児(生後6か月から4歳)への新型コロナワクチン接種について
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更新日:2023年3月30日
初回接種 |
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ワクチン※1 |
ファイザー社(生後6か月から4歳用) |
接種回数 | 3回で1セット(1回0.2mL) |
接種間隔※2 |
【2回目接種】1回目接種から、通常、3週間 |
※1…初回接種については、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に4歳だったお子様が、3回目の接種時までに5歳の誕生日を迎えた場合、3回目接種にも1回目と同じ乳幼児(6か月~4歳)用ワクチンを使用します。
※2…1回目の接種からの間隔が3週間を超えた場合または2回目の接種からの間隔が8週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目または3回目の接種を受けてください。
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
なお、新型コロナワクチンを無料で接種できる期間(予防接種法上の特例臨時接種期間)は、現時点で令和6年3月31日までとなっています。
以下のような方法で接種を受けることになります。手続きは、保護者(親権者または後見人)の方とご本人(お子様)とご一緒に行ってください。
(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。
(2)ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。(接種が受けられる場所を参照)
(3)電話やインターネットで予約をしてください。
※自治体及び接種会場等により、2回目接種・3回目接種の予約方法が異なります。詳しくは、1回目の予約時にご確認ください。
接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、特に小さなお子様の場合、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとっていただくことが大切です。
息苦しそうにしている、むくんでいる、食欲がない、元気がない等普段と違う様子がつづくようであれば、速やかに医療機関を受診させてください。
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新型コロナウイルスに感染すると? |
「重症化する可能性は低いが、感染者数の増加により重症化する人数は増えています
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メリット |
「発症を予防する効果」が期待されます オミクロン株流行期において、3回目接種後7日以降、73.2%の発症予防効果が報告されています。※2 ※現時点では直接的な重症化予防効果を証明した研究は示されていません。乳幼児はそもそも重症化しにくいため、ワクチンの重症化予防効果は表れにくいですが、一般的には患者数が増えれば重症患者も増えるため、発症予防は結果的に重症者数の減少に繋がる可能性があります。 |
デメリット |
接種後に副反応が出る可能性があります
ワクチン接種後、5歳以上と比べ以下の症状が多くみられます
*( )内は発現割合 |
(※1)日本集中治療医学会・小児集中治療委員会新型コロナウイルス関連小児重症・中等症例発生状況速報
(※2)PMDA審査報告書/ファイザー社臨床試験
(※3)第34回厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)資料/米国疾病管理予防センター感染症情報 MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2022;71:1047 1051.