キッズISO14000プログラム
※このプログラムは、令和4年度末をもって終了しました。
長野県及び信州豊かな環境づくり県民会議は環境教育及び地球温暖化対策を推進するため、小中学生が家庭において省エネルギーに取り組む「Kids'ISO(キッズアイエスオー)14000プログラム」を、家庭・小中学校・企業・NPO・行政が連携して普及していきます。
Kids'ISO(キッズアイエスオー)14000プログラムについて
Kids’ISO14000プログラムとは
NPO法人国際芸術技術協力機構(ArTech)が開発し、日本国内及び世界各国で実施されている子ども向け環境教育プログラムであり、次のような特徴があります。
文部科学省や国際標準化機構(ISO)等が後援しているプログラム
多くの子ども向け環境教育プログラムがあるなかで、国際標準化機構(ISO)から「ISO」の名称使用を特別に許可されています。
期待される効果
エネルギーや水、ごみの問題など、生活に関連した環境問題から、温暖化など地球規模の環境問題について学ぶことができ、これらの問題を解決するために何ができるのか、自ら考え実行する力を養うことができます。
プログラムの内容
家庭での省エネ・ごみの削減等
- 「入門編(やさしい)」と「初級編(やや難)」があり、専用のワークブックに沿って、児童の各ご家庭で省エネルギー等に取り組みます。
- 取り組む期間は、「入門編」が2週間、「初級編」が1か月です。
- 「入門編」「初級編」のいずれか、もしくは年度内に両方実施することができます。
- まずは「入門編」に取り組み、その後「初級編」に取り組むとスムーズですが、「初級編」から取り組むこともできます。
- 「初級編」を9月末までに取り組み、一定の成績を収めると、環境大臣賞や長野県知事賞などの特別賞が授与されます。
学校での省エネ・ごみの削減等
- 「FORSCHOOL」部門として、学校(校舎)での省エネやごみの削減等に取り組みます。
- 節電・資源回収など、希望するテーマを設定することができます。
- 環境委員会などの活動(クラブ活動)として取り組むことも効果的です。
本プログラムにご協力いただく企業の皆さまからの協力金により実施するため無償です。
プログラム実施の流れ
「入門編」「初級編」
- 参加を希望する学校等は、県へ参加申込をします。
- 県は参加校等へワークブックを送付します。
- 学校等は、子どもたちにワークブックを手渡し、必要に応じてインストラクターの協力も得ながら、取組方法を説明します。子どもたちは、家族と協力しながら家庭で省エネルギー等(電気、ガス、水道、ごみ)に取り組みます。
- 子どもたちの取組終了後、学校等は、ワークブックをとりまとめて、県へ送付します。
- 県は、ワークブックを協力機構に添削を依頼し、添削後、学校等へ返送します。
「FORSCHOOL」
- グループと取り組みたい内容を決定して、県へ参加申込をします。
- 担当インストラクターのアドバイスのもと、実施計画書を作成します。
- 計画書が承諾されれば、その計画に基づき、1回目のPDCAを実施します。
- 1回目の内容について中間報告を行い、インストラクターからアドバイスをもらいます。
- アドバイスを参考に、2回目のPDCAを実施します。
- 最終報告書を提出します。
インストラクターの派遣
無償でインストラクターを派遣します。生徒への説明や、困った時の相談など、必要に応じて何度でも活用できます。
参加児童・生徒
- 小学生(原則として5年生以上)・中学生
学校、クラス、委員会、クラブ等、どのような形でも参加できます。
- 最大で1,500人程度の募集を行います。
Kids'ISO14000プログラムの詳細については、NPO法人国際芸術技術協力機構のホームページをご覧ください。
Kids'ISO14000プログラム(特定非営利活動法人国際芸術技術協力機構)(外部サイト)