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更新日:2020年4月9日

シカの侵入を防ぐ柵(防鹿柵)の設置は草原の植物や昆虫の多様性を回復させることが分かりました

兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館、東京大学、森林総合研究所、神奈川大学、長野県環境保全研究所の研究グループは、霧ヶ峰での調査から、シカの侵入を防ぐ柵(防鹿柵)を設置することで、草原内の開花植物や昆虫(チョウとマルハナバチ)の多様性が回復することを明らかにしました。本成果は4月8日付で国際科学誌「Biodiversity and Conservation」に掲載されます。

研究の概要

  • 長野県霧ヶ峰において、総面積27haに及ぶ防鹿柵内外の複数の地点で開花植物の種数、チョウとマルハナバチの種数と個体数を比較し、柵の設置による多様性の回復効果を検証しました。(※近隣の八島ヶ原湿原を除く)
  • シカが侵入できない柵の内側では柵の外側よりも開花植物の種数、チョウとマルハナバチの種数・個体数ともに多い傾向にありました。
  • 開花植物の種数が増加するほど、チョウやマルハナバチの種数が増加することから、こうした訪花昆虫の多様性を維持するためには、より多くの開花植物の保全が重要であることが示されました。

防鹿柵の内外の開花植物、チョウ、マルハナバチの種数を示した表

防鹿柵内(白色)と柵外(灰色)における開花植物、チョウ類、マルハナバチ類の種数の違い。マルハナバチは6月には見られなかったので、8月のみのデータ。いずれの時期でも、防鹿柵の外側よりも内側で種数が多い。

その他

本研究は、公益財団法人自然保護助成基金第28期(2017年度)プロ・ナトゥーラ・ファンド助成による支援を受けて実施されました。

内容に関する問い合わせ先

長野県環境保全研究所自然環境部

026-239-1031

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お問い合わせ

所属課室:環境保全研究所

電話番号:026-239-1031

ファックス番号:026-239-2929

所属課室:環境部環境政策課

電話番号:026-235-7171

ファックス番号:026-235-7491

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