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更新日:2019年7月10日

環境保全研究所などの研究グループは地球温暖化の進行に伴い、北アルプスでライチョウの生息に適した環境が今世紀末にほぼ消滅のおそれがあることを科学論文として発表します。

長野県(環境部)プレスリリース令和元年(2019年)7月10日

 長野県環境保全研究所(主機関)、森林総合研究所、高知大学及び東京農業大学の研究グループは、ライチョウの潜在生息域が、温暖化によってどのように変化するかを予測しました。本研究は、中部山岳高山帯のアイコンであり、絶滅危惧種でもあるライチョウの分布を、生息環境である高山植生との関係性に基づいて予測すると共に、気候変動の影響を予測した日本ではじめての報告です。論文は令和元年(2019年)7月10日にBMC Ecology誌(電子版)に掲載されます。

 今後、長野県環境保全研究所などでは、ライチョウの保全策を効果的に講じる上で必須となる、生息域全域を対象とした温暖化の影響評価について研究を進めていきます。

研究の概要

 ・ライチョウの分布と高山植生との関係性に基づいて生態ニッチモデルを構築し、

 北アルプスにおけるライチョウの生息に適した環境を予測しました。

 ・ライチョウが気候変動によってどのような影響を受けるかを、

 現在と将来(2081-2100年)の潜在生息域を比較することで評価しました。

 ・経済成長重視の気候シナリオに基づくと、ライチョウの生息に適した環境は高山植生の減少により、

 今世紀末(2081-2100年)に現在の0.4%に減少すると予測されました。

 ※詳細は、別紙(共同プレスリリース資料)をご覧ください。

 

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 ライチョウの母子(7月の燕岳にて)

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現在(左)と将来(2081- 2100年、右)におけるライチョウの生息に適した環境の予測結果。

着色した部分がライチョウの生息に適した環境と予測された地域(赤いほど好適な環境)

その他

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本研究は、文部科学省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)、環境省環境研究総合推進費(S-8、S-14)、日本学術振興会科研費(JP16H04943)の支援を受けました。

内容に関する問い合わせ先

長野県環境保全研究所 自然環境部

TEL:026-239-1031

 

 

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お問い合わせ

所属課室:環境保全研究所

担当者名:(次長)関沢実(担当)堀田昌伸

電話番号:026-239-0131

ファックス番号:026-239-2929

所属課室:環境部環境政策課

担当者名:(課長)中村宏平(担当)神山涼一

電話番号:026-235-7169

ファックス番号:026-235-7491

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