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更新日:2020年8月26日

霧ヶ峰で防鹿柵によるお花畑の保全が植物多様性の保全に役立っていることが分かりました

東京大学、森林総合研究所、兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館、神奈川大学、長野県環境保全研究所の研究グループは、霧ヶ峰での調査から、シカの侵入を防ぐ柵 (防鹿柵) の設置が、草原内の植物多様性の保全に貢献していることを明らかにしました。本成果は8月25日付で国際科学誌「Biological Conservation」に掲載されます。

研究の概要

  • 長野県霧ヶ峰において、防鹿柵により観光資源として有用なニッコウキスゲのお花畑を保全することが、植物多様性の保全に貢献していることを、開花数や種数を調査することにより明らかにしました。
  • 一方で、ニッコウキスゲのお花畑の保全のみでは、季節性や花色などを考慮した植物の機能的多様性を十分に保全できていないことも示唆されたことから、オミナエシなどを指標として防鹿柵を設置するなど追加の施策を提案しました。
  • 保全する対象について、違った観点からの施策を追加することで、さらなる保全効果を生み出すことが出来ると期待されます。

防鹿柵内、柵外の花種数、開花数グラフ

防鹿柵内(緑色)と柵外(青色)における開花植物の種数と開花数の比較。防鹿柵の内側では、柵外よりも開花数が3倍ほど多い。
図上部の**は、柵内外で統計的に有意な差があることを示す。

防鹿柵周辺画像

写真中のハイカーの右側(柵内)にはニッコウキスゲ(黄色花)が咲いているが、左側(柵外)にはほとんど咲いていない。

その他

本研究の一部は、公益財団法人自然保護助成基金第28期(2017年度)プロ・ナトゥーラ・ファンド助成による支援を受けて実施されました。

内容に関する問い合わせ先

長野県環境保全研究所自然環境部

026-239-1031

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お問い合わせ

所属課室:環境保全研究所

担当者名:(次長)渡辺昭生(担当)尾関雅章

電話番号:026-239-1031

ファックス番号:026-239-2929

所属課室:環境部環境政策課

担当者名:(課長)真関隆(担当)戸谷亮太

電話番号:026-235-7171

ファックス番号:026-232-0111

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