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更新日:2023年6月6日

環境保全研究所

循環型社会部業務紹介

循環型社会部の主なしごと

  • 廃棄物最終処分場の浸透水、放流水等の水質調査、廃棄物最終処分場に関する調査・研究
  • 環境試料等の放射能調査
  • 環境中の化学物質の残留状況の調査、化学物質の分析法の開発
  • マイクロプラスチックに関する調査・研究

主な調査事業

廃棄物最終処分場の水質等調査

  • 廃棄物最終処分場の維持管理基準の遵守状況を確認し、廃棄物行政の監視、指導のための基礎データを得ることを目的に、最終処分場の浸透水、放流水等の水質検査、処分場から発生するガスのメタン濃度や温度などを調べています。

写真:廃棄物最終処分場での採水の様子

放射能の調査

  • 平常時における環境試料等(大気、水、土壌、食物など)の放射能を測定し、放射性物質の分布及び生活環境の放射線レベルを確認しています。
  • 国内外の原子力関連施設の事故や地下核実験などの有事の際には、モニタリングを強化し、県内への影響を確認しています。
  • 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故後、長野県独自に食品、農林畜産物などに含まれる放射性物質濃度(セシウム濃度)の検査をしています。
  • 長野県の放射線等の測定結果
写真:空間放射線量率を測定するモニタリングポスト(環境保全研究所)

モニタリングポスト(環境保全研究所)

 

化学物質の調査

  • 一般環境中(大気、水質、底泥など)における化学物質の残留状況を調査しています。

 

写真:底泥を採取している様子

採泥器による底泥の採取

調査研究事業一覧(令和5年度)

河川におけるマイクロプラスチックの実態把握に関する研究(研究概要

長野県内の河川におけるマイクロプラスチックの存在実態について調査をしています。

写真:マイクロプラスチックのサンプリングの様子

マイクロプラスチックのサンプリング

 

未規制化学物質分析法開発及び環境調査(研究概要

化学物質の残留状況の調査を実施する上で妥当な分析法がない化学物質について、媒体に適した分析法を開発するとともに、開発した分析法で県内の一般環境中における化学物質の残留状況を調査し、環境汚染の未然防止に役立てています。開発した分析法は、県内だけでなく、国の化学物質対策の立案・評価などにも活用されます。

最終処分場周辺地下水における自然由来等重金属検出要因の検討(研究概要

廃棄物最終処分場から周辺への影響を確認するために設置されている観測井戸で検出されたヒ素や鉛などの重金属の検出要因を科学的に解析し、汚染物質の起源の推定、一般的な傾向をみることを試みています。

 

お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

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