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更新日:2021年4月16日

環境保全研究所

 大気常時監視

長野県では、大気の汚染に係る環境基準の達成状況等を監視するために、一般環境及び道路周辺の大気の状況を連続測定しています。測定は県下各地に常設されている「固定局」、おおむね2年毎に場所を移動する「移動コンテナ局」及び約1ヶ月毎に移動する「大気環境測定車」で行っています。
測定項目は二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、二酸化窒素、光化学オキシダント、一酸化炭素及び微小粒子状物質の環境基準項目のほか、目的に応じて様々な項目を測定しています。中でも光化学オキシダントは全国的に環境基準の達成が難しく、特に高濃度になりやすい5~9月には、緊急時に適切に対応するため、予測式による日最高値の予測を行うなど監視体制を強化しています。
また浮遊粒子状物質による汚染は広域に及ぶため、関東地方の自治体による共同調査に平成12年度から長野県も参加し、汚染実態や原因の解明に取り組んでいます。
なお、県内の大気の観測結果速報値は長野県の最新「大気汚染状況」として県水大気環境課のホームページで提供しています。

 トピックス

黄砂の影響で県内のPM2.5濃度が上昇(令和3年4月16日)

気象庁によると、令和3年3月29日から31日にかけて全国的に黄砂が観測され、視程(水平方向での見通せる距離)が大きく低下しました。長野地方気象台によると、長野県内でも30日及び31日に黄砂が観測され、視程が5 km以下に低下しました。

これに伴い、県内のPM2.5濃度も上昇が確認されました。今後も、黄砂に伴いPM2.5濃度が上昇する恐れがあるため、呼吸器に疾患があるなど、黄砂やPM2.5に対する感受性の高い方は、外出時にマスクを着用するなどの注意が必要です。

詳細は以下PDFをご覧ください。

黄砂による県内のPM2.5濃度上昇(PDF:699KB)

当所屋上から北方向を撮影した写真

   (上段は3月30日、下段は24日、12時半頃)

 県内各地域のPM2.5日平均値の変化(長野は6局、松本は2局、

 諏訪・上伊那・佐久・木曽は5局、南信州は1局の平均値)

 大気環境基準(有害大気汚染物質を除く)

測定項目

1時間値

日平均値

二酸化硫黄

0.1ppm(=100ppb)以下

0.04ppm(=40ppb)以下

浮遊粒子状物質

0.2mg(=200μg)/立方メートル以下

0.1mg(=100μg)/m以下

二酸化窒素

日平均値が0.04~0.06ppm(40~60ppb)のゾーン内または、それ以下

光化学オキシダント

1時間値が0.06ppm(60ppb)以下

一酸化炭素

8時間値が20ppm、日平均値が10ppm以下

微小粒子状物質

1年平均値が15μg/立方メートル以下であり、且つ、1日平均値が35μg/立方メートル以下

 

 大気連続測定

測定局区分

概要

固定局

県内に常設されている一般環境大気測定局16局(うち長野市分4局)の一つとして、当所敷地内に設置されている「環境保全研究所局」の保守管理を行っています。測定項目は二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、一酸化窒素、二酸化窒素、光化学オキシダント、メタン、非メタン炭化水素、微小粒子状物質、風向、風速、気温、湿度、日射量及び紫外線量(UV-A,UV-B)の15項目です。
測定局の地図(PDF:70KB)

移動コンテナ局

自動車排出ガスによる大気汚染の状況や光化学オキシダントの調査のため、主要な交差点などの道路周辺や光化学オキシダントが高濃度となる地域等で、おおむね2年毎場所を移動しながら測定を行っています。現在2箇所で浮遊粒子状物質、一酸化窒素、二酸化窒素、光化学オキシダントなどの項目を測定しています。

大気環境測定車

公害苦情や自動車排出ガスによる大気汚染の状況等を調査することができる測定機器を搭載した車(通称「あおぞら4号」)を県内各地に移動し、固定局のない地域などで大気の測定をしています。測定項目は、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質、一酸化窒素、二酸化窒素、光化学オキシダント、メタン、非メタン炭化水素、一酸化炭素、二酸化炭素、風向、風速、気温、湿度及び全天日射量の15項目です。


平成27年度大気測定結果(県水大気環境課のホームページにリンク)

平成29年度大気測定計画(県水大気環境課のホームページにリンク)

 オキシダント対策

光化学オキシダントの濃度が高濃度になり易い5月から9月の間、長野地域における日最高値を、当日9時の気象と大気連続測定データから予測式により算出し、高濃度となった場合に速やかに対応できるようにしています。なお、県では県内各地域の測定局で光化学オキシダント濃度を24時間連続して監視しており、濃度が下表の基準値を超え、気象状況などからその状態が継続すると認められる場合に、県内10地域ごとに光化学オキシダント注意報などを発令することとしています。

区分

発令基準

注意報

測定点において、オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上になり、気象状況からみてその濃度が継続すると認められるとき。

警報

測定点において、オキシダント濃度の1時間値が0.24ppm以上になり、気象状況からみてその濃度が継続すると認められるとき。

重大警報

測定点において、オキシダント濃度の1時間値が0.40ppm以上になり、気象状況からみてその濃度が継続すると認められるとき。

光化学オキシダントに関する情報は県水大気環境課のホームページでご覧ください。

 

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お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

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