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更新日:2021年8月6日
上伊那地域では、6月から11月にかけて出荷される「夏秋いちご」の栽培が振興されており、現在出荷の盛期を迎えています。
写真1:夏秋いちごハウス
主に栽培されているのは「すずあかね」、「サマーリリカル」といった品種です。「サマーリリカル」は長野県野菜花き試験場が開発した県オリジナル品種で、強い香りと甘酸のバランスの良さが特徴です。また、これまでの夏秋いちごと比べて標高が低い土地でも栽培できることから、夏秋いちごの栽培拡大につながることが期待されています。
また、夏秋いちごは小粒で酸味が強いことからお菓子の材料に適しています。そこで本年、JA上伊那では地元産の夏秋いちごと小麦粉を100%使用したオリジナルの商品、「信州のいちごワッフル」を開発し、地元上伊那での販売を始めました。
写真2:信州のいちごワッフル
さらに、「信州のいちごワッフル」に使われている「セミドライいちご」も販売しています。こちらは、夏秋いちごの風味をよりダイレクトに楽しむことができます。
写真3:セミドライいちご
これらの商品は、上伊那管内のA・コープや、JAと連携しているファミリーマート等で買うことができますので、「くだものを買うのはちょっと面倒」という方も、ぜひ気軽にお試しください。地元農産物をふんだんに使っているので、地産地消の取り組みにも繋がります。
また、流通量は少ないですが、農産物直売所等では未加工の状態で売られていることもあります。おうち時間を活用して、お菓子作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
写真4:店頭に並ぶ夏秋いちご
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