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更新日:2021年12月20日
「発達障がいの方」や「発達障がいの特性をお持ちの方」への支援にあたっては、その方をとりまく多くの関係者がその方に対して共通の理解をし、その方に適した支援を引き継いでいくことを通して、一貫した切れ目のない支援・配慮が提供されることが必要です。
長野県では情報共有の手助けとなるツールの活用を推進するため、長野県版発達障がい者支援のための情報共有ファイル「わたしの成長・発達手帳」を作成し、公開しています。
「わたしの成長・発達手帳」は生まれてから大人になるまで使える手帳です。
発達障がいの方、発達障がいの特性をお持ちの方、またそのご家族に、ご本人のよさや成長を実感していただいたり、よりよい支援が継続的に提供されるようになることを願い、作成しました。
「わたしの成長・発達手帳」という名称は、発達障がいの診断がついていない方にも活用していただくこと、また、ご本人やご家族に持っていただくことを意識しています。
持ち歩きやすさを重視し、本体部分のシートについてはA5版にしました。
必要なシートや関係機関等から受け取った資料(診断書、検査結果、個別支援計画など)を市販のA5サイズのファイルに綴ることを想定しています。
以下からダウンロードすることができますので印刷してご活用ください。※配布はしていません。
わたしの成長・発達手帳様式のダウンロード
ご本人の情報をわかりやすくまとめて引き継がれるようにすることで、円滑な支援の引継ぎができるようになります。
過去や現在の診療状況や教育・福祉サービス等の履歴が整理されていることで、診断書や個別支援計画等の作成が円滑に進められます。
外見ではわかりにくい個別性の高い特性(音刺激に弱いなど)を、周りの人にも簡単に変わるようにまとめておくことで、初めてご本人と接する人でも配慮がしやすくなります。
保護者またはご本人にご記入いただく部分が多くありますが、身近な支援者の協力を得ながら一緒に作成する方法もあります。
わたしの成長・発達手帳の活用ガイドライン(PDF:737KB)
この手帳は、保護者あるいはご本人に管理していただくものです。所持することを強制するものではありませんので、必要に応じてご活用ください。
個人情報保護のため、手帳を見ることができる人や機関を記入するページを設けています。手帳に記入する内容は全て個人情報ですので、お取扱いにご注意ください。
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