ホーム > 暮らし・環境 > 人権・男女共同参画 > 人権 > 人権尊重メインページ > 人権について考えましょう > HIV感染者・ハンセン病
ここから本文です。
更新日:2013年9月5日
エイズ、ハンセン病、ウィルス性肝炎、新型インフルエンザなど感染症の人に対する偏見や差別を解消するためには、正しい知識の普及・啓発が必要です。私たち一人ひとりが正しい知識と理解を深め偏見をなくして、感染者や患者が安心して治療を受けながら生活していける社会づくりに努めなければなりません。
エイズウィルス(HIV)に感染したことによって身体の免疫機能を侵される病気をエイズといいます。このウィルスに、日常生活で感染する可能性はほとんどありません。しかし、この病気への誤った認識や無理解から、就職をはじめ日常生活において患者や感染者への偏見や差別がみられます。
近年では、新しい治療薬の開発等によってエイズの発症を遅らせたり、症状を緩和させたりすることも可能になっています。
レッドリボン運動
レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見を持っていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。レッドリボンの意味を知り、エイズに対する正しい知識を持ち、理解を深めましょう。
健康長寿課「長野県のHIV・エイズ(AIDS)対策」
ハンセン病は、らい菌により末梢神経や皮膚が侵される感染症ですが、感染力が弱く現在では外来治療だけで確実に治癒します。
ハンセン病患者に対し、我が国ではかつて施設入所を強制する誤った隔離政策が行われてきた経緯があります。隔離政策終結後も療養所入所者の多くは家族や親族との関係を断たれ、入所者の高齢化もあり、病気が完治しているにもかかわらず、療養所に残らざるを得ず、社会復帰が困難な状況にあります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください