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更新日:2021年3月19日

先輩からのメッセージ(機械 鮎沢 俊輔)

県職員の仕事について一言

 自分らしさを活かしてより良い明日を創る

現在の業務内容

 県立の南信工科短大で機械・生産技術科の講師をしており、製造業への就職を目指す学生に対して授業をしています。

 授業の内容は実習がメインです。実際に製造現場で使用されている機械やソフトを使った実習を担当しています。また、学生の就職指導や卒業研究指導も担当しています。そのほかにも、短大での研究成果を論文として世界に発信しています。業務の傍ら大学院に通い、博士(工学)を取得しました。

鮎沢講師2

県職員を志望した理由

 大学で学んだ専門性を活かしたいと考えたからです。大学では機械工学を専攻し、鉄鋼材料の腐食について研究をしました。県職員の機械部門の仕事では、学んだ機械や材料に関する知識を活かせると考えました。 現在の業務は大学で学んだことに直結しています。さらに新たな知識を蓄えながらそれを発揮することができます。

県外からUターンした理由

地元で家族をつくり暮らしていきたかったからです。私は東京で学生時代を過ごし、民間企業に勤め県外3か所での勤務を経験しました。その中で地元で生活をしていきたいと考えるようになりました。現在は県内出身の妻と結婚し生活しています。両実家とも近くなので、様々な面で支えてもらいながら生活しています。この時代は、リモートワーク等の活用で、理想の暮らしとチャレンジングな仕事が両立できる時代であると考えます。

鮎沢講師3

 

仕事をするうえで大事にしていること

 一歩先を見て課題を解決することです。

 仕事をするということは課題を解決することであると考えています。長野県の製造業の発展のために仕事をしていますが、やはり多くの課題があります。例えば人材不足の解決です。

 南信工科短大の講師としてすべきことはより多くの優秀な技術者を育てることです。そのためにはより多くの人に製造業に魅力を感じてもらう必要があります。現在は、仕事の中でその魅力づくりのために様々な活動をしています。

仕事を通じて成長を実感できたこと

 問題解決の能力が身についたことです。仕事をしていくと未経験の事態に必ず遭遇します。その時には、これまでの経験と周りの人たちの力が頼りです。そうした一つ一つの経験と、周りの人たちとの信頼を築き上げていくことでさらなる問題を解決できるようになります。今後も新たなことにチャレンジし、成長していきたいです。

県職員としてこれからチャレンジしたいこと

 科学技術の魅力を発信していきたいです。現在の高校生以下の方々は興味が多様化していると感じます。一昔前ほど科学技術に魅力を感じにくくなったかもしれません。興味が多様化しているからこそ、様々なきっかけで科学技術に興味を持つようになると考えます。研究成果を世界に発信するとともに、動画の配信等の手法で魅力を発信していきたいです。

受験者へのメッセージ

 県職員は、自身の創造力を活かすことができる魅力的な仕事です。多くのことにチャレンジすることができると思います。

お問い合わせ

人事委員会事務局 

電話番号:026-235-7465

ファックス:026-235-7492

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