県職員の仕事について一言
信州のあらゆる要素をデザインする仕事
現在の業務内容
総合政策課は県の総合計画の策定をはじめ、横断的な政策の集約・調整業務を行っており、私は全国知事会に関する業務を担当しています。例えば、本年度は全国知事会から国に対して新型コロナ対策関連の緊急提言を40回近く行ってきましたが、その都度、本県が抱える課題や要望を提言に反映できるよう、制度や背景を勉強しながら、担当部局の意見を集約・調整し、知事による最終決定までのプロセスに携わってきました。
仕事を通じて成長を実感できたこと
これまでの配属を振り返ると、佐久地域振興局では市町村や地元企業・団体と連携した商工観光対策、財産活用課では県庁舎の有効管理、内閣府では地方分権関連の施策・立法、現在は県の全般的な政策調整と、そのたびに多くのことを学ばせていただきました。
経験が増えるにつれて、新聞・ニュースをはじめとする世の中の情報が段々と業務に紐づくようになり、日常的な視野の広がりや仕事に対する意識の高まりを感じています。
仕事をするうえで大事にしていること
我々職員の仕事は自分だけで進めるものはなく、必ず庁内外とのやり取りを繰り返して組み立てていきます。特に現在は調整役の仕事が多い中で、時には期限がタイトなものや難しいお願いもありますが、こちらの持ち時間を限界まで削ったり、事前に相手方の判断に有益な情報を調べて添付するなど、相手に投げるボールを多少でもブラッシュアップできないか、自分で汗をかける部分はないか考えるようにしています。
職場のワークライフバランスについて
内容と時期によっては業務が多量となることもありますが、一定期間で平準化され、全体としてバランスが取れていると思います。テレワークや休暇取得も呼びかけられているので、私も業務スケジュールを見ながら計画的に休暇を取るよう心掛けています。
また、休日に職員同士でスポーツをしたり、家族のために柔軟な勤務時間の設定をする職員も多くみられ、全体的にワークライフバランスに理解がある職場だと思います。
受験者へのメッセージ
このような社会情勢だからこそ、これまで以上に自治体や企業の違いが見えやすくなっていると思います。厳しい環境だとは思いますが、さまざまな角度・視点で社会を観察し、就職後もその経験を活かしてください。
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