先輩からのメッセージ(電気 篠原 秀樹)
県職員の仕事について一言
未来につなげることができる仕事
現在の業務内容
工業技術総合センターが保有する装置を使って、企業が開発した製品の評価を行い課題解決に一緒に取り組むことで製品開発の技術的な支援を行っています。
現在は主にEMC(電磁両立性)や高周波関係の担当として企業の方と接しています。例えば、電気製品の電磁波ノイズの耐性試験だったり、基板の特性の評価といったことを行っています。

県職員を志望した理由
私は学生のころ将来はものづくりの仕事をしたいと漠然と思っていました。しかし、学生の頃に現在の職場であるセンターに利用する側として来所し、支援する側の仕事もあることを知りました。こういった仕事であれば多くの技術に触れられるだけでなく、作り手側の努力も感じることができ、非常に魅力的な仕事だと感じたため、志望しました。
仕事をするうえで大事にしていること
業務においては様々な業種の企業の方とお話をすることがあります。企業の方が望むことを実施できることがよいのですが、場合によっては実施が困難な時があります。そうした際にできることの中で何が最善か考えるようにしています。
企業の方の要望は様々であり、それらに応えるためには知識や経験も必要になります。そのため日々の業務を通じ経験したことをしっかりと自分の力にできるよう励んでいます。
仕事を通じて成長を実感できたこと
技術的な内容について企業の方の話が理解できたときに成長を実感します。
入ったばかりのころは初めて聞くような内容が多く、理解することが難しく、その都度自分で調べたり、先輩方に聞いたりしていました。
しかし、何度も企業の方に応対することで、こんなことが起きていて、原因はこんなことだろうからこうすればよくなるのでは、といったことが自然と考えられるようになりました。
休日の過ごし方
社会人になってから始めたゴルフをよくしています。仕事では室内にいることがほとんどのため、自然の中で行うゴルフはとてもいい気分転換になります。まだうまくはいかないのですが、気持ちよく球を打てるときがあり、その時はとても爽快な気分になります。現在は狙ったところに打てるように練習中です。
受験者へのメッセージ
就職活動は、自分のことについてよく考えるいい機会でもあります。大変なことは多いですが、一度自分がしたいことや今後について真剣に考えてみてください。ここで真剣に悩んだことは今後の人生でも役に立つと思います。
皆様のご健闘をお祈りしております。
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