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更新日:2021年12月14日

北アルプス地域振興局

大北の疎水(木流川)について 《English》 《简体字中文》

木流川について

木流川(きながしがわ)は、江戸時代後期に農業用水路としてつくられたと伝えられています。

古老によると、明治時代の白馬山麓には広大な国有林があり、その国有林の一部が木流川沿いの集落に払い下げられ、集落の人びとは冬の間にここから薪を伐採し、春を待ってこの薪(春木と呼ばれた)を、松川上流の二股から流して下流へと運んだところから、木流川と呼ばれるようになったそうです。

木流川は農業用水路としての役割だけでなく、流域の農家では水車を回して精米したり、鎌などを洗う生活用水に利用されるなど、地域住民の生活に深く関わる川でした。

現在の木流川は、松川右岸側扇状地の水田80haを潤し、大出にて姫川に流れ込む全長5kmの農業用水路です。

昭和57年から木流川の水路改修が上流からU字溝の形で行われてきましたが、下流の住宅地付近については地域住民の強い要望もあり、平成4年から水環境整備事業として周囲の自然の景観や環境との調和を図りながら、自然の風情が残る形で改修工事が行われました。

同時に、村民の憩いの場となるように木流川に沿って散策路がつくられ、さらにおらほ池、らくだ山、親水広場及び駐車場が整備されています。

木流川は人の手でつくられた川ですが、長い年月とともに、水辺や周辺の水田・林にはいろいろな動植物が生息するようになりました。

アサギマダラ オオバユリ 夏の観察会
 

 

木流川とのかかわり

白馬村では、この散策路を地域の財産として村民の憩いの場、小中学生や保育園児などへの自然教育の場として活用され、また観光客の皆さんにも白馬の自然を味わい、広く親しまれる公園でありたいと考えています。

散策路は、木流川のせせらぎを聞きながら北アルプスを眺め、おらほの森の中では木々の香りや静寂を味わい、小鳥のさえずりを聞くなど、のどかな散策を楽しむことができます。

らくだ山は、二つの小山からなる芝生の山で、白馬の里山風景を堪能できる絶好の場所です。子どもたちは寝転んだりして遊ぶことができます。

親水広場は、芝生の広場を設けて憩いの場とするとともに、広場内を流れる浅い小川で子どもたちが水に触れて安全に遊ぶことができます。また、子どもたちの自然観察の場としても利用されています。

保全活動

水環境整備事業の終了とともに、木流川の保全・維持や自然教育を目的とした「木流川と親しむ会」が平成12年に設立されました。この会では、散策路周辺の清掃、芝刈り、植栽、森の整備などの作業を行い、毎年関係地区の人たちと木流川の清掃と草刈りを行っています。

また、春、夏、秋、冬の観察会の主催、小学校児童の校外学習のガイド、植物調査などを実施しています。

秋の観察会 昆虫観察 保全活動    

 

お問い合わせ

所属課室:長野県北アルプス地域振興局農地整備課

長野県大町市大町1058-2

電話番号:0261-23-6513

ファックス番号:0261-23-6518

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