オミクロン株に対する当面の対策~これまでの対策を踏まえて~
ワクチン接種について
追加接種
- 4月末までに約124万回の接種を目指す。
(4月中に約25万回。4月末までの接種可能対象者に対して、高齢者は9割以上、全体8割以上の接種を目指す。)
- 県接種会場は予約なし接種など利便性向上を図るとともに、2万人規模で運営する。
小児接種
- 4月中旬までに接種を希望する小児に対する接種体制を全市町村で整備する。
検査、療養体制等について
検査
- 診療検査医療機関の更なる増加を図り、抗原定性検査キットでの検査を推進する。
- 保健所に、当面10,000個の抗原定性検査キットを備蓄し、必要な検査を臨機に実施する。
治療薬
- 国に対して在庫上限数の引き上げなど柔軟な対応を要請する。
入院調整
- 一次振り分け診察について、より多くの診療検査医療機関での実施を目指す。
- 転院調整や後方支援医療機関の積極活用など、コロナ病床の効率的な運用を行う。
自宅療養
- 健康観察センターによる健康観察と生活支援物資の提供を継続して実施する。
- 健康観察センタースタッフを状況に応じて増員する一方、健康観察対象者をシステム入力がない者に限定する。
保健所等対応
- 高齢者等ハイリスク者に対する対応に重点化する。
- 濃厚接触者の検査のため、休園が困難な保育所等の職員には、抗原定性検査キットを配付する。
変異株等の検出
- 現行体制に加え、民間検査機関へのゲノム解析の委託を検討する。
- BA.2のスクリーニング検査実施に備える。
施設等における感染防止対策について
高齢者等施設における対策
- 感染予防対策の研修や看護協会と連携した個別指導を実施する。
- レベル5地域にあっては、必要に応じて従事者に対する集中検査を行う。
学校における対策
- 臨時休業ルールを継続・徹底する。
- 基本的な対策に関し、市町村立学校、私立学校、大学・専門学校等への研修を実施する。
保育所等における対策
- ウイルスを施設に持ち込まない、広げない対策の徹底する。
- レベル5地域にあっては、保育士等に対する検査キットを活用した検査を推奨する。
飲食店等事業者に対する対策
- 「信州の安心なお店認証制度」を継続し、認証更新時に対策を改めて点検する。
- 基本的な感染防止対策に関する利用者への呼びかけを依頼する。
- 検温器など感染対策に必要な資器材を配布する。
感染警戒レベルについて
- 医療アラートを感染警戒レベルと別建てにして、新たに医療特別警報を設ける。
- 感染警戒レベルの新規陽性者数の基準を実情に合わせて見直す。
オミクロン株に対する当面の対策(PDF:3,061KB)