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更新日:2019年7月9日

令和元年(2019年)7月19日部局長会議録

時間:午前9時30分~午前10時14分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、太田副知事、小岩副知事、伊藤警察本部長、原山教育長、小林公営企業管理者、竹内危機管理監兼危機管理部長、伊藤企画振興部長、関総務部長、酒井女性活躍推進監兼男女共同参画センター所長、増田県民文化部長、大月健康福祉部長、高田環境部長、熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長、林産業労働部長、中村観光部長、山本農政部長、井出林務部長、長谷川建設部長、塩谷会計管理者兼会計局長、柴田監査委員事務局長、清水人事委員会事務局長、小口労働委員会事務局長、吉沢佐久地域振興局長、鈴木上田地域振興局長、小野沢諏訪地域振興局長、佐藤上伊那地域振興局長、土屋南信州地域振興局長、中坪木曽地域振興局長、小野松本地域振興局長、滝沢北アルプス地域振興局長、林長野地域振興局長、藤澤北信地域振興局長

(太田副知事)

 おはようございます。ただいまから部局長会議を始めます。最初、知事から何かありましたらお願いします。

(阿部知事)

 いいです。

(太田副知事)

 それでは、本日の「おいしい部局長会議」について、藤澤北信地域振興局長からお願いしたいと存じます。なお今回は、これから説明する物品の性質上、会議終了後、皆さんにお渡しします。

(藤澤北信地域振興局長)

 おはようございます。北信地域振興局、藤澤でございます。今日は、志賀高原産サンふじリンゴバーを紹介いたします。後ほど御賞味いただきますが、資料にありますように、このリンゴバーは、志賀高原の清流で育ったサンふじの規格外の物を使ったアイスキャンディーでございます。人工甘味料などは一切使っておりませんので、素材本来の美味しさ、また、リンゴの食感も楽しむことができます。

 販売は、山ノ内町総合開発公社になりますが、加工は熊谷市にある株式会社熊谷青果市場でございます。この熊谷青果市場ですが、30年以上前から、山ノ内町の規格外リンゴなどを受け入れてくださっております。また、山ノ内町も、熊谷市の夏祭りに志賀高原の雪を送るなど、交流を深めております。アイスになって里帰りをしたリンゴバーですが、道の駅「北信州やまのうち」、湯田中駅前の日帰り温泉「楓の湯」で販売をしております。山ノ内町へお越しの際は、是非御賞味ください。以上でございます。

(太田副知事)

 特に感想ございますか。質問ありましたらお願いします。いいですか。

 それでは、報告事項に入ります。初めに、資料1につきまして山本農政部長から説明をお願いします。

(山本農政部長)

 それでは、農政部から県内野生イノシシの豚コレラ感染と対応について報告いたします。

 まず、資料の1、ウイルスの検査状況ですが、本県では現在までに野生イノシシを99頭検査しております。先週まではすべて陰性でしたけれども、7月13日に木曽町の死亡イノシシから初めて感染が確認され、今日までに木曽町で4頭、根羽村で1頭、計5頭の感染が確認されております。

 発見場所につきましては、次のページを御覧いただきたいと思いますけれども、この地図の大きい赤い丸が発見地点であります。周辺に円が描いてありますけれども、これが10キロ圏内を示しております。木曽町で4頭、根羽村で1頭でございます。

 1ページ目に戻っていただきまして、2の防疫対応等の状況ですけれども、こうした状況を受けまして、防疫体制の強化を図るために、まず、1点目としまして、庁内・現地連絡会議等を開催しまして、感染状況や対応方針について、情報共有を図っております。2点目としまして、南信州地域における養豚場の飼養衛生管理基準の遵守の徹底を図るとともに、補助事業によります進入防止柵等の設置の促進を図っております。3点目としまして、県内養豚農家に異常の有無の聞き取り調査を実施しまして、すべて異常がないことを確認しております。4点目としまして、感染が確認された野生イノシシの発見場所から、半径10キロ圏内で捕獲された野生イノシシについて調査を実施しているところであります。5点目としまして、広報によりまして、養豚農家及び関係団体に注意喚起をしているところでございます。

 さらに3番ですが、県内野生イノシシへの経口ワクチンの散布でございますけれども、岐阜県、愛知県で野生イノシシへの感染が多数確認され、本県での感染リスクが高まっていることから、6月3日に知事から国に対して、本県も野生イノシシへの経口ワクチン散布の対象とするよう要望いたしました。以降、国との協議を進め、散布に向けた調整を進めてきました。しかしながら、今回の本県での感染確認を受けまして、一刻も早く散布を行うために、県として一歩踏み込んだ散布事業を設定するということで、前倒しをしまして、緊急的に実施することにしたものでございます。

 散布場所につきましては、木曽地域では木曽町から木祖村のイノシシの調査対象区域内20カ所で、本日実施をいたします。南信州地域につきましては、根羽村から平谷村のイノシシ調査対象区域内20カ所で、来週の月曜日、7月22日に実施いたします。それぞれ400個ずつ、計800個のワクチンを散布する予定です。さらに、8月下旬にエリアを拡大しまして、2回目の散布を予定しております。

 4の今後の対応ですけれども、当面考えられる対応としまして、1点目が県内全域の養豚場における侵入防止柵等の設置の促進。2点目としまして、豚肉及びジビエの風評被害防止に向けた正確な情報の発信。3点目としまして、地域住民や登山者等が山林に立ち入る際の、蔓延防止のための注意を喚起。4点目としまして、今後検査が増えることが予想されていますので、野生イノシシのウイルス検査の体制整備、また2回目のウイルスワクチン散布に向けた体制の整備があると考えております。こうした対応は、養豚農家やJAグループ、猟友会、市町村等の御協力をいただきながら進めてまいりますとともに、林務部をはじめ、関係部局や地域振興局と連携を密にして取り組んでまいりますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。

(太田副知事)

 この件に関しまして、林務部長から御報告があります。

(井出林務部長)

 林務部といたしましては、今、農政部長から話のありました取組に加えまして、野生イノシシの監視体制を強化して取り組んでいきたいと思っております。山に入る機会が多い、鳥獣保護管理員、猟友会の会員の皆様、そして国の中部森林管理局の協力を得て、死亡した野生イノシシの早期発見、そして検査に取り組んでいきたいと考えているところでございます。以上です。

(太田副知事)

 地域振興局、関係する木曽と南信州、何かありましたらお願いします。

(中坪木曽地域振興局)

 天候が心配されておりましたけれども、現在、雨も上がりまして、この後、予定どおり10時30分から経口ワクチンの散布を実施したいと考えております。16時ごろまでには完了できる見込みであります。以上であります。

(太田副知事)

 南信州ありますか。

(土屋南信州地域振興局)

 昨日も広域連合の会議がございまして、私から各市町村長の皆様方に、侵入防止柵の設置や経口ワクチンの散布に対する協力のお願いをし、それぞれスピード感を持って対応していくことが大事だというお話をいただいたところです。今後とも、本庁と連携して取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 他の皆さんから、質問意見等ありましたらお願いいたします。

 知事、お願いいたします。

(阿部知事)

 まず私からは、農政部、林務部、あるいは現地機関の皆さんで、連日、協力して対応をしていただいていることに感謝したいと思います。その上で、改めてではありますけれども、本県内において野生イノシシから豚コレラが見つかったことは、長野県の畜産にとっては、大変危機的な状況だと思いますので、養豚農場への侵入防止に万全を尽くす強い決意で取り組んでもらいたいと思います。

 そういう中で、経口ワクチンの散布も、かなり前倒しでやってもらっていることを大変ありがたいと思っているのですが、今後の対応に関連して2点、ここに書いてあるとおりだと私も思っているのですが、補足的に私からコメントしておきたいと思います。

 1つは、4の(2)の正確な情報の発信です。豚コレラの蔓延防止については、先ほど林務部長からも話がありましたように、養豚農家や畜産関係者の皆さんの理解と協力だけではなくて、多くの皆さんが的確な認識を持ってもらうことが大変重要ではないかと思っています。幅広く正確な情報発信に努めてもらいたいと思います。もう一点は、関係者の皆さん、あるいは畜産農家の皆さんとの信頼関係、協力関係は不可欠だと思っていますので、我々が取り組んでいることとか、考えていることについても、できるだけ前広に情報共有、問題意識の共有してもらう必要があるのではないかなと思っています。

 例えば、ワクチンの散布についても、我々としては極めて困難な課題を乗り越えて、相当前倒しで取り組んでいると思っていますけれども、取り組む上でのプロセスとか課題とか、よく見えない人からすると、「もっと早くできないの。」みたいな感覚になりがちなので、是非、関係者の皆さんとは、我々がどこに困っているかとか、何が課題になっているのかということも含めて、できるだけ率直に問題意識を共有して、また逆に、関係者の皆さんの問題意識もしっかり共有をさせていただく中で、一緒に進めていける体制が望ましいと思います。そういう観点に立って、(2)の情報発信、情報共有をしていただきたいなということが1点です。

 それからもう一点は、4の(3)の注意喚起ですけれども、これは消石灰の散布も含めて、注意喚起をすると同時に、絶対広げないという意識を、多くの皆さんに共有してもらえるような、具体的な取組を関係機関でしっかりやってもらいたいなと思っています。農政部、林務部、現地機関、連日対応していただいていて、体制自体の強化も今後検討しなければいけない部分もあると思いますけれども、私の立場としては、先ほど申し上げたように、蔓延防止、畜産農家への侵入防止のためには、やれることはすべてやり尽くすぐらいの決意でやらなければいけないと思っているので、今のところ木曽と南信州地域の対応という状況ではありますけれども、その他の地域振興局、あるいは現地機関の皆さんにも、しっかり問題意識を持ってもらうと同時に、農政部、林務部、現地機関で気になることがあれば、できるだけ速やかに共有をしてもらって、しっかり対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)

 そういうことでございますので、農政部、林務部中心に引き続き、この問題につきましては、全庁緊張感を持って臨んでいただきたいと思います。

 それでは次に、資料2につきまして、長谷川建設部長から説明をお願いいたします。

(長谷川建設部長)

 次に、信州地域デザインセンターについて発表したいと思います。6月21日に、信州地域デザインセンター、これは「UDC信州」と呼んでいますけれども、設立についてプレスリリースを行ったところです。UDCはアーバンデザインセンターの略でありまして、公・民・学が連携して、まちづくりを考える新しい形の組織であります。現在、全国に19カ所設立されておりまして、20番目となるUDC信州、県全体を対象エリアとする全国初の広域型UDCとなります。設立は、8月7日を予定しておりますけれども、ここにありますとおり、開所式等、設立の記念シンポジウムを開催する予定としております。

 具体的に、UDC信州は何をするのかですが、まず背景としては、人口減少、少子高齢化の中で、コミュニティーを維持、持続させて、町の魅力を高めていくことが求められているわけですけれども、近年のまちづくりは、非常に専門化、高度化、そして多様化しておりまして、行政だけでできる話ではなくなってきています。様々な立場の方が、協働してまちづくりを進めることが必要不可欠となっております。

 そこで、駅前や中心市街地のにぎわい、あるいは空き家、空き地、それから空き店舗など、町の課題に対して、公・民・学が連携して、広域的・専門的な多様な視点から、市町村や地域と一緒になってまちづくりを考えてサポートしてくれるのが、UDCになります。

 構成団体はここにありますように、長野県、それからUR都市機構、それから『KURA』を発行しているまちなみカントリープレス、それから東京大学と、信州大学、5団体でありまして、それぞれの団体が人材や情報を持ち寄ってサポートすることを考えております。センター長には東京大学の出口教授に就任していただきまして、オフィスは中央通りに構える予定であります。

 是非皆様にお願いしたいのは、まちづくりは建設部だけで解決できる問題ではないので、観光や産業、文化、エネルギー、福祉など、様々な分野の視点や知見を集めて解決策を考えていく必要があるので、これから先、個々のまちづくりの課題によって変わってきますけれども、案件によっては、各部局の皆様方に御協力をお願いすることもありますので、その際には是非ともよろしくお願いをしたいということであります。以上です。

(太田副知事)

 質問意見ありましたらお願いいたします。よろしいですか。

 知事お願いいたします。

(阿部知事)

 UDC信州は、やっとできて嬉しいなというのが私の感覚で、長谷川部長を始め、頑張ってここまで持ってきてもらってありがとうございます。

 いよいよ8月7日開所になっているので、いろいろな関係者の皆さんと連携をしながら、多くの人たちを引きつけられるまちづくりに、市町村の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。

 これからスタートですけれども、もっともっと宣伝していったほうがいいのではないかなと。市町村の皆さんで、まちづくりに関心を持っている人たちは知っているけれども、もっともっと広げて広報していかないといけない感もあると思いますので、その辺はしっかり取り組んでもらいたいと思います。

 是非UDC信州の取組が、後から振り返って「長野県の魅力づくりの大きな第一歩になったな。」と、多くの人に感じてもらえるように取り組んでいきたいと思いますので、是非、建設を中心に、このまちづくりの観点について、長谷川部長からも話があったように、建設部だけの取組では、なかなかうまくいかない部分もありますので、是非すべての部局に参加意識を持って一緒になって取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

(太田副知事)

 それでは、次にその他に入ります。その他、項目が多いのですけれども、質問、意見等は最後にまとめて取りますのでお願いします。

 最初に、伊藤企画振興部長から説明をお願いいたします。

(伊藤企画振興部長)

 お手元にチラシを配付していますけれども、松本空港発着の季節便の運航が、「いよいよ始まりました」と「始まります」がありますが、1つ目は、札幌の丘珠空港へのものです。これは既に7月12日から運航していますけれども、去年は8月の24日間でしたけれども、今年は9月24日まで、75日間ということで大幅拡大しております。定期便の新千歳と合せまして、この期間、札幌へ毎日2往復飛んでいますので、お願いしたいと思います。

 それからもう一つ、大阪便は昨年と同じ8月の1カ月間であります。新千歳、福岡定期便がありますので、この夏は4便になるのですけれども、是非、御家族合わせて夏休みの御旅行ですとか、出張ですとか、どんどん御利用いただきたいと思います。また、皆さんお知り合いの方に是非、周知もしていただきたいと思います。以上です。

(太田副知事)

 次に、田中コンプライアンス・行政経営課長からお願いします。

(田中コンプライアンス・行政経営課長)

 コンプライアンス・行政経営課長の田中でございます。私からは、「地域に飛び出せ!社会貢献職員応援制度」について報告いたします。

 この制度につきましては、昨年9月にスタートしておりますが、職員がもっと積極的に地域での活動に参加できるように、営利企業等従事許可の基準を明確にしたものでございまして、その活動から得た知見あるいはネットワークを県政にも生かす、「学ぶ県組織への転換につなげる」、これが狙いでございます。

 現在、16名の方が登録をしており、例えば、福祉のイベントでバルーンアートを披露したり、地元で開催するお祭りでの踊りの指導や、安全登山の講師など、それぞれの特技や知識を生かしながら社会活動を始めているところでございます。

 幾つかの具体的な活動につながってきており、本日、2つの活動例を紹介させていただき、是非、多くの皆さんの新たな活動につながるように、改めてお願いするものでございます。

 1つは、北アルプス地域振興局農政課の中田さんの例です。実は今日、中田さんにも発表してもらおうと思ったのですが、10連休を取っておりますので私のほうで紹介をいたします。

 中田さんは、この制度を活用されて、地元の中学校のソフトテニス部の外部コーチとして、平日2日~3日ほどですが、夕方に時差勤務を活用しまして、技術指導を行っておられます。活動のきっかけは、結果がなかなか出ない子どもたちのために、何か役に立てないかと学校に相談したところ、実は、技術指導ができる先生もいらっしゃらなかったこともありまして、学校から依頼を受けたものでございます。報酬は1回当たり数百円だそうです。中田さんは、地元の子どもたちに、今、技術面を教えていますが、マナー面でもレベルアップをしてほしいというように、大変やりがいを感じておられるということでございます。

 もう一つの活動例として、音楽のラップの活動を通じて、長野県の魅力を発信しているグループを結成した「WRN」というのですが、その職員、本人達に来てもらっていますので、本人達にその活動を発表してもらいたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

(WRN 宮嶋)

 こんにちは。長野県の魅力を音楽を通じて発信しているWRNと申します。我々から、活動の報告をさせていただきます。初めに、私は林務部鳥獣対策・ジビエ振興室の宮嶋と申します。また、この場に本制度の認定を受けている他のメンバーも同席しております。

 お話しさせていただく内容は、我々の組織の概要と楽曲の紹介、それと今後の取組についての3つです。

 初めに、グループ名のWRNとは、「長野県を誇りと思っている」という意味を込めて、「We Respect Nagano」の略語でございます。これまでの活動の経過ですが、2015年に、当時飯田合同庁舎に勤務していた我々4名で活動を開始しました。農業・林業・環境の専門職と栄養士という、それぞれ専門分野を持つ4名でございます。長野県の魅力を発信したいという共通の目的と、各自がヒップホップやDJなど音楽活動をしていたことから、各自、農業や林業や環境などの長野県の良さをPRするラップを作成し、YouTubeで配信したのが活動のスタートです。

 また、現在ではインスタグラムなどSNSで情報発信を注力して行っており、またアパレルの制作も行っています。制作しているアパレルの一例ですが、このように長野県の新しいお土産というコンセプトでデザインをしており、御覧のデザインは、米のはぜかけやブドウなどの農産物、山の風景など、長野県らしさをミックスしたデザインとなっており、Tシャツやスエットにプリントをしております。

 それでは、幾つか我々の楽曲をまとめた映像を御覧いただきたいと思います。各自の専門の分野に持っている部分をPRしているものでございます。会場でも歌わせていただきます。

【映像配信】

 ありがとうございました。引き続き映像は流しながら説明しますが、このような楽曲を作成しイベント出演など、御覧のとおり歌を披露し魅力発信を行っているところです。ここでメンバーから、この制度を活用して得られたことを一言ずつ言っていただきます。

(WRN 井出)

 DJ IORIこと、教育委員会保健厚生課の井出と申します。活動を通じて、普段関わることのない、いろいろな人と関わりを持つことができて、仕事では関わることのない人とつながりを持つことができていて、とても活動が仕事の励みになっています。

(WRN 服田)

 WRNでMCを担当させていただいております林務部森林づくり推進課の服田と申します。私はとても緊張しやすい性格で、人前で話をすることがとても苦手でした。ただ、WRNで地域に飛び出して、大勢の方の前でこういったラップを披露させていただく機会が増えまして、少しずつ緊張に対して免疫が付き、また日々の業務でも発表などをさせていただく場で、こういった経験が役に立っていると感じております。

(WRN 三村)

 MC参こと、環境部環境エネルギー課の三村裕太と申します。実際、地域のイベントにWRNとして参加をさせていただいて、その運営や地域の方々とお話しをする中で、日々の自分の中での固定概念というか、凝り固まった考えが、何となくほぐれているのかなと感じております。これが自分たちなりの学びと自治の実践なのかなと個人的にも感じているところです。

 それから、人前に定期的に出て歌うことをさせていただいていまして、正直メタボが進んでいる時だったのですけれども、健康にも気を遣うようになって、人前に立つというところで体型維持にも気を遣っていて、健康増進にもつながっているのかなとも感じております。

(鳥獣対策・ジビエ振興室 宮嶋技師)

 このようにメンバー全員が、この制度を活用することで多くのことを学べているということです。その他、次のスライドに移りますが、2020年の2月には、プロスノーボード大会と音楽フェスを融合したイベントを企画しておりまして、音楽活動以外に地域活性化にも取り組んでいるところです。準備段階ですが、新聞にも掲載をさせていただきました。

 最後に、直近の出演情報ですが、信州山のフェスタに出演させていただきますので、興味ある方、是非、御来場いただきたいと思います。

 また、この他各部局で、我々が出演できるイベントがございましたら、どんどん声をかけていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。以上、WRNより御報告でした。ありがとうございました。

(田中コンプライアンス・行政経営課長)

 ありがとうございました。

 今、彼らに活動を発表してもらいましたけれども、これを見ていただいている職員の皆さんにも、ここまで変わったことはできないと思いますけれども、何かスキルというか特技を持っていらっしゃって、何か地域に貢献できそうな活動がありましたら、是非この制度を活用していただきたいと思います。また、社会貢献活動を手伝うことができるNPO法人の情報もございますので、是非、当課まで御相談いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。私からは以上でございます。

(太田副知事)

 先ほど、質問意見は最後にまとめてと申しましたけれども、この場合特例でWRNに関して、何か質問意見がある方は是非、お願いいたします。感想でも質問でも何でも結構ですのでお願いいたします。

それぞれ、あまり仕事に直接関係ないとは言いながら、所属があるので所属の部長さん方は是非、感想お願いいたします。

(井出林務部長)

 林務部長の井出です。お手元に、信州山の日フェスタのリーフレットがあると思います。めくっていただきますと、メインステージで、真ん中の白黒写真の4人、サングラスをかけて映っていると思いますが、これが彼らでございます。ステージは30分足らずの時間ですけれど、当日は、よろしくお願いいたします。

(WRN)

 ありがとうございます。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 あとは教育委員会。

(原山教育長)

 高校生たちも、学校だけの学びではなくて、社会に飛び出していろいろなことをやっていて、豊かな学びにつながってきていると思っています。そういう意味では、我々職員も一緒なんだなと思います。頑張ってください。

(太田副知事)

 あとは農政部。

(山本農政部長)

 このグループを結成する前から、皆さんラップとかやっていたのですか。

(WRN 宮嶋)

 各自、趣味程度でやっておりまして、個人個人でやっていました。

(山本農政部長)

 そうですか。頑張ってください。

(太田副知事)

 どうぞ。

(高田環境部長)

 以前からこういう活動をしているという話はお聞きしていたのですが、仕事も頑張ってやっていただいていますので、いいエネルギーになると期待しております。今回、駒ヶ根で開催する信州山の日フェスタに参加されますが、同日に環境フェアをやっておりまして、来年は、こちらに出演をお願いできればと思います。

(WRN)

 ありがとうございます。

(太田副知事)

 他にどなたかいかがですか。

 知事いかがですか。

(阿部知事)

 最高ですよね。これから出演依頼が殺到するのではないかと思いますけれども、私が今読んでいる本は、『サイロエフェクト』という本で、サイロは日本流に言えば、たこつぼ社会がどうしてできてしまうかという話で、いろいろな要因があるけれども、同じような人たちばかりが集まると、そこだけでたこつぼ化してしまうと。皆さんのWRNは、我々、行政が日頃やっていることとは違う分野の皆さんとつながって、そういう感覚を県行政の中にもどんどん入れていってもらいたいなと思うので、是非、長野県庁内のサイロ破壊とか、長野県という組織全体も世の中から見ると巨大なたこつぼで、巨大なサイロになっているので、是非ラップの力で破壊していってもらうとありがたいなと思います。よろしくお願いします。あと、LDHと共演してもらう企画を誰かがしてくれるといいなと思いますので、またよろしくお願いします。

(WRN)

 ありがとうございます。

(太田副知事)

 ありがとうございました。

 それでは次に、増田県民文化部長から。

(増田県民文化部長)

 私から音楽つながりで1点、「コバケンとその仲間たち音楽祭」について御紹介をさせていただきます。

 ここに、長野県芸術監督団事業と書いてありますけれども、この、長野県芸術監督団、平成28年度以降、小林研一郎さん、それから串田和美さん、津村卓さん、過日、逝去されました本江邦夫さんの4名の芸術監督団によって、それぞれ大変どう目すべき活動をいただいております。

 小林研一郎さんですけれども、音楽分野で平成28年には茅野市、それから29~30年と飯山市でコンサートを開催してきていただいておりました。次のページにありますように6月の5日、6日から須坂市に入って、出前授業などをやっていただいています。

 8月2日、3日、4日とコンサートが行われます。2日3日は、レクチャーコンサートと題して、フリーアナウンサーでオペラソムリエの浅岡さん、それから小林芸術監督によりまして解説付きのコンサートが行われます。それから、8月4日はオーケストラコンサートですけれども、メセナ市民交響楽団やメセナ少年少女合唱団など、地域の皆さんとの共演によりまして、障がいをお持ちの方々も御招待して、ここで演ぜられるものであります。須坂市のメセナホールでの開催です。まだ、若干席の余裕もあると聞いております。是非、足をお運びいただいて、御鑑賞のほど、あるいはお知り合いの方をお誘い、御紹介いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)

 次に、高田環境部長から2件続けて。

(高田環境部長)

 環境部から2点お願いします。初めに、7月25日に持続可能な水道経営の確立に向けたシンポジウムを県の企業局と県の水道協議会と共催で開催いたします。

 改正水道法が10月1日から施行されることを受けまして、水道事業を経営する市町村等が、互いに連携しながら持続可能な事業経営にどう取り組んでいくか、機運を高めるために開催するものでございます。内容は、総務省や厚労省、そして東洋大学の石井教授の基調講演やパネルディスカッション等となっております。

 市町村の首長さんをはじめといたしまして、水道事業の担当者、民間事業者などに参加のお声がけをしているところでございますけれども、直接水道事業に関わっていない方でも、関心のある方につきましては、是非、御参加をいただければと考えているところでございます。よろしくお願いいたします。

 2点目でございますけれども、今月の27、28の2日間ですが、長野市のビッグハットで19回目となります「体験と学びの環境博 信州環境フェア2019」が開催されます。今年は、信州環境カレッジ講座のSDGsカリキュラムコースの一環といたしまして、吉本興業の河本さんと、JICAの職員によるSDGsトークショーや、SDGs漫才、クイズを行う他、『ざんねんないきもの事典』の著者である丸山さんのトークショー、それから県環境保全研究所によるサイエンスカフェなど実施する予定でございます。

 また、上越市立水族博物館の「うみがたり」の御協力によりまして、出張水族館も予定しているところでございます。夏休みの期間中でもございますので、子どもさんから大人まで、楽しみながら環境について学び、体験していただければと思っております。皆様の御来場よろしくお願いいたします。以上でございます。

(太田副知事)

 次に、産業労働部長からお願いします。

(林産業労働部長)

 産業労働部からは、技術専門校・工科短期大学校の夏期休業中の閉庁のお知らせをいたしました。働き方改革を推進するため、比較的小規模な職場でも休暇を取りやすい職場づくりを進めたいと、産業労働部として率先して実施するものでございます。

 対象校は御覧の8校でございますが、8月13日から16日までの4日間を閉庁とすることで、前後の土日と合せて9日間を閉庁といたします。

(太田副知事)

 次に、井出林務部長から2件。

(井出林務部長)

 画面の他にお手元にリーフレットもございますけれども、まず、信州山の日でございます。今年で6年目となりますけれども、7月28日に駒ヶ根高原でフェスタを開催いたします。高原のコンサートで、先ほどのWRNの皆さんの他に、ヨーデル歌手の北川桜さん、それから全国山の日のアンバサダーをしていただいております、「歌って登れるシンガーソング・ハイカー」の加賀谷はつみさんといった皆さんのコンサート。それからポールウオーキングや木工体験などで、皆さんに楽しんでいただければと思っております。お手元のリーフレットを御覧いただきまして、足を運んでいただければありがたいなと思っております。

 もう一点は、「次世代森林産業展2019」でございます。こちら、一昨年、長野市で国際ウッドフェア2017を開催したのですが、後継イベントになります国際的な展示会でございます。ビッグハットと若里市民文化ホールで、8月1日、2日、3日の3日間開催をいたします。

 森林事業に関する最新の機械などの展示の他、セミナー、講演会、シンポジウムなども開催いたします。県といたしましては、特別協力団体ということで、オーストリア大使館の商務部とともにイベントをサポートしております。本県でのこういった国際展示会の開催は、これまでのオーストリアとの技術交流の成果と位置付けられるものでございます。

 お手元のリーフレットを御覧いただきまして、足を運んでいただければありがたいと思います。以上です。

(太田副知事)

 今までの一連の報告、説明につきまして、質問意見等ありましたらお願いいたします。

 よろしいですか。それでは、最後に知事お願いいたします。

(阿部知事)

 昨日、ワーケーションのスタートアップフォーラムを東京でやってきました。和歌山県と連携して、ワーケーション自治体協議会をつくっていきましょうという取組です。さっき社会貢献活動職員応援制度の話もありましたけれども、働き方改革がいわれている中で、単に勤務時間を減らすだけではなくて、いろいろな形の働き方を実現して、より楽しみながら働ける、生きがいを感じながら働ける社会を是非つくっていかなければいけないと思っています。

 その一つが、長野県はワーケーションという言い方ではなくて、信州リゾートテレワークと言っておりますけれども、産業労働部を中心に、観光部をはじめ関係部局連携して、是非、和歌山県がワーケーションを最初に言い出して取り組んでいますけれども、和歌山県に負けないように、あるいは他の地域の船頭役を果たせるように取り組んでいきたいと思いますので、是非、御協力をお願いしたいということと同時に、テレワーク・デイズが来週から始まるので、昨年に引き続いて長野県もテレワーク・デイズ参加団体になっていますから、10日間の連続休暇もありますし、積極的にテレワークの活用を図ってもらいたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)

 それでは、本日の部長会議を終了いたします。ありがとうございました。

 

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