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更新日:2019年7月9日

令和元年(2019年)5月24日部局長会議録

時間:午前9時31分~午前10時09分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、太田副知事、小岩副知事、伊藤警察本部長、原山教育長、小林公営企業管理者、竹内危機管理監兼危機管理部長、伊藤企画振興部長、玉井人事課長、増田県民文化部長、大月健康福祉部長、高田環境部長、熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長、林産業労働部長、中村観光部長、山本農政部長、井出林務部長、長谷川建設部長、塩谷会計管理者兼会計局長、柴田監査委員事務局長、小口労働委員会事務局長、吉沢佐久地域振興局長、鈴木上田地域振興局長、小野沢諏訪地域振興局長、佐藤上伊那地域振興局長、土屋南信州地域振興局長、中坪木曽地域振興局長、小野松本地域振興局長、滝沢北アルプス地域振興局長、林長野地域振興局長、藤澤北信地域振興局長、轟教育次長

(太田副知事)

 おはようございます。本日の部局長会議を始めます。

 最初に「おいしい部局長会議」です。

(山本農政部長)

 「おいしい部局長会議」については今年度もお願いしたいということで、農政部が事務局を務めさせていただきます。本庁と地域振興局の皆様に是非、御協力いただきまして、地域で話題の優れた農産物や加工品、特産物などを発信していきたいと思っておりますので、部局長会議の皆様にも是非PRをしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(林産業労働部長)

 それでは、召し上がりながら聞いていただければと思っておりますが、本日は令和に改元されて初めての「おいしい部局長会議」ということもございます。令和が日本古来の歌集『万葉集』に由来することもありまして、これを契機に、地域の風土に根ざして受け継がれてきた伝統食の良さを再認識していただければと思っております。

 そこで、本日は長野県が全国の生産量の95%を占めております凍り豆腐、地域によっては、こうや豆腐やしみ豆腐と呼ばれておりますが、そのレシピ2品を紹介いたします。1品目の季節の含め煮でございますが、こちらは凍り豆腐と旬の野菜、長野県産のアスパラに戸隠のニンジンを加えておりますが、かつお節と昆布のだしでふっくらと柔らかく仕上げました。「信州AECプロジェクト」を推進する立場から、本日は塩分を30パーセントカットした一口大の凍り豆腐を用いております。もう一品でございますが、長野県の伝統食を現代版にアレンジした炒りとうふになります。粉状にした凍り豆腐に水を加えて電子レンジで加熱するだけで出来上がります。育児や介護に忙しい御家庭でも手軽に栄養価の高い凍り豆腐が楽しめると思います。

 凍り豆腐のセールスポイントは何と言っても健康効果です。諏訪中央病院の鎌田名誉院長は、レジスタントタンパクを多く含み、栄養バランスに優れた凍り豆腐の評価の高さを全国各地で講演されております。また、コレステロールの低下、それから糖尿病の予防・改善効果といった栄養学面からの研究成果も報告されておりますが、特にスポーツ医学の分野でもインターバル速歩、早歩きのトレーニングの後に摂取することで慢性炎症を抑制できる効果があるなどの研究成果も報告されているところであります。

 今後は、長野県の風土に根ざした郷土食として「おいしい信州ふーど」の枠組みでPRするとともに、「信州AECプロジェクト」に参画する凍り豆腐を部局間連携により積極的に情報発信していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 私、一昨日、この凍り豆腐の協会の総会に出て話を聞きました。その前に記者会見をやって、去年は血糖値を下げる効果があると発表して、今年は褥瘡(じょくそう)、床ずれの予防があるということで健康に良いということです。長野県は95パーセント以上の生産をしていますけれども、消費額で見ると一人当たりは全国で5位だそうです。もっともっと食べてということでございます。よろしくお願いいたします。

 冒頭、知事からお話があります。

(阿部知事)

 おはようございます。昨日、「全国都市緑化祭」を開催させてもらいまして、非常に天気にも恵まれ、眞子内親王殿下にも御臨席を賜って非常に良い式典を開くことができたと思っています。長谷川部長をはじめ関係の職員、そして各部局にも大変御協力いただきましてありがとうございました。まだ「信州花フェスタ」は6月16日まで続いていますが、おかげさまで46万人のお客様に既にお越しいただいていますので、一人でも多くの皆さんに花フェスタの会場に足を運んでいただきたいと思っていますし、引き続き閉幕まで関係部局の皆様にも御協力いただいて是非、良い形で締めくくっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。それと同時に、街の緑を増やす取組をしっかり未来に向けて考えていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。私からは以上です。 

(太田副知事)

 それでは今日は報告事項が中心でございます。最初に資料1「園児の交通事故を受けた緊急交通安全対策」につきまして増田県民文化部長お願いいたします。

(増田県民文化部長)

 私、交通安全運動推進本部の事務局長を務めさせていただいておりますので、長野県交通安全運動推進本部の取組として、園児の交通事故を受けた緊急交通安全対策について、こういう方向で行くということを報告させていただきたいと思います。

 資料1でございますけれども、皆様もご存知のように去る8日ですが、滋賀県の大津市の交差点で保育園児、保育士の列に車が突っ込んで16人が死傷する大変痛ましい事故が発生いたしました。こうしたことを踏まえまして、子どもたちを交通事故から守る、そして交通の安全性を高めていくことを目的に、長野県交通安全運動推進本部として保育園、幼稚園など関係機関とも連携しながら、協力して緊急的な対策を実施することといたしました。県警そして部局、関係機関で取り組んでございますが、私から全体を説明させていただきます。

 資料1の安全確認・点検でございますけれども、まず緊急的な安全確認・点検を行います。保育所、幼稚園等においては既に取り組まれているところもあろうかと思いますけれども、改めて県警が県内全ての保育園、幼稚園およそ870施設ございますけれども、訪問して散歩ルートの安全確認、それから安全指導を行います。6月中に集中的に実施する予定であります。このことによりまして、保育園、幼稚園などにおける必要に応じた散歩ルートの見直しや、安全性の徹底に対しての支援を行うとともに、歩行者の立場で日頃、危険性を感じている場所、あるいは交通マナーについての把握も行うということでございます。

 矢印にございますように、場所といたしましては安全確保重点箇所として把握をして、安全性の向上のために何らかの取組が必要なのではないかというところを必要に応じて県警や道路管理者など、関係者が集まって合同点検を行う。ハード面、場合によってはソフト面もあろうかと思いますが、安全性の向上策について検討する。それから、もう一つは地域の交通マナーの改善のために、歩行者の立場で感じておられる改善を要する交通マナーについての把握を行う。加えて、日頃から県警や地域の関係者が感じている、把握している改善すべきマナーについての再確認を行う。併せて、マナーとは外れるかもしれませんけれども、地域特有の特に気を付けなければならない点、私がおりました木曽では「進行方向右側の店舗に入るための国道上の追突が多いので注意するように」と、よく言われておりましたけれども、場合によってはそういうことも併せて再確認をすることも重要と考えております。そうした地域の交通マナーの改善点の確認も行う。また(2)にございますように、過去5年間に子どもが事故当事者になった交差点については、県警、道路管理者において6月7月の間に点検を実施することになっております。

 この点検結果を関係機関、関係者が地域において共有をして、交通安全対策に反映させていくものであります。資料左側に交通安全運動の強化としてございますけれども、この安全確保重点箇所それから、交通マナーの改善に着目した主にソフトの取組を進めてまいります。特にこの7月22日からは夏の「交通安全やまびこ運動」が始まりますので、この期間において重点的に実施したいと考えております。また中央の四角、右側の四角にも書いてございますが、安全確保重点箇所のうち、ハード面の整備が必要なものにつきましては道路管理者に要請をして、県といたしましても緊急性の高いものから整備していきます。これは右側です。それから真ん中に書いてありますように、必要に応じて運転者と歩行者に注意喚起を行うための表示もしていくということで、総合的に保育園等の歩行路の緊急的な点検を起点にして、園児と歩行者の安全確保、それから交通事故の防止に向けた取組を関係機関が連携して進めていくものでございます。緊急的な取組で、文字通り急な御対応をお願いする点もあるわけでございますけれども、それぞれの関係部局また交通安全地方部、地方部の振興局長におかれましては、よろしく御協力をお願いいたします。私のほうからは以上です。 

(太田副知事)

 関係する部局長で警察本部長。

(伊藤警察本部長)

 県警察といたしましては、県民文化部長からもお話がございましたけれども、県内に約870カ所、保育所、幼稚園等があると伺っておりますけれども、その散歩ルートにつきまして警察署の交通課員あるいは交番勤務員等が中心となりまして、確認、実地調査をいたします。その結果、安全確保重点箇所という話がありましたけれども、事故防止対策が必要と認められる箇所が含まれているルートにつきまして、7月から今度は道路管理者あるいは保育所等々と連携して合同点検を行い、具体的な対策について協議、検討してまいりたいと考えております。併せまして、例えば横断歩行者妨害等の交通指導取締、あるいは、お散歩に同行しながらの交通安全教室などの交通指導取締や交通安全教育を実施してまいりたいと考えております。

 それから、この2の(2)に関連したことですけれども、過去5年間に子どもが交通事故の当事者となった交差点につきまして、6月から7月の間で警察、道路管理者合同で点検をいたしまして諸対策を推進してまいりたいと考えております。以上でございます。

(太田副知事)

 ありがとうございました。

(長谷川建設部長)

 建設部です。道路管理者としても子どもたちの安全確保のため、警察さん、保育園等と連携しながら合同点検と安全対策に全力で取り組みたいと思っております。具体的には、御説明ありましたけれども、保育園等で散歩ルートの見直しや安全管理の徹底をやっていただくことになるわけです。それでもなお避けがたい不安な箇所は多分出てくると思いますので、安全確保のために、重点箇所として少しでも事故の軽減につながるように車止めポールや、あるいはガードレールの設置を検討していくことになると考えております。以上です。

(太田副知事)

 その他の方から何かございますか。

 知事お願いいたします。

(阿部知事)

 本部長として1点確認するけれども、状況の全体像はいつの時点でどこで取りまとめるのですか。

(増田県民文化部長)

 安全確認・点検のところは、本部長からもお話がありましたように警察が現場で行って、警察を通じて私どもの交通安全対策、消費生活課に情報を頂いて、それをグリップし、それで各地方部に返す。全体の進捗状況は、それぞれ建設部がやること、警察がやること、当然、進捗管理があると思いますけれども、私どもで把握してまいりたいと思っております。

(阿部知事)

 何となく分かるんだけれども、例えば安全確保重点箇所の抽出は6月中に警察が中心に、個々の保育所、幼稚園に訪問してもらうわけですよね。それは2つやり方があって、現場の地方部が建設事務所とか各道路管理者と連携して、現場完結型でやっていこうとしているのか。それとも本部が県庁全体の情報を集約して、必要な資源配分、予算も含めて進めていくのか。この紙を見るだけだと、どういうイメージなのかがよく分からないのですが、現場で極力やらせるのですか。それとも一度、重点箇所が出てきたら、またわれわれに共有して進めるということですか。どういう進め方をするのかという話なのですが。

(増田県民文化部長)

 そこら辺も警察ともしっかり詰めなければいけないところはあるのですが、私が今考えているところでは、先ほど、県民文化部で全体を掌握すると言いましたけれども、地方部に速やかに情報を提供して、場合によってはダイレクトに地方に行ったほうが早いと思っているくらいなのですが、地方部で、市町村道もございますので情報を共有しながら、基本的には地方部でしっかり取り組むのが大事かなと思っています。特にソフト面はそうだと思っています。ただ、その上で建設ももちろんそうですし、全体の安全管理の啓発で資源の再配分が必要なことも出てきましょうから、そこは全体を見ていくことも必要だと思っています。

(阿部知事)

 早急にまとめてもらったことは大変ありがたいなと思っているんだけれども、関係者の感覚が合っていないと、みんな人ごとみたいになっても困るので、一番は本部長からもお話しいただきましたけれども、警察がまず保育所、幼稚園全部を訪問してもらうということですよね。

(増田県民文化部長)

 そうです。

(阿部知事)

 そこが一番起点として重要で、それは警察だけで行くのですか。

(伊藤警察本部長)

 最初は警察ですね。

(阿部知事)

 警察で行って、ちょっと心配な箇所があれば合同点検をするということですか。

(伊藤警察本部長)

 そうです。

(阿部知事)

 ハードの話はそういう形で是非やってもらって、警察官の皆さんには大変御尽力いただかなければいけないのですがよろしくお願いします。

 保育所側とか幼稚園側へのアプローチはソフトの方で、今回の事故は保育園側には問題はないけれども、改めて先ほど本部長が発言したように交通安全意識の徹底とか、あるいはいつも散歩されていて心配に思っていることは、道路構造のような交通安全上の問題ももちろんあると思うけれども、例えば散歩の仕方とか、連れて行く場所とか、いろいろな課題がある気がするのだけれども、そういうところも全部警察が聞き取ってもらうということなのか、それとも保育所、幼稚園を所管している部局がアプローチを別途並行してやるのか、そこら辺はどういう感覚ですか。

(増田県民文化部長)

 私、保育所、幼稚園を監督している部局でもあるものですから、そちらは保育所幼稚園に対して、「こういった取組をやりますので、こういうことで御対応お願いします」という話をまずは通知申し上げて、その上で意見を聞き取ったり、まとめたりするのが警察が現場にいらっしゃるのでそれが合理的なのか、あるいは私どもも一緒に何かの形で関与したらいいのかは詰めて行いたいと思っています。

(阿部知事)

 この間も車に乗っていてお散歩されている保育園の子どもたちを見たけれども、あのときは4人くらいの保育士さんが10人くらいか、もう少しいたか。横断歩道を渡るのをみんなでひもで手をつないで歩いていたけれども、結構、保育士さんたちも神経を使っていらっしゃると思います。実際に保育士さんたちがどんな思いでいるのかというのを、単に施設整備の話だけではなくて、保育園なり幼稚園の活動全体としてどう考えていらっしゃるのかとか、懸念とか問題意識はどんなものがあるのかは、交通安全施設整備だけではなくて、もう少し広く伺っていくのはこの機会では必要な気がします。全部しっ皆でそれをやる必要は必ずしもないと思うんだけれども、もうちょっと現場の声とか思いを聞かないと、「事故が起きました」と、上から降ってきたようにやりましょうという話になってはいけないと思うので、この緊急交通安全対策をやってもらうことは非常に良いことだという前提で、是非、きめ細かく考えてもらえるとありがたいなと思いますのでよろしくお願いします。

(増田県民文化部長)

 幼稚園、保育園を所管する立場としても承知いたしました。

(太田副知事)

 それでは次に資料2につきまして健康福祉部長お願いいたします。

(大月健康福祉部長)

 資料2をご覧ください。アサヒ飲料株式会社と「『信州ACE(エース)プロジェクト』の普及啓発に係る覚書の締結について」でございます。昨日、知事とアサヒ飲料株式会社岸上社長様と覚書を締結いたしました。健康づくりに特化した覚書としては、飲料メーカーとしては初めての締結となります。覚書締結に至る経過でありますが、アサヒ飲料株式会社はカルピス、三ツ矢サイダーなどを主要ブランドに持っており、アサヒ飲料健康チャレンジ活動を展開しています。自治体と連携して地域の健康課題の解決に向けた取組をしておりまして、長野県の「信州ACEプロジェクト」の取組に賛同いただき、今回覚書の締結となりました。

 今回のこの締結による取組の主な内容ですが、2点ございます。

 1点は子育て世代をターゲットにした普及啓発、もう1点は減塩に向けた普及啓発になりますが、子育て世代をターゲットにした普及啓発は、健康づくりに関心の低い子育て世代の方に親子で健康づくりに取り組んでいただきたいということでございます。健康づくりは子どものころから取り組む必要があり、親の協力が必要です。一方で、子育て世代は仕事、子育てに忙しく、健康無関心層が多く、健康課題が多いという課題がございます。そこで、今回、親子で読めるハンドブックを『ACEでねらえ!しあわせ健康長寿』を作成いたしました。親子で読んでいただきながら一緒に健康づくりに取り組んでほしいというもので、イラストは長野県出身のタレント「もう中学生」さんに依頼し、2万部作成となっております。お手元に配布してあると思います。県のイベントやアサヒ飲料の販売促進活動で配布するほか、子育て世代が多く利用する図書館、保育園、幼稚園、歯科医院、子どもカフェなどへの配布を予定しております。また、ハンドブックのイラストを活用して「信州ACEプロジェクト」啓発用の新聞広告、動画作成をしてYouTube等での配信、県庁内の4Kテレビなど、様々な場所で放映してまいります。

 減塩に向けた普及啓発でございますが、これはアサヒ飲料が自社の製品、主にカルピスとなりますが、減塩など健康に配慮したACEメニューを考案し、イベントや地元テレビ番組、スーパーなどの店頭で紹介、具体的な減塩方法を提案していく予定であります。県庁食堂でもメニューを提案させていただきます。

 長野県は健康長寿県となっておりますが、実は塩分摂取、男性は全国で3番目に多い県であります。そして、女性は全国で1番多いと。ここの部分は今年度、市町村とも重点取組を行いますが、塩分摂取を減らしていくことが、この健康長寿日本一の長野県をこれからも維持していくことで戦略的に考えております。

 本日、イラストを用いた動画を用意いたしました。1分40秒のナレーション入りのバージョンと50秒の音楽のみのバージョンがありますが、本日はナレーション入りの動画を御覧いただきます。お願いします。

(動画)

(大月健康福祉部長)

 ありがとうございました。今回の覚書締結を契機に「信州ACEプロジェクト」を一層推進してまいりますので、各部局の御協力をどうかよろしくお願いいたします。それから、地域振興局長には元気づくり支援金、地域振興推進費を活用しての健康づくりの取組をいただいておりまして感謝申し上げます。以上でございます。

(太田副知事)

 質問、意見等ありましたら自由にお願いいたします。

(阿部知事)

 今の動画と冊子はどこでどうやって使うのですか。

(大月健康福祉部長)

 冊子については2万部印刷しまして図書館、幼稚園、保育園、それから歯科医院、子どもカフェ等、子どもと保護者が一緒にいる場所を中心的に配布いたします。あとは、スーパーマーケット等の店頭で減塩食メニューの提供と一緒に配布させていただきます。動画については、YouTubeに載せる予定にしておりますが、庁内4K等も活用しいろいろな場面で活用してまいります。

(阿部知事)

 せっかくだから各部のイベントなどに使わないのですか。

(大月健康福祉部長)

 すみません。そういう発想はちょっと落ちていましたが、地域振興局も含めて提供いたします。

(阿部知事)

 会議とかやる前に流せばいいと思うんだけど。各部で使っていいんですか。

(大月健康福祉部長)

 それは大丈夫です。

(阿部知事)

 何か考えてもらったほうがいいような気がします。

(大月健康福祉部長)

 活用できる方法を至急検討しまして使っていただけるようにいたします。

(阿部知事)

 よろしくお願いします。

(太田副知事)

 今の話、ACEそのものの普及活動が必要なので各部もお願いいたします。

(大月健康福祉部長)

 部、県庁だけではなくて、市町村も含めていろいろな場で使っていただける配慮をいたします。

(阿部知事)

 お願いします。

(太田副知事)

 続きましてその他に入ります。最初に佐藤上伊那地域振興局長からお願いします。

(佐藤上伊那地域振興局長)

 それでは上伊那からお願いいたします。伊那谷の昆虫食文化を将来に残していくことを目的に、地域振興推進費を活用いたしまして、おいしい昆虫シンポジウムの開催、高校生によるザザムシ漁体験を行った他、皆さまのお手元にお配りいたしました『信州伊那谷のおいしい昆虫』という冊子を作成いたしました。伊那谷における昆虫食は、自然界にあるものを無理なく採集をして、おいしく食べる工夫をし、自然を壊すことなく長く食べ続けられるよう、守り続けるというとても豊かな食文化であることが紹介されております。太田副知事には巻頭言をお願いしておりますので、是非、お目通しをいただければと思います。以上でございます。

(太田副知事)

 質問、意見等はその他まとめて行いたいと思いますのでお願いいたします。次に大月健康福祉部長からお願いします。

(大月健康福祉部長)

 健康福祉部から「パラスポーツフェスタin松本」のチラシをお配りしてございます。来年2020東京パラリンピック、そして2027年には全国障がい者スポーツ大会が長野県での開催が予定されております。長野県は昨年6月、日本財団パラリンピックサポートセンターとスポーツを通じた共生社会の創造に向けた連携・協力に関する協定を全国都道府県で初めて唯一締結しており、パラスポーツの普及を通じた共生世界づくりのプロジェクトを現在、共同実施しております。今回のパラスポーツフェスタも共同実施になりますが、6月2日日曜日、松本市総合体育館において開催し、パラスポーツを気軽に体験できるイベントとなっております。

 また、このイベントは今年度、県が実施します77市町村において誰もが楽しめるパラスポーツを体験していただく信州パラスポキャラバンのキックオフイベントともなります。内容としては、車いすバスケットボール、ボッチャ等のパラリンピック種目と、フライングディスク、スポーツウエルネス吹矢等、8種類のスポーツの体験コーナーを設け、ゲストの皆さんのトークショー、デモンストレーション競技などお楽しみいただけます。知事には午後零時10分からセレモニーに御出席いただき、日本財団パラリンピックサポートセンターの協力を頂いたスポーツを通じた共生社会創造プロジェクトのキャッチフレーズ、ロゴマークの発表を行わせていただきます。ゲストMCとして「こてつ」のお二人、ゲストとしてはタレントの松山三四六さん、長野県出身でリオ五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリストの箱山愛香さん、馬島誠さんに御出席いただきます。職員の皆様には是非、ご家族とともに御参加をいただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。

(太田副知事)

 山本農政部長お願いします。

(山本農政部長)

 それでは農政部からお願いします。お手元に「国際フラワーフォーラム2019」のチラシを差し上げてございます。このフォーラムは長野県産花きの魅力を業界の関係者が連携をして発信しまして、花のある暮らしを一層広め、需要の拡大を図ることを目的として開催するものでございます。第1部の「信州花の祭典」につきましては、6月14~15日に信州花フェスタ会場のやまびこドームにおきまして、志穂美悦子さんの講演をはじめ若者をターゲットとしました高校生花いけバトル、フラワーファッションショーなど消費拡大に焦点を当てたイベントを開催いたします。第2部の「信州花の競演」につきましては、7月11~12日に野菜花き試験場におきまして、国内外の関係者向けとしまして、リシアンサス(日本名:トルコギキョウ)の最新品種や注目の品種181品種の公開展示をいたします。フォーラムは、花を楽しむイベントが盛りだくさんとなっておりますので、是非、足をお運びいただければと思います。以上でございます。

(太田副知事)

 次に井出林務部長お願いします。

(井出林務部長)

 林務部からは「ふるさとの森づくり県民の集い」第70回長野県植樹祭を木曽町の御岳ロープウエー及び隣接の黒沢御岳国有林で開催いたします。木曽地域では、民有林と国有林が連携した森林づくりを進めていますとともに、下流域の中京圏との交流の取組が盛んに展開されております。この日、約1,200人の参加者を予定しておりまして、県内外から木曽を訪れていただきますので、植樹と併せて観光や食などの地域の魅力もPRしていきたいと思っております。この日使います苗木の一部として、本日、午後2時30分から長野トヨペット株式会社様から「ふれあいグリーンキャンペーン」として苗木の寄贈を受けることを予定しております。また、2ページ目の右側中ほどを御覧いただきたいと思うのですけれども、天皇陛下の御即位を記念した植樹を行います。この際に使います苗木なのですが、3年前の全国植樹祭の時に上皇陛下がお手播きをされたものが3年たちまして苗木として育ちましたので、これを記念植樹をするものでございます。各部局の皆様も事前のお申込みは不要でございますので参加いただければと思っております。以上です。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 今までの報告事項で質問、意見等ありましたらお願いいたします。

(阿部知事)

 井出さん、資料4で付いている説明文の下に「中京圏の…」と書いてある部分ですが、「森林が93%を占め、民国の比率が4対6」。これは、民有林、国有林のことだと思うんだけど、普通に民国の比率という言い方はするんですか。

(井出林務部長)

 はい。国有林とそれ以外の民有林、市町村有林や県有林を含めてなのですが、それを民国の比率と言うそうで、それが木曽の場合は国有林の比率が高いことが特徴であると。

(阿部知事)

 それは分かっているんだけど、言い方の問題で。一般の人向けでもそういう言い方でいいのかという感じなんだけど。

(井出林務部長)

 分かりました。一般の人も分かりやすい形にさせていただきます。

(阿部知事)

 民国だと国の名前のような…。

(太田副知事)

 国有林以外は全部民有林なので、県有林も民有林と言うんですよね。

(井出林務部長)

 そうです。この業界の用語の使い方だと思うのですが。

(阿部知事)

 そうだよね。一般のパンフレットには丁寧に表現したほうが良いような気がしたので。間違えではないんだろうけど。

(井出林務)

 確かめて対応します。

(太田副知事)

 上伊那の出してくれた『信州のおいしい昆虫』、今日配りましたが、ほとんど在庫がないそうです。1,000部作って、各図書館や学校に配ったらほとんどないそうなので、皆さんの強い要望があれば増刷してもいいそうです。印税は一銭もありません。

 他にございますか。どうぞ。

(熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長)

 別の情報ですが、信州花フェスタ2019の会場で、過日、NHKの教育テレビの『Eダンスアカデミー』の収録を行いまして、今日の午後6時55分から30分間教育テレビで『Eダンスアカデミー』の中で花フェスが紹介されますので是非、御覧ください。

(太田副知事)

 併せまして、過日、国営アルプスあずみの公園の大町松川会場でNHKの『趣味の園芸』の収録を行いまして、花フェスの会場が26日の日曜日に放映されますので申し添えます。

 他にございますか。知事ありますか。

(阿部知事)

 特にいいです。

(太田副知事)

 それでは、冒頭知事から発言がございましたように、6月16日まで信州花フェスタが開催されていますので、是非もう一度行っていただければと思います。よろしくお願いいたします。以上をもちまして本日の部局長会議を終了いたします。

 

 

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