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更新日:2020年1月17日

平成31年(2019年)4月2日部局長会議録

時間:午前9時30分~午前10時33分

場所:県庁特別会議室

出席者

阿部知事、太田副知事、小岩副知事、伊藤警察本部長、原山教育長、小林公営企業管理者、竹内危機管理監兼危機管理部長、伊藤企画振興部長、関総務部長、酒井女性活躍推進監兼男女共同参画センター所長、増田県民文化部長、大月健康福祉部長、高田環境部長、熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長、林産業労働部長、中村観光部長、山本農政部長、井出林務部長、長谷川建設部長、塩谷会計管理者兼会計局長、柴田監査委員事務局長、清水人事委員会事務局長、小口労働委員会事務局長、吉沢佐久地域振興局長、鈴木上田地域振興局長、小野沢諏訪地域振興局長、佐藤上伊那地域振興局長、土屋南信州地域振興局長、中坪木曽地域振興局長、小野松本地域振興局長、滝沢北アルプス地域振興局長、林長野地域振興局長、藤澤北信地域振興局長、轟教育次長、三輪教育次長、小山議会事務局長、坂口先端技術担当部長、竹村交通担当部長、高橋こども・若者担当部長、福田雇用・就業支援担当部長 

 

(太田副知事)

 おはようございます。ただ今から新年度最初の部局長会議を始めます。

 本日は、通常のメンバーに加えまして、教育次長、議会事務局長、それから新たに担当部長に就任された方々にも御出席いただいております。始めに、今回の人事異動で新しく本会のメンバーになられた方、ポストが代わられた方から、一言添えた上での自己紹介をお願いしたいと存じます。代わった方のみでございます。最初に小岩副知事。

(小岩副知事)

 昨日、4月1日付けをもちまして副知事拝命いたしました小岩でございます。また気持ちも新たに取り組ませていただきますのでよろしくお願いします。また、併せてCDO最高デジタル責任者という仕事にも就かせていただきました。先端技術の活用についても取り組ませていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 それでは新しい地域振興局長さんからお願いします。最初に、佐久地域振興局長の吉沢さんお願いします。

(吉沢佐久地域振興局長)

 おはようございます。佐久地域振興局の吉沢です。昨年度までは節目節目の部局長会議のみ出席しておりましたが、本年度からは、ここ健康長寿の佐久の地から、毎回レギュラーメンバーとして出席させていただきます。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 次に鈴木上田地域振興局長。

(鈴木上田地域振興局長)

 上田地域振興局の鈴木でございます。上田は平成16年以来2回目の勤務となります。当時と状況は大きく変わっていると思いますけれども、現場に出向いて、地域の皆さんの思いをしっかり受け止めて上田地域の発展のために努力していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 小野沢諏訪地域振興局長。

(小野沢諏訪地域振興局長)

 諏訪地域振興局の小野沢でございます。よろしくお願いいたします。私は、諏訪勤務は2度目でございますが、実は初任地が諏訪でございまして、それ以来32年ぶりの勤務となります。初心に立ち返って、職員の皆さんと一緒に考え、悩み、一歩でも前へ諏訪地域の振興に進めてまいりたいと思っております。どうぞ一年間よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 中坪木曽地域振興局長。

(中坪木曽地域振興局長)

 木曽地域振興局の中坪です。今朝はウグイスの声で気持ちよく目が覚めました。木曽の自然や文化をしっかりPR、営業していきたいと思います。一年間どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 滝沢北アルプス地域振興局長。

(滝沢北アルプス地域振興局長)

 おはようございます。北アルプスの滝沢でございます。学生時代以来の1人暮らしをしております。北アルプス地域の勤務は初めてですので、できるだけ多くのところへ出向いて多くの人と会って、地域を知ることから始めたいと思っております。よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 林長野地域振興局長。

(林長野地域振興局長)

 おはようございます。長野地域振興局の林でございます。市町村の皆さんあるいは地域の皆さんと、より身近な立場でこれから仕事をさせていただきますことを大変うれしく思っております。地域の発展のために努力してまいりますので、皆さんの御支援どうぞよろしくお願い申し上げます。

(太田副知事)

 失礼しました。佐藤上伊那地域振興局長を飛ばしてしまいました。すみません、お願いいたします。

(佐藤上伊那地域振興局長)

 おはようございます。上伊那の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。上伊那地域は今回初めてでございます。上伊那広域連合も今年度新たにリニア推進課から地域振興課に名前を変えてリニア時代を見据えた地域づくりに取り組まれるようですので、地域の皆様方と一緒に取り組んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 次に、竹内危機管理監兼危機管理部長。

(竹内危機管理監兼危機管理部長)

 危機管理監兼危機管理部長の竹内善彦でございます。県民の皆様の安心・安全のため、24時間、毎日緊張感を持って対応してまいりたいと考えております。それにあたっては、市町村、警察、消防、自衛隊などの皆様としっかりと連携してまいりたいと考えています。また、消防防災ヘリコプターの事故に関しましては、引き続き御遺族の皆様としっかりと寄り添いながら対応していくとともに、併せて消防防災航空体制の確保に努めてまいりたいと考えております。各部局、各地域振興局の皆様の御協力をお願いいたします。

(太田副知事)

 伊藤企画振興部長。

(伊藤企画振興部長)

 おはようございます。企画振興部長の伊藤です。よろしくお願いします。昨年1年は別の場面で大変皆さんにお世話になりました。今年度は2年目となります「しあわせ信州創造プラン2.0」の推進に向けて、また改めて皆さんの御協力を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

酒井女性活躍推進監兼男女共同参画センター所長。

(酒井女性活躍推進監兼男女共同参画センター所長)

 女性活躍推進監兼男女共同参画センター所長の酒井裕子でございます。女性活躍の推進は全ての分野に関わることでございますので、ここにいらっしゃる皆さんの御知恵をお借りしたり、また連携させていただきたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 増田県民文化部長。

(増田県民文化部長)

 県民文化部長を拝命したしました増田です。よろしくお願いいたします。前任地の地域におきましても、県のいろいろな施策やいろいろな取組が重なり合って、あるいは連携して、それがそれぞれの成果、取組にいろいろな多様な方が参加し、というのが欠かせないというのを痛感しております。県民文化部、それを体現しているといいますか、端的に表しているかなと思っております。そんな側面もありまして、皆様には大変お世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

(太田副知事)

 熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長。

(熊谷信州ブランド推進監兼産業労働部営業局長)

 熊谷でございます。なにぶん新たな職と組織でございます。県民の、また県全体の営業力、ブランド力の強化に向けて全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。特に営業本部に当たりましては、各部局また地域振興局の皆さんの御協力が不可欠でございます。是非とも御協力賜りますとともに、各部局の皆さんの御関係の業界の皆様、県内外にあろうかと思いますけれども、どうぞおつなぎいただけますようお導きお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 林産業労働部長。

(林産業労働部長)

 林でございます。産業労働部、今、生産性向上それから働き方改革等を念頭に取り組み始めておりますけれども、長野県産業の未来に向けた取組をしっかりアシストしていくのが私たちの務めだと思っております。430名を超える我々スタッフがおりますので、みんなの力を引き出しながらしっかりとサポートしていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 中村観光部長。

(中村観光部長)

 おはようございます。観光部長を拝命いたしました中村でございます。インバウンドを含めて、一人でも多くのお客様に信州に足を運んでいただけるよう取り組みたいと思います。皆様の御協力をお願いいたします。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 井出林務部長。

(井出林務部長)

 林務部長の井出英治です。今年度から林業行政の大きな転換となる制度がスタートいたします。国から市町村と県に交付されます森林環境譲与税を財源として、これまで経営や管理が行われてこなかった森林を、市町村あるいは林業経営者が管理をするものでございます。広域的な体制の整備などにも取り組んでまいりたいと思っております。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 柴田監査委員事務局長。

(柴田監査委員事務局長)

 監査委員事務局長の柴田でございます。田口代表監査委員をはじめとして監査委員の皆さんに適正で厳格な監査を実施していただけるように、事務局職員一体となりましてしっかりお支えしてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 小山議会事務局長。

(小山議会事務局長)

 議会事務局長の小山でございます。節目の部局長会議のみの出席となります。円滑な議会運営に努めてまいります。皆さんの御協力をよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 坂口先端技術担当部長。

(坂口先端技術担当部長)

 先端技術担当部長の坂口でございます。先端技術が県民生活や行政サービス、幅広く社会実装が進むように取り組んでまいりたいと思います。御協力をお願いいたします。

(太田副知事)

 竹村交通担当部長。

(竹村交通担当部長)

 交通担当部長の竹村です。よろしくお願いいたします。生活や観光にとって欠かせない重要なツールである交通機関につきまして、関係する地域の皆さんあるいは事業者の皆さんの話をよくお聞きしながら、暮らしを支える、そして地域を元気にする観点から、諸課題に取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 高橋こども・若者担当部長。

(高橋こども・若者担当部長)

 こども・若者担当部長を拝命しました高橋功でございます。よろしくお願いいたします。こども・若者施策の総合調整あるいは少子化対策を担っていくということで、気を引き締めて担当していこうと思っております。本日、4月2日に部局長会議が開催されたということで1点御紹介したいと思いますが、本日4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーになっております。日本だけではなく全世界でブルーアップのイベントが開催されます。自閉症のシンボルカラーがブルーということで、長野県内でも善光寺や高島城でのブルーアップが行われます。また、本日から一週間は発達障がい啓発週間で、発達障がい者の支援に関わっている方々が、多様なイベントあるいは講演会等を開いています。県庁のロビーでも啓発コーナーをつくって、応援メッセージを書いていただけるコーナーもありますので、御関心ある方は是非、御覧いただき応援メッセージを寄せていただければと思います。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 福田雇用・就業支援担当部長。

(福田雇用・就業支援担当部長)

 雇用・就業支援担当部長を命じられました福田雄一でございます。産業振興に関わる部局はもとより、男女共同参画、多文化共生など本当に幅広い部局との連携が必要だということを実感しております。是非、皆様に御協力を頂きまして前に進めてまいりたいと思いますので、どうぞ御協力よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 それでは知事からお言葉をお願いします。

(阿部知事)

 新任の皆さんには力強い決意表明をしていただきまして大変ありがとうございます。引き続いて同じポストで職務を担ってもらう部局長の皆さん共々、力を合わせて県政を前進させてもらいたいと思います。私も皆さんには大変お世話になりますし、また皆さんの困ったこともできるだけしっかり応援していきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

 昨日の年度初めの式で、仕事の仕来りの見直し、一点に絞ってお話をさせてもらいました。もう少し話すべきことがあるので、少し冒頭時間をもらって部局長の皆さんにお願いをしたいと思います。まず、地域振興局長の皆さんには、先ほどの挨拶の中でも現場に出てというお話もありました。私の思いは再三申し述べてきておりますけれども、地域振興局長は私の分身だと思っていますので、是非、多くの県民の皆さん、多くの団体の皆さんと積極的に交流をしてもらって、いろいろな意見や声、思い、そうしたものをしっかりと受け止めてもらいたいと思います。

 もちろん、県としてこんなことをやっています、こういうことを考えていますということを伝えていただくことも重要だと思いますが、県組織、県に限らず行政組織全般どうしても縦割りになりがちです。局長の皆さんには、私の分身だと申しているのは、縦割りではなくて、どんな悩みでもどんな課題でも是非、一緒になって対応してもらいたい、県民の皆さんの思いを聞いてもらいたいという考えでありますので、是非そこは共有してもらえればありがたいなと思います。我々両副知事も含めて、しっかり皆さんをサポートしていきますので、どうかよろしくお願いいたします。

 それから県組織全体については、昨年の年度初めの式で私が申し上げたことをもう一回同じことを繰り返させていただきたいと思います。大きく3つです。1つは仕事の継続性、連続性、これを是非意識してもらいたいなと思っています。もちろん年度が変ったり、担当が代わったりすれば、新しい気持ちで仕事に邁進してもらうことは重要だと思っています。ただ、私がいろいろなところで県民の皆さんとお話しをしてよく言われるのが、「せっかくここまでやってきたのに担当者の方が代わっちゃって、どうもやり方が変わっちゃったんだよね」とか、「せっかくいい人間関係をつくってきたのに、また最初からやり直しになっちゃう」という声があります。もちろん県として人事異動をやっているので、ある意味やむを得ない部分もあると思いますが、私たちは組織で仕事をやっているわけですから、特に新しいポストに就かれた人は、これまでどんなことが行われてきたのか、県民の皆さんとか関係の皆さんとどういう関係性の下でどういうやり取りをしてきているのかは、是非しっかり踏まえて対応をしていってもらいたいと思います。私は、前例踏襲は排除したほうがいいと思っています。だけど、今申し上げていることは前例踏襲ではなくて、課題だとか問題だとか方向性だとか、そういうものは是非しっかり引き継いでもらって、その上で前例にとらわれずに仕事を進めてもらいたいと思っています。これは、過去からの受け止めでありますが、もう一つ私、未来への引渡しも同じだろうと思っています。県民の方から見れば、担当者が代わろうが部長が代わろうが、あるいは知事が代わろうが、県の仕事をやりに来ていることに変わりがないわけでありますので、そういう意味で、どうしてもわれわれ年度単位の発想とか、県民の皆さんの目線と比べると極めて短い視点で物事を考えがちじゃないかなと思っています。是非、短期的に集中的に取り組む施策ももちろんいろいろありますけれども、同時に昔からの課題をしっかり引き継いで、そして一年だけで結果が出せない、成果が出ないものもたくさんありますので、そうしたものはこの一年間でどこまで進めて次の人たちにどうやってバトンタッチするかまでしっかり考えて、この視点を長期間にわたって持って取り組んでもらいたいなと思っています。そういう意味で、1点目は仕事の継続性を是非、意識してもらいたいということです。

 2つ目は、当然でありますけれども、「しあわせ信州創造プラン2.0」をしっかり念頭に置いて仕事を進めてもらいたいということであります。特に、私からはその中でも2つ強調しておきたいと思いますけれども、1つは8つの重点目標をしっかり念頭に置いて取り組んでくださいということであります。いろいろな目標をいっぱい立てすぎてもよく分からないなということで、今回の「しあわせ信州創造プラン2.0」は、8つに重点目標を絞っています。労働生産性を向上させようと。一人当たりの可処分所得を増大させようと。人口の社会減を減らしていこう。観光消費額をしっかりと伸ばしていこう。合計特殊出生率を着実に引き上げていこう。就業率を増大させよう。健康寿命を延ばそう。自然エネルギーの自給率を高めていこう。この8つを掲げているわけです。この8つは、確かに主体的に一番関わりの深い部局もありますけれども、だけど、各部局の協力なしにはできないものばかりだと思っています。観光消費額なんかは観光部の仕事だという感覚にともすればなりがちな目標ではありますけれども、でも私たちは観光地域づくりで、各部局あるいは地域振興局も含めて観光に力を入れてくださいと言っているわけでありまして、この8つの目標は全ての部局が力を合わせなければ決して達成できないものばかりだと思っています。是非この8つの目標は、改めて各部局長の皆さんしっかり念頭に置いていただいて、日頃いろいろ仕事をしていく上で、この目標達成にどうすればつながるのかについては、是非しっかり考えてもらいたいと思います。

 それから、総合計画に関連してのもう一つですけれども、「学びと自治」を私たちの総合計画は高らかにうたっています。「学びと自治」は長野県のDNAだと思っています。1つは政策を考える上で、それぞれの部局でいろいろな政策を考えて進めていく上で、実はこの学び、県民の皆さんの学びの場をつくっていく観点も重要だと思いますし、また自治ですよね。国から言われていることを唯々諾々と市町村とか関係団体に伝えるのではなくて、長野県においては本当にそのとおりでいいのか、プラスアルファするものがないのか、こうしたこともしっかり考えると同時に県民起点はまさに自治の基本だと思っています。そういう意味では、「学びと自治」をしっかり意識して政策を進めてもらいたいと思いますし、もう一つはわれわれの組織、あるいは職員一人一人においても是非この「学びと自治」、意識をしてもらいたいと思っています。学びの県組織、しっかりつくっていかなければいけません。そして、「責任・協力・挑戦」を私たちの行動指針として定めていますけれども、この「責任・協力・挑戦」を実行していく上では、一人一人の職員が、あるいはそれぞれの組織が自治力、自立心、こうしたものをしっかり持って取り組んでいくことが重要だと思いますので、是非、政策推進に当たっても組織運営に当たっても、「学びと自治」については強く意識をしていただいて、総合計画の推進に邁進してもらいたいと思っています。

 それから大きな3点目でありますけれども、データやエビデンスをしっかりと意識をした政策形成であったり、意志決定をしてもらいたいと思います。世の中はどんどん変わっています。何となく今までの感覚で政策をつくったり、あるいは意志決定をしたりするのは極めて危険なことだと思っていますし、的確な判断をするためには、しっかりとした事実関係あるいはデータ、こうしたものを踏まえて取り組んでいくことが極めて重要だと思っています。今、統計室が毎月いろいろなデータをまとめて皆さんとも共有してもらっていると思いますけれども、各部局が進めていく施策を考えていく上で必要なデータとか重要なデータとか、そういうものもあるわけでありますので、是非、各部局長においては、このデータファクト、エビデンス、しっかりと認識をして仕事を進めていってもらいたいと思います。

 この仕事の継続性、総合計画、しっかり取り組んでもらいたいと。それからデータを意識してほしいと。昨年も年度初めの式で同じことをお話をさせていただいてます。だいぶ意識をしていただけるようになっていると思っていますけれども、さらに徹底をしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 それから仕来りの話については昨日時間をかけてお話ししたので、繰り返して細々としたことは申し上げませんけれども、それぞれの立場で、これは現場の職員から私まで含めて、いろいろときどきクエッションマークが生じるような仕事の仕方、あるいは人と人との関係性の在り方、あるんじゃないかなと思っています。そうしたものについては積極的に見直す年にしていきたいと思っていますので、是非、皆さんには協力を頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 以上が私から年度初めに当たってのお願いであります。力を合わせて進んで行きたいと思いますので、どうか御協力をよろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)

 それでは、報告事項に入ります。本日、報告事項3点ございます。

 最初に、報告事項1につきまして田中コンプライアンス行政経営課長から説明を願います。

(田中コンプライアンス行政経営課長)

 後ろから失礼いたします。コンプライアンス・行政経営課からお願いをいたします。まず資料の1を御覧願います。平成31年度におけます行政経営方針に基づく主な施策について説明をさせていただきます。

 まず資料の一枚目でございますが、後ほど説明いたします「主な取組」、これを進めていく基本として全庁を挙げて進めていくものを記載しております。仕事の仕来りの見直しとルールの明確化であります。下の図にありますように、私たち職員に求められる3つの能力、「共感力・政策力・発信力」、そして行政経営理念に定めました「責任・協力・挑戦」、この3つの行動指針、これを一番のベースとして業務を遂行し政策形成を行っていくところでございます。そうした能力、行動力をこれまで以上に発揮して、例えば少子高齢化への対応ですとか、AI、RPAのさらなる活用といった社会の情勢にしっかりと対応できる環境を整えていく必要があるかと思っております。

 このため今年度の重点的な取組としまして、ここに何度も出てきておりますが、仕事の仕来りと書いてありますけれども、今まで当たり前でそれで通用してきた仕事のやり方、あるいはルールが明確になっていたほうがより効率になる、そういったものを見直す。例えば、ここには書いてございませんけれども少し丁寧に説明いたしますと、この4月に多い、年度当初の各部所で行われている会議そのものの必要性ですとか、あるいは会議を行う趣旨として本当なら何らかの事項について話合いを通じて決める会議なのにあらかじめそのことを伝えていない、あるいは当日も伝えていないということで、しっかりとした意見も出てこない。そんな日常業務での課題もあれば、あるいは政策づくりの過程で、先ほど知事からも話があったように、バックデータがなかったり、あるいは外部との協働する視点が欠けていたり、共通のルールがないためにバラバラになっている現象があると考えております。このため、まずこの4月から5月にかけまして、行政経営推進会議などのいろいろな場面、これをうまく活用しまして、昔ながらのやり方が非効率になっていないか等など自由に意見交換を重ねまして、全庁的に必要なルールを明確にした上でそれぞれの所属でも必要なものは見直していく、そういった取組からスタートして行きたいと考えております。是非、自分たちのためになる職場改善だという共有意識の中で一緒に取り組んでいただけますようにお願いをいたします。

 続きまして2ページと3ページでございます。ここでは、ポイントとしまして本年度新たに取り組むもの、それからこれまでの取組を拡充したものについてお話しをさせていただきます。資料としましてはすっきりとした資料を目指していたので、具体的な部分につきましては口頭で補わせていただきたいと思います。

 まず2ページ目の1、県民起点のしごと改革での新規事業といたしまして、新たに政策対話事業を実施いたします。これは昨年度まで実施しておりました県民協働による事業改善から変えまして、それぞれの部局において県民の皆様との対話を通じて、より現場重視な政策形成に反映していく仕組みでございます。

 次にその下の3、しごと改革での拡充策といたしまして、今年度、先ほどもお話がありましたが、公文書管理の見直しに着手をいたしまして電子化を前提とした文書管理、文書整理を進めてまいります。また、その下にありますRPA、AIを活用したスマート県庁につきましては、昨年度、RPAにつきましては、電気、ガス、水道料金の集計作業などの3事業に活用し、時間短縮につなげましたけれども、今年度はRPAの活用を30事業に展開するなど、さらなる活用、効率化を進めてまいります。

 次の3ページを御覧ください。1の職員の育成につきましては、拡充として職員の主体的なキャリア開発としましては、職員が自分の能力を活かして将来を描く、いわゆるキャリアデザインの制度構築に向けまして、研修の充実や能力開発の支援を展開してまいります。また、その下にあります管理監督職員のマネジメント力の向上としての研修の充実や、誰もが働きやすく活躍できる職場づくりとしまして、障がい者の方が活躍でき、ワーク・ライフ・バランス、あるいはフリーアドレスといった場所にとらわれない柔軟な働き方を積極的に推進してまいります。

 また、3の持続可能な財政運営につきましては、本年度、行政・財政改革実行本部を設置いたしまして、持続可能な行政経営体制と財政構造を構築する改革を進めていくこととしております。こうした行政経営方針に基づく主な取組を各所属におかれまして徹底して進めていただくことで、「しあわせ信州創造プラン2.0」に掲げます学ぶ県組織の実現につながっていくものと考えております。

 最後に4ページを御覧いただきたいと思います。4ページでございますが、あえて本県の行政経営理念を付けさせていただきました。是非、この行政経営理念が職員一人ひとりの行動の指針であり、また県組織として共有して目指すべき唯一の羅針盤でございますので、例えば4月に設定する業績評価の目標設定など、常に意識した取組をしていただきますよう改めてお願いをする次第であります。私のほうから説明は以上です。

(太田副知事)

 何か補足ありますか。

(関総務部長)

 今、説明があったとおりなんですが、特に今年度、行政経営方針を徹底する年にしたいと思っておりますので、仕事の仕来りの見直しもルールの明確化もそのための一つのステップだと考えております。是非、御協力をお願いします。

(太田副知事)

 質問、意見等ありましたら自由にお願いいたします。

 何かございますでしょうか。

(阿部知事)

 関部長から言ってもらった徹底することが今年のテーマだと思っています。「責任・協力・挑戦」、さっきも使わせてもらいましたけれども、是非、部局長の皆さんにはことあるごとに「責任・協力・挑戦」「責任・協力・挑戦」と使ってもらいたいなと思いますし、また同時に自分たちがやっている仕事が、責任ある仕事になっているのか、協力し合っているのか、挑戦しているのかを、職員の皆さんが常に考えてもらえる環境をつくってもらいたいなと思っています。是非、行政経営理念の徹底、そして仕事の仕来りの見直し、すごく大がかりなことを考えなくても全然いいと思っているので、日頃の仕事の仕方をちょっとずつ変えてもらう、みんながちょっとずつ変えれば相当変わるなと思っています。

 昨日の新採職員の辞令交付も、あれは人事課が変えてくれたんですか。まず、私は高い段に乗って辞令交付していたので、それは上から目線だから対等にしようと言って平場にしてもらったら、ついでにテーブルもなくなったので。辞令を受け取る新採の職員の人たちも若干戸惑ったところもあるかもしれないけれど、間に挟まるものがないので、私もある意味、無防備で立っている感じはしましたけれども、原山さんとか管理者もそうだったと思いますけれども、何だか間合いがね。テーブルがあるとみんな同じ間の取り方なんだけど、人によってはすごく接近してくるし人によっては私がすごく手を伸ばさないと渡せないくらいで、ああいうほうが何か人間的な感じがして私は良かったなと思っているので、型にはまったやり方をずっとやっていると頭が凝り固まってしまって感じることも感じなくなってしまうんだろうと思っています。昨日の辞令交付、いつもと同じ辞令交付ではあるんですけれども、私自身も刺激を受けた感じがありますので、大した話ではないんですけどちょっとずつ変えていくといろいろな刺激を皆さん受けると思うし、また、そこからそれだったらもっとこんなこともできるんじゃないかという発想も出てくると思うので、少しずつの積み上げでもいいので仕事の仕来りの見直しをしていってもらえるとありがたいなと思いますのでよろしくお願いします。

(太田副知事)

 それでは次に報告事項2に移りますが、矢後財政課長の説明でございますが、矢後さんも新任でございますので一言抱負を添えましてから説明をお願いいたします。

(矢後財政課長)

 4月1日付けで財政課長になりました矢後です。財政課の仕事としては、皆さんの業務がしっかりと下支えできるようにサポートすることだと思っておりますので、またいろいろと課題ですとか、今後の方針ですとか、議論する中でしっかりと予算をまとめていきたいと思っております。抱負は以上になります。

 それでは、平成31年度予算執行方針について報告させていただきます。資料2を御覧ください。財務規則第17条の規定に基づきまして、先日、総務部長名で、平成31年度の予算執行方針を通知させていただきました。平成31年度予算は、未来への投資と人口減少社会への対応を強く意識し、「しあわせ信州創造プラン2.0」に位置付けた施策を本格展開するものでございます。そのためにも「しあわせ信州創造プラン2.0」の8つの重点目標とSDGsの達成を意識し、前例踏襲ではなく同プランの政策推進エンジンであります「学びと自治の力」を発揮し、総力を尽くしながら事業を着実に実施していただきたいと考えてございます。今後も厳しい財政状況が続くことが想定されておりますので、各部局及び地域振興局の皆様におかれましても、引き続きの予算の厳正かつ適正な執行に努めていただきますようお願いいたします。報告は以上でございます。

(太田副知事)

 質問、意見等ありましたら。どうぞ。

(関総務部長)

 少し追加をさせていただきますと、非常に世界経済の不透明感が例年になく増しているかなと思っております。そういう意味では経済動向を注視することと、あと今年度は消費税の引上げも予定されております。こうした中で、31年度の当初予算につきましては、国の防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策を活用いたしまして、特に建設事業については2月の補正予算そして当初予算と大幅な額を計上させていただいております。こういった建設事業の執行に当たりましては、特に経済動向を注視しながら円滑に進めていただくことが必要と思いますので、特に公共関連部局を中心に県の発注についても取扱いについてしっかりとした対応をお願いしたいと思います。以上であります。

(太田副知事)

 他にございますか。どうぞ。

(会計局)

 すみません。各論で申し訳ないのですけれども、会計局からこの場を借りましてお願いをしたいと思います。本文の3ページのところに、発表した画面を動かしていただけるとありがたいのですが。

(太田副知事)

 3ページ出せませんか。

(会計局)

 ありがとうございます。本文の3ページの(3)の(4)のところを御覧いただきたいと思います。本日は、この予算執行方針の歳出に関する事項の中で、長野県の契約に関する条例について記載をしていただいてございます。長野県の契約に関する条例ですけれども、施行から5年が経過をしております。各部局の皆様には、積極的に取り組んでいただいております。例えば、清掃業務などにおけます複数年の契約、それから電力の一括契約による調達、公募型見積合わせの幅広い活用と。こんな形で積極的に取り組んでいただいております。感謝を申し上げます。実は平成31年度からは、ここのところに記載があります総合評価落札制度、これを各部局で広く活用していただけるよう会計局で基本的な取組の方法を定めまして、先日、各部局、県機関にお示しをしたところであります。この総合評価落札制度ですけれども、建設工事では広く用いられている制度でありますので、よく御存じの方もいらっしゃるかと思いますけれども、価格だけではなく技術力ですとかあるいは環境配慮、労働環境の状況、整備の状況、これらを点数化して総合的に評価をして落札者を決定する仕組みでございます。サービスの品質の確保を向上させるとともに、こうした加点によるインセンティブがありますので、事業者の実的な取組によります社会貢献活動を促進して、県の施策をそれを持って推進していこうというところも一つの狙いになっております。この総合評価落札制度ですけれども、あまりなじみがありませんので、実施に当たりましては会計局で積極的にサポートをさせていただきたいと思います。どうぞ、内容を御理解の上、各部局で積極的な活用をお願いしたいと思います。この場を借りてお願いです。どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 他にございますか。

 私からも一言。先ほど、関部長からも話がございましたけれども、例年この時期ですと、基金からの繰り入れで財源不足についていつも表示しておりますけれども、今までは幸いに税収の増となりまして、年度末にはなんとか収まっていたのですが、最近の経済情勢を考えますと、今年度後期以降の決算の会社によっては、税収にも影響があると考えられます。今年度そして来年度につきましては、皆様、是非予算の執行もそうでございますし、来年度の予算を考えるときにも本当に整理して、必要なものを考えていただくことを是非、お願いしたいと存じます。

 他にございますか。知事お願いします。

(阿部知事)

 太田さん、関さんからお話はありましたが、私からもお願いをしておきたいと思います。重ならない点だけ一つ申し上げれば、年度初めでもありますので、毎年、監査委員の皆さんからいろいろな指摘を頂いています。非常に初歩的なものだったり基本的なものだったりというものが大変多いなというのが私の感覚であります。これは、先ほどの仕事の仕来りではないですけれども、基本的なルールをしっかりと守らなければいけないことは、特に会計分野はしっかり年度初めでもありますので、各部局長の皆さん、私もそうなんですけれども、なかなか部局長の皆さんが日常的な会計事務の執行に対して関心を持って具体的に見るという時間はそんなにはないんだろうなと思いますけれども、是非、年度の初めに当たっては、各部局の職員にしっかり基本は守って適正な執行をやってほしいと。分からないことは聞けと。分からないものを分からないままにしてやってしまうことが一番よろしくないのではないかなと思いますので、是非、今年度は監査委員からの指摘がなくなるように一緒に取り組みたいと思っていますので、是非よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 それでは次に報告事項3につきまして、伊藤企画振興部長から説明をお願いします。

(伊藤企画振興部長)

 それでは資料3をお願いいたします。信州暮らし推進の基本方針です。地方創生の根幹施策であります移住につきましては、県のみならずオール信州でこれまでも取り組んできたところでして、この一番上にありますように、田舎暮らし「楽園信州」推進協議会で様々取り組んでまいりました。今後の取組の方向性について、去る3月の末ですけれども、基本方針として協議会として決定しましたのでここで報告したいと思います。ここにもありますように、幸いにして長野県は豊かな自然環境ですとか大都市圏とのアクセスの良さがありまして、例年、移住したい県のランキング上位に位置しておりますし、実際移住も増えてきているところではあります。しかしながら、人口の東京一極集中には歯止めがかかっておりませんし、また、移住についていろいろな相談の場で声を頂く中でも、いざ移住となるとちょっとハードルが高いという声もあります。そういう中で、限られたパイの中で地方が人を取り合うのはなかなか友好的ではない部分もだんだん出てきているところから、移住政策も量から質への転換が必要になってきていることがありまして、今回のこの方針でも、下にありますけれども、重点1・重点2でありますけれども、まずは仕事と暮らしをセットで呼び込む、働く場としての信州の展開。それから2つ目、先ほどもハードルが高いと申し上げましたけれども、必ずしも移住、定住をゴールとしない、むしろ地域の人々と多様に関わる人を増やす、国では関係人口と言っていますけれども、長野県の場合は「しあわせ信州創造プラン2.0」でも「つながり人口」というふうに掲げていますけれども、こういったものに焦点を当てていこうと、この二つの重点プロジェクトを推進していきたいと考えております。またこれを推進していくに当たっても、この右に掲げてあります「多様な住まい方の支援」ですとか、「定着・交流支援」、それから「情報発信の強化」、「連携・協働」といったものを展開したいと考えておりますけれども、これから皆さんの、今年度進めていかれる施策においても、例えば産業人材の確保ですとか、県外への長野県の魅力発信という事業は様々ありますけれども、それぞれの施策を進めていくに当たっては、移住又は信州暮らしの推進という視点を取り入れていただいて施策展開を図っていただければと思いますので御協力よろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)

 質問、意見等ありましたらお願いいたします。どうぞ。

(熊谷信州ブランド推進監兼営業局長)

 まさにこれこそ信州のブランド形成につながるものだと思います。特に発信だけに偏るのではなくて、ブランド推進監としてまた営業本部として県外の皆さんの感覚、いわゆる受取り側の感覚を、観光、移住だけではなくて医療だとか教育、食、そういった多様な面で把握して、そしてお伝えしていくことも重要だと思いますので、また各部の皆さんの御協力もお願いしたいと思います。

(太田副知事)

 どうぞ。

(小岩副知事)

 取りまとめまでは私の担当だったものですが、報告だけ新部長にお願いして申し訳ございません。幾つか補足をさせていただきますと、まず本年度から、昨年度までの楽園信州移住推進室を信州暮らし推進課という形で「室」を「課」に格上げをさせていただきました。これは取組としてこれまでの移住推進から、信州暮らしの推進という形にある意味舵を切ったと言いますか、間口を広げた取組にしております。移住と言いますと、どうしても骨を埋めるというか終の棲家みたいなイメージがありまして、かなりハードルが高かったんですけれども、それよりもさらに間口を広げて、まずは信州で暮らしてみるところから始めませんかと、間口を広くしております。その中で、特に新しいライフスタイルであったり、多様なライフスタイルであったり、そういったものを実現する、試しにやってみるだけのフィールドが信州にはあるということで打ち出していこうというコンセプトでつくっております。中でも、特にこれまであまりはっきりと打ち出していなかった住まい方の問題、それから働き方の問題、ここをかなりクローズアップした形で取りまとめておりますので、具体的な取組の内容につきましては、これから楽園信州推進協議会でもしっかりと議論しながら具体的なものを打ち出していきたいと思っておりますので、各部局におかれましてもこのコンセプトを御理解いただいて、それぞれの所管の中で協力を頂ければと思っております。よろしくお願いします。

(太田副知事)

 他に。大月さん。

(大月健康福祉部長)

 健康福祉部では特に医師の不足が今非常に重要な問題になっておりまして、新年度は都市圏の中堅医師のキャリアチェンジも支援する形で、移住とセットで私もしっかり取り組みたいと思っています。また、介護職等の専門職もかなり私どもしっかり確保の取組をしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 他にございますか。どうぞ。

(農政部)

 信州らしい働き方、暮らし方の提案というコンセプトがありますけれども、農政部におきましても今年度、「農ある暮らし応援事業」を新たに立ち上げますので、またそういった面で皆様にはいろいろと御協力いただいて、信州暮らしの推進につなげて行ければなと思っておりますのでよろしくお願いします。

(太田副知事)

 他にございますか。知事、ありましたら。

(阿部知事)

 是非、この信州暮らしの推進は、部局間で連携してしっかり進めてもらいたいと思っています。特に、先ほどの総合計画の重点目標を意識してくださいという話をしましたけれど、社会増につなげることはもとより、就業率の向上であったり労働生産性の向上であったりという部分にも資する取組にしていかなければいけないと思っていますので、そういう意味で単に移住者を増やせばいいという発想からかなり進化させている、転換させている部分があるので、是非、各部局長の皆さんにはこの基本方針をしっかり頭に置いていただいて、それぞれの部局の仕事とも連携させながら取り組んでもらうと同時に、企画振興部では各部局をしっかり取りまとめて、効果が上がるように、成果が上がるようにしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 報告事項は以上でございますが、その他といたしまして滝沢北アルプス地域振興局長から説明がございます。

(滝沢北アルプス地域振興局長)

 北アルプスです。よろしくお願いいたします。お手元に北アルプス地域サイクリングモデルコースマップを配らせていただいております。北アルプス地域では平成29年度からサイクリングツーリズムの推進に取り組んでまいりました。

 先月、長野県自転車活用推進計画が決定して、ジャパンアルプスサイクリングブランドの構築に向けた全県的な取組がスタートするこのタイミングで、サイクリングの初心者ですとか、あるいは土地勘のない方でも安心して北アルプス地域でサイクリングを楽しんでいただけるためのモデルコースマップ、これは当地域の関係者の皆様と意見交換や実際の試走を重ねて完成をいたしました。

 実際のマップですけれども、表面は情報面となっておりまして、管内の5市町村の美しい景観を周回できる100kmと140kmの2つのルートの紹介ですとか、あるいは安全走行や自転車アクティビティなどの情報を掲載してございます。裏面が詳細な地図となっております。

 今後の展開ですけれども、建設事務所等と連携いたしまして道路補修ですとか案内看板の設置などの走行環境の整備、また紹介動画の作成ですとかマップの多言語化などコンテンツを充実いたしまして、発信を行ってより多くのサイクリストの皆様に選ばれる地域となるように取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。

(太田副知事)

 中村観光部長さん何か。

(中村観光部長)

 観光部でございますけれども、推進計画で説明させていただきました、Japan Alps Cycling Road(ジャパン・アルプス・サイクリングロード)の推進の第一弾で、コース設定をしたものでありまして、こういった取組例が全県につながるように取組を強化するということだと思いますけれども、建設部の皆さんと協力しながらやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

(太田副知事)

 どうぞ。

(増田県民文化部長)

 県民文化部ですけれども、今もお話しされましたように自転車活用推進計画の早速の実現で、そういった意味でも大変ありがたいと思います。これを見ると、これだけでもとても魅力的なパンフレットと拝見したんですけれども、改めて推進計画を読みまして、やはり各部局で予定されている事業が徐々に浮かんできますとより魅力的なものになるし、全体として自転車の安全それから活用の推進の、後ろにある目的に近づくものになるのかなと思っております。今年は実現それから実施の段階に入ってまいりましたので、着実に安全と利用・活用を推進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(太田副知事)

 他にございますか。知事ありましたら。

(阿部知事)

 北アルプスで先駆的な良い取組をしてもらいましてありがとうございました。自転車の利活用、新年度どんどん進めていかなければいけないと思っていますので、安全教育、保険の加入、こうしたことにもしっかり留意しながら自転車の利用が進むように取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

(太田副知事)

 滝沢さんありがとうございました。次にミニ手話講座です。大月健康福祉部長から。

(大月健康福祉部長)

 健康福祉部からお願いいたします。平成28年に長野県手話言語条例が制定されまして今年で4年目を迎えることになります。健康福祉部としては、これまで手話の普及のため県下10会場、10圏域におきまして県民の皆様向けの手話講座の開催、そして県下4会場で市町村の職員の皆様向けの手話講座等を開催してまいりました。手話の普及を通じて、障がい者の理解促進、共生社会づくりに取り組んできておりますが、特に手話の普及のためには手話が県民の皆様にとって身近に感じていただく必要があると感じております。そのため、知事、副知事、部局長、それから地域振興局長の皆様には、是非、この春の、また新年度の行事の多い時季でありますので、行事等の挨拶に是非、手話を取り入れていただきたいと。本日は春に関係するもの、自己紹介、それから挨拶等を習っていただくようになります。手話は指・手の動きだけではなくて、顔の表情、感情をいかに伝えるかが大事でありますので、是非、お顔の表情も気を付けて今日はお願いします。では平林さんお願いします。

 

(ミニ手話講座)

 

(太田副知事)

 平林さん、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。最後に知事何かございますか。

(阿部知事)

 いいです。

(太田副知事)

 それでは以上をもちまして本日の部局長会議を終了いたします。

(阿部知事)

 ありがとうございました。

 

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