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更新日:2019年4月1日

年度初めの式(平成31年4月1日)

  • 日時:平成31年4月1日(月曜日)8時45分~
  • 場所:県庁講堂

知事あいさつ  

  新しい年度のはじまりにあたり、皆さんにお願いをさせていただきたいと思います。

 年末年始に皆さんに集まっていただく式典はやめさせていただいたところですが、本日お願いをさせていただきたいことは、仕事の仕来りを見直すということです。私もそうですし、皆さん一人ひとりも県民のための県政を進めていきたい、少しでも県民の皆さんの役に立ちたい、自分の仕事を前進させたい、常にそういう思いを持っていると思います。今日はちょうど新しい元号が発表される日です。いつもの年度初めに増して期待感が大きいと思います。私たち長野県も未来に向けて大きく変わっていきたい、より県民のみなさま方に向き合って、県民のみなさま方の期待や希望、こうしたものをしっかり受け止めて、仕事をしていきたいところです。そのためには、ぜひ仕事の仕来りを変えたいと思っています。

 これまで、皆さんと一緒にいろんな仕事のあり方を変えてきました。社会貢献活動を応援する制度を導入したりとか、育児休業の取得を促進したりとか、さらにはAIやRPAの導入、仕事の効率化を図ったりすること、こういう制度や仕組みについては、少しずつ進めることができたと思っています。しかし、日々の仕事を振り返って考えると、そうした制度や仕組みに必ずしもなっていないことがたくさんあると思っています。年末年始のこういう会合はやめていますけれど、私もこれは古い仕来りだなと思っていて恐縮ですけれども、知事が一段高い壇上から話をするのが当たり前だと私も思っていましたし、皆さんもそういう感覚が身についていると思います。よく言われますけど、なんでこんなに書類をいっぱい作らなければいけないのか、今日やっている会議の目的はいったいなんなのか、私も時々感じますし、皆さんも感じるところだと思います。

 私たちは行政経営理念を定めて、その中で行動指針として「責任・協力・挑戦」、こういうことを定めています。この3つをぜひ皆さんにはしっかり徹底していただきたいと思いますけれども、責任とか協力とか挑戦、本当に進めやすい組織になっているのかというと、まだまだ見直すべきところはいっぱいあるのではないかと思います。まず「責任」。皆さんが一生懸命こういうことをやりたいと考えたときに、上司のところに持っていって、これは違うのではないか、もっとこういうことが重要なのではないかと言われたときに、本当は反論したくても、なかなか反論しにくいことはないでしょうか。あるいは、「協力」。部局間で連携協力しようということをいつもお願いしていますけれど、自分の仕事じゃないことを相手に対して言い出すことに、抵抗感ってありませんか、そちらが言うことではないだろうと言われそうで怖いなと。あるいは「挑戦」。新しいことに取り組んでいきたいなと思っても、自分ひとりで仕事をしているわけじゃないから、こういうことを言い出したら、上司や同僚の仕事が増えてしまって迷惑をかけてしまうのではないか、本当はこうしたらいいけれどやめようかと思うときがありませんか。

 いろいろな仕来りやルール、そうしたものが私たちの県としてのパフォーマンスを大きく否定している部分があるのではないかと思います。皆さんの努力で解決しているものも、もちろんあると思いますが、知事室に担当がくるのは当たり前、部長や課長が話すのだから、担当は後ろで聞いていろという雰囲気も、まだ残っていますけれど、少しずつ変わってきたなと思います。またいろんな式典の司会、管理職がやるのではなくて、もっと若い職員にやってもらって、管理職はその場の全体調整をやってもらった方がいいなと思っていますし、そうした見直しも徐々に進んではいます。ですが、仕来りの見直しって、まだまだやるべきことってたくさんあるのではないでしょうか。私も含めて、今なんとなく仕事ができてしまっているし、目の前の仕事、まだまだあるし、見直さなくてもいいかなと本当に見直さなければいけないと思っているけれど、自分ひとりじゃ見直せないからと思って、そのままにしてしまっていることも実際はあるんじゃないかと思っています。

 私は皆さんとともに、もっとやりがいをもって、楽しく働くことができる職場づくりに力を入れていきたいと思っています。そのためには、必ずしも明文化されていない、だけどこの県庁という組織の中に、長い間根付いてしまっている仕来り、古くからのならわし、習慣、こうしたものに向き合っていきたい。仕来りというのは、明文化されていないものの方がやっかいで、ともすれば、去年はこうやっていた、今までもこうやっている、だからいまさら変える必要はないのではないか、あるいは明文化されていないので、変えようと言い出しづらかったり、そういうことがあると思います。私はぜひ、仕来りの見直し、皆さんと一緒になって今年度、進めていきたいと思っています。

 その見直しを行うに際して、皆さんと共有したい視点が3つあります。ひとつは現場視点。第一線で働く職員が仕事をやりやすいようにしていきたいと思います。もちろん、私の周りのことも見直していきたいと思いますけれども、県民に身近なところで、県民の声を受けて止めて、仕事をしている現場の職員たちの思いを最優先にして、仕来りの見直しを進めていきたいと思います。そして2つ目が、私たちの毎日の言動自身が仕来りの基になっていたり、仕来りの一部を構成してしまっていることなんです。私も今年度は知事としての仕事の仕方を見直していきたい、変えていきたいと思っています。本来知事しかできない仕事に集中させてもらって、できるだけ他の部局の主体的な取組に仕事を委ねていきたいと思います。そして、私だけではなくて、すべての県職員の皆さんにも、今までの自分の行動、自分の行ってきている仕事を、このままでいいのか、県民目線になっているのか、職場の皆さんと力を合わせて仕事をしていく態度になっているのか、そういうことをぜひ見直していただきたいと思います。また3つ目、新しい経営理念では、学ぶ県組織ということを掲げています。この仕来りの見直しは、単に仕来りを見直すということだけではなくて、そのプロセスが大事だと思っています。現場の職員と私と、もっと対話をしていきたいと思います。そしてすべての皆さんが、いろんなレベルでしっかりと仕事の中身だけでなくて、私たちの仕事の仕方、仕事の仕来りは今のままでいいのかと、私の行動はこれでいいのかと、小さなところからでも変えていきたい。改革を積み重ねることが、実は学ぶ県組織につながることだと思っています。

 新しい年度を始めるにあたって、私は、仕来りの見直し、明文化されていませんから、必要なものについてはルール化をして、お互い楽しく、やりがいをもって、働くことができる県組織をぜひ作っていきたいと思っています。年度初めですから、いろいろ言わなければいけないことはありますけれども、いろいろ言うと、話が複雑になってしまいますから、今日はこの1点だけ、皆さんとぜひ共有していきたいと思います。

 どうか皆さんには、私の思いに共感してもらって、一緒になって県組織の新しい形を作っていっていただきたい。今日は新しい元号が発表される日であります。未来に向けて力を合わせて、県政を進めていきましょう。そしてくれぐれも健康にご留意をいただいた上で、それぞれの役割、責任をしっかり果たしていっていただきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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